【2022-23】ブライトンはなぜ強い?サッカーの評価や特徴・戦術は?監督・スタジアムもご紹介!

こんにちは!

2022/23シーズンのプレミアリーグで日本のサッカーファンが最も注目しているチームと言っても過言ではないのが、ブライトンです。

その理由としてはやはり日本代表の三笘薫が驚きの活躍をしていることが挙げられます。

さらにビッグクラブがひしめくプレミアリーグの中でも、補強の上手さと魅力的なサッカーで上位争いをしている部分でも注目を集めているブライトン。

そこで本記事では、ブライトン(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)とはどんなチームなのか、なぜ強いのか?そのサッカーの評価や特徴と戦術、監督・スタジアムについてまとめてみました。

 

本記事は、昨季2022-23シーズン対象です。今季2023-24シーズン版は下記をご覧ください

>>【2023-24】ブライトンはなぜ強い?サッカーの評価や特徴・戦術は?監督・スタジアムもご紹介!

 

ブライトンが強い理由

2023/2/28現在、リーグ戦22試合を終了した時点でブライトンが並み居る強豪チームがひしめくプレミアリーグの舞台で8位に位置しているのは間違いなく補強の上手さ、そして突然監督が変わってもマイナスどころかプラスの影響が出ているところです。

 

2021/22シーズン、グレアム・ポッター監督の下で2シーズン連続降格争いを繰り広げていたブライトンですが、遂に突き詰めてきた戦術がハマり、9位とトップ10以内でフィニッシュ

 

そしてその勢いのまま2022/23シーズンへ突入すると、いきなり開幕戦でマンチェスター・ユナイテッドに勝利するという金星を挙げます。

完全にポッター監督の変幻自在で試合途中でも行うフォーメーションチェンジにも選手が対応するようになり、数シーズンに渡って課題となっていた得点力不足もベルギー代表のレアンドロ・トロサールが覚醒したことにより、解決していきました。

 

結局8月は3勝1敗1分けと素晴らしい成績を残し、快進撃を見せていたブライトンでしたが、2022年9月にポッター監督がチェルシーに引き抜かれてしまいます。

それでもブライトンはイタリアのグアルディオラとも呼ばれるロベルト・デ・ゼルビを新監督に招聘

長年ポッター監督の下で鍛えられたチームであったため、監督交代による影響は大きいのではないかと不安視されました。

 

しかし、デ・ゼルビ監督はポッター監督の良かった部分を継承しつつ、自分のスタイルも即座にチームへフィットさせていったことで調子を落とすことなく、チーム作りを進めています。

また、デ・ゼルビ監督が就任した後に日本代表の三笘薫が覚醒したり、若手のFWエバン・ファーガソンがブレイクしたりとシーズン途中ながら新戦力の成長にも成功しているのがブライトンの強さに繋がっています。

 

さらに冬の移籍市場では、ビッグクラブから熱視線が注がられていたモイセス・カイセドを残留させることに成功し、モチベーションを失っていたトロサールを放出するなど、ビッグクラブではないなりのクラブ運営を上手く行っているブライトン。

今後のシーズンはヨーロッパの舞台に出場するため、5位以内を目指していくことになりますが、もちろん日本人としては三笘の活躍に期待しつつ、魅力的なブライトンのサッカーにも期待して見ていきたいと思います。

 

ブライトンサッカーの評価

現在、誰が見ても魅力的なサッカーをしているブライトンのサッカーは高い評価を受けています。

その中で2023年1月末にはサッカー専門サイトが『欧州で最高の攻撃力を誇るクラブ』のランキングを発表。

このランキングで並み居る強豪クラブがいる中、ブライトンは12位にランクインしていました。

 

その理由についてこのサイトでは

「12位は場違いなどではなく、ロベルト・デ・ゼルピ監督によるサッカーは、現在の欧州で最も魅力的なものである。エバン・ファーガソン、三笘薫、アダム・ララーナ、ペルビス・エストゥピニャンらを含めた集団により、『シーガルズ』は快進撃を続けており、欧州カップ戦でどんな対戦相手と対戦しても倒せるだろう

