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バルセロナ2023夏移籍最新情報！噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは？

ヨーロッパサッカー バルセロナ2023夏移籍最新情報！噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは？

こんにちは！

2022-23シーズンのバルセロナはチャビ監督体制の下、4年ぶりのラ・リーガ優勝を飾り完全復活の兆しを見せました。

昨夏には放映権や子会社の資産を一部売却することにより資金確保に成功しましたが、依然として財政難であることや、サラリーキャップ制度の問題から主力選手の売却が余儀なくされています。

2023-24シーズンは、チャンピオンズリーグの舞台でも成績を残したいシーズンであり、できる限りの戦力の確保・維持を行いたいはずです。

そこで本記事では、FCバルセロナの2023夏移籍最新情報と、噂の獲得候補や補強リストについてまとめてみました！

 

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目次

FCバルセロナ2023夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手

イルカイ・ギュンドアン（CMF）【確定】

 

年齢：1990年10月24日（32歳）

所属：マンチェスター・シティ

市場価値：2000万ユーロ（約31億2000万円）

 

ギュンドアンはペップが信頼を置いていた選手だけに非常にインテリジェンスで、攻守に置いてバランスを取りながら必要なプレーを選択し、攻撃の加速、遅攻の舵を取れる選手です。

 

運動量も豊富で、守備時にはカバーとサポートができ、最終ラインの選手たちにとっても頼もしい存在となります。

 

また、中盤からの攻撃参加と飛び出しのタイミングが絶妙で、攻撃のアクセントとなり、得点能力も高いことからバルサでは大きな武器となるはずです。

 

シティではキャプテンを務め上げた、そのキャプテンシーにも注目です。

イニゴ・マルティネス（CB）【確定】

 

年齢：1991年5月17日（32歳）

所属：アスレティック・ビルバオ

市場価値：1000万ユーロ（約15億6000万円）

 

左利きのCBで、レアル・ソシエダの下部組織からトップチームに上がり、2018年からはビルバオに移籍し、バスク地方一筋でプレーしていました。

 

イニゴは、若干パワー不足を感じる一面もありますが、CBに求められる要素を高水準満たしている選手で、攻守に置いてレベルの高さを見せます。

 

守備面は、181cmとCBとして見ると長身ではありませんが、ジャンプのタイミングと身体の預け方が上手く、空中戦でも強さを見せ、対人守備でも冷静に見極めて処理していきます。

 

攻撃時は、スペイン人選手らしく足下の技術が高いことや、ボールの逃がしながらのプレーが上手く、後方から丁寧に繋げられる選手でビルドアップにも期待できます。

ベルナルド・シウバ（OMF,RWG）

 

年齢：1994年8月10日（28歳）

所属：マンチェスター・シティ

市場価値：8000万ユーロ（約125億円）

 

チャビ監督のお気に入りの選手であり、昨夏に続いて獲得に興味を示していますが、獲得は困難であることが予想されます。

 

2022-23シーズンは偽SBの役割を任されることも多く、ペップの要求に応えるサッカーIQの高さを改めて証明し、複数のタイトル獲得に貢献しました。

 

ベルナルドは豊富な運動量から継続した上下運動ができるため、攻守に貢献を見せます。

 

柔らかな足首と、細かなボールタッチを駆使したボールキープに秀でており、緩急あるドリブルでスルスルとボールを運んで行き、チャンスメイクに繋げます。

 

2022-23シーズンを終えた時点でプレミアリーグ200試合で33ゴール36アシストを記録し、ゴールとアシスト共に数字を伸ばせる選手です。

 

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オリオウ・ロメウ（CMF）

 

年齢：1991年9月24日（31歳）

所属：ジローナ

市場価値：500万ユーロ（約7億8000万円）

 

ブスケツの後釜としてスビメンディ、キミッヒ、ブロゾヴィッチなどの名前が挙がっていましたが、獲得は困難であり、バルセロナのラ・マシア出身の選手で比較的安価で獲得できるロメウにターゲットを変えています。

 

ロメウはジローナ加入までの2021-22シーズンまで、数シーズンに渡りサウサンプトンでレギュラーを張っていただけにプレミアレベルのプレー強度を誇り、中盤のフィルター役として期待できます。

