こんにちは!
2020-21シーズン奇跡的な追い上げを見せて、何とか3位に入ったリバプールですが、
この2021年夏の移籍市場ではあまり大きな動きを見せず、センターバックのコナテ選手の加入だけにとどまりました。
しかし、2020-21シーズンに怪我で離脱していたファン・ダイクやジョー・ゴメスなどが戻ってきたことにより、
プレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇した時の戦力を揃えて再び戦える2021-22シーズンとなります。
そこで、本記事ではタイトル獲得を目指すリバプールの最新スタメン予想とフォーメーション、新加入した注目選手や2021−22シーズンの展望についてまとめてみました。
\ 2021-22シーズン欧州王者へあと1勝 /
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リバプールの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
リバプール最新スタメンはどうなるか予想
GKは、
アリソン・ベッカーを予想します。
リバプールの守護神として君臨しているアリソンが、基本的には正GKを務めるのは間違いでしょう。
アリソンが怪我や出場停止となってしまった場合には、ベテランで経験豊富なアドリアンと2020-21シーズン台頭してきたケレハーの2人が控えGKとしてアリソンを支える布陣です。
DFは、
左からアンドリュー・ロバートソン、ジョエル・マティプ、ヴィルギル・ファン・ダイク、アレクサンダー・アーノルドの並びを予想します。
まず、左右のサイドバックには今シーズンも世界最高の2人であるロバートソンとアーノルドが務めると予想します。
左の控えにはツィミカスがいますが、右の控えが少し不安材料となっておりネコ・ウィリアムズやジェイムズ・ミルナー、ジョー・ゴメス辺りで対応することになりそうです。
そして2020-21シーズン一番苦労したセンターバックですが、2021-22シーズンは逆に人が多すぎて贅沢な悩みとなっています。
怪我から復帰してきたファン・ダイク、マティプ、ジョー・ゴメスの3人に加えて、
ライプツィヒから加入した有望株のコナテ、2020-21シーズン穴を埋めたナット・フィリップスと5人の高いレベルのCBがいる状況ですが、
基本的にはファン・ダイクとマティプのコンビを組んでくると予想します。
それでも怪我やチャンピオンズリーグなどの過密日程の中で、この5人を上手く回していくことが重要になってくると思います。
MFは、
ファビーニョ、ジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラを予想します。
まず、アンカーにチームの中心となっているファビーニョがスタメンに名を連ねるのは間違いないと思います。
しかし、このアンカーポジションの控えがあまりいないのが現状であり、
1つ前のポジションを務めるヘンダーソン、ミルナー、チアゴ・アルカンタラなどをファビーニョが欠場の際には入れることになりそうです。
そしてMFの残り2枚は多くの選手での争いになりますが、2020-21シーズンを踏まえて見るとジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラがスタメンで出てくると予想します。
他の候補を見て見ると、
能力は申し分のないナビ・ケイタ、若いカーティス・ジョーンズ、ハーヴェイ・エリオット、再びの活躍を誓うチェンバレン、ベテランのミルナーなど、7人で2枚のスタメンの座を争っていく形になっていきそうです。
FWは、
左からサディオ・マネ、ディオゴ・ジョタ、モハメド・サラーを予想します。
FWはこれまでマネ、フィルミーノ、サラーの3人が圧倒的な存在としていましたが、2020-21シーズンにジョタが加わって4人で回すようになりました。
その中でもジョタの得点能力が素晴らしい物があるので、スタメンにはマネ、サラーに加えてジョタを予想します。
ビックマッチでは経験やボール保持能力に優れるフィルミーノの起用があると思いますし、この4人を同時起用するという攻撃的な布陣も組んでくるかもしれません。
この4人以外にはレンタルバックとなりプレシーズンマッチでアピールした南野拓実、そして中盤だけではなくウイングも務めることができるエリオット、そして残留となったオリギなどが控えにいます。
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リバプール最新予想フォーメーション①
4-3-3
この4-3-3のフォーメーションはクロップ監督がリバプールの監督に就任して以来、最も多く使っているフォーメーションとなっています。
基本的にリバプールの4-3-3では前の3枚と攻撃能力に優れている両サイドバックが攻撃の中心を担う形となっています。
中盤の3枚は試合のバランスを取ることが重要となってくるので、攻守両面に運動量が求められるポジションとなってきます。
守備面では前線からプレスをかけていく形で、相手に余裕を与えないことが大事になっています。
前線のプレスを抜かれたとしても個人能力でワールドクラスの守備能力を持つ、ファビーニョ、ファン・ダイク、マティプがいるので、そこで空中戦や球際の強さで守っていくことが出来ます。
