ジローナFCの最新スタメン・フォーメーションと予想!注目の若手や有名選手も!|2023-24版

こんにちは!

昨季はプリメーラ昇格初年度で見事10位でシーズンを終えたジローナですが、今夏の移籍市場では主力のカスティジャノス、ロドリゴ・リケルメのローン期間が終了し、オリオル・ロメウが退団するなど、選手の入れ替えがありましたが、適材適所に補強を行い、第14節を終えた時点で首位と勝ち点で並ぶ2位に着ける大躍進を見せています。

2017年にシティ・フットボール・グループの傘下に入り、長期的なクラブ運営と戦術のアップデートにより現在の好調に繋げ、サッカー解説者からは試合に「ハズレがない」とも評価されています。

特に、ハイラインで人数を掛けて迫るポジショナルプレーで、今季のラ・リーガ最多得点を記録しており攻撃的なサッカーを体現してるチームです。

そこで本記事では、ジローナFCの最新スタメン・フォーメーションと、注目の若手や有名選手についてまとめてみました!

 

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ジローナFC|最新スタメン・フォーメーションと予想

2023-24シーズンのスタメン・フォーメーション①4-1-4-1(3-2-5)

ラ・リーガ 第9節 vsカディス(1-0)

 

攻撃時に可変して戦うチームであり、ハイラインで前線に枚数を掛けて押し込みますが、その枚数は展開により人数が変わり一時的に2バックになるなど、かなり攻撃に特化したスタイルを持ちます。

 

一方のカディスは、自陣に相手を引き込みカウンターを繰り出すチームであり、高い集中力と守備組織を持ち、昨季にジローナは勝利を上げられていない相手です。

そのカディスは、開始早々の前半10分に退場者を出したことでより低いブロックを敷き、難しい試合となりましたが、後半にアレイクス・ガルシアの狙いすましたミドルシュートの得点により勝利しています。

 

ブロックを敷いた相手でも崩すアイデアもあり、スペースメイクを行いながら常にピッチ上に複数の選択肢を与え、試行回数を重ねた攻撃で相手のブロックにズレを生み出しました。

2023-24シーズンのスタメン・フォーメーション②4-4-2(3-3-4)

ラ・リーガ 第14節 vsアトレティック・クルブ(1-1)

 

ジローナを牽引していたFWドフビクが怪我でベンチ外となり、代わりにはベテランのストゥアーニが入りました。

 

ドフビク不在の影響は大きく、前線でターゲットとなったり、チームとしてゴール前での迫力に欠けてしまったことや、アトレティック側の中盤に選手を並べて5レーンを埋めていく戦術と、サイドの強度が低いジローナの弱点を突きミスマッチを起こさせたことで、持ち味を効果的に発揮できない試合となりました。

 

この試合に関してミチェル監督も「我々はマドリーに負けたが、アスレティックは我々のゲーム構築において最も複雑にさせた」と話しています。

 

それでもしっかり勝ち点を積み上げる勝負強さを持っていますが、シーズンも中盤戦に入り、対策され始めているジローナにとってここからが一つの正念場と言えそうです。

 

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン予想①:2-3-4-1

 

今季の試合の中でも一時的にこのような形となるシーンも見せています。

 

攻撃に破壊力を持つジローナですが、すでに守備の課題が浮上しており、鋭いカウンターを浴びせられたときに選手たちが恐れずにプレーできるかも鍵となっています。

このため、CBとしての守備に難を見せるエリック・ガルシアを偽SB化させながらプレーさせ、守備へのトランジション時にミゲルとコウトの帰陣を優先させることで、5バックへの可変も可能となるシステムを可能性の一つとして予想します。

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン予想②:4-2-4

 

ブライトンのデ・ゼルビ監督が見せるビルドアップをヒントを得たシステムです。

自陣でのビルドアップ時に相手からのプレスを引き出し、その背後を使いながら効果的な縦パスやロングボールを入れたり、選手の配置で優位性を作ることでスペースを作り出し、最終的に得意とするサイドのアイソレーションを使ってチャンスへと繋げます。

 

大きな可変を抑えながら、ジローナが得意とするビルドアップ、ポジショナルプレーに繋げることで、これまでよりも守備リスクを回避する狙いがあります。

 

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ジローナFC|戦術・サッカーの特徴

 

昨季は、セグンダで積み上げてきたポジショナルプレーをプリメーラで再現し、苦しみながらも後半戦はジローナのスタイルを確立させ、10位フィニッシュという結果を残してシーズンを終えました。

