こんにちは!
昨シーズン、プレミアリーグ(イングランドリーグ)で6位と大躍進を果たしたウェストハム。
今シーズンは新たな選手たちを補強し、プレミアリーグに加えヨーロッパリーグにも臨みます。
新加入選手を加えたウェストハムは、昨年の勢いをそのままに更なる高みを手にすることができるのか注目です。
本記事では、そのウェストハム・ユナイテッドFCの最新スタメンとフォーメーションを予想し、新加入選手と2021-22シーズンの展望についてご紹介します(^^)/
>>【関連】最新ウェストハムの戦術やフォーメーション・スタメンと強い理由は?有名・注目選手はだれ?
ウェストハムの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
ウェストハム最新スタメンはどうなるか予想
4-5-1
FW
アントニオ
MF
フォルナルス、ライス、ベンラーマ、ソウチェク、ボーウェン
DF
クレスウェル、オグボンナ、ズマ、ツォウファル
GK
ファビアンスキ
GKはファビアンスキを予想します。
至近距離のボールに反応する反射神経や飛び出しのタイミングの良さが特徴のベテランGKです。
ハイボールの処理がやや不安定ですが、足元の技術や味方へのスローイングには定評があります。
控えにはアレオラもいます。
フランス代表にも選出されたことがあるGKです。
日によって調子に波がありますが、調子の良い時はビックセーブを連発します。
CBは、オグボンナとズマです。
オグボンナは強いフィジカルで相手の攻撃をシャットアウトするDFです。
空中戦にも強く相手に競り負けることも少なく、
また189cmと大柄ですが細かいパスも簡単に繋げる印象があります。
ズマは、サイズが大きく強靭なフィジカルで空中戦を制圧するディフェンダーです。
大きな体格に加え、スピードや瞬発力も兼ね備えており、カバーリング能力にも優れています。
ただ、足元の技術がやや不安定でボールロストをすることもありますが、スピードやフィジカルを活かしたボールの持ち運びでビルドアップに参加します。
控えにはドーソンがいます。
ドーソンは高さや強さに加え運動量にも長けている選手です。
予測能力にも優れており、カバーリングやシュートブロックで相手の攻撃を封じます。
SBは、左にクレスウェル、右にツォウファルです。
イングランド代表にも選出された経験のあるクレスウェルの最大の武器は、
左足から繰り出される正確無比なクロスです。
プレースキックも務めるクレスウェルのクロスは多くの得点を演出し、守備では闘争心あふれるタイトなディフェンスで相手に自由を与えません。
また、CBや左SHでもプレーできるユーティリティ性もあります。
ツォウファルは攻撃的なサイドバックで果敢にペナルティーエリア付近まで上がっていきます。
ポジショニングも良く危機察知能力にも優れており相手の攻撃の芽を摘みます。
ボランチには、ライスとソウチェクが入ります。
ライスはイングランド代表にも選出されている22歳のプレイヤーです。
ディフェンス能力に定評がありファールを取られずに相手の攻撃を防ぎます。
相手カウンター時の攻守の切り替えの早さも特徴で、相手ボールになった瞬間に全速力で自陣に戻り守備に移ります。
パスコースを切りながらの守備も上手く、相手の選択肢を減らすようなディフェンスが持ち味です。
攻撃では味方へのパスや前線への持ち運びが得意でボールロストも少ないです。
ソウチェクは192cmと大柄なMFで足元の技術にも定評があります。
大きな体格を活かしたボールキープも特徴です。
守備能力も申し分なく、長い脚を活かしたボール奪取が上手く、ハイボールの競り合いにも強いです。
トップ下には、ベンラーマが入ると予想します。
アルジェリアのアタッカーであるベンラーマは、細かいタッチと独特のリズムで相手を翻弄するドリブルを持ち味としています。
狭いスペースでも持ち前のドリブルで侵入し直接ゴールを狙うか、あるいは味方選手にラストパスを供給するなどしてチャンスを作ります。
他にもランシーニやヴラシッチといった選手も控えています。
ランシーニは細かいタッチや鋭いフェイントを駆使したドリブルでチャンスを作ります。
また、質の高いラストパスでゴールを演出することもできます。
トップ下だけでなく、サイドハーフやウイングの位置でもプレーすることができ、得意のドリブルで相手ディフェンスを崩します。
ヴラシッチは足元の技術と体の強さを活かしたキープ力が持ち味の攻撃的MFです。
2列目からの抜け出しでチャンスを作ることもできます。
ヴラシッチもサイドハーフやウイングでのプレーが可能です。
サイドハーフは右にフォルナルス、左にボーウェンです。
フォルナルスは、味方選手を活かすプレーが上手く、相手背後に抜け出した選手へのスルーパスの質が高いです。
攻撃時のポジショニングも良く相手選手の間でボールを受けてのチャンスメイクを得意としています。
また、守備にも献身的で持ち前の運動力を活かしてチームに貢献します。
ボーウェンは、カットインからの左足での精度の高いシュートが持ち味のウインガーです。
高い技術と当たり負けしないフィジカルもあり推進力のあるドリブルも得意です。
ゴールへの気持ちが強く、自分たちのカウンターの際にも全速力でスペースへ走り込みボールを呼び込みます。
控えにはヤルモレンコもいます。
ヤルモレンコは主に右サイドでのプレーを主戦場としていますが、CFでもプレーが可能です。
一番の特徴はカットインからの左足シュートです。
ヤルモレンコの左足をフリーにさせてしまえば鋭いコースへのゴールを簡単に決めてしまいます。
FWには、アントニオが入ります。
強靭なフィジカルが最大の武器で、難しいボールでも体を張ってキープをできます。
ポストプレーも上手く、相手を背負いながらでも味方にパスを繋げてチャンスを広げます。
スピードも兼ね備えており、そのスピードを活かしたドリブル突破で相手の守備を崩します。
