FCポルトの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!【2021-2022シーズン】
- 2022.02.18
- ヨーロッパサッカー
- スタメン予想, フォーメーション予想, 注目選手

こんにちは!
2022年2月18日現在、国内リーグでは無敗で首位を維持しているFCポルトですが、
欧州の舞台では、リヴァプール、A・マドリー、ACミランが同居する
“死の組”グループBを3位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)への出場が決定しています。
冬の移籍市場ではエースであったルイス・ディアスら主力の放出があり、
首位維持やELで好成績を残すためには今後の戦い方が非常に重要です!
本記事では、FCポルトの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、
新加入または注目の有力選手や、今季後半戦展望についてまとめてみました。
>>【関連】ポルトガルリーグの強豪チームは3強?有名選手の年俸や注目選手は誰がいる?【2021ー22版】
FCポルトの最新スタメンはどうなるか予想
[GK]
スタメンはディオゴ・コスタを予想します。
昨シーズン、21歳ながらアルゼンチン代表経験のあるマルチェシンからポジションを奪い、
今シーズンも継続してスタメン起用されています。
足元やビルドアップ能力は平均的ですが、
シュートストップやハイボール処理に定評があります。
ポルトガルの将来の正GKとして期待される逸材である上、
マルチェシンも控えているため、質・量ともに万全です。
[DF]
ポルトは4バックを採用しており、
右SBには22歳のジョアン・マリオ、
そして左SBにはベテランのイバン・マルカノを予想します。
CBの2枚には、
かつてレアル・マドリーに所属していたペペと、
コンゴDR代表のシャンセル・ムベンバを予想します。
ムベンバはアフリカンらしい高い身体能力とフィジカルの強さを活かして、
ぺぺと共に壁を作り上げます!
SBの控えはそれぞれ、中堅のウィルソン・マナファと若手のサイドゥ・サヌシです。
サヌシは23歳とまだ若く、ムベンバ同様アフリカンらしく身体能力が高い選手で、
ベテランであるマルカノに変わって、徐々にスタメン起用されています。
また、左SBとCBに対応できるブラジル代表ウェンデルと、
中堅のファビオ・カルドーソがCBの控えに入ります。
元アンダー世代の代表選手が多く、確かな実力を持っている上、
ベテランから中堅、そして若手までバランスよく所属し、
GKと同じように量・質ともに国内ではトップクラスです。
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[MF]
ダブルボランチと2枚のSHを置くオーソドックスな4-4-2の中盤の底2枚は、
コロンビア代表のマテウス・ウリベと、
21歳のテクニシャンであるヴィティーニャの先発起用を予想します。
また、ウリベを固定して、ローテーションしたり相手に応じて起用したりするため、
相方としてブルーノ・コスタやマルコ・グルイッチ、
セリヒオ・オリヴェイラが起用されることも予想します。
なお、国内リーグでは、
ウリベとコスタのコンビが最も安定して完勝を収めることが多くあります。
しかし、誰が出てもバランサーとスイッチ役がはっきりした構成ができ、
中盤センターもGKとDF同様に国内トップクラスの量と質を誇ります。
続いて右SHにオターヴィオ、左SHにペーペの起用を予想します。
どちらもスピード、テクニックに秀でたチャンスメーカーです。
控えはそれぞれ、フランシスコ・コンセイソンと新加入のガレーノが入ると予想します。
ガレーノはサイドの仕掛けからのチャンスメーカーとしての働きが期待されている選手です。
また、コンセイソンは20歳ながらポルトで10番を背負う期待の若手で、
スピードとテクニックだけでなく、類まれなプレービジョンを備えており
今後のさらなる活躍が期待されている選手です。
ただ、22年冬の移籍市場で
エースであったルイス・ディアスと、ヘスス・コロナが放出されたため、
得点力の低下や戦い方の変更など一抹の不安が残ります。
[FW]
2トップは、
イラン代表ストライカーのメフディ・タレミと、エヴァニウソンのスタメン起用を予想します。
タレミは昨シーズン16得点を奪い、アーセナル移籍が噂される程の抜群の嗅覚と得点力を誇り、
エヴァニウソンはポルトの若手スター候補に挙げられるU-23ブラジル代表の大型ストライカーです。
控えはトニ・マルティネスとファビオ・ヴィエイラを予想します。
ヴィエイラは170cmの小柄なアタッカーでトップ下またはSTとしてプレーし、
抜群のテクニックとパス精度を武器に攻撃をコントロールしてチャンスを創り出します。
