【アヤックス2019-2020】移籍情報・補強の噂とメンバー・フォーメーション予想!

こんにちは!

2018-19シーズン、周囲の予想をいい意味で裏切り欧州で大躍進を果たしたアヤックス・アムステルダム

リーグ戦は最後までPSVとの激しい優勝争いを繰り広げ、28勝2分4敗で2013-14シーズン以来5シーズン振りの優勝を果たしています。

また欧州CLでは大方の予想を覆す形で見事なサッカーを披露しベスト4進出という結果を残しました。

そんなアヤックスの今季の戦いぶりや課題を振り返り、来季の展望を徹底的に予想していきます!

【アヤックス2019-2020】移籍情報・補強の噂とメンバー・フォーメーション予想!

アヤックス2018-2019シーズン概況

2017-18シーズンのアヤックスは前監督のピーター・ボスがドルトムントに去り、カイザー新監督を迎えましたが欧州CL予選、欧州ELのプレーオフに破れヨーロッパカップ戦の舞台に立てませんでした

リーグ戦でも25勝4分5敗とPSVの後塵を拝しカイザー監督は早々に解任、暫定監督のレイツィハーを経て、現監督のエリック・テンハーグに指揮を託しました。

チームの建て直しを託されたテンハーグ監督はアヤックスの原点に戻りアカデミー育ちの若手選手達をチームの中心に据え、経験あるベテラン達との融合を図っていきます。

2018-19シーズンは、その期待に応えデ・リフトデ・ヨングファン・デ・ベークらアカデミー出身の若手が大ブレイクを果たします。

リーグ戦では最終節まで昨年王者のPSVと優勝を争った末に28勝2分4敗勝点86を獲得して5年振りのリーグ優勝、国内リーグ戦のKNVBカップでも見事に優勝を果たし国内2冠を達成しました。

一方、欧州CLの舞台では予備予選2回戦からの登場ながら本戦進出を果たし、GSでは強豪バイエルンに次ぐ2位で決勝トーナメントに進出しました。

決勝トーナメントでは周囲の予想に反してレアル・マドリード、ユベントスを見事に破り準決勝に進出するも、トッテナムにアウェイゴールの差で敗れ惜しくも敗退しています。

アヤックス2018-2019シーズンの課題点

アヤックスの課題は2点あると思います。

1つ目は、今季は劣勢になったときに試合をコントロールする力が弱かったことだと思います。

CL準決勝のトッテナム戦ではアウェイの1stレグを1-0で勝利、ホームの2ndレグも前半を2-0でリードして、決勝へのチケットをほぼ手中に収めた中で後半に3失点を喫しアウェイゴールの差で涙を飲んでいます。

例えばリバプールなどであれば、2ndレグで1点を取った時点でカウンター戦術に切り替えて試合を終わらせる戦いをしていたと思いますが、アヤックスは劣勢になった際に相手の勢いを止めることができませんでした。

今季欧州CLで躍進した理由として、若さが勢いという面で良い方向に働いていたと思いますが、その若さとチームとしての経験の少なさが劣勢時に悪い方向に働いたのではないかと思います。

2つ目は、高さとパワープレーに対する守備が弱いことです。

トッテナム戦では後半から出場した長身、パワー型のジョレンテのポストワークにいいようにボールを収められ、そこからモウラに渡って3失点。

2季前の欧州EL決勝でも、マンチェスター・ユナイテッドの長身選手フェライニを押さえれずに敗退しています。

高さとパワーが売りのFWへの対策をしっかりしないと特にプレミア勢には今後も苦戦するのではないでしょうか。

アヤックス2019-2020シーズン移籍の噂とメンバー予想

IN(加入)予想

プロメス、マリン、ピーリー、リサンドロ・マルティネス、堂安律

OUT(放出)予想

フレンキー・デ・ヨング、デ・リフト、ツィエク、ファン・デ・ベーク

 

