バイエルンミュンヘン最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介!

こんにちは!

2022/23シーズンも強さを見せているバイエルンミュンヘン。

11連覇を目指すブンデスリーガでは、第4節~7節まで4試合連続未勝利と調子の上がらない時期もありましたが、その後は9試合連続無敗と復調しています。

ただし、序盤の取りこぼしが影響し、またシーズン後半戦の初めの2試合を2引き分けで終えており、2位以下との勝ち点差は大きくはありません。(1月26日時点で2位のウニオン・ベルリンと3ポイント差)

チャンピオンズリーグでは、バルセロナ、インテルと同グループの簡単ではない組み合わせとなりましたが、全チーム最高の得失点差(+16)で唯一のグループリーグ全勝を記録し、難なく突破を決めており、決勝トーナメント1回戦ではパリ・サンジェルマンとの対戦を控えています。

そこで本記事では、シーズン後半戦を迎えるバイエルン・ミュンヘンの戦術や特徴、注目選手、監督についてまとめてみました!

 

\ 2023/4/5(水)DFBポカール準々決勝の視聴方法はこちら /

>>バイエルン対フライブルク放送とライブ・見逃し配信の視聴方法! | DFBポカール2022-23

 

バイエルンミュンヘン | 特徴・戦術

ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるバイエルンミュンヘンは「ハイテンポでダイナミックなチーム」と言えます。

 

攻撃時は、ボールを保持することに固執することはなく、ゴールへの最短距離を優先的に選択し、空いたスペースをとにかく活用して攻撃を繰り広げていきます。

特に攻撃の最後の局面に近づくにつれて、何人もの選手がペナルティエリア内または付近に侵入し、非常に厚みのある攻撃を仕掛けます。

FW・二列目の選手たちはアスリート能力に長けている選手が多いことで、スピード感あふれるダイナミックな攻撃を実現できているということが言えるはずです。

 

昨季、公式戦でチームトップの50得点を記録したロベルト・レヴァンドフスキがチームを去りましたが、ナーゲルスマン曰く「得点機会が10回あれば、レヴァンドフスキは7回ゴールネットを揺らす。しかし仮にレヴァンドフスキが退団することになっても、彼抜きの攻撃を構築し、同じプレー時間で20回の得点機会を作り、3人のFWと2人のMFでフィニッシュ役を分け合うことは可能だ」※と話しており、集団としてのダイナミズムを実現できているのが今シーズンの特徴ともいえます。

サッカーダイジェストウェブ 引用 

 

現に、今シーズンの公式戦において2桁得点を記録している選手が5人いて、すでに昨季の2桁得点者数(4人)よりも多い数字となっています。

また、今季のブンデスリーガ、チャンピオンズリーグにおいて、バイエルンの選手が得点王やアシスト王になっていない点も、特定の選手に依存せずフィニッシュ役が分散している証明となっています。

 

守備面においては、前線の選手も積極的に守備を行い、ボールに近い選手が素早くプレスをかけ、そこから素早い攻撃に繋げチャンスを作りだします。

 

バイエルンミュンヘン | 最新フォーメーション・スタメン

フォーメーション・スタメン①

バイエルンミュンヘン最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-2-3-1

メインで採用しているフォーメーションは4-2-3-1

 

前線には複数のポジションをこなせる選手が多いこともあり、特定の並びでスタメンが決まっているとは言えないバイエルンミュンヘン。

また、出場時間は限られていますがトーマス・ミュラーキングスレイ・コマンといった実力者もベンチには控えており、相手に合わせたり、出る選手の相性により選考や配置を変更している印象です。

 

不動といえる選手はダヨ・ウパメカノヨシュア・キミッヒアルフォンソ・デイヴィス

これら3選手は今季の公式戦における出場時間数でチームトップ3の選手たちです。

 

スポンサーリンク

フォーメーション・スタメン②

バイエルンミュンヘン最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-4-2

試合数は多くないものの、4-4-2を採用した試合もあります。

サンプルが少ないため、図のフォーメーションは第1節のフランクフルト戦のものです。

4-4-2で臨んだフランクフルト戦(6-1で勝利)、第3節のボーフム戦(7-0で勝利)では、どちらも大勝を収めていますが、その後に採用していないことからも、あくまで4-2-3-1がベースとなることが予想されます。

 

