こんにちは!
2020-21シーズンのインテルはセリエAでは、11年ぶり19回目のスクデット獲得をしました。
しかし、チャンピオンズリーグではグループステージ敗退し、結果を出せずに終了しているため、大きな補強は必須と思われますが、
チームの財政難の問題があり、今ある戦力を保持できるか厳しい夏の移籍市場になる可能性があります。
前任のコンテ監督の電撃退任が発表され、新監督にシモーネ・インザーギの就任が発表されたことでも、来季2021-22シーズン見据えどのような補強がなされるか注目です(^^)/
そんなインテルの2021夏の移籍情報、噂の獲得・放出候補と補強ポイントについてまとめていきたいと思います。
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最新インテル・ミラノ2021夏移籍情報!噂の獲得・放出候補と補強ポイントは?
インテル・ミラノ2020-21ーズン評価
セリエA 2020-21:優勝 (勝ち点91/ 28勝7分3敗/89得点35失点)
UEFAチャンピオンズリーグ2020-21:グループステージ敗退
コッパイタリア2020-21:ベスト4
まず今シーズンの全体を通して見てみると、リーグ戦では安定した戦いを見せ、
2位ミランに12ポイント差をつけ優勝を決めました。
リーグでは圧倒的と言っていい程の戦いぶりでした。
しかし、
ファンを失望させたのはチャンピオンズリーグでのグループステージ(最下位)敗退でした。
敗退の理由の1つに、コンテ監督スタイルはハードワークをベースにし堅守速攻が持ち味で、
強力な2トップ、ルカクとマルティネスでゴールを奪う戦い方です。
そのため、チャンピオンズリーグでのシャフタールのような格下に引かれてしまうと
アタッキングゾーンを崩せなくなる為、得点を奪えずにリズムを崩しやすくなります。
その点では、今シーズン指揮をとるインザーギ監督はラツイオでは
引いた相手をペナルティ付近から崩していけるのが魅力のチーム作りをしていたので、
堅守速攻+遅攻でも崩せるようになれば、チャンピオンズリーグ優勝も見えてくるかと思います。
最新インテル・ミラノ2021年夏移籍噂の獲得候補・狙っている選手
エクトル・ベジェリン
Personally feel we didn’t deserve that result last night. Tough to take after the fight and courage from the whole team, therefore I will still plant those trees! pic.twitter.com/FJqqADEXuL
— Héctor Bellerín (@HectorBellerin) July 8, 2020
アーセナル所属
市場価値:2800万ユーロ(約37億)
昨年にも話が上がっていたアーセナル所属のベジェリン獲得は本格的に動きそうでです。
今夏にハキミのPSGへの移籍、アシュリーヤングのプレミア復帰が決まり、
右ウイングバックの補充というのが急務となりそうなのがその理由です。
しかし、今獲得に乗り出すかどうかは、ベジェリンがインザーギ監督の構想にフィットするかがポイントだと思います。
ラツィオ監督時代に右サイドバックを務めたマヌエル・ラッザリのような
上下運動に強く守備的な選手ではないため、どういうチーム作りをするかがポイントになりそうです。
そして、ベジェリンのパワーポイントはなんと言っても、攻撃参加です。
40メートル4.42という、ウサインボルトよりも早いと言われているスピードで駆け上がってくるオーバーラップは相手に脅威を与えます。
そして、近年はアタッキングエリアでのラストパスの精度も向上しており、多くの得点チャンスに絡むようになってきました。
さらに、守備面でもカバーリングスピードに加え課題だったポジションニングも改善され、
攻守ともに、高いパフォーマンスを見せています。
2019年1月に前十字靭帯を断裂し、その後もコンディションを落としたじきもありましたが、アルテタ監督の信頼は厚く昨シーズンはリーグ25試合出場しています。
しかしながら、本人が昨夏から移籍を希望しているとの報道があり、
アルテタ監督から”1年残って欲しい”と説得を受け1年たった今、今夏は再び退団へと傾く可能性が十分にありそうです。
競合はPSG、古巣のバルセロナなどありますが、ハキミを獲得したPSGを除くとバルセロナとの競合が有力となりそうです。
ドニー・ファン・ファン・デ・ベーグ
“If Eduardo Camavinga joins Manchester United, the club will have to make a decision on Donny van de Beek’s future.”
