マンチェスターシティの最新フォーメーションとスタメン予想！注目の人気選手や監督もご紹介！

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こんにちは!

UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントがいよいよ幕を開け、プレミアリーグはシーズン終盤の優勝争いが白熱してきました。

優勝候補筆頭のマンチェスターシティは、CLではドルトムント、セビージャ、コペンハーゲンのいるグループGを4勝2敗、わずか2失点(バイエルンと並びグループリーグ最少失点)で首位突破。

プレミアリーグでは、首位アーセナルを追い逆転優勝を狙います。

そこで、本記事ではマンチェスターシティの最新フォーメーションやスタメン、注目の人気選手や監督を紹介します!

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1 マンチェスターシティ | 特徴・戦術
2 マンチェスターシティ | 最新フォーメーション・スタメン
3 マンチェスターシティ | 予想フォーメーション・スタメン
- 3.1 予想フォーメーション・スタメン①
- 3.2 予想フォーメーション・スタメン②
4 マンチェスターシティ | 注目の人気選手
5 マンチェスターシティ | 監督
- 5.1 ペップ・グアルディオラ（52歳）
6 まとめ

マンチェスターシティ | 特徴・戦術

2022年夏にハーランドを獲得し、近年の唯一の懸念点である9番の不在を解消したシティは、現在プレミアリーグでは首位アーセナルと2ポイント差の2位に位置付けています。　　　　　　　　　　　　　　　※2023/2/22現在

稀代の名将ペップ・グアルディオラが率いるシティの戦術としては、常に数的優位を作り出す「ポジショナルプレー」と前線からの「猛烈なハイプレス」が特徴です。

怪物ハーランドの加入により攻撃力に一層厚みが増したシティは、プレミアリーグ第24節までで60得点を記録しており、断トツトップの得点数を誇っています。

また、守備にも定評があるシティですが、今季の彼らは例年より失点の多さが気になります。今シーズン第24節終了時点で24失点を許していますが、昨シーズンは全38試合を戦って26失点のみでした。

もちろん他のチームと比べると失点数は非常に少ないですが、昨シーズンほどの圧倒的な守備の安定感はないように思えます。

マンチェスターシティ | 最新フォーメーション・スタメン

フォーメーション・スタメン①

2023.2.16　プレミアリーグ第12節延期分アーセナル戦　3-1勝利

今までは4-3-3が基本布陣だったシティですが、最近はスリーバックが主流となっています。普通スリーバックを使うチームは3-4-3や3-4-2-1、3-5-2などがほとんどですが、ペップ・シティは3-2-4-1を採用しています。

そして、フォーメーション図からも分かるように、ウイングバックを置かない超攻撃的な布陣であることがわかります。

ゴールキーパーのエデルソンはプレミアリーグ第24節まで全試合フル出場しており、8つのクリーンシートを記録しています。

この試合のスリーバックはこの3人でしたが、ストーンズやアカンジ、ラポルトなどが入る試合もあり、3センターバックは非常に層が厚いことがわかります。

また、中盤の2枚はロドリとベルナルド・シウバです。ロドリがこの超攻撃的なチームを後ろから支えており、まさに縁の下の力持ちといえます。ベルナルド・シウバは試合中常にピッチを駆け回り、守備でも攻撃でも重要なタスクを握っています。

2列目の4枚も非常に強力です。その中でも今季のシティで注目すべきは、グリーリッシュです。

昨シーズン英国史上最高額の152億円で加入した彼ですが、昨季はなかなか期待に応えられませんでしたが、今季のグリーリッシュはどんどんチームにフィットしてきており、出場時間も増えています。

彼も持ち味であるドリブルとチャンスメイクは昨季より磨きがかかっており、ヴィラ時代の輝きを取り戻しています。まだ数字の面ではなかなか結果が出ていませんが、これからの活躍に期待です。

最前線のハーランドは言わずもがなです。既に26ゴールをとっており、昨季得点王のソンフンミンとサラーの23得点を軽く上回っています。

フォーメーション・スタメン②

2023.1.20　プレミアリーグ第7節延期分トッテナム戦　4-2勝利

この試合でペップは4-2-3-1の布陣を敷きました。先ほどとはガラッとメンバーも構成も変えてきましたが、そのうえで難敵スパーズに対して快勝を収めました。選手層の厚さが読み取れます。