フォーメーション・スタメン③

バイエルンミュンヘン最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-1-4-1

2023年1月29日、第18節のフランクフルト戦で採用したのは4-1-4-1で、今季初めて採用したフォーメーションです。

 

5バックで引いてくる相手に対して、単純に前線に多くの選手を配置することは狙いの一つであることが見えました。

キミッヒを中盤の底に置いて、チュポ・モティングが降りて空いたスペースを2列目の選手が狙うような形が多く、2列目の選手を多く抱えるバイエルンにとっては今後採用する可能性も少なくないかもしれません。

引いて守る相手に対して勝ち切らなければならない試合が多いバイエルンにとっては、選択肢の一つになることが想定されます。

 

しかし、カウンターのリスクをどのようにマネジメントするかは課題になりそうで、鋭いカウンターアタックを仕掛けるフランクフルト相手に許したチャンスの数は少なくありませんでした。

 

スポンサーリンク

バイエルンミュンヘン | 予想フォーメーション・スタメン

予想フォーメーション・スタメン①

バイエルンミュンヘン最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 予想

 

2023年1月26日時点での新加入選手は、GKのヤン・ゾマーDF/MFのダレイ・ブリント

 

今季絶望となったノイアーの穴埋めを期待されているゾマーは、加入後2試合連続先発のため、シーズン終了まではメインのGKとして出場することが予想されます。

 

ブリントは、リュカ・エルナンデスの負傷もあったことからデイヴィスのバックアップとしての加入であると考えます。

複数のポジションをこなすことができるため、ベンチにいてくれると有難い存在となりそうです。

 

さらに“冬の大きな補強”となるのがサディオ・マネのケガからの復帰。

ワールドカップ中断期間もあったことからマネを欠いた試合数こそ多くはなかったものの大きな痛手であった離脱でしたが、早くてパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでの復帰が予想されています。

マネの復帰はチームにとっては非常にポジティブな要素となるのは間違いないです。

 

スポンサーリンク

バイエルンミュンヘン | 注目の人気選手

MF ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)


ワールドカップの日本代表戦でも出場していた若干19歳のスーパースター

卓越したボールの扱いと恵まれた体格・スピードと非常に才能にあふれる選手です。

日本戦でも見せていたような狭いエリアでのプレーを得意としており、得点やアシストを量産しています。

 

今季公式戦ではチームトップタイの12得点を挙げており、アシスト数もチーム2位の9アシストを記録。

得点とアシストの合計ではチームトップで、完全に攻撃の主軸となっています。

 

スポンサーリンク

MF ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表)


こちらもワールドカップでの日本戦で出場していたキミッヒ。

今季の公式戦出場時間数でチームトップを記録している、チームにとって不可欠な存在です。

 

主にボランチとしてプレーし、バランスを取りながら短・中距離のパスをメインにビルドアップ・ゲームメイクの中心となります。

 

また、今季公式戦でのアシスト数はチーム2位の「6」を記録しており、機を見ては前に飛び出して、冷静な判断や高精度なキック・パスを駆使し得点に絡むことができる点も大きな特徴です。

 

チームとしてシュート機会が多いこともありますが、今季ブンデスリーガでのキーパス数はリーグトップの「42」を記録しています。

※キーパス=シュートに繋がるパス

※スタッツデータはWhoscored参照(2023年1月26日時点)

 

DF ダヨ・ウパメカノ(フランス代表)


バイエルン加入2年目のシーズンを過ごしているフランス代表のCB。

先日のカタールワールドカップでもフランス代表のスターティングメンバーとして出場し、準優勝に貢献しました。

 

クラブにおいても、キミッヒに続きチーム内2番目に多い出場時間数を記録していて、ナーゲルスマンから絶大な信頼を得ています。

体格からもわかるように強靭なフィジカルは武器の一つではありますが、ビルドアップにおいてもチームの中心となっています。

 

国内リーグではボールを保持する展開が多くはなりますが、

パス本数はリーグ最多の1456本パス成功率はリーグ4位の90%を記録していることからも、そのビルドアップ能力の高さを証明しています。

常に前方へのパスを狙っているウパメカノですが、高い成功率でそれを実行しているのは流石の一言です。

 