前線のコンビや形は相手によって組み合わせや戦い方を変えることができ、
質・量ともに国内トップレベルです。
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FCポルトの最新予想フォーメーション①
フォーメーションは4-4-2を予想します。
基本戦術は、
サイドの突破からCF2枚の体の強さを活かし、ボールを預け攻撃を組み立てます。
前半戦は得点力のあるディアスがいたため、彼が仕掛けるスペースを確保していましたが、
攻撃力のある両翼が放出されたため、よりシンプルな攻撃がなされると予想します。
中盤の2枚は攻撃と守備のリンクマンとしてプレーしながらも機を見て得点にも絡み、
また、右サイドはオターヴィオが中寄りに位置し、
SBが果敢なオーバーラップから厚みのある攻撃を行う一方、
左はバランス重視で構え、タレミにシンプルに預けます。
守備では、ぺぺを中心として粘り強く対応し、
ここまでリーグ2位の失点数(22試合で16失点)を誇ります。
CLの予選ではリヴァプールに2試合で7失点と大量失点を喫しましたが、
それ以外は基本的に2失点以上は滅多になく、非常に安定した守備力を誇ります。
コンセイソン監督による前線からのプレスバックと、
その間にブロックを組む守備戦術は高いレベルで機能し、
後半戦も同じように、規律正しく構えた守備からの堅守速攻が基本戦術になると予想できます。
FCポルトの最新予想フォーメーション➁
オプションは、4-5-1を予想します。
司令塔としての能力が非常に高いヴィエイラをトップ下に据える形です。
現状、スタートからこのフォーメーションが採用されることはそれほどなさそうですが、
中盤でのボール支配率を高めたい時に交代策を用いて使用されると予想します。
ヴィティーニャ、グルイッチ、ヴィエイラは足元の技術やパスの技術に優れ、
ポゼッションを高められるプレーヤーです。
特にヴィティーニャとヴィエイラは年齢も若く、ポルトで最も期待されている若手タレントたちで、
今後このフォーメーションがベースになる可能性もありえます!
今後数年で彼らがどのように成長してポルトの攻撃を形成・リードするのか、
プリメイラリーガでも注目したいポイントの一つです(^^)/
なお、守備戦術は基本フォーメーションと同様に堅守速攻を基本として、
前線からのプレスバックと、ぺぺを中心にライン統率を図ります。
FCポルトの2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
基本フォーメーションの4-4-2が採用されていました。
左サイドからカットインでゴールを奪えるディアスと、
右サイドからゲームを組み立てられるヴィティーニャらを中心とした、
外から中へのサイドアタックが攻撃時の戦術です。
コンセイソン監督の狙い通り、
前半の早い時間帯に右SHのヴィティーニャのアシストでCFのマルティネス、
そして後半に入ると右SBのマリオのアシストから左サイドのルイス・ディアスが
サイドアタックから得点を挙げました。
またアシストはどちらも右サイドからで、非常に機能したサイドアタックを見せました。
守備面に目を向けても、ぺぺを中心とした強固で粘り強い守備を見せ、
クリーンシートを達成しています。
加えて5人までの交代制であるため、ポルトの豊富な戦力を活かして
タイプの異なる攻撃陣を起用する交代策を実施し、
最後まで圧力をかけ続け、結果も内容も満足いく勝利を収めました。
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FCポルトの新加入注目選手や有名選手の紹介(2022冬移籍・獲得選手)
ガレーノ
Back where I belong 🐉💙#FCPorto #Galeno #ComoNósUmdeNós pic.twitter.com/6FmHIonJXk
— FC Porto (@FCPorto) February 1, 2022
新加入選手
前所属: SCブラガ
移籍金: 900万ユーロ(約12億円)
契約年数: 4年半
リヴァプールに移籍したルイス・ディアスの後継として獲得されました。
ディアスと同様に左サイドから仕掛けゴールを狙いますが、
ストライカーというよりは純粋なサイドアタッカーに近い選手で、
昨シーズンはリーグ2位となる、1試合で2.3回のドリブル突破成功回数を記録しています。
また、2016年のデビューイヤーでは
母国ブラジルで10試合で5得点を挙げて、最優秀新人賞に輝いたこともありました。
ポルトではディアスに代わる新たなエースとしての活躍が期待されているため、
現状のチャンスメーク力のさらなる向上だけでなく、得点力の向上にも期待がかかります。
ここまでシーズン最多得点は6得点と物足りなさが残るため、
前任者のようにカットインした際のシュート精度が上昇することを期待しましょう!