シティ・フットボール・グループの恩恵を受け、昨季のローン加入選手を完全移籍で獲得しながら適材適所の補強を進め、限られた予算内でも質を伴ったチームを作り上げています

 

チームとして、自陣に引き込むよりも相手陣内でのプレーが優先事項であり、チームの前進と相手を押し込むパターンが豊富であり、動画内のように洗礼されています。

 

戦術面では、守備時に4-4-2を基本として、攻撃時にSBがインサイドハーフとしてプレーする現代の偽SBに近い形を取り、無闇に降りてボールを受けず、選手間に立ちながらパスコースを確保したり、体の向きによってもボールを受ける僅かなスペースを確保してビルドアップを行い、前線に人数を掛けて強力なサイド攻撃に持ち込みます。

 

そのサイド攻撃に迫力を生み出しているのが今季ブレイク中のWGサヴィオであり、ビルドアップ時に相手を左右に揺さぶることで、アイソレーションを生み出し、アレイクス・ガルシア、ブリント、エリック・ガルシアといったパス精度に定評のある選手たちが一気に対角のロングボールを挿し込み、局面を生み出します。

 

ポジショナルプレーが強みであるジローナは、プレーに迷いが生まれないのも強みであり、様々なポジションの選手が得点を奪えるチームであるのと同時に、相手の配置(システム)にズレを生じさせる動きとダイレクトプレーで崩せるため、完成度がとても高いチームです。

 

その一方で、ハイラインかつ多くの選手を攻撃参加させていく戦術を取っているため、選手間にフィルターのように配置されることで中盤での1対1を生み出されたり、カウンター攻撃やフィジカルバトルに脆さがあります。

 

また、シティグループの恩恵を受けているとはいえ、上位クラブほどの質の伴った選手層は確保できていないため、この好調がシーズン終盤まで続く可能性は低いことが予想されます。

 

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ジローナFC|有名選手

デイリー・ブリント(SB,CB,DMF)

 

年齢:1990年3月9日(33歳)

市場価値:300万ユーロ(約4億8400万円)

 

アヤックス、ユナイテッド、バイエルンなどでプレーし、オランダ代表としても100試合以上の出場経験を持つベテラン選手で、今夏の移籍市場でフリーで加入しました。

 

ブリントは複数のポジションでプレーできるインテリジェンスな選手で、アヤックス時代にはDMF、ユナイテッド時代にはCBなどでプレーし、ジローナではCB、SBで起用されながら中盤への組み立てに参加するプレーを見せています。

 

フィジカルエリートな選手ではありませんが、頭脳的にプレーし、試合展開や選手を観察しながらボール狩りどころ、奪いどころを見極めセーフティなプレーを見せます。

 

ボール奪取からそのまま攻撃に移行できるプレーは持ち味の一つです。

 

ベテランとしてプレーの安定感を見せており、若手選手の模範となる姿を見せてチームを支えています

アレイクス・ガルシア(CMF)

 

年齢:1997年6月28日(26歳)

市場価値:1000万ユーロ(約16億円)

 

第14節を終えた時点でフィールドプレイヤーでは唯一の全試合フル出場を達成している選手で、11月のスペイン代表にも初招集されました。

 

中盤からチームのタクトを振る選手ですが、試合の中で最終ラインに吸収されたり、前線5枚で押し込んだ際にアタッキングサードの浮いたポジションを上手く取りながら、セカンドボールを回収したりと、二次攻撃に繋げられる選手でジローナの司令塔です。

 

ロングパスの精度が非常に高く、両翼に対角に挿し込むボールもバンバン配球できる選手であり、相手がハイプレスを仕掛けてきた際に後方に構えることで味方からパスを引き出し、そのまま前線にボールを配球できる意味でもチームにとって重要な役割を担っています。

 

ステップアップも現実味を帯びてきており、好調のジローナで自身の力を存分に発揮してくれるはずです。

 

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アルテム・ドフビク(CF)

 

年齢:1997年6月21日(26歳)

市場価値:1500万ユーロ(約24億円)

 

昨季にチーム得点王となったカスティジャノスの後釜として加入し、その期待に応える活躍を見せ、第14節を終えた時点で7ゴール5アシストを記録しています。

 

ドフビクはパワーとスピードを兼ね備えた左利きのストライカーで、第14節までにあげた7ゴール中5ゴールが同点弾か決勝弾となっており、ボックス内で決定的な仕事をしてくれます。

