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2018-2019シーズン、絶好調だったリバプール。
プレミアリーグは、最終節までどちらが優勝するか分からないマンチェスターCとの火花散るデッドヒートの末、30勝7分1敗の勝点97で2位という成績を収めています。
また、欧州CLでは見事に2年連続の決勝進出を決めており、6月1日に14年振りの欧州王者を目指してトッテナムと対戦します。
そんなリバプールの今季の戦いぶりや課題を振り返り、来季の展望を徹底的に予想していきます!
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リバプール2018-2019シーズン概況
昨季、欧州CLは準優勝、プレミアリーグは21勝12分5敗の4位でフィニッシュし、CL出場権を獲得しました。
今季はクロップ監督が就任してから4シーズン目。
タイトル獲得を期待される中、シーズンをスタートしました。
アリソン、ファビーニョ、ケイタ、シャキリの新戦力を補強して開幕を迎え、序盤からスタートダッシュに成功。
首位でクリスマスを迎え、29シーズン振りのリーグ制覇に向け視界良好に見えました。
しかし、1月に最大のライバル、マンチェスターCに初の敗戦を喫した後、しばらくは引分けが多く停滞気味になり、勝点でも逆転を許してしまいます。
それでも3月頃から調子を取り戻し、最後は9連勝でリーグ戦を終えています。
結果、勝点97という歴代3位の高勝点を獲得しながら準優勝に終わるという悔しいリーグ戦となりました。
一方、欧州CLにおいては、GSはパリ、ナポリと同居する死のグループを薄氷の2位で通過。
決勝トーナメントは、バイエルン、ポルトを撃破し、準決勝はバルセロナ相手に奇跡の逆転突破を見せ2年連続の決勝の舞台に辿り着いています。
リバプール2018-2019シーズンの課題点
リバプールの大きな課題の1つは選手層の薄さです。
欧州CLとリーグ戦を並行して戦っていますが、決して選手層は厚いとは言えません。
今季は守備の要ファンダイク、攻撃の中心のマネ、サラー、フィルミーノは長期離脱する怪我はありませんでしたが、彼らの負担・疲労を軽減する為にも、選手層を厚くし、ある程度のターンオーバーを導入する必要があります。
もう1つの課題は、引分けを減らして勝ち切る試合を増やさなければならないことです。
優勝争いをする中で、相手チームは自陣に引き籠りスピードのあるマネ、サラーにスペースを与えない戦術を敷いてきて、得点を取り切れず勝点を落とすことがありました。
結果、この引分けの多さがリーグ歴代3位の勝点ながら2位に終わる結果を招いたとも言えます。
昨シーズンまでは引いた相手には、現バルセロナのコウチーニョをインサイドハーフで起用してドリブル、ミドルシュートで打開を図っていました。
今後は、フロントスリー以外でも、引かれた相手に対して局面を打開できる術を見つけ出す必要があります。
リバプール2019-2020シーズン移籍の噂とメンバー予想
IN(加入)予想
チルウェル、ヴェルナー、ギンター、ラビオ
ウィルソン(レンタルバック)、グルイッチ(レンタルバック)
OUT(放出)予想
モレノ、スタリッジ、ミルナー、ロブレン
ララーナ、クライン、カマチョ
リバプールは今シーズン素晴らしい成績を残しており、主力となるレギュラー選手が移籍することはないと考えられます。
主に退団選手の穴埋めと質の高いターンオーバーを実現するための補強が中心になることが予想されます。
事実上戦力外になっている左SBモレノの退団が確実視されています。
スアレス在籍時には、そのコンビが「SAS」と呼ばれ活躍したスタリッジも6月の契約満了をもって退団の可能性が高くなっています。
同様にここまでチームに多大に貢献を果たした副主将のミルナーも今夏で契約満了。
更新の可能性もありますが、心のクラブであるリーズでの引退を考えているようです。
また、ここ2年は怪我が多く戦力になりきれていないララーナ、ゴメスとアーノルドの台頭により冬にレンタル移籍したクラインも退団となることが予想されます。
一方、新獲得選手として、数年前から度々噂に登る、レスターの22歳のイングランド代表チルウェルが加入するという報道があります。
また質の高いターンオーバーを実現する為に、CFW、WGができるヴェルナー、昔からのリバプールファンを公言しており夏にパリSGをフリーとなるラビオ、ロヴレンの代わりとして、ドルトムント時代にクロップと共闘したギンターの加入を予想します。
今季2部で大活躍したウィルソン、ヘルタで確かな実績を残したグルイッチは来季の戦力として計算できそうでレンタルバック後チームに残ると思います。
リバプール2019-2020シーズンの予想フォーメーション
大きな変化は無いと思いますが、今季のベースであった4-3-3と共に、起用するメンバーによっては、クロップ監督が一時試していた4-2-3-1とを併用する可能性が高いと思います。
ゴールマウスを守るのは守護神アリソン。
DFラインは左からロバートソン、ファンダイク、ゴメス、アーノルド。
中盤アンカーにファビーニョ、インサイドハーフにケイタとヘンダーソン。
前線3枚が、マネ、フィルミーノ、サラー。
4-2-3-1の際は、ダブルボランチにファビーニョとケイタ、トップ下にフィルミーノ、前線ワントップに新戦力ヴェルナーの起用があるのではないでしょうか。
リバプール2019-2020シーズンの注目プレイヤー
来季もリーグ戦、欧州CLの舞台で活躍が注目されるリバプールですが、その注目プレイヤーを紹介します。
トレント・アレクサンダー=アーノルド
序盤はゴメスとの併用でしたが、ゴメスの怪我を機に右SBとして完全なレギュラーに定着。
若干20歳でDFとしてはプレミア史上最多の12アシストを記録しました。
右足から放たれる精度の高いクロスボールはリバプールの強力な得点源となっており、来季は更なる活躍が期待されます。
アレックス・オックレイド=チェンバレン
昨季、欧州CL準決勝のローマ戦で膝に大怪我を追ってしまい、今季のほぼ1シーズンを棒に振ってしまいました。
中盤から前にボールを運ぶ推進力と強力なミドルシュートを兼ね備えており、彼の復帰は新選手の補強以上の効果があるかもしれません。
ナビ・ケイタ
ドイツのRBライプツィヒから加入後、プレミアリーグへのフィットに苦しみましたが、終盤になってようやくその実力を発揮し始めています。
ボール奪取能力が高く、相手DFを次々交わしていくドリブルや強烈なミドルシュートが特徴の選手です。
チームにフィットした来季は更なる活躍が期待されます。
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まとめ
プレミアリーグで2位、欧州CLでは決勝に進む好成績を残し、成功といえるシーズンを送っているリバプール。
アリソン、ファンダイクを中心としたリーグ最少失点の守備、フロントスリーの爆発的な得点力で王者マンチェスターCと最後まで目の離せないタイトル争いをしました。
大幅なメンバーの刷新は無いと思われますが、名将クロップ監督の元、来季も引き続きタイトル争いに絡んでくると思います。
まだ残っている今季の欧州CLのタイトル獲得、そして来季のリバプールの戦いから目が離せません!
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