シーズン途中で、さらにエースの後継としての加入であるためプレッシャーがかかりますが、
プリメイラリーグでの実績は十分にあり、国内でのステップアップであるため、
比較的はやく適応できると予想できます。
熾烈なポジション争いをどう勝ち抜くのか、非常に注目したい選手の一人です!
メフディ・タレミ
⚽️アジア一番乗りでW杯出場を決めた 🇮🇷#イラン代表 が、UAE戦でも勝利
2022年カタールW杯アジア予選第8節が1日火曜、最終日を迎える中、イランとUAEはテヘランのアーザーディー・スタジアムで対戦し、イランがタレミ選手のゴールにより、1対0で勝利しました。https://t.co/k92c5PPFUX pic.twitter.com/GGvlydWPks
— ParsToday日本語 (@ParstodayJ) February 2, 2022
※現所属選手
タレミは20-21シーズンにポルトに加入したイラン代表のストライカーで、
前所属のリオ・アヴェでは18得点を挙げて得点王にも輝いた実績を持ちます。
イラン代表は近年欧州で活躍する選手が増えていますが、
その中でも最も実績がある選手で、今後アジアでの日本のライバルになってくること間違いありません。
プレースタイルは、強靭なフィジカルを活かしたボールキープに加え、
正確なポジショニングや、混戦の中でいち早くボールに反応できるゴールへの嗅覚や泥臭さが武器です。
加えて、UEFA20-21シーズンベストゴール賞を獲得したバイシクルシュートに代表されるよう、
見るものを魅了する強烈な一撃も併せ持つストライカーです。
クロスに合わせたり、裏に抜け出したり、ポストをしたりと、
万能型のストライカーとして高い能力を持ち、
アーセナルからのオファーが噂されたこともあります。
そして今シーズンも21試合で12得点を奪い、高い得点力を見せつけ、
また昨シーズンはユベントス相手に得点を挙げるなど、大舞台でも力を発揮できます。
今シーズンの残り首位をキープし、またELでも上位に行くためにもタレミの得点力は大きな武器です!
ぺぺ
🇫🇷移籍の噂🇵🇹
降格圏に沈むモナコ、35歳DFぺぺを獲得へ…アンリ監督が熱望か
https://t.co/JTUeCSB4kV🗣️編集部より
「現在35歳のぺぺは2007年にポルトからレアル・マドリードへ加入し、センターバックの一角としてチームを支え続けました」 pic.twitter.com/AwRarPMqEq— サッカーキング (@SoccerKingJP) January 7, 2019
※現所属選手
かつてレアル・マドリードで活躍していたぺぺですが、
38歳と大ベテランでありながら、いまだにポルトの中心選手として強固な守備を構築しています。
レアル・マドリードで見せていたワールドクラスの守備力は健在で、
ポルトのリーグ2位の失点数の一助となっています。
また、勝者のメンタリティは若手選手たちの規範になっていること間違いなしで、
ポルトの今後のさらなる発展のためには不可欠な選手です。
年齢的にも後継を必要としてきていて、ローテーションでの起用がされることがありますが、
無失点で圧勝した試合の多くに出場しており、まだまだトップレベルでできることを証明しています。
ただ、熱くなり過ぎたり汚いプレーがあったりする点はマイナス要素かもしれませんが、
チームを勝たせるために気迫あるプレーで味方を鼓舞します。
敵として対峙すると恐ろしいかもしれませんが、
味方からしたら頼れる兄貴分としてチームメイトから慕われていそうです(^^)/
また、ポルトは欧州での戦いが毎シーズンあることが想定できるため、
今シーズンのEL制覇に向けてはもちろんのこと、
これからのシーズンも彼の経験値は重宝されること間違いなしです!