 

守備面では、フィジカルを武器に中盤でのボール奪取に優れ、押し込まれているときには最終ラインに加わりながらボールを弾き出す存在となります。

 

攻撃面では、ラ・マシア出身だけあって視野の広さとビルドアップに定評があり、ボールを捌く面での心配はいりません。

 

その一方で、ブスケツの様にある程度中盤で構えてタクトを振るうタイプではなく、ボール奪取、セカンドボールの回収、組み立てと、ポジションを動かしながらプレーするため、同様のタスクを与えるとチームに混乱が生まれる可能性があります。

このため、共通認識としてスペースをカバーし合いながらプレーさせることで、守備面でも持ち味を発揮できるはずです。

ヴィトール・ロケ（CF,WG）

 

年齢：2005年2月28日（18歳）

所属：アスレチコ・パラナエンセ

市場価値：1800万ユーロ（約28億1000万円）

 

個人合意は済ませており、バルサの財政状況を鑑みながら正式な手続きと加入時期の交渉が行われている最中と言えます。

 

身長は172cmと比較的小柄ですが、所属クラブや年代別代表ではセンターフォワードを任され、今シーズンはリーグ戦に13試合出場し、7ゴール2アシストを記録しています。

 

ロケは、ブラジルの選手らしい細かなボールタッチと独特のリズムのドリブルを得意としており、サイドでボールを受けてもスルスルと中央へ侵入し、チャンスへと繋げます。

 

バルサに在籍したロナウジーニョ、ネイマールほどの即興性、意外性はありませんが、より点取り屋としてのプレーが得意であり、味方からのチャンスボール時には斜めの動きからフィニッシュに絡み、マークから外れる動きを見せます。

 

センターフォワードとしてみると、レヴァンドフスキとはタイプが異なり、多くのタスクをこなす選手ではありませんが、獲得に成功し将来バルサの新たな顔となるのか注目です。

 

FCバルセロナ2023夏移籍で噂の退団・放出候補

フェラン・トーレス（WG,SS）

 

年齢：2000年2月29日（23歳）

市場価値：3000万ユーロ（約46億8000万円）

 

資金確保のため、適正価格でのオファーがあれば売却可能な選手の1人です。

 

シティ移籍前のバレンシア時代はドリブラーという印象で、サイドで剥がしてチャンスメイクに絡む選手でしたが、近年はセカンドストライカーとしてオフ・ザ・ボールからフィニッシュに合わせるプレーが印象的な選手です。

 

フェランは、前述のとおりオフ・ザ・ボールの質が高く、相手の背後を狙う動きやスペースでボールを受け、起点となるプレーが期待できる選手です。

 

また、ファーストタッチの柔らかさ、トラップの置き所が上手く、自身の加速力と合わせてカットインからのシュートや、ペナルティエリア外からコースを狙い澄ましたシュートでの得点も見せます。

 

両足を遜色なく使えることから、左右のウイングでプレー可能で、実際に2022-23シーズンは両ポジションで起用されるなど、器用な選手であることは間違いありませんが、未だフィットしきれずにいます。

 

2022-23シーズンはリーグ戦33試合に出場したものの、14試合の先発と4ゴールに終わり、少し物足りない結果となりました。

アンス・ファティ（WG,SS）

 

年齢：2002年10月31日（20歳）

市場価値：3500万ユーロ（約54億6500万円）

 

ラ・マシア育ちの貴重な選手ですが、怪我以降パフォーマンス不良に陥っており、破格のオファーがあれば売却に動くと見られます。

 

2020年11月に左膝半月板負傷の大怪我を負い、数回の手術とリハビリを経て、2022-23シーズンは慎重に出場時間をコントロールしながらプレーさせ、大きな怪我無くシーズンを終えました。

トップパフォーマンスに戻すことができれば、強力なアタッカーとしてバルサを支える選手となり得る選手だけに、安易に資金に換える選択は無いと見られます。

 

アンスはスピードに乗ったまま高い足下の技術を繰り出せる選手で、独特のリズムから相手選手を抜き去る推進力を武器にチャンスメイクへと繋げます。

 

トップチームデビューを飾った2019-20シーズンは、16～17歳ながらリーグ戦7ゴールをあげ、高い決定力と将来への期待感を見せました。

 

