マンチェスターシティ2020-21最新フォーメーションと戦術!注目選手・監督もご紹介!

こんにちは!

プレミアリーグの2020-2021シーズンは全38試合のうち24試合を終え(2021年2月21日時点)、

ますます白熱しています。

そんな中、マンチェスター・シティは首位を独走、2位に勝ち点10差をつけています。

2年ぶりのリーグ優勝に向け、視界は良好です!

そしてまさに今、チャンピオンズ・リーグが始まっています!

今回はその中でも優勝候補の一つである、マンチェスター・シティについて

最新フォーメーションや戦術、注目選手を取り上げてみました(^^)/

 

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マンチェスター・シティ2020-21新フォーメーションと戦術!注目選手・監督もご紹介!

マンチェスター・シティ2020-21最新フォーメーション

マンチェスター・シティの基本フォーメーションは4-1-4-1です。

GK エデルソン

DF カンセロ、ストーンズ、ディアス、ジンチェンコ

MF ロドリ、フォーデン、ベルナルド、ギュンドアン、スターリング

FW ジェズス

今季のシティは守備が安定し、攻撃のバリエーション含め円熟味の増した大人なチームです

 

足元の技術に長け、後方から一気にアシストに繋がるパスを出せるエデルソンを底に、

ディアスとストーンズの両CBがしっかりと相手の攻撃を封じ、

攻めでは両SBがアクセントとなります。

 

ロドリが現監督のグアルディオラを彷彿とさせる中盤での存在感を見せ、

今イチオシのギュンドアン、ベルナルド、期待のイングランドの若手のフォーデンといった攻撃陣に、

ドリブルの切れ味抜群のスターリングがエッジを利かせ、仕上げはジェズス。

この攻撃を止めるチームは今のプレミアリーグには見当たりません。

 

昨年、リヴァプールにリーグ3連覇を阻まれましたが、今シーズンは24試合を終えて

2位に勝ち点10差をつけて首位独走。奪還はもとより、さらに安定した強さがシティズンに歓喜をもたらしそうです。

 

 

マンチェスター・シティ2020-21戦術分析

基本フォーメーションは4-1-4-1あるいは4-2-3-1ですが、

攻撃の時と守備の時で陣形を変え、とりわけ攻撃時には両SBが相手陣内まで入り込み、

2CBとボランチを残し、3-1-3-3、3-2-2-3とあらゆるシステムに変更しています。

カンセロロールと呼ばれる、バイエルン・ミュンヘン時代にグアルディオラが採用した

アラバロールの進化版を取り入れています。

 

アラバロールは、当時左SBを担っていたダビド・アラバのことで、タッチラインでの上下運動だったこれまでの役割(ロール)から、

内側にポジションを取り攻撃時にボランチやインサイドハーフとして機能させ、これがハマったことで、その先駆者的存在から彼の名前が付けられました。

マンチェスター・シティのSBのカンセロもインサイドにポジションを取り、従来のSBの概念を超え、もはや中盤の選手としてプレーエリアを広く使い、とりわけ攻撃面で厚みを増す要因となっています。

 

マンチェスター・シティ2020-21強い理由

なんといっても今シーズンは守備が安定しています

CB不動のディアスを筆頭に、ストーンズ、ラポルテ、アケーと誰が出ても大崩れすることはなく、守備の安定が攻撃への良いリズムを生み出し、盤石な試合運びが出来ています。

 

昨年(2019-2020)と数字で比べてみるとその結果が如実に表れています。

今シーズンは24試合を終えた時点で1試合当たりの得点数こそ2.04(昨シーズン2.68)と減少しているものの、失点数が0.63(昨シーズン0.92)とより強固なディフェンスが構築されています。

 

これによって全体に良いリズムが生まれ、攻撃陣にとっては何より重要なゴールに専念できる充実した環境が整っていることが強さとなっています。

勝ち点の取りこぼしも減り、1試合当たりの勝ち点が2.33と昨シーズンの2.13を上回っています。

 

攻撃に関しても、明らかな「変化」が生じています

これまでは、前線のスターリング、アグエロ、ジェズスがしっかりと2桁のゴールを叩き出し、

中盤のデ・ブライネやマハレズがそれに続くという、攻撃の担い手はある程度固定されていました。

しかし、今シーズンは、アグエロがケガやコロナ感染で思うように出番がなかったこともありますが、出場した数々の選手がゴールを決めています。

とりわけ、ギュンドアンの活躍は目覚ましく、彼自身キャリアハイとなる11ゴールを決めるばかりでなく、

シティの中盤に軽快で華やかなトルコ行進曲が奏でられているかの如く、その中心で彼がタクトを振り、シティは快進撃を続けています。

 