と絶賛されていました。

 

特にチームの中でも抜群の存在感を放っている三笘の評価はどんどん上昇しており、元イングランド代表FWのマイケル・オーウェンは

「プレミアリーグにおける今シーズン最高の新戦力はハーランドのはずだが、260万ポンドで加入したミトマが最もコストパフォーマンスのいい新戦力だと思う

と獲得費用の安さも評価します。

 

さらにトッテナムなどプレミアの複数クラブで指揮を執った経験があるハリー・レドナップは

「ラブリーな両足を備え、ゴールへの目も鋭く、レスター戦ではすばらしいゴールを決めた。私は彼のプレーを観るのが大好きだし、今後にも期待している」

と三笘のプレーを評価していました。

 

このようにブライトンのサッカーは高い評価を得ていて、その中でチームの象徴的な存在になりつつある三笘に対する評価も上がり続けているといった状況です。

 

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ブライトンサッカーの特徴と戦術は?

ブライトン フォーメーション

まず22/23シーズン、ここまでのフォーメーションを見てみると、ポッター監督時代には3-4-2-1の形を主に採用していました。

 

しかし、デ・ゼルビ監督就任当初はそのまま3-4-2-1の形を採用していましたが、ここ最近は4-2-3-1の形を主に採用しています。

このフォーメーションにおける戦術を見てみると、攻撃面ではしっかりとボールを保持しながら攻めていくスタイルをとっているブライトン。

 

そして、ビルドアップでは中央の選手で前線まで運んでいき、サイドの三笘とマーチを最大限に活かすためのスペースを空けたうえでサイドにボールを預けて、そこから個の力で状況を打開していきます。

特に三笘がここまで成績を残せているのは、サイドバックの選手を含めて、サイドハーフの選手がいい体勢でボールを受けることができるビルドアップができている部分があります。

 

また守備においては、相手が自分たちの守備網に入ってきた段階で一斉に強度の高いプレッシングを仕掛けていきます。

そしてプレッシングを開始した後はボールを奪うまで、積極的な姿勢で相手に食らいついていくアグレッシブな守備スタイルをブライトンは見せています。

 

そんなブライトンの選手個々について見ていくと、GKには今やプレミアでもトップクラスのGKに成長したスぺイン代表のロベルト・サンチェスが守護神として君臨。

 

DFラインはCBコンビにプレミア屈指の強さ、高さを誇るダンクとウェブスター、右サイドバックには堅実な仕事をしてくれるフェルトマン、そして攻撃的に行きたい時にはランプティが入ります。

三笘とコンビを組む左サイドバックには攻撃力が持ち味のエストゥピニャンが入っています。

 

中盤の2ボランチには、圧倒的な回収能力を誇るカイセドと万能型のグロスが絶妙なコンビを組んでいて、トップ下には、カタールW杯でもアルゼンチン代表の優勝に貢献したマック・アリスターが攻守両面に貢献してくれます。

 

そしてチームの一番の武器ともいえるサイドハーフには左に三笘、右にマーチが入っていて、お互い攻撃に特化したプレーを披露しています。

1トップには当初はウェルベックが入っていましたが、ここ最近は18歳のファーガソンが台頭していて、今後スター選手になりそう可能性を秘めた活躍を見せています。

 

このように各ポジション素晴らしい選手を揃えているブライトンは、若手も多いので一度勢いに乗らせると相手にとっては非常に嫌なチームになっています。

 

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ブライトンの監督

ロベルト・デ・ゼルビ

出身:イタリア

生年月日:1979年6月6日/43歳

 