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ウェストハム最新予想フォーメーション①
4-5-1
FW
アントニオ
MF
フォルナルス、ライス、ベンラーマ、ソウチェク、ボーウェン
DF
クレスウェル、オグボンナ、ズマ、ツォウファル
GK
ファビアンスキ
ウェストハムは4-5-1のフォーメーションを敷いており、
攻撃時は2列目のフォルナルス、ベンラーマ、ボーウェンが入れ替わりながら攻撃のチャンスを伺います。
ボーウェンは縦への推進力があり一気に前線までボールを運ぶことができます。
そのボーウェンがボールを前に運べば、ペナルティーエリア内には決定力のあるアントニオが待ち構えています。
また、ベンラーマやフォルナルスもスペースに入り込みシュートを狙うこともできます。
フォルナルスは味方を使いながらシュートやラストパスのチャンスをうかがい、守備時では対人戦に強いオグボンナとズマを中心に相手の攻撃を制圧します。
ボランチのライスとソウチェクは高さもありハイボールにも強く、
また、ライスはボール奪取能力やポジショニングの良さにも優れていることから、相手のカウンターやドリブルを封じます。
ウェストハムには、ディフェンスラインからボランチにかけて守備能力の高い選手が配置されているため、この守備陣から得点を奪うのは簡単ではないです。
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ウェストハム最新予想フォーメーション②
4-5-1
FW
アントニオ
MF
フォルナルス、ライス、ヴラシッチ、ソウチェク、ボーウェン
DF
クレスウェル、オグボンナ、ドーソン、ツォウファル
GK
ファビアンスキ
このフォーメーションでは、相手ディフェンスラインや中盤に対人戦の強いCBがいる時に有効になります。
相手選手が強靭なフィジカルが特徴でも、ヴラシッチは体の強さを活かしてタメを作ることができるので攻撃に厚みを加えます。
ヴラシッチの作ったタメによって味方選手が攻撃参加することにより、フォルナルスが味方選手を使ってチャンスを作ることができます。
また、ライスやソウチェクといったサイズのあるボランチがゴール前に侵入する時間も生まれるため、
ボーウェンの仕掛けからのクロスに対しターゲットとなる味方選手が増えチャンスができます。
守備では、ズマに代わってドーソンを選択することで、ズマに比べ対人戦の強さには劣りますが、
経験を活かした安定した守備力が高まることになります。
ウェストハム最新予想フォーメーション③
4-5-1
FW
アントニオ
MF
フォルナルス、ライス、ランシーニ、ソウチェク、ヤルモレンコ
DF
クレスウェル、オグボンナ、ズマ、ツォウファル
GK
アレオラ
このフォーメーションは、とにかく得点を狙いたいときに有効です。
ドリブルの得意なランシーニが相手を翻弄しながらシュートやラストパスのタイミングをうかがいます。
CFのアントニオが相手背後に抜け出すことで、ランシーニがゴールへ直結するスルーパルを狙います。
また、アントニオが相手背後に抜け出すことによって生まれるスペースをランシーニがドリブルで仕掛けることで相手ゴールを脅かすことができます。
右サイドにはヤルモレンコがおり、ランシーニがドリブルで仕掛けた時にできるスペースでヤルモレンコがボールを受けることで精度の高いシュートでゴールを狙うこともできます。
ウェストハム2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
4-5-1
FW
アントニオ
MF
フォルナルス、ライス、ベンラーマ、ソウチェク、ボーウェン
DF
クレスウェル、オグボンナ、ズマ、ツォウファル
GK
ファビアンスキ
開幕戦は4得点を奪い見事勝利することができましたが、2失点したことは課題として挙げられます。
失点シーンは2失点のどちらろもクロスから決められてしまいました。
クロスに対するマークの付き方やクロスを上げさせない守備が課題と言えます。
攻撃に関しては1列目と2列目の4選手が流動的に動き、厚みのある攻撃で4得点を奪うことができました。
サイドで味方選手がボールを持った時の前線の選手のクロスの入り方やボールの受け方が秀逸で、迫力のある攻撃を形成します。
開幕戦で逆転勝利を達成したことは今後の試合の自信につながると思います。
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ウェストハム新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
アルフォンス・アレオラ
📸 @AreolaOfficiel https://t.co/apY76QQrK2 pic.twitter.com/DJUyKDdZ9n
— West Ham United (@WestHam) September 15, 2021
契約年数:1年(買い取りオプション付きレンタル移籍)
レンタル料:約2億5000万円
年俸:約2億7100万円
195cmの高い身長と長い手足を活かしたセービングなどのシュートストップに特徴のあるGKです。
強豪パリ・サンジェルマンでスタメンを張ったこともあります。
ミスを連発するときもありますが、調子が良い時は多くの神がかり的なビッグセーブで相手チームにゴールを与えません。
クルト・ズマ
“It was my first game for the Club at London Stadium and the fans were brilliant. We wanted to make the fans happy. I think we did, not by the result, but by the way we played.”
