マンチェスターユナイテッド後任の次期監督候補は?交代後を予想!

こんにちは!

現地時間11月21日、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督の解任が発表されました。

これまでに幾度となくリバウンドメンタリティで解任の危機を脱してきたスールシャールでしたが、

今回は立て直しの策も尽きてしまったようです。

後任には、暫定監督としてコーチのマイケル・キャリックが就いており、

ユナイテッドのフロントは本格的な後任監督探しに奔走しています。

そこで本記事では、ユナイテッド後任の次期監督と噂の候補者とその主要な実績

そして暫定監督のキャリックスールシャール前監督の実績・評価についてご紹介した後、

ユナイテッドの課題を考察しつつ、次期正監督に期待する点についてまとめてみました(^^)/

 

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マンチェスターユナイテッド後任の次期監督候補一覧

11月29日の時点で主に次にあげる候補者が報じられています。

各候補監督について順番にご紹介します(^^)/

ブレンダン・ロジャーズ

現任:レスター監督(2021/11/29時点)

 

主要な実績

スコティッシュ・プレミアシップ(セルティックFC: 16-17、17-18)
スコティッシュカップ(セルティックFC: 16-17-、17-18)
スコティッシュ・リーグカップ(セルティックFC: 16-17、17-18、18-19)
FAカップ(レスター: 20-21)
プレミアリーグ準優勝(リヴァプール: 13-14)

 

2013-14シーズンにライバルクラブであるリヴァプールをリーグ2位にまで導き

ショートパスによるポゼッションを重視した戦術は見るものを魅了し、非常に高い評価がされてきました。

しかし2015-16シーズンには8試合を終えた時点で10位と苦戦し、マージーサイドダービーで引き分けた後に解任され、

その後セルティックを経てレスターでプレミアへ帰還した2019-20シーズンはユナイテッドに最終節で敗れCL権を逃しましたが、

翌シーズンにFA杯決勝でチェルシーを破り、レスター初のFA杯優勝へ導きました。

 

11月21日時点で英国の大手ブックメーカー、ウィリアムヒルでは一番人気となっていますが、

レスターで「フルコミットしている」と発言していることに加え、違約金も10億円以上かかると言われます。

現在レスターでの成績があまり芳しくないため、解任された場合は就任に近づくかもしれませんが、

辞任してまでユナイテッドの監督に就任するということは、ちょっと予想されにくい印象です。

 

ジヌディーヌ・ジダン

フリー(2021/11/29時点)

 

主要な実績

リーガ・エスパニョーラ(レアル・マドリード: 16-17、19-20)
スーペルコパ(レアル・マドリード: 2017、2019)
UEFAチャンピオンズリーグ(レアル・マドリード: 15-16、16-17、17-18)
UEFAスーパーカップ(レアル・マドリード: 2016、2017)
FIFAクラブ・ワールドカップ(レアル・マドリード: 2016、2017)

 

レアル・マドリードではCL3連覇を達成し、スター集団達を持ち前のカリスマ性で導きました。

幅広い戦術を用いたり、ローテーションを積極的に採用したりと、そのマネジメントにも定評がある監督で、

デル・ボスケやアンチェロッティからも人となりを含めて高い評価がされています。

物静かな印象があるジダンですが、発言に重みがあり、モチベーターでもあるようです。

ユナイテッドでも間違いなくチームを復活させられる監督であると思います。

 

2021年11月時点でフリーの監督としては、近年最も実績のある監督ですが、

来シーズンからPSGを指揮する可能性が非常に高いと報道されています。

 

加えて、英語での指導がまだ早いと考えていること、夫人がマンチェスターでの生活を望んでいないことから、本人が就任オファーを拒否したと報じられています。

 

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マイケル・キャリック

マンチェスター・Uコーチ –> 現任暫定監督(2021/11/29時点)

暫定監督として次章でご紹介します!