[@FabrizioRomano]#MUFC #Transfers #ManUtd pic.twitter.com/bv89uuO1jJ— Stretford Reds (@Stretfordreds_) July 5, 2021
マンチェスターU所属
市場価値: 4400万ユーロ(約58億)
2020年9月にマンチェスターUに移籍しステップアップを果たした24歳のスター候補も、
同じポジションのライバル、ブルーノフェルナンデスの存在で、出場機会に恵まれずにいます。
今夏、マンチェスターUはマルシャルなど年俸の高い選手などを放出する方向であると報道されています。
ファン・デ・ベーグも放出リスト入りしたとされているため、昨シーズンの活躍も踏まえると、
安価での獲得が予想されます。
攻撃のアクセントが課題となるインテルにとっては将来性あるいい補強となりそうですね。
また、プレーの特徴は、
万能型のミッドフィルダーで中盤ならどのポジションも高いレベルでこなせるという部分があげられます。
インテルで輝きを取り戻すことができるのか、動向に注目です。
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アンドレアス ・ペレイラ
— Andreas Pereira (@andrinhopereira) December 11, 2017
マンチェスターU所属
市場価値:1800万ユーロ(約24億)
昨2020-21シーズン、ローンでラツィオに加入し、26試合に出場しています。S・インザーギ監督からの信頼は厚く、ラツィオのスタイルに上手く適応していきました。
元々テクニカルな選手ではありましたが、守備面に課題を抱えており、マンチェスターUでは出場機会に恵まれませんでした。
しかし、前線からの連動したDFをするラツィオで、的確なポジショニング身につけ、体を張ったDFでチームに貢献できるようになりました。
同ポジションのミリンコ・サビッチ、ルイス・アルベルトという絶対的な中心選手と変わっても遜色ない程のパフォーマンスを見せられるようになり、
年齢もまだ24歳という事で、試合経験を積むことができれば、今後もさらにレベルアップしていく事は間違い無いでしょう。
しかし、ラツィオは既にローンからの買取オプションは使わなかった為、マンチェスターUへの復帰が決まっっています。
当然、マンチェスターUは今シーズンも放出を希望してるため、安価な移籍金金額で獲得できる可能性が高いです。
そうなれば、S・インザーギ監督と、インテル側としては獲得に動くに間違い無いと思われます。
伸び盛りなブラジル代表MFはインザーギ監督の秘蔵っ子としてインテルに加入することになるのか見ものです。
アンドレ・オナナ
🇨🇲移籍の噂🇫🇷
新守護神を模索中のPSG、オナナの獲得競争に参戦へ…バルサらも興味https://t.co/T88HwdxRoe🗣️編集部より
「#オナナ は #アヤックス の主力GKとして活躍を繰り返しており、昨シーズンの #チャンピオンズリーグ 準決勝進出にも大きく貢献しています」 pic.twitter.com/Yprd6qyawf— サッカーキング (@SoccerKingJP) April 14, 2020
アヤックス所属
市場価値:3600万ユーロ(約43億)
絶対的守護神のハンダノピッチの後釜というポジションがいない問題を
ずっと抱えながら数年が経ってしまっているため、毎年ながらキーパーの獲得が候補にあげられています。
オナナの特徴はバルセロナの下部組織出身ということで、
安定した足下の技術があり、アヤックスではキーパーからのロングフィード一本で
何度もチャンスを作り出しています。
それに加えて、1対1の強さとギリギリのコースへの反応、カバーリングの早さは世界でもトップレベルと言えるでしょう。
ただ、唯一の弱点はハイボールの処理で、記憶に残っている方も多いかと思いますが、
今季のチャンピオンズリーグのリバプール戦で、不用意にクロスボールに飛び出して触らずに、
ガラ空きのゴールに決められるというミスがありました。
インテルに加入できれば、ハンダノビッチから学べる事もできるため、
更なるレベルアップという点でもインテルを選ぶ可能性は十分にあります。
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最新インテル・ミラノ2021年夏移籍噂の放出候補
ラウタロ・マルティネス
Lautaro Martinez has now scored 1️⃣3️⃣ goals in 2️⃣7️⃣ games for Argentina 🔥 pic.twitter.com/jBRVbgPJN2
— Goal (@goal) July 4, 2021
市場価値:1億1570万ユーロ(約140億)
ここ数年、シーズンの終わりには必ず移籍の噂が取りだたされる絶対的エースですが
今回は、かなり可能性が高そうです。
その大きな理由は、クラブの財政難による放出が有力となります。
とは言え、昨シーズンはリーグ38試合に出場し、チーム2位の17ゴールをあげているため、その穴埋めをどうするかが課題になってきます。
すでに、アトレチコマドリードに移籍するとの地元メディアの報道が出ていますが、
過去にバルセロナ、レアル・マドリードなども獲得に動き出してると報道があるため、
他クラブも獲得レースに参加してくる可能性は大です。
さらに、もう一つ理由を挙げるとコンテ監督の退任があります。
今まで彼の移籍を引き止められたのはコンテ監督への信頼があったっからと言われています。
コンテ監督は最後にラウタロを引き止められなかったクラブに納得がいかなかったのかもしれませんね。
だとすると、今回就任するS・インザーギ監督は育成に定評があルため、
ラウタロの代わりを育てていく計画をすでに立てているかもしれませんね。
ロメール・ルカク
#Chelsea have already made an offer to Romelu Lukaku in terms of personal terms.