懸念部分があるとすれば、相手に思いっきり引かれたときには、リバプールの持ち味であるスペースを活かしての攻撃ができずボールが停滞してしまうことがあり、そこの部分はしっかりと改善して欲しいと思います。
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リバプール最新予想フォーメーション②
4-2-3-1
こちらの4-2-3-1のフォーメーションは、試合途中でより攻撃的に行きたいときや
スタートからでは過去数試合で稀に使用されたフォーメーションとなっています。
基本的に4-3-3しか使わないのですが、
このフォーメーションのメリットとしては、やはり前線のフィルミーノ、サラー、マネ、ジョタの4枚を同時起用出来るところにあります。
4人とも柔軟にポジションチェンジが出来るので、攻撃にバリエーションが増えることは間違いありません。
しかし、どうしても攻撃に偏ってしまい守備面が少し疎かになってしまうために、
このフォーメーションを使うのは、どうしても点を取りたいときや、相手が下のチームで引いてくるのが予想される時だと思います。
リバプール2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
4-3-3
対ノリッジ・シティ戦
結果:3-0 勝利
開幕戦となった昇格組であるノリッジ・シティとのアウェイ戦。
2シーズン前の2019-20シーズンも開幕戦がノリッジ・シティ相手だったのが思い出されましたが、その時は4-1でリバプールが勝利しました。
開幕戦のスタメンを見ると、DFラインにはマティプとファン・ダイクが名を連ねてセンターバックの問題はありませんでしたが、ロバートソンが怪我で左サイドバックにはツィミカスが入りました。
そして中盤も欠場選手が多くヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、ファビーニョが使えない状況で、ミルナーがアンカーでナビ・ケイタ、オックスレイド・チェンバレンという少し厳しい中盤3枚となりました。
試合は始まってみると、やはり昇格組ノリッジ・シティとの力の差が見えるゲーム展開となり、リバプールが終始ボールを握る展開となりました。
そんな中で点を早めに取りたかったリバプールが26分にジョタのゴールで先制すると、その後ノリッジ・シティにボールを持たれる時間もありましたが、
後半に途中出場のフィルミーノとエースであるサラーの開幕戦5年連続ゴールとなる得点で、見事3-0での快勝で開幕戦を飾りました。
やはり2020-21シーズンと比べるとセンターバック2人の攻守両面での貢献が、大きく感じられた試合となりました。
後ろから出てくるファン・ダイクのロングボールは引かれた相手に非常に有効で、マティプも得意とする鋭い縦への楔のパスも効いていました。
もちろん守備面では圧倒的なフィジカルを活かしてのディフェンスで相手を圧倒してくれました。
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リバプール新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
イブラヒマ・コナテ
Playing at Anfield in front of the fans 😍😍😍 #YNWA pic.twitter.com/L3EyhjYDSd
— Ibrahima Konate (@IbrahimaKonate_) August 9, 2021
前所属:RBライプツィヒ(ドイツ)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:4100万ユーロ(約56億円)
新加入選手1人目は、
フランスの若き怪物センターバック、イブラヒマ・コナテ選手です。
イブラヒマ・コナテは、フランス出身で1999年生まれの22歳右利き194㎝のDF(CB)です。
地元フランスのクラブであるソショーで2017年にプロデビューを果たしたコナテは、同年6月にドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒに移籍します。
ライプツィヒでは怪我が多いこともあり、フルシーズン戦ったことはありませんが、出場すれば素晴らしい才能を見せてフランスの次世代の守備の要としてビッククラブから注目を集めました。
その中で、2021年5月にリバプールが移籍金4100万ユーロ(約56億円)でコナテを獲得しました。
コナテのプレースタイルとしては、
194cmという長身でありながらも抜群のスピードを持っており、圧倒的な身体能力を活かしてのディフェンスが持ち味です。
フィジカル的な能力は文句なしに高く、対人戦ではドリブル突破、空中戦での競り合い共に無類の強さを発揮します。
懸念材料があるとすれば、やはり怪我の経歴が22歳にしてあまりにも多いという部分でしょう。
やはりいくら高いクオリティを持った選手でも怪我が多く、年間を通して計算できる選手でないとクラブからの信頼は得られないと思うので、何とか怪我には気を付けていってほしいですね。
ファン・ダイク、マティプ、ジョー・ゴメスと熾烈なセンターバックの争いで、最初はプレーする機会が少ないとは思いますが、練習から色々なことを学んで成長していって欲しいと思います!