 

ラルフ・ラングニック

現任:ロコモティフ・モスクワ強化責任者(RUS)(2021/11/29時点)

 

主要な実績

ブンデスリーガ準優勝(シャルケ: 04-05)
DFBポカール(シャルケ: 10-11)
DFLスーパーカップ(シャルケ: 2011)
DFBリーガポカール(シャルケ: 2005)
ブンデスリーガ2部準優勝(ホッフェンハイム: 07-08、RBライプツィヒ: 15-16)
DFBポカール準優勝(RBライプツィヒ: 18-19)
ブンデスリーガ3位((RBライプツィヒ: 18-19))

 

ラングニックといえばゲーゲンプレスの生みの親とも言われ、

リヴァプールのクロップに影響を与えたり、チェルシーのトゥヘルやバイエルンのナーゲルスマンらの師匠だったりします。

 

ポゼッションに対抗する戦い方だけでなく、一つの流れを生み出したラングニックの就任は、

ユナイテッドファンだけでなく、すべてのサッカーファンからの注目の的になるといっても過言ではないところがあります。

 

なお、ラングニックはメガクラブでの監督経験こそありませんが、戦術家としての能力だけでなく、

人心掌握などマネジメントにも定評があり、厳格なルールを選手だけでなく自身にも課すといいます。

現在のユナイテッドに規律を植え付け、チームをオーガナイズするには最適な監督と思われます(^^)/

 

11月27日時点で、イギリス有力紙「ザ・サン」では、ロコモティフ・モスクワが契約解除に応じ次第、

来シーズンのスポーツアドバイザー職を確約して、キャリックの後を継いで今シーズンいっぱい就任すると報道されています。

過去にスポーツディレクターとしても結果を残してきたため、上記のような契約でも、ユナイテッドの中・長期的な発展に大いに貢献してくれること間違いなしです!

 

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マウリシオ・ポチェッティーノ

現任:PSG監督(FRA)(2021/11/29時点)

 

主要な実績

UEFAチャンピオンズリーグ準優勝(トッテナム: 18-19)
リーグ・アン2位(PSG: 20-21)
トロフェ・デ・シャンピオン(PSG: 2020)
クープ・ドゥ・フランス(PSG: 2021)
UEFAチャンピオンズリーグベスト4(PSG: 20-21)

 

サウサンプトンを過去最高の8位に押し上げたり、トッテナムでは優勝争いを演じたり、欧州CLの決勝に導くこともありと、プレミアリーグではかなり評価が高い監督です。

 

トッテナム時代はソン・フンミン、ルーカス・モウラの突破力や、ケインの得点力を活かすため、

選手を流動的に動かすことで「カオス」を作り出す戦術は見事にハマっていました。

 

現在のユナイテッドにも、サイドに突破力のある選手、前線で得点力のある選手、そして中盤に運動量のある選手と揃っているため、この再現が期待できると思います。

 

また、PSGのスター選手達を指導していることからも、メガクラブでの経験値も期待できます。

プレミアでのタイトルこそありませんが、監督として一定以上の成績を残し、順調にステップアップし続けているポチェッティーノは、ユナイテッドと共にさらに飛躍できる監督と評価しています。

 

なお、一部報道ではポチェティーノ招聘をフロントが熱望していて、来シーズンからの就任で引き抜こうと画策しているようです。

来季2022-23シーズン、PSGがジダンを招聘した場合の玉突き人事としての就任が最有力とされています。

 

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ルイス・エンリケ

現任:スペイン代表監督(2021/11/29時点)

 

主要な実績

リーガ・エスパニョーラ(バルセロナ: 14-15、15-16)
コパ・デル・レイ(バルセロナ: 14-15、15-16、16-17)
UEFAチャンピオンズリーグ(バルセロナ: 14-15)
UEFAスーパーカップ(バルセロナ: 2015)
FIFAクラブ・ワールドカップ(バルセロナ: 2015)
スーペルコパ(バルセロナ: 2016)
UEFA EURO 2020ベスト4(スペイン代表: 2021)

 