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FCポルトの2021-22シーズン後半戦の展望
まず、ポルトの前半戦ですが、
国内リーグでは22試合を終えて19勝3分で無敗で首位を維持しています。
得点が57、失点が16を記録しており、
得点、失点はどちらもリーグ2位(得点1位: SLベンフィカ、失点: スポルティングCP)ですが、
得失点差は1位で、勝負強さを見せつけています。
特に、リーダーシップのあるコンセイソンが構築した、
前線からの守備の徹底と流れながらのブロック構築は高いレベルで機能し、
複数得点とクリーンシートの試合が目立ちます。
チャンピオンズリーグの戦いでは、
残念ながら死の組グループBを3位で終えEL(ヨーロッパリーグ)への参加が決まっていますが、
予選リーグではACミランに1勝1分、アトレティコ・マドリー相手にアウェーで引き分けるなど、
一定の評価はできる結果を残し、ELでは03-04以来となる欧州でのタイトル獲得が期待できます。
しかし、冬の移籍市場ではチームのエースだったルイス・ディアスをリヴァプールへ放出し、
左サイドの得点力と前線からの守備戦術に一抹の不安を残します。
なお、ファイナンシャルフェアプレー (FFP)に違反したため
コンペティションへの数年間の参加が禁止されそうになっていましたが、
ディアスの移籍金の一部をUEFAへ支払うことで制裁を回避でき、
チーム力が落ちたことと引き換えに探究心やチームのブランドを保つことには成功しました。
ここ数年はCLでもノックアウトステージ(決勝トーナメント)へ勝ち進むことが多く、
ヨーロッパの舞台でも十分に戦えることを示しています。
また、チーム力の維持やさらなる向上のためにも、
夏の移籍市場で人気銘柄になりうる若手スター候補の慰留が重要です。
そのためにも残りのシーズンを確実に首位のまま終え、来季CL権の獲得が必須になります。
そのため後半戦は、コンセイソンがどのように若手スターや現有戦力を使いディアスの穴を埋めるのか、
またベテランのぺぺを中心とした強固な守備がスタミナ切れせず維持できるのか、
非常に注目して見ていきたいポイントです(^^)/
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FCポルトの2022冬移籍情報(加入・退団)
IN
ルベン・セメド(オリンピアコス(GRE))
移籍金: レンタル(約4600万円)
年俸: 不明
契約年数: レンタル
サラヴィア(インテルナシオナル(BRA))
移籍金: レンタルバック
年俸: 不明
契約年数: 1年半
スティーブン・エウスタキオ(パソス・フェレイラ)
移籍金: レンタル(非公開)
年俸: 不明
契約年数: 2年半
ガレーノ(SCブラガ)
移籍金: 900万ユーロ(約12億円)
年俸: 不明
契約年数: 4年半
OUT
ナヌ(ダラス(USA))
移籍金: フリー
年俸: 不明
契約年数: 不明
ヘスス・コロナ(セビージャ(ESP))
移籍金: 300万ユーロ(約4億円)
年俸: 非公開
契約年数: 3年半
セルヒオ・オリヴェイラ(ローマ(ITA))
移籍金: 100万ユーロ(約1億円)
年俸: 不明
契約年数: レンタル
ルイス・ディアス(リヴァプール(ENG))
移籍金: 4500万ユーロ(60億円)
年俸: 非公開
契約年数: 5年半
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まとめ
本記事では、FCポルトの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、
新加入または注目の有力選手や、今季後半戦展望についてご紹介しました!
国内では圧倒的な勝負強さで首位の快走に成功したポルトですが、
CLでは力及ばず無念の予選敗退でELに回りました。
加えて22年冬の移籍市場でエースの放出によりチーム力の低下が心配されています。
しかしそんな状況下だからこそ、
ポルトが誇る若手スター選手たちが国内だけでなく、ELの舞台でどのように輝きをみせてくれるのか、
またワールドクラスのベテランや確かな実力を持つ中堅たちがどのようにチームを支えていくのか、
シーズンの残りも戦い方や動向にチェックしていきたいですね(^^)/
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