<選手経歴>

1998-2001 ミラン
1999 →モンツァ (ローン)
1999-2000 → コモ (ローン)
2000 → パドヴァ (ローン)
2000-2001 → アヴェッリーノ (ローン)
2001-2002 → レッコ (ローン)
2002-2004  フォッジャ
2004-2005  アレッツォ
2005-2006  カターニア
2006-2010  ナポリ
2008 → ブレシア (ローン)
2008-2009 →アヴェッリーノ (ローン)
2010-2012  CFRクルジュ
2013  トレント

 

<監督経歴>

2013-2014  ダルフォ・ボアーリオ
2014-2016  フォッジャ
2016 パレルモ
2017-2018  ベネヴェント
2018-2021  サッスオーロ
2021-2022  シャフタール・ドネツク
2022- ブライトン

 

イタリア屈指の戦術家と知られているデ・ゼルビ監督。

現役時代はミランの下部組織で育ちましたが、トップチームデビューは叶わずにセリエCのクラブをローンで転々としていました。

その後はトップ下を本職にセリエBで活躍するようになると、ナポリではセリエAでのプレーも経験しましたが、わずか3試合の出場にとどまっていました。

そして2012/13シーズン終了後に現役を引退したデ・ゼルビ。

 

現役引退後はすぐにアマチュアクラブで監督キャリアをスタートさせると、2014年7月からセリエCのカルチョ・フォッジャ1920の監督に就任します。

ここで手腕を発揮したデ・ゼルビ監督は、2016年9月にセリエAのパレルモの監督に就任しますが、すぐに解任されてしまいます。

 

その後ベネヴェントの監督を務めた後に、2018年6月からサッスオーロの監督に就任したデ・ゼルビ監督は3シーズンのうち、2シーズンでチームをセリエA8位に導く采配を披露していました。

サッスオーロの監督を退任したデ・ゼルビ監督は2021年5月からウクライナのシャフタール・ドネツクの監督に就任するも、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、2021/22シーズン終了後に退団。

 

そして2022年9月18日にポッター監督の後任を探していたブライトンの監督に就任し、現役時代を含めてプレミアリーグ初挑戦となっています。

 

そんなデ・ゼルビ監督はイタリア人としては珍しくポゼッションサッカーを信条とする監督で、戦術家として有名なグアルディオラ監督並みに特殊な戦術を用いることで知られています。

今のところブライトンでは順調にチーム作りを進めていますが、これからさらにデ・ゼルビ監督の特殊な戦術がチームに浸透していく姿にも期待したいと思います!

 

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ブライトンのスタジアム・本拠地

ザ・アメリカン・エキスプレス・コミュニティスタジアム(アメックス・スタジアム)

ブライトンの歴史上、4番目のホームスタジアムとなっている、ザ・アメリカン・エキスプレス・コミュニティスタジアム。

 

2011年に開場となったこのスタジアムは元々近くにある村の名前ファルマー・スタジアムという名称でしたが、現在はブライトンの胸スポンサーになっている会社であるアメリカン・エクスプレスが命名権を取得し、現在の名称へ変更されました。

 

収容人数は30750人とプレミアリーグの中では少ないですが、どの席からもピッチ全体が見えるスタジアム造り、そして地元のサポーターが作り出すアットホームな雰囲気でチームを鼓舞することができる素晴らしいスタジアムとなっています。

また海に近いこともあり、チームのエンブレムに入っているカモメが上空を飛んでいる姿が見れるのも、このスタジアム独自の光景となっています。

 

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まとめ

今回はブライトン(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)とはどんなチームなのか、なぜ強いのか?そしてサッカーの評価や特徴と戦術、監督・スタジアムについてまとめてみました。

三笘の活躍で話題となっているブライトンですが、プレミアリーグの中でもプレーだけでなく、補強などのチーム運営を含めて、応援していて楽しいチームになっていると思います。

皆さんもブライトンの様々な魅力を見つけて、今後も応援していきましょう!

 

本記事は、昨季2022-23シーズン対象です。今季2023-24シーズン版は下記をご覧ください

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