トップ下に入っているアルバレスは今季加入したFWの選手です。ハーランドの存在が大きく、あくまで控えの位置ですが、限られた出場時間の中で結果を残しています。ハーランドと2トップで起用されることもあり、得点が欲しいときの重要なカードです。

右サイドバックのリコ・ルイスはアカデミー上がりの18歳の選手です。今シーズン彗星のごとく現れ、既に公式戦15試合に出場しています。グアルディオラ監督から非常に賢い選手だと称されており、新時代の偽サイドバックとして期待が高まっています。

フォーメーション・スタメン③

2023.1.9　FAカップ3回戦チェルシー戦　4-0勝利

この試合では4-3-3を起用してきました。国内カップ戦ということもあり、メンバーを落としています。チェルシーは今季調子が悪いとはいえ、BIG6の一角で実力は十分のチームですが、その相手に対して完勝しています。ペップの戦術がチーム全員にいきわたっていることがわかります。

左サイドバックのセルヒオ・ゴメスは今季アンデルレヒトから獲得した選手で、ここまで出場機会は限られていますが、22歳の彼にペップは期待を寄せています。

パーマーはアカデミー上がりの選手で、一昨シーズンから徐々にトップチームの試合に出場しています。既にチャンピオンズリーグデビューも飾っており、その左足のセンスはダビド・シルバを彷彿とさせます。

マンチェスターシティ | 予想フォーメーション・スタメン

予想フォーメーション・スタメン①

アーセナル戦と同じスタメンを予想しました。この布陣が現シティのベストメンバーだと思います。

ウォーカーの位置にストーンズを入れたかったのですが、現在ストーンズは怪我をしているため、ウォーカーを入れました。※2023/2/22現在

サイドハーフにはフォーデンが入ることも考えられましたが、今季のマフレズとグリーリッシュは安定感があるため、このように予想しました。

試合が膠着状態になったらフォーデンやアルバレスなどを投入してくると思います。

予想フォーメーション・スタメン②

4バックにするならこの布陣になると予想します。

スリーバックでは、攻撃的すぎるためボールを持たれる展開になることもあります。それではペップ・シティの良さが出ないため、そのときは4バックに変えてくると思います。

2/16のアーセナル戦でも後半途中からアカンジを投入し、4バックに変えてから2得点をあげ勝利を収めました。

より失点を少なくして、安定感を求めるなら4バックが適していると考えます。

今季前半は、マフレズの位置にベルナルド・シウバが入ることも多かったため、その起用も考えられます。

マンチェスターシティ | 注目の人気選手

ネイサン・アケ（DF）

Happy 28th Birthday, @NathanAke! 🥳💙 pic.twitter.com/lfFXJsdUo0
— City Xtra (@City_Xtra) February 18, 2023

国籍：オランダ

年齢：28歳（1995年生まれ）

身長 / 体重：180cm / 75kg

センターバックと左サイドバックをハイレベルにこなすマルチな守備職人です。

昨シーズンまではバックアッパーのイメージが強く、今シーズンが始まる前にチェルシーへの移籍の噂がありました。

結果的にシティに残留したアケは、ペップからの信頼を勝ち取り、第24節終了時点で18試合に出場（うち14試合はスタメン）しています。

アケといえば、気迫のこもったディフェンスや対人の強さ、柔軟な足元が特徴です。

彼は最後の最後まであきらめずボールを追い続ける選手で、ゴールラインギリギリでのクリアはアケの代名詞といえます。

また、1対1での強さは目を見張るものがあります。プレスのタイミングがうまく、2/16のアーセナル戦では、アーセナルの右ウイングのブカヨ・サカを完全に封じ込めました。

ペップのサッカーに欠かせない足元の技術も兼ね備えています。左足でのフィードは絶品で最終ラインからのチャンスメイクもこなせる選手です。

年齢を重ねるごとに安定感を増していくアケはまだまだ大きな選手になっていくと思います。

フリアン・アルバレス（FW)

[🚨🌕] #ManCity are planning to open talks with Julian Alvarez about a new contract.
[@MullockSMirror] pic.twitter.com/UIuMPn15Ah
— City Zone (@City_Zone_) February 19, 2023