バルセロナやスペイン代表で結果を残し、ティキ・タカとカウンターを織り交ぜた攻撃が特徴的な監督です。

獲得タイトルに加え、バルセロナのスター選手達を指導した経験や、スペイン代表監督を務めていることからも、高いマネジメント力や指導力が期待されます。

 

話題性にも富んだ人物で、ファンや記者とも友好な関係を築いています。

 

C・ロナウドも就任を望んでいると報道されましたが、エンリケ自身が「エイプリルフールかと思った」と否定しました。

スペイン代表監督であることに満足しているようなので、ユナイテッド監督就任の可能性は限りなく低いのではと予想されます。

 

エルネスト・バルベルデ

フリー(2021/11/29時点)

 

主要な実績

リーガ・エスパニョーラ(バルセロナ: 17-18、18-19)
コパ・デル・レイ(バルセロナ: 17-18)
スーペルコパ(アスレティック・ビルバオ: 2015、バルセロナ: 2018)

 

バルセロナでは、ティキ・タカではなくショートカウンター寄りの戦術を用いた監督です。

既存の4-3-3から守備の安定を図るために4-4-2を積極導入するなど、柔軟性を持ち合わせています。

 

CLではローマとリヴァプールに2年連続で3点差から2ndレグでひっくり返されるという衝撃的な事件を引き起こし、受け身で後手の采配が批判に晒されるなど、勝負強さに一抹の不安があります。

 

しかし、バルセロナでのメッシの指導の経験から、ユナイテッドでも問題ないと考えられ、すでに今シーズンのみの就任でオファー済みで、補強についても話し合ったとの報道もあります。

今シーズンのみの契約で本人が納得するかどうかは別として、ポチェッティーノ引き抜きを中断させる事ができる上、

実績のある監督でバトンパスしていく事で絶えずチームを向上させられるのではないかと思います(^^)/

 

マンチェスターユナイテッドの暫定監督

暫定監督に就任したキャリックですが、現役時代は守備的MFとしてユナイテッドで活躍していました。

 

派手なプレーこそありませんでしたが、

ゲームの流れを読み、的確なポジショニングで相手の攻撃の芽を摘み取り、スコールズとのコンビでヨーロッパ随一の中盤を構成していました。

 

また、イングランドの縦に速いスタイルからポゼッションスタイルへ移行したチームで重要な役割を果たし、そのインテリジェンスの高さは、多くのプレーヤーたちから称賛されていました。

 

キャリックもスールシャール同様控えめな性格ではありますが、ユナイテッドでキャプテンを務めるなどリーダーシップがあります。

スールシャール前監督は、C・ロナウドら前線の選手に厳格な守備のタスクを課すことができず、チームとして守備の形が作れずに守備崩壊のきっかけになっていました。

 

就任3日目で初采配となったCLのビジャレアル戦(2021/11/24)では、C・ロナウドに守備のタスクを課したり、ブルーノをベンチスタートにするなど新しい試みと規律の植え付けを始めています。

 

暫定監督のキャリックには、

現役時代のリーダーシップを活かし、スタープレーヤー達にも厳格なルールを課し

チームとしての確かな戦い方を植え付けることに期待したいところです(^^)/

 

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スールシャール前監督の成績・評価

 

2018年末にモウリーニョの後継としてユナイテッド監督に就任し、約3年間に渡って指揮してきました。

就任初年度はサポーターの好感や監督交代によるチームへの好刺激も相まって、12試合無敗の結果を残し契約を延長しました。

そして、初のフルシーズンとなる2019-20では、ワン=ビサカとマグワイアを獲得したものの、成績は振るわず、ブルーノ・フェルナンデスの神通力で最終節になんとかCL出場権を獲得することができました。

 

翌2020-21シーズンもカバーニとテレス、ファン・デ・ベークの獲得で弱点を補いましたが、ELでは決勝でビジャレアルに敗れ、国内リーグもシティに大差を付けられて2位となり4年連続で無冠となりました。

 

今季2021-22シーズンもサンチョ、ヴァラン、そしてC・ロナウドを獲得し、確実に戦力はアップしましたが、各選手を有効に使えずに解任の憂き目にあうこととなりました。