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マンチェスター・シティ注目選手

イルカイ・ギュンドアン選手


トルコ系ドイツ人のギュンドアンはブンデスリーガ・ドルトムントでリーグ優勝、

プレミアリーグではマンチェスター・シティでリーグ優勝2回とまさに優勝請負人です。

ただ代表では目立った活躍を残しておらず、2014年ドイツがブラジルワールドカップ優勝を果たした際はケガで選出されず、

2018年ロシアでのドイツ史上初めての予選敗退の時は、2試合目のスウェーデン戦に途中出場したのみでした。

元々器用な選手でパスセンスには定評がありましたが、

今シーズンは決定力が見違えるほどの秀逸さで、歴代の名選手の仲間入りの可能性を感じます。

リーグ戦ではその実力は証明済で、対戦相手もただ脱帽するばかりです。

真価が問われるのは、これからのチャンピオンズ・リーグベスト16以降のパフォーマンスになるでしょう。

マンチェスター・シティがクラブ史上初めてのビッグイヤーを掲げる時には、

ギュンドアンに間違いなくスポットライトが当たり、彼の名声がより高まることは時間の問題かもしれません。

 

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フィル・フォーデン選手

シティズン待望のユース出身、生え抜きの攻撃的MF

これまでシティの攻撃は各国のエースが担っていましたが、そこに割って入ってきた期待のイングランドの新星。

グアルディオラが寄せる期待も並々ならぬものがあります。

シティのリーグ初優勝含め長年活躍したダビド・シルバがチームを離れる際に、代わりの選手を獲得することはせず彼を褒め称えたのみならず、

フォーデンの契約後の「フィルは誰にも渡さない、フィルこそシティだ」というグアルディオラの言葉が

彼の実力と可能性を物語っています。

マンチェスター・シティにとっての欠かせない存在、オアシスとなり、彼こそロックンロールスターと言えるでしょう。

 

ロドリ・エルナンデス選手

現役時代に中盤で実績のあるグアルディオラが好む、まさにボランチらしいボランチ。

パスの精度やタイミングの良さもさることながら、ボール奪取能力にも長け、長身でゴールも決める、万能の選手。

スペイン代表としてブスケツの後継者と評されることもありますが、アトレチコ時代にシメオネからの薫陶も受けており、

ただ巧いだけではなく、ハンドルで言うならブレーキもアクセルも兼ね備えた選手と言えるでしょう。

チームが事故を起こさないように安全運転をしつつ、視界良好の時は一気に前線へのびのびと進み目的地へと向かう、

現役時代のグアルディアラとシメオネのハイブリッドさをプレーで体現しています

チャンピオンズ・リーグとリーグタイトルを獲得して、自身の価値をより高められるか、

今後注目の選手です。

 

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マンチェスター・シティ監督

ジョゼップ・グアルディオラ監督

 

バルサで獲れるタイトルを総なめし、バイエルン・ミュンヘンでは国内3連覇、

マンチェスター・シティでもリーグタイトルを2つ獲得した名将。

 

>>【関連記事】グアルディオラのマンC戦術と年俸は?バルセロナ時代のフォーメーションと比較!

 

彼の次なる野望は?

昨年3連覇を阻まれたリーグタイトルの奪還と、なんといってもチャンピオンズ・リーグ優勝に他ならないでしょう。

バルサで2回ビッグイヤーを掲げるも2011年を最後に、約10年も遠ざかっています。

さらに、マンチェスター・シティとしても国際タイトルはチャンピオンズ・リーグはおろか、

1970年のカップウィナーズカップ以降縁遠くなっています

 

大航海時代で言うところのマンチェスター港から世界進出し、まだ見ぬビッグイヤーを手に入れることこそがシティズンの、そしてグアルディオラ提督の野望に違いありません。

マンチェスター・シティでの5年目を迎え、機は熟しました

今年の12月開催のFIFAクラブワールドカップにグラウディオラが2011年のサントスを破った時以来の、チャンピオンズリーグ優勝チームとして

マンチェスター・シティを率いて来日することはペップがフットボール界の覇を唱えたことを意味するでしょう。

 

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まとめ

リーグ戦を首位で独走し、一昨年以来のプレミアリーグチャンピオンを目指すマンチェスター・シティについて、

最新フォーメンションと戦術、強さの理由や注目選手をご紹介致しました。

いよいよチャンピオンズ・リーグのラウンド16も始まり、クラブ史上初のビッグイヤー獲得

なるか、今後もぜひ注目していきましょう。

 

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