ジローナFCの強い理由!日本人は?監督・スタジアムもご紹介!|2023-24版

こんにちは!

2023-24シーズンのラ・リーガも開幕から約1/3を消化し、第14節を終えた時点で首位レアル・マドリードと勝ち点で並ぶジローナFCが躍進のサプライズを見せています。

昨シーズンにプリメーラに昇格したジローナは、攻撃的なスタイルを確立させ10位でシーズンを終えると、今季は積み上げてきたポジショナルプレーを体現し、第14節を終えた時点でプリメーラ最多得点となる32得点をあげています。

過去を振り返ってもプリメーラでの戦いは通算4年目(17-18、18-19、22-23、23-24)であり、決して強豪クラブではないジローナの大躍進に期待の声も上がっています。

そこで本記事では、ジローナFCの強さの理由と、監督やスタジアム、日本人選手についてまとめてみました!

 

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ジローナFC|今季ジローナはなぜ強い?躍進の理由

 

ジローナの強さの理由は、一貫性のある長期戦略と、シティ・フットボール・グループ(CFG)との事業提携にあります。

 

会長を務めるデルフィ・ヘリは、現役時代にジローナでプロキャリアをスタートさせ、ジローナで引退をした経緯を持ち、クラブの実情を理解し、そして愛情を持ってクラブをサポートしています。

 

また、クラブモデルとして、地元に根付いた育成・運営で近年成功を収めているレアル・ソシエダを挙げ、一貫性のある長期プランでクラブを運営し、そして2017年にシティグループの一員となったことで、シティグループ間の選手補強やスカウティングの共有により、ジローナというクラブ規模ながら的確な補強と将来性のある選手が加入しています。

 

監督を務めるミチェルは、ジローナを含めて3度セグンダからプリメーラへの昇格に導いた手腕を持ち、その攻撃に重点を置いた戦術はジローナのプランと合致するものでした。

 

昇格初年度となる2022-23シーズンの後半戦から見せていたポジショナルプレーを今季はブラッシュアップし、相手陣内で攻撃を進めるハイラインによる選手配置と、相手の網を掻い潜るポジション取り、パス回し、そして破壊力のあるサイド攻撃をチーム内に共有認識させ、再現性のあるプレーで得点を量産しています。

 

下位チームが堅守速攻を武器に台風の目となることはありますが、攻撃的なスタイルを軸として成績を収めることは稀であり、マウリツィオ・サッリ、ロベルト・デ・ゼルビのような現代サッカーの模範の一つとなるチームになるかもしれませんね。

 

ジローナFC|日本人選手はいる?

 

トップチームには在籍していませんが、Bチーム(スペイン5部相当)に鈴木輪太郎イブラヒーム勝島新之助が在籍しています。

 

鈴木輪太朗(スズキワディ)イブラヒームは、2021年に徳島ヴォルティスに加入後、2021年8月にバレンシアCFへのローン移籍が発表され、スペイン4部のCFバダロナを経て、2023年7月にジローナBにローン加入しています。

今季は、現時点で途中交代により7試合に出場しています。

 

勝島新之助は、現在20歳の選手で、2022年2月に徳島ヴォルティスに加入後、ジローナFCへのローン移籍が発表され、2023年6月に完全移籍を果たしました。

今季はBチームに登録され、現時点で1試合に出場しています。

 

過去には、2009年の1月に指宿洋史がジローナFC(当時2部)に完全移籍を果たし、公式戦6試合に出場しました。

 

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ジローナFC|監督

 

現在監督を務めているのは、就任3シーズン目となるミチェル監督です。昨季の終了時に新契約を交わし、2026年6月30日までの契約を結びました。

 

現役時代は、ラージョ・バジェカーノの下部組織からトップチームデビューを果たし、主にスペイン2部のクラブを渡りながら、自身が育ったラージョで多くの時間を過ごしキャリアを終えました。

 

引退直後からラージョの下部組織のアシスタントコーチとして指導者の道に進み、2017年2月に当時トップチームを率いていたルベン・バラハが解任されたことで、監督としてチームを率いると、降格圏にいたチームを立て直し、最終的に12位でシーズンを終えました。

以降、率いたラージョ、ウエスカともにプリメーラ昇格に導く手腕を見せ、自身の代名詞でもある攻撃的戦術で一定の成績を残すも守備の崩壊が起こり、いずれもプリメーラ昇格初年度に途中解任されています。

 

現在監督を務めているジローナでもプリメーラ昇格に導いたことで、昇格請負人として自身の価値を証明しました。

さらに、ジローナではラージョ、ウエスカでの経験を糧にしたマネジメントを見せているほか、両クラブで最終的な壁となった選手の質の部分でCFGのサポートを受けているジローナと合致し、2022-23シーズンはトップハーフとなる10位でのフィニッシュに成功しました。

 

今季は、第14節を終えた時点で首位と並ぶ勝ち点と最多得点を積み上げ、ジローナ旋風を巻き起こしています。

 

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ジローナFC|スタジアム

 

ジローナのスタジアムは、カタルーニャ州ジローナを本拠地に置くエスタディ・モンティリビです。

収容人数は、2023-24シーズンのラ・リーガの中で最も少ない13286人となっていますが、サポーターとの距離の近さと相まって、スタジアムの雰囲気はとても熱くなっています。

 

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ジローナFC|主要な戦績

過去5シーズンの成績を振り返ってみました!

シーズンディビジョンリーグ国王杯
18-19プリメーラ(1部)18位(降格)準々決勝敗退
19-20セグンダ(2部)5位3回戦敗退
20-21セグンダ(2部)5位ベスト16
21-22セグンダ(2部)6位(昇格プレーオフ1位)ベスト16
22-23プリメーラ(1部)10位2回戦敗退

 

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まとめ

ジローナFCの強さの理由と、監督やスタジアム、日本人選手についてまとめてみました!

シティグループの恩恵を受けながら、フロント、監督、選手たちが同じビジョンを描けているジローナは、財政難に苦しむスペインチームにとって一つのお手本のような成功を体現しています。

今季のラ・リーガを盛り上げるサプライズチームとして、どこまで躍進を見せてくれるのか残りのシーズンも楽しみですね!

 

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