守備面においてもタックル成功数はリーグ3位(48回)で、DFの中ではリーグ1位の成功数を記録するなど、守備面でも優れた成績を残しています。

※スタッツデータはWhoscored参照(2023年1月26日時点)

 

FW サディオ・マネ (セネガル代表)


今季からバイエルンに加入したセネガル代表FW。

カタールワールドカップは怪我のために欠場し、2月上旬までは離脱するとの報道が出ています。

 

加入から初めの公式戦6試合では5得点を記録していましたが、その後の5試合では得点に絡むことができず、批判的な声も上がりました。

しかし、怪我をするまでのその後の14試合で7得点4アシストと好成績を残しています。

 

バイエルン加入後も高い身体能力、テクニック、そしてサッカーIQを発揮しており、チームのダイナミズムを象徴する活躍を見せています。

また、リヴァプール在籍時から見せていた献身的な守備も変わらずこなしており、攻守両面においてチームには欠かせない選手であることは間違いありません。

 

怪我からの復帰時期としては、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのパリ・サンジェルマン戦に照準を合わせているように報道されており、1月25日時点ではトレーニングに復帰しているので、ピッチ上で姿を見られる日も遠くはないはずです。

 

スポンサーリンク

バイエルンミュンヘン | 監督


ユリアン・ナーゲルスマン

国籍:ドイツ

年齢:35歳

 

選手歴

2006/07 1860ミュンヘンⅡ

2007/08 アウクスブルクⅡ

※在籍はしていたものの、怪我のためいずれも出場は無し

 

監督歴

2015/16~18/19 ホッフェンハイム

2019/20~20/21 ライプツィヒ

2021/22~現在 バイエルンミュンヘン

 

怪我のために選手としては早い20歳での引退を余儀なくされ、アウクスブルクのスカウトに転身。

 

その後に1860ミュンヘンのアシスタントコーチとなり、指導者の道に進むことになります。

1860ミュンヘンで2シーズンをアシスタントコーチとして過ごし、ホッフェンハイムに移り、U-17・U-19のアシスタントコーチと監督、そしてトップチームのアシスタントコーチを経て、2015/16シーズンにホッフェンハイムのトップチームの監督に就任。

 

監督就任時の年齢は28歳で、ブンデスリーガ史上最年少の監督となることで話題を集めましたが、同時にデータやテクノロジーの導入を積極的に行ったことでサッカー界に対して革新的な存在となりました。

 

ピッチ外で話題を集めるだけではなく、就任1シーズン目は降格圏に落ち込んでいたチームを残留させ、続く2016/17シーズンは4位、2017/18シーズンはクラブ史上最高の3位を残すなど、その手腕が本物であることも証明します。

 

その後ライプツィヒの監督に就任し、2シーズンを過ごしました。

1年目はブンデスリーガで3位、チャンピオンズリーグではベスト4入りを果たすなどその手腕は本物であることを証明。

2年目もブンデスリーガで2位の成績を残し、ライプツィヒでの指揮を終えます。

 

そして現在所属するバイエルンミュンヘンでは1年目はブンデスリーガでは優勝したものの、チャンピオンズリーグでは準々決勝でビジャレアル相手にまさかの敗退。

ブンデスリーガ優勝は義務付けられるクラブにおいて、チャンピオンズリーグでの優勝がナーゲルスマンにとっての大きなミッションとなります。

 

スポンサーリンク

まとめ

例年通り、ブンデスリーガ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を目指すバイエルンミュンヘン。

リーグ戦では後半戦初めの2試合で2引き分けと勝ち切ることができておらず、独走状態ではないために緊張感を持って残りのシーズンを過ごすことになりそうです。

チャンピオンズリーグでも1回戦からパリ・サンジェルマンとの対戦を控えており、いきなり大きな壁が立ちはだかります。

厳しい戦いが待っているバイエルンですが、どのような戦いをみせ、どのような結果を残していくか要注目です。

 

\ 2023/4/5(水)DFBポカール準々決勝の視聴方法はこちら /

>>バイエルン対フライブルク放送とライブ・見逃し配信の視聴方法! | DFBポカール2022-23

 

\ ブンデスリーガ2022-23 優勝の行方をうらなう天王山! /

>>【4/2(日) 1:30キックオフ】バイエルン対ドルトムント放送を無料ライブ中継と見逃し配信で視聴する方法 | ブンデスリーガ第26節

 

スポンサーリンク