 

簡単に倒れないフィジカル、189cmの長身から打点の高いヘディング、狭いエリアでも相手選手を翻弄する足技を持ち、ハイラインで押し込むジローナにとってボックス内でターゲットとなれる選手がいることで、複数の選択肢をチームにもたらします。

 

また、選手と入れ替わりながらプレーすることで、相手のマークを引き連れたり、スペースメイクを行い、最終的にはフィニッシュワークを行えるポジションに戻ることで、相手の脅威となります。

 

武器の一つでもあるパワーシュートは、コースを読まれても打ち抜くスピードがあり、セーブされても弾いたボールを味方が詰めることでチャンスを生み出せます。

 

ウクライナ代表でもエースストライカーとして成長を見せる選手で、EURO 2024の本大会に出場するためのプレーオフでの活躍も期待されます。

 

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ジローナFC|若手の注目選手

ヤン・コウト(SB,WB)

 

年齢:2002年6月3日(21歳)

市場価値:800万ユーロ(約13億円)

 

マンチェスター・シティからのローン加入選手で、ジローナでのプレーも3シーズン目になります(2021-22シーズンはSCブラガに所属)

 

ヤン・コウトは、攻撃センスを持つブラジル人SBでダニ・アウベス2世とも呼ばれています。

 

身長は168㎝と小柄ですが、アジリティの高さと確かなテクニックを兼ね備え、ジローナではウインガーとしての役割を与えらることも多く、一瞬の加速とテクニックで相手選手を剥がせるのも強みです。

 

両足から質の高いクロスを蹴り分けられる選手で、シュート性のクロス、空間に落とすボール、アーリークロスなど多彩なボールでチャンスを演出します。

 

その一方で、単純に守備対応に甘さが見られるシーンも多く、攻撃面での貢献で評価を得られる選手です。

サヴィオ(サヴィーニョ)(WG)

 

年齢:2004年4月10日(19歳)

市場価値:2000万ユーロ(約32億2000万円)

 

フランス1部トロワからのローン加入選手で、第14節を終えた時点で4ゴール4アシストを記録し、ジローナで大活躍を見せています。

 

サヴィオの特徴は、南米の選手らしい緩急とテクニックに優れたドリブルであり、19歳ながら今季はラ・リーガ屈指のドリブラーとしても注目を集めています。

 

相手の逆を突くプレーが非常に上手く、上半身のフェイントやスペースにボールを送って自ら回収したりと、ボールを失うことが少ないため、味方が掛け上がったり、動き直す時間を作り出せます。

 

縦横無尽にドリブルでボールを運び、相手の配置にズレを生じさせることができる選手で、そのスペースを使う視野と球離れの良さも魅力的です。

 

ジローナ加入直後と比べると、この短期間で市場価値が約4倍に上がっており、シーズン終了までにさらに価値を上げていくはずです。

 

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ミゲル・グティエレス(SB)

 

年齢:2001年7月27日(22歳)

市場価値:1500万ユーロ(約24億円)

 

ミゲルは、レアル・マドリードの下部組織出身の選手であり、複数のポジションでプレーできるポリバレント性の高さはジローナの戦術と合致し、ジローナの可変を担う選手です。

 

SBながら攻撃時には中盤の選手として振る舞い、守備時には一気に帰陣する切り替えの早さを見せています。

 

身長は180cmとサイズがあり、利き足の左足から精度の高いクロスを配球できる選手ですが、ジローナの可変システムにより中盤にポジションを取り、ビルドアップを活性化させる役割や、大外のサヴィオのプレースペースを作り出すなど、気が利く選手で、プレーの判断力にも優れています。

 

パフォーマンスも安定感も増しており、将来的なステップアップも視野に入る選手です。

 

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まとめ

ジローナFCの最新スタメン・フォーメーションと、注目の若手や有名選手についてまとめてみました!

ラ・リーガの3強に迫る今季のサプライズチームであり、確かな戦術と質の高さで価値のある試合を体現し、ラ・リーガを大きく盛り上げています。

「ジローナ旋風」を巻き起こしていますが、今後は対策されるチームとなることが予想され、シーズン後半戦にどのような戦いをしているのかも注目です。

果たして、夢のチャンピオンズリーグ圏内でシーズンを終えることができるのか、ジローナの今シーズンの戦いを見届けましょう!

 

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