育成型クラブの宿命ですが、大躍進した次のシーズンは多くの主力選手が海外のメガクラブに引き抜かれていきますが、今季も例外ではないでしょう。

中盤で攻守の要となる活躍を見せていたフレンキー・デ・ヨングは新シーズンからバルセロナへの移籍が決定しています。

19歳ながらキャプテンで大黒柱のデ・リフトも各国のビッグクラブから引く手数多で、現在のところユベントスへの移籍が濃厚と言われています。

小気味よいドリブルで攻撃のアクセントとなっていたツィエクもアーセナル、セビージャへの移籍の噂が耐えません。

また、豊富な運動量とテクニックで中盤を牽引していたファン・デ・ベークもレアルマドリーなどへの移籍が噂されています。

一方選手獲得の方は、前線にオランダ代表でも活躍しているプロメスの獲得が決定しています。

キレのあるドリブル突破と高い得点力を誇る選手でネレスとの強力な両翼を形成すると思われます。

デ・ヨングの後釜としてはベルギーのスタンダールよりルーマニアのチャビと言われるマリン獲得が決定しており、中盤のコンダクターとしての能力が期待されています。

CBにはへーレーンフェーンよりキク・ピーリー、3月にアルゼンチン代表デビューを飾ったリサンドロ・マルティネスの獲得が決定しています。

両者とも移籍濃厚なデ・リフトの後釜としての活躍が期待されます。

そして、日本代表の東京五輪エース候補の堂安律の加入を予想します。

まずは右ウイングの控えスタートだと思いますが、得意のドリブルと左足からの精度の高いシュートを武器にレギュラー奪取を目指して欲しいと思います。

アヤックス2019-2020シーズンの予想フォーメーション

アヤックスの2019-20シーズンの予想フォーメーションは伝統の4-2-3-1だと思います。

アヤックス201920_予想フォーメーション

GKは昨年ビッグセーブを連発し、ビッグクラブも注目しつつあるオナナ

DFは左からタグリアフィコブリントピーリーマゼラウィ。

MFはダブルボランチに新加入マリンシェーネのコンビ。

前線の3枚は左ウイングがネレス、真ん中にタディッチ、右ウイングがプロメス、。

ワントップにはベテランのフンテラールが入ると思います。

ブラジル代表ネレスとオランダ代表プロメスの強力ウイングコンビに注目が集まりそうです。

アヤックス2019-2020シーズンの注目プレイヤー

ノゼア・マゼラウィ

下部組織出身でオランダ出身ながらルーツであるモロッコ代表でも活躍する右サイドバック。

攻撃参加のタイミングとポジショニングが巧みな選手で、ウイングを配置するアヤックス伝統のシステムにおいて常にサポートを忘れない気の利いたプレーヤーです。

クロスボールの精度も高く、ハイボールに強いフンテラールとの相性もいいので多くのアシストが期待できそうです。

ダヴィド・ネレス

選手の宝庫ブラジルにおいて、ネクスト・ネイマールといわれるほどのテクニックと突破力を誇る新たなスター選手。

ウイングながら17-18シーズンはリーグ戦14得点、18-19シーズンは8得点と高い得点力も兼ね備えています。

レアルマドリード、リバプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を狙っていると言われていますが、アヤックス残留を本人が明言しており、更なる成長と活躍が期待されています。

ドゥシャン・タディッチ

左右のウイングやトップ下など複数のポジションを高いレベルでこなすことのできるストライカーです。

パス、ドリブル、シュートいずれも高いレベルを備えており、密集地帯で鋭いターンをしたり、時折意外性のあるプレーも見せます。

オランダでのプレー歴が長く、プレミアリーグのサウサンプトン在籍の経験も持っており、若手が多いチームの中では貴重な経験を持つ選手です。

新シーズンも若いチームで臨むと思われますので、チームメイト達を引っ張っていくプレーに注目したいと思います。

スポンサーリンク

まとめ

エールディビジで優勝、欧州CLで準決勝に進出し大成功といえる成績を収めたアヤックスですが、主力選手の多くを引き抜かれることが予想され、厳しい新シーズンの船出となりそうです。

しかしながら若いチームをここまで引っ張って来たテンハーグ監督との契約を延長しており、彼の指導の元でチームを作り直して再び欧州の舞台で輝いて欲しいと思います。

クライフの教えに基づいた伝統若さというパワーと勢いをうまく融合させているアヤックスに新シーズンも注目して行きたいと思います!

スポンサーリンク