メッシが去ったバルサにとって、もっともその面影を感じさせる選手であり、2023-24シーズンは背番号10の存在感を放って欲しいですね。

 

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フランク・ケシエ（CMF）

 

年齢：1996年12月19日（26歳）

市場価値：2500万ユーロ（約39億円）

 

ギュンドアン加入により2022-23シーズンと同等かそれ以下の出場機会となることが予想され、クラブ側も本人に通達している報道が出ています。

 

ケシエは、フィジカルの強さを武器に、中盤でボール奪取や潰し役といったボディコンタクトを伴う守備に強く、パスコースを限定する動きで相手のビルドアップを制限するなど、フィルターにもなれる選手です。

 

戦術理解度も高く、攻撃面では細かくポジションを動かしながらボールの受け手となり、前線へ配球できる選手ですが、バルサの中盤にはペドリというゲームを支配してしまう選手がいるだけに、バルサでの仕事は物足りなさを感じてしまう側面もありました。

 

エル・クラシコでは決勝点を決める活躍を見せ、インパクトは残したものの最終的にチームにはフィットしきれず、今夏での退団は濃厚となっています。

クレマン・ラングレ（CB）

 

年齢：1995年6月17日（28歳）

市場価値：1000万ユーロ（約15億6000万円）

 

2022-23シーズンはローン先となるトッテナムで出場時間を得たことから、引き続きトッテナム側も買取の意向を示し、金銭面での交渉が行われていると見られます。

 

ラングレは左利きのCBで、ロングボールの精度が高く、対角のボールを挿し込み一気に局面を打開する展開力も見せます。

 

守備面では、初速・瞬発力が劣るため、戦況を読む力と判断力に優れ、スペースをカバーする動きや相手選手にパスが入る前に飛び出し、ボールカットしたりと頭脳を使いながらプレーします。

 

186cmと身長も高いことから空中戦でも強さを見せ、セットプレーのターゲットにもなります。

セルジーニョ・デスト（SB）

 

年齢：2000年11月3日（22歳）

市場価値：1000万ユーロ（約15億6000万円）

 

移籍初年度の2020-21シーズンは、クーマン監督の下で公式戦41試合に出場するなど、バルサの新たな右SBとして活躍が期待されていました。

 

しかし、チャビ監督体制では出場機会を減らし、2022-23シーズンはACミランにローン移籍するも、戦力外となるベンチ外が主となり厳しいシーズンとなりました。

 

デストは元々ウイングの選手だけあって、攻撃時に持ち味を発揮できる選手であり、スピードを生かした推進力あるドリブルで敵陣の深い位置までボールを運び、チャンスへと繋げます。

 

味方とのワンツーで抜け出したり、中央へとドリブルで侵入し、マークを混乱させるプレーも見せます。

 

守備はやはり得意ではなく、相手に食らい付いて粘り強い守備は見せるものの、突破を許したり、連係面でマークを外してしまう場面もあり、2022-23シーズンに強固な守備を見せたバルサにフィットするのは厳しそうです。

 

運動量とスピードはあるため、元々のウイングで起用し前線からのプレスや、SBをサポートする形で最終ラインまで戻って数的有利を作る守備を行うなど、起用法は考えられ、売却に至らなかったときにどのようなプレーを見せるのか注目です。

 

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FCバルセロナ2022-23シーズン評価

ラ・リーガ：優勝
チャンピオンズリーグ：グループステージ敗退
ヨーロッパリーグ：決勝トーナメントプレーオフ敗退
コパ・デル・レイ：準々決勝敗退
スーペルコパ：優勝

 

主要タイトル獲得を渇望していたバルセロナにとって、ラ・リーガ優勝は完全復活に向けた大きな一歩になったと言えます。

 

チャビ監督体制2年目のシーズンであり、夏の移籍市場ではクンデ、ハフィーニャ、レヴァンドフスキといった大型補強と、クリステンセン、ケシエらをフリーで獲得しました。

 

この補強により、選手層に厚みを加えることに成功し、補強した選手たちが軒並み好パフォーマンスを見せたこともあり、ラ・リーガ優勝という大きなタイトルを手にしました。

 