[@DeanJonesSoccer via @AbsoluteChelsea] pic.twitter.com/7UGX9EJILd— VBET News (@VBETnews) July 6, 2021
市場価値:9000万ユーロ(約118億)
ラウタロと2トップを形成し、
今季チーム1位のリーグ戦24ゴールを挙げたルカクも移籍報道が出ています。
獲得に乗り出していると噂のチームのなかでは、チェルシーが有力です。
チャンピオンズリーグを制したチェルシーはすでに、イングランド代表のハリー・ケイン(トッテナム)やノルウェー代表のアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)よりも、
現実的なターゲットとし、彼らよりも安価で獲得できるルカクをメインターゲットにしている模様です。
そして、ラウタロと同じくチームの財政難と監督の交代を機に、移籍の動きは早まっていくきそうです。
コンテ監督の堅守速攻スタイルで必要不可欠な存在として、チームに貢献し続けたルカクは違うユニフォームを着ることになるのか、その動向に注目です。
マルセロ・ブロゾビッチ
United ‘prepare £26m bid’ for Marcelo Brozovic #mufc https://t.co/vVQ7cQCC0g pic.twitter.com/lDAKJe8QOJ
— Man United News (@ManUtdMEN) July 3, 2021
市場価値:4000万ユーロ(約48億)
昨シーズンも安定したプレーでチームを支え、替えの効かない存在でリーグ優勝に大きく貢献。
インテルの心臓ブロゾビッチにも、シーズン終了後にPSGが獲得に動きだしているという報道が出ています。
昨シーズンもリバプールから獲得のオファーが来ましたが、
クラブ側の高額な契約提示と説得により引き留めることができましたが、
今回は高額な契約は難しい状況になる為、好条件がきた場合の引き留めは厳しくなりそうです。
その正確なパスと、安定した守備力が持ち味のブロゾビッチには、ヨーロッパの中で注目しているクラブは多数あります。
その為、複数のクラブからオファーが来ることは間違いなく、クラブ側がどういう対応をするのかが見ものです。
ニコロ・バレッラ
👀 | Liverpool have made contact with Inter over the signing of Nicolo Barella.
[Enrico Camelio] pic.twitter.com/90JS5usvlN— The Anfield Buzz (@TheAnfieldBuzz) July 2, 2021
市場価値:3600万ユーロ(約43億)
ユーロ2020でもイタリア代表の中心として活躍中の24歳にも移籍の報道があります。
以前からリバプール、トッテナムなどからのオファーがきている事が報道されていましたが、
今回のユーロでの好パフォーマンスにより、価値はさらに上がっていく事は間違いないと思われます。
彼の1番の持ち味は、攻撃力です。
キープ力と前線に飛び出していくタイミング、ミドルレンジからのロングシュートなど、
あらゆるプレーが世界の中でもトップレベルと言えます。
さらに172cmと小柄ながら守備力も高く、当たり負けしないフィジカルの強さも兼ね備えています。
今やインテルの攻守を支える大黒柱となったエースの契約は2024年までとなっていますが、
さらに好条件を出して獲得を打診するクラブが現れる事は予想されるので、クラブ側としては何とか引き止めたいところです。
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最新インテル・ミラノ2021夏移籍噂の補強ポイント
今回すでに移籍が決まった主力選手であるハキミとアシュリー・ヤングは両ウイングバックの選手ということで、
ウイングバックの選手の補充が考えられます。
現時点での獲得候補は、
ベジェリンですが、その他のメンバーのコラロフ、ダンブロージオ、ダルミアン等、遜色なくカバーできる選手が揃っているのでその他の選手を起用しても問題はなさそうです。
それよりも、ラウタロとルカクの放出の可能性がある以上、
強力なストライカーのバックアップを優先する可能性の方が高い気がします。
結局のところ、S・インザーギ監督が、コンテ監督が築いた堅守速攻スタイルを継承しながらチーム作りをしていくのか?新しいスタイルで勝負するのか?で補強ポイントが大きく変わってきます。
どんなチーム作りを進めていくのか注目です。
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最新インテル2021夏移籍決定情報
IN
ハカン・チャルハノール
OUT
アクラフハキミ
アシュリー・ヤング
ラジャ・ナインゴラン
セバスチャーノ・エスポジト
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まとめ
2020-2021 シーズンは安定した力を見せて11年ぶりのスクッデットを獲得したインテルですが、昨年からの変化が2点あります。
1つ目はチームの財政難です。
中心選手の放出をどれだけ抑えられるかが来シーズンのチーム作りに大きく影響するでしょう。
特に、2トップのラウタロ&ルカクのどちらかが退団となれば今シーズンとは全く違う戦いをせざるを得なくなります。
2つ目は監督交代です。
S・インザーギ監督がどんなスタイルで戦うかで、獲得する選手も変わってくる事でしょう。
元々ラツィオのユースから監督キャリアをスタートし、トップチームで成績を残した実績は高く評価されてチームに招かれました。
この2点を踏まえると①高年俸を選手を放出する方向、そして②タレント力に頼らない戦いと、育成に定評のある監督を招聘したこと。
これらから、来季はお金をかけずに優勝を狙いに行く!というフロントの考えが少し見えてきますね。
開幕までのインテルの情報を漏らす事ないよう注目していきましょう!
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