国籍：アルゼンチン

年齢：23歳（2000年生まれ）

身長 / 体重：170cm / 71kg

カタールワールドカップで一躍有名となった万能ストライカーです。

今シーズンから加入したアルバレスはハーランドの存在もあり、出場機会は限られていますが、ここまで公式戦29試合で9ゴールをあげています。※2023/2/22現在

カタールワールドカップでは、7試合に出場して4ゴールあげ、アルゼンチンの悲願の優勝に貢献しました。

彼は爆発的なスピードをもっているわけではありませんが、天性の動き出しで最終ラインの裏を取り、得点をあげることができます。シティではデ・ブライネやギュンドアンがボールを持てば、すぐに動き出すシーンがよく見受けられます。

また、前線からの献身的な守備も彼の特徴です。猛烈な勢いで敵最終ラインを追いかけ、ファーストディフェンダーとしての役割を全うすることができます。

アルバレスは、ただ勢い任せにプレスをかけるのではなく、味方のポジションを見ながら考えてプレスをかけるとても賢い選手でもあります。

NEXTアグエロと称される彼のこれからの活躍に目が離せません。

アーリング・ハーランド（FW）

Erling Braut Haaland 🔥 pic.twitter.com/ejj5qtB12Q
— Manchester City (@ManCityES) February 10, 2023

国籍：ノルウェー

年齢：22歳（2000年生まれ）

身長 / 体重：194cm / 88kg

現代フットボール界最恐の怪物ストライカーです。

今季のシティは彼なしでは語れません。今のハーランドを封じ込めるDFは世界中どこにもいないといえます。

シティでの公式戦にここまで31試合出場し、驚異の32ゴールをあげています。※2022/2/22現在

彼の特徴は挙げ始めたらキリがないですが、中でも際立つのが、動き出しの多さ、上手さと圧倒的な決定力です。

ハーランドはボックス内で常に動き直し、DFと駆け引きしています。気づいたらフリーになっていたり、ボールがこぼれてくるところに彼がいたりするのは、偶然ではなく必然なのです。大柄の彼がヘディングではなく、足元の得点の方が多いのは、この動き出しの多さと上手さが理由です。

また、ハーランドは圧倒的な決定力も兼ね備えています。得点パターンが多彩で、最も多いのはワンタッチシュートですが、ミドルシュートやバイシクルシュートなどからも得点できます。彼は、ゴールの可能性が限りなく低い場面からでも強引にゴールを奪うことができるのです。

メッシ、ロナウドに次ぐサッカー界の新たなスターであるハーランドに要注目です。

マンチェスターシティ | 監督

ペップ・グアルディオラ（52歳）

Pep Guardiola’s Man City have been dominating the Premier League in the past few years. 👀 pic.twitter.com/uosm3TCUEg
— Transfermarkt.co.uk (@TMuk_news) February 21, 2023

16年の監督キャリアで33個ものタイトルを獲得している、現代最高峰の指揮官です。

現役時代はバルセロナ、ブレシアでプレーし、1994年のワールドカップにもスペイン代表として出場しました。

バルセロナのBチームで監督デビューを果たしたペップは、その後バルセロナトップチームで指揮を執り、その後バイエルンに行き、2016年から現在までシティで監督を続けています。

グアルディオラがプレミアリーグにもたらした戦術として「リベロ型GK」と「偽サイドバック」があげられます。

リベロ型GKは、GKを11人目のフィールドプレーヤーとして考え、最終ラインのカバーやビルドアップへの積極的な参加をタスクに組み込むものです。バルサ時代のビクトール・バルデス、バイエルン時代のノイアー、そして現在シティのエデルソンと、ペップのサッカーには足元の技術に優れたGKが不可欠なのが分かります。

この戦術はプレミアリーグの他クラブにも影響を与え、現代サッカーではGKの足元の技術は必須のものとなっています。

偽サイドバックもペップ独自の戦術です。サイドバック（主に左サイドバック）をビルドアップ時に内に絞らせて、アンカーと同じ高さにポジションを取らせ、ビルドアップの初期段階で数的優位を確保するものです。

かつてはファビアン・デルフやジンチェンコ、カンセロにその役割を任せました。現在のシティにその3人はいないため、ペップは次世代の偽サイドバックとして、リコ・ルイスに期待が寄せています。

ペップがシティで唯一獲得していないタイトルが、チャンピオンズリーグです。今季こそはシティの悲願のCL初優勝を目指し、本気のペップがみられることと思います。