戦術面では、チャビ監督はバルセロナの黄金時代と「ティキ・タカ」を知る選手ですが、2022-23シーズンはより現代的なフットボールを取り入れ、チーム全体のハードワークを用いて、重心を低く設定することで守備にテコ入れをし、勝ち切るスタイルを確立させました。

 

しかし、問題となるのは欧州での戦いであり、2021-22シーズンから続いて欧州の舞台で結果が出せていないことは資金源の確保という意味でも痛手となります。

 

また、アルバ、ブスケツというバルサのサッカーを体現してきた選手が退団となりましたが、これを過渡期と捉え、

理想に捉われない補強を行うのか、あくまでもブスケツの後釜として見据えた補強をするのか、今後のバルサのスタイルを築いていく上でも見物となりそうです。

 

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FCバルセロナ2023夏移籍の補強ポイント

補強ポイントは、右SB、守備的MF、センターフォワードです。

 

GKは、テア・シュテーゲンが守護神として君臨しています。控えにはラ・マシア出身の実力者イニャキ・ペーニャがいるため、特に補強の必要はありません。

 

DFは、CBにアラウホ、クンデ、クリステンセン、エリック・ガルシアと、すでにイニゴ・マルティネスが加入し、チャビ監督下ではマルコス・アロンソもCBで起用されていました。

 

SBには、バルデと、SBで起用が多かったクンデ、このポジションでもプレーできるセルジ・ロベルト、アラウホがいます。

クンデ自身はCB起用を望んでいることから、2023-24シーズンの起用法は不透明であることや、右SBを本職とする選手が不在のため、補強を行いたいポジションです。

また、マルコス・アロンソを本職であるSBで起用する機会も増えることが予想され、ローン先から復帰するラングレ、デストは今夏の売却対象となっています。

 

MFは、フレンキー、ペドリ、ケシエ、ガビ、セルジ・ロベルト、パブロ・トーレと、今夏獲得したギュンドアンがいます。

問題となるのはアンカーのポジションであり、大きな補強が無い場合はフレンキーを一列下げる起用法や、ギュンドアンとのダブルボランチが現実的なプランと言えますが、一部ではクリステンセンを一列上げる起用法も検討されています。

また、2022-23シーズン中にテスト起用されたエリック・ガルシア、ローン復帰となるニコ・ゴンザレスもアンカーでプレーできますが、主力としてシーズンを任せられるほどの信頼はまだない状況と言えます。

 

FWは、ウイングにデンベレ、アンス・ファティ、フェラン・トーレス、ハフィーニャと、オサスナで存在感を見せローン復帰となるアブデ、シーズン後半戦にWG起用されることが多かったガビがいます。

センターフォワードは、レヴァンドフスキのみで、アンス、フェランが偽9番としてプレーすることはできますが、レヴァンドフスキの明確な控えは補強したいところです。

 

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最新FCバルセロナ2023夏移籍の新加入・退団決定情報

IN

イルカイ・ギュンドアン
所属元：マンチェスター・シティ
移籍金：フリー

イニゴ・マルティネス
所属元：アスレティック・ビルバオ
移籍金：フリー

OUT

セルヒオ・ブスケツ
移籍金：契約満了
移籍先：インテル・マイアミ

ジョルディ・アルバ
移籍金：契約満了
移籍先：未定

サミュエル・ユムティティ
移籍金：契約解除
移籍先：未定

フランシスコ・トリンコン
移籍金：700万ユーロ（ローン移籍→完全移籍）
移籍先：スポルティングCP

※2023年7月6日時点の情報です

 

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まとめ

FCバルセロナの2023夏移籍最新情報と、噂の獲得候補や補強リストについてまとめてみました！

今夏の補強によりチャンピオンズリーグでも戦える戦力を確保することが重要であり、厳しい財政状況を抜け出すためにも、主要大会での好成績が期待されます。

補強するためには、売却も積極的に進めなければいけないバルサにとって、フロントのマネジメントも大きな鍵を握ります。

伝統のスタイルから現代サッカー取り入れたスタイルに切り替え、ラ・リーガでは強固な守備を見せたバルサが、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグでも躍進を見せられるのか、チャビ監督の手腕にも注目です。

 

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