🗣 @KurtZouma pic.twitter.com/WRnTGptpO0
— West Ham United (@WestHam) September 21, 2021
契約年数:4年(完全移籍)
移籍金:3500万ユーロ(約45億円)
年俸:9億4700万円
強靭なフィジカルで空中戦を制圧するフランス人CBです。
190cmと大きさサイズがありますが、スピードや瞬発力にも長けておりカバーリング能力にも優れています。
また、予測能力にも優れており、出足の速さを活かし相手のチャンスをつぶします。
相手選手がボールを持ちシュートモーションに入っても、特徴の予測能力を活かしスライディングや強いタックル等でシュートを防ぐ場面が多く見られます。
セットプレーでの得点も特徴でCKやFKではターゲットにされることも多いです。
ニコラ・ヴラシッチ
A first appearance for @NikolaVlai 🇭🇷⚒ pic.twitter.com/6ygUcqnzPW
— West Ham United (@WestHam) September 11, 2021
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:3000万ユーロ(約38億6000万)
年俸:不明
足元の技術と体の強さが特徴の攻撃的MFです。
この特徴を活かして前線でタメを作ることができ、味方選手の攻撃に参加する時間を確保します。
また、ボールを中央で受けたりサイドに流れて受けたりするので、相手ディフェンスはヴラシッチを捕まえることに苦労すると思います。
そして、2列目からのタイミングのいい抜け出しもヴラシッチの特徴の一つで、味方選手を上手く使える選手が多いウェストハムではゴールに絡む回数も増えると思います。
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ウェストハム2021-22シーズンの展望
今シーズン、ズマやヴラシッチといった即戦力を補強したウェストハム。
プレミアリーグに加えヨーロッパリーグも控えています。
ヨーロッパリーグに参加することで昨年に比べて試合数が増えるわけですが、
前線の選手には複数ポジションをこなせる選手が多いのであまり問題はないかと思います。
CBにもズマを補強したことで上手くターンオーバーできると予想されます。
しかし、ボランチとサイドバックの選手が替えの利かないチームの中心選手となっており、
モイーズ監督がどのような選手を選択し、ターンオーバーをするのかが鍵になると思います。
今シーズンは、レスターやマンチェスターユナイテッドを相手にも引けを取らない試合内容を見せてくれています。
タイトルを獲得することは難しいと思いますが、
プレミアリーグでは昨年同様ヨーロッパリーグの出場圏内である6位以内を達成することは十分可能だと思います。
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ウェストハム2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
アルフォンス・アレオラ(パリ・サンジェルマン)
契約年数:1年(買い取りオプション付きレンタル移籍)
レンタル料:約2億5000万円
年俸:約2億7100万円
クルト・ズマ(チェルシー)
契約年数:4年(完全移籍)
移籍金:3500万ユーロ(約45億円)
年俸:9億4700万円
ウィンストン・リード(ブレントフォード)
契約年数:残り1年(復帰)
年俸:5億5300万円
ニコラ・ヴラシッチ(CSKAモスクワ)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:3000万ユーロ(約38億6000万)
年俸:不明
アレックス・クラール(スパルタク・モスクワ)
契約年数:1年(買い取りオプション付きレンタル移籍)
レンタル料:約6億7000万円
年俸:不明
OUT
ファビアン・バルブエナ(ディナモ・モスクワ)
契約年数:4年(フリー移籍)
移籍金:フリー
年俸:不明
フレデリク・アウヴェス(サンダーランド)
契約年数:1年(レンタル移籍)
レンタル料:不明
年数:不明
ネイサン・ホランド(オックスフォード)
契約年数:1年(レンタル移籍)
レンタル料:不明
年俸:不明
ジェシー・リンガード(マンチェスターユナイテッド)
レンタル終了
年俸:5億9200万円
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まとめ
ウェストハム・ユナイテッドFCの最新スタメンとフォーメーションを予想し、新加入選手と2021-22シーズンの展望についてまとめてみました。
昨シーズン、プレミアリーグ6位でフィニッシュし、今シーズンのヨーロッパリーグ出場権を獲得して大躍進を果たしたウェストハム。
守備陣と攻撃陣に的確な補強を加え、タイトルの獲得やプレミアリーグの上位を狙います。
今シーズンも強豪相手に引けを取らない試合内容を見せてくれており、昨シーズンの大躍進に引き続き、どういった試合を見せてくれるのか注目です。
>>【関連】最新ウェストハムの戦術やフォーメーション・スタメンと強い理由は?有名・注目選手はだれ?
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