加えて、勝率が55 %ほどと、史上最低と言われたモイーズ政権時(52%)と近く、成績はそこまで良くなかったと言えます。

 

しかし、ユナイテッドの歴史、DNAを知る監督であったため、これからの復活に向けた精神的な土台は作る事ができました。

また、カバーニやC・ロナウドら勝者のメンタリティを持つ選手達を連れてくる事ができたことは、彼の最大の功績であると言えます。

これからのさらなる飛躍のためのバトンをパスした解任であると有識者達は語っています。

 

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マンチェスターユナイテッドの課題

現在のユナイテッドの最大の課題は攻守両面における連動性の低さです。

攻撃面では、カバーニ、ラッシュフォードが欠場した場合、スペースを作ったり裏に走り込んだりする選手が少なくなり、

C・ロナウドを目掛けた中・長距離のパスを用いた単調な攻撃に終始し、勢いを持って相手に圧をかけ続ける事ができていません。

スールシャール政権下でのマルシャルやサンチョは共に、足元でボールを欲しがることが多く、クロスや強引な仕掛けで攻撃を停滞させる事が多くなっています。

 

守備面に目を向けると、マクトミネイとフレッジのコンビは一歩目が遅いため、相手中盤のパス回しに翻弄される事が多くあり、

一方マティッチがアンカーの場合、縦への対応は問題ありませんが、横の揺さぶりに弱くなりバイタルをケアしきれません。

CBも前線からの限定がないために後手の対応が多くなっており、さらにヴァラン欠場時には2枚の横と縦の連動性が低く、間を狙われています。

 

守備時の連動性の低さも攻撃陣に問題があり、前線からのプレスに強度や意図がないため、ブロック構築ができず、守備崩壊に繋がっています。

 

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マンチェスターユナイテッドの次期監督にはここを期待!

最大の注目ポイントは、個性豊かで能力の高い選手達を適材適所で使えるか、です。

 

特に圧倒的な決定力とコンディション調整力で36歳ながら多くの試合に出場しているC・ロナウドですが、

終盤は走れる選手の投入、またはロナウドに得点力のみをを求めるならば終盤の出場にするなど、チームとしての戦い方を優先できる監督が理想です。

 

さらに、ファン・デ・ベークとサンチョはリーグ戦やCLでも好連携を見せ、攻撃を活性化していますし、アレックス・テレスも出場すれば最低限の仕事は果たします。

 

ユナイテッドは選手層が厚いため、ここまで出番の限られた選手達にも、チームとしての確固たる戦い方や規律を植え付ける事ができれば有効なオプションにもなり得ます。

 

そして、高いカリスマ性や、確固たる自身の戦術論を持つ監督の就任によりチームに規律を植え付け、名門を復活させることに期待したいですね(^^)/

 

また、ユナイテッドのファンはファーガソンの勇退以降、長期政権を築けず監督の交代が盛んに行われていることも気がかりなようです。

メガクラブでは難しいかもしれませんが、常に研究や努力を重ね、向上し続けることで長期に渡っての指導にも期待したいところです。

 

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まとめ

マンチェスターユナイテッド前監督・スールシャールの後任候補と噂の監督のご紹介や、ユナイテッドの課題や、次期監督への期待などをご紹介しました。

次の優勝を目指すというステップのために相思相愛だったスールシャールに別れを告げ、大物監督の就任を目指しているユナイテッドですが、シーズンの途中の引き抜きは難航しそうです。

報道にあるように、今シーズンのみのラングニック就任と、来シーズンからのポチェッティーノの就任が最も理想的ではないかと思います。

どの監督でも今のユナイテッドに戦術を植え付け、自分の色を出すのには時間がかかりそうですが、優勝を狙えるほどの陣容とポテンシャルがあるチームです

数年後、再びユナイテッドがプレミアや欧州CLの頂点に戻ってくることを期待して今後の動向をチェックしたいですね(^^)/

 

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