ハーヴェイ・エリオット
『リバプールのファーストチームでやって行く野心を示すハーヴェイ・エリオット』
エリオットは、ローンで得た経験を生かし、新シーズンはリバプールでやって行くためクロップ監督にアピールをする準備が出来ているようです。
レッズでやって行く自信がある!と。https://t.co/hGb2X7Bngx pic.twitter.com/cjMLKP204j— Toru Yoda (@ToruYoda78) July 17, 2021
前所属:ブラックバーン
市場価値:1500万ユーロ(約20億円)
新加入選手2人目は、
イングランド、リバプールに現れた新たな逸材ハーヴェイ・エリオット選手です。
ハーヴェイ・エリオットは、イングランド出身で2003年生まれの18歳左利き170㎝のMF(CH,SH)です。
QPRユースからフラムに入団したエリオットは、2018年9月に15歳174日という史上最年少の若さでプロデビューを果たすと、
翌年2019年5月にはプレミアリーグデビューを果たし、こちらも16歳60日でプレミアリーグ史上最年少記録を更新しました。
フラムが2018-19シーズンでプレミアリーグ降格となると、ビッククラブで争奪戦が繰り広げられた結果、リバプールがエリオットを獲得しました。
この争奪戦の際にはレアル・マドリードも獲得に動いていましたが、
2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でセルヒオ・ラモスがモハメド・サラーを怪我させたシーンを見て、セルヒオ・ラモスにいい印象を持っておらず、リバプール移籍を決断したというエピソードもあります。
その後、2020-21シーズンはイングランド2部チャンピオンシップのブラックバーンにローン移籍すると、シーズン合計で17得点を挙げる活躍を見せて、再び2021-22シーズンからリバプールに戻ってきました。
エリオットのプレースタイルとしては、
170㎝と小柄な身体ながら卓越した足元の技術を持っており、ドリブル突破、パス、トラップと見事なテクニックで相手を翻弄するタイプです。
さらにプレシーズンから見ているとしっかりとリバプールの中盤として出場しても、守備に対しての意識がしっかりとしており、スタミナも充分にあると思います。
そして何より10代とは思えないメンタルの強さを持っており、ワールドクラスの選手が揃っているリバプールの中でも物怖じせずにプレーしている部分が見られます。
先日のプレミアリーグ第3節では、チェルシーとのビックマッチだったにもかかわらずスタメン起用されており、クロップ監督の期待は相当に高く、既に信頼を得ているようで
2021-22シーズンのリバプールファンにとってエリオットは、希望の星となるかもしれません!!
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リバプール2021-22シーズンの展望
クロップ監督の下で6シーズン目となる2021-22シーズンのリバプール。
2021年夏の移籍市場ではコナテのみの獲得でしたが、現在主力として活躍する選手の契約延長を優先した形となり、
アリソン、ファビーニョ、アーノルド、ロバートソン、ヘンダーソンなどと長期契約を結びました。
2020-21シーズンのように怪我人が続出するということはないと思うので、センターバックの不安は解消し、むしろ武器になってくる部分であり、
どちらかといえば、前線のマンネリ化をどのように解消していくかというシーズンになってくるかもしれません。
なお、UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグでは、運悪くACミラン、アトレティコ・マドリード、FCポルトと死の組と呼ばれるグループに入ってしまったので、同時進行で進んでいく12月まで上手くスカッドをやりくりしていくことが大事になってきます。
さらに1月にはアフリカネーションズカップでチームの中心であるモハメド・サラー、サディオ・マネが離脱する期間があるので、そこで南野やエリオットなどの活躍が必要になってくると思います。
メンバー的には完全に熟成しつつある今のリバプールなので、2021-22シーズンは何としても1つもしくは2つタイトル獲得と行きたいところだと思うので、アンフィールドに戻ってきた満員の観客と共に戦っていってほしいですね!
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リバプール2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
イブラヒマ・コナテ(DF)
移籍元:RBライプツィヒ(GER)
移籍金:4100万ユーロ(約56億円)
契約年数:5年
レンタルバック
ハーヴェイ・エリオット
前所属:ブラックバーン
南野 拓実
前所属:サウサンプトン
ロリス・カリウス
前所属:サウサンプトン
OUT
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(MF)
移籍先:パリ・サンジェルマン(FRA)
移籍金:フリー
契約年数:3年
ジェルダン・シャキリ(MF)
移籍先:オリンピック・リヨン(FRA)
移籍金:600万ユーロ(約8億円)+最大500万ユーロ(約6億円)のボーナス
契約年数:3年
レンタル
ベン・デイヴィス
移籍先:シェフィールド・ユナイテッド
リース・ウィリアムズ
移籍先:スウォンジー・シティ
ベン・ウッドバーン
移籍先:ハーツ(SCO)
シェイ・オジョ
移籍先:ミルウォール
マルコ・グルイッチ(レンタル延長)
移籍先:FCポルト(POR)
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まとめ
リバプールの最新スタメン予想とフォーメーション、新加入した注目選手、そして2021-22シーズンの展望についてご紹介しました。
長期政権となっているクロップ監督としても、2020-21シーズンは怪我やホームの観客がいなかったことなど思い通りに行かないことが多いシーズンでした。
それでも2021-22シーズンは、再びアンフィールドを熱狂される熱い試合を見せてくれると思います!
現地サポーターの応援も楽しみにしながらリバプールの再びのタイトル獲得に期待して、今シーズンも応援していきましょう!
\ 2021-22シーズン欧州王者へあと1勝 /
>>リバプールCL決勝のスタメン予想!フォーメーションと注目選手はこちら!
>>【関連】プレミアリーグ人気クラブビッグ6の特徴とチームの愛称は?【2021-22シーズン版】
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