こんにちは!
今回は、現在プレミアリーグ3連勝、ELでもベスト16に駒を進めるなど、
最近調子の上がってきた印象のあるノースロンドンに本拠地を構えるチーム、トッテナムホットスパー
通称 ”スパーズ” についてご紹介します!
ノースロンドンに本拠地、トッテナムホットスパースタジアムを構えるスパーズ
モウリーニョ体制2年目を迎えるこのチームは、今シーズン出だしこそ好調で第12節終了時点無敗を維持し首位に立つなど、
今シーズンこそは悲願のプレミアリーグのタイトルも狙える位置にいました。
しかし、1/29~2/21の一ヶ月でプレミアリーグ6試合を戦って、1勝5敗の不振に陥り失速。
それでも直近3試合を3連勝と乗り切り、順位もプレミアリーグ第27節を終えた時点で、
13勝6分8敗の勝ち点45とし、CL出場圏内である1試合消化の多い4位チェルシーとの勝ち点差を5まで縮めています。
3/15(月)には、同じくノースロンドンに本拠地を構える、宿敵アーセナルとのノースロンドンダービーがあります!
ノースロンドンダービーに勝利し、CL出場権圏内争いに踏みとどまれるか、命運分かれるスパーズに注目です!
それでは、トッテナムのチーム特徴と、2020-21最新フォーメーション・戦術、キーマンとなる3選手、現在の監督を見ていきましょう!
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トッテナム・ホットスパーFCの特徴
今シーズンのトッテナムの特徴は意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
攻撃力です。
今シーズンのスパーズは、3/11(木)の時点で、全コンペティションの総得点数が100となりました。
これを上回るのは現欧州チャンピオンである、ドイツのバイエルン・ミュンヘンの106得点だけです。
「ゴール前にバスを並べる戦術」と揶揄される監督、ジョゼ・モウリーニョらしからぬ攻撃力です。
これにはモウリーニョも
「とても守備的でとても消極的なチームにしては、悪くない数字だ」
と皮肉を交えたモウリーニョ節で批判を飛ばし、チームを賞賛しました。
そんなスパーズの攻撃陣を牽引するのは、
もちろんエースのハリー・ケインと今やレアル・マドリード行きも噂される韓国代表ソン・フンミン
スパーズがここまでプレミアリーグで記録した46ゴールのうち、実に63%となる29ゴールをこの二人があげています。
ケインとソンは、コンビでも素晴らしく、お互いのアシストから決まった今シーズンのゴール数が「14」に到達。
これは元イングランド代表FWアラン・シアラー氏と同代表FWクリス・サットン氏が1994-95シーズンに記録した13ゴールを上回り、
プレミアリーグ最多記録となりました!
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トッテナム・ホットスパーFC2020-21最新フォーメーション
基本フォーメーションは、4-2-3-1 です。
GK ウーゴ・ロリス
DF マット・ドハティー、ダビンソン・サンチェス、トビー・アルデルヴァイレルト、セルヒオ・レギロン
MF タンギ・エンドンベレ、ピエール=エミール・ホイビュア
ギャレス・ベイル、デレ・アリ、ソン・フンミン
FW ハリー・ケイン
新戦力は、
マット・ドハティー、セルヒオ・レギロン、ピエール=エミール・ホイビュア、ギャレス・ベイルと
いかにもモウリーニョらしい補強。
ベイルはここ6試合で6ゴールと、遅すぎる気もしますがようやく本領発揮をしてきた様子です。
デレ・アリもここ最近の試合を除けば、今シーズンは戦力外の扱いでしたが、本調子を取り戻しつつあり、モウリーニョ監督にとっても嬉しい”新戦力”といった感じでしょう。
各ポジション、2人ずつはいるというスカッドの厚さも注目。
DFでは、セルジュ・オーリエ、エリック・ダイアー、ベン・デイビス
MFでは、ムサ・シソコ、ハリー・ウィンクス、ジオバニ・ロ・チェルソ、エリック・ラメラ
FWは、ルーカス・モウラや、ステフェン・ベルフワイン、カルロス・ヴィニシウス
と各国代表クラスの選手がベンチに控えているという、充実ぶりです。
試合によって、中盤、トップ下はメンバーの入れ替えがあり、ローテションも行えるため戦力は十分といった印象。
あとは、悲願のタイトル獲得のみですね(^^)/
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トッテナム・ホットスパーFC2020-21戦術分析
トッテナムの目標は、
今となってはプレミアリーグ6位以内でのフィニッシュとELの制覇、
それと国内カップ戦のEFLカップ制覇でしょう。
監督のモウリーニョも
「CL出場権獲得とトロフィーを同時に獲得するために、ELが1番大きなモチベーション」
と語るように、リーグに関してはタイトル争いから早々に白旗をあげた様子。
そんなスパーズの戦術はシンプルで、後方でブロックを組みボールを回収し一気に前線へとつなぎ、
少ない手数でカウンターを仕掛けフィニッシュに持ち込みます。
そんな戦術のキーマンとなるのが、
リンクマンとフィニッシャー両方の役割を担う、エース、ハリー・ケイン!
中盤まで下がり、強靭なフィジカルでボールを受けつなぎ役となり、前線のソンフンミンやベイルに預けたあと、自身はゴール前へ。
強烈なミドルシュートからクロスに合わせるヘディングまで、あらゆるパターンで点をとるこの男は、もはやプレミアリーグでも規格外。
他にも、ソンフンミンやベイル、デレ・アリといった強力攻撃陣を備えたスパーズ、欠点はDFを中心とした守備の安定感にあります。
セットプレーで失点を許す場面が多く、絶対的なDFリーダーとなる選手が必要でしょう。
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トッテナム・ホットスパーFCの注目選手(キーマンとなる3選手)
ギャレス・ベイル
Good day at the office! Let’s build on this and look forward! 👊🏼 #COYS pic.twitter.com/EInihP8TO6
— Gareth Bale (@GarethBale11) February 28, 2021
ついに覚醒か?
ここ公式戦直近6試合で6ゴール、戦力外扱いだったレアル・マドリードからレンタル移籍で古巣に加入したギャレス・ベイル。
序盤は、コンディションやケガに苦しみ、低調な出足でした。
要所で輝きを見せるも一貫したパフォーマンスができず、スパーズでも日の当たらない生活となりかけた寸前、
スタメン起用に答える形で、ゴールを量産。
とうとう覚醒の予感を感じさせました。
ベイルがベストフォームを取り戻せば、スパーズにとってはこれ以上ない補強となるはずです。
かつてスパーズで左サイドを駆け上がったスピードモンスターは、あのとき見せた輝きをもう一度、
新しくなったスタジアムの元で見せれるでしょうか。
ベイルの黄金の左足の復活に期待しましょう!
タンギ・エンドンベレ
Semakin hari, semakin dibuat jatuh cinta oleh @TanguyNdombele 😍#TanguyTuesdays #Tanguy #Ndomballer#THFC ⚪️ #COYSpic.twitter.com/4VPWFI64qo
— Tottenham Hotspur (@Spurs_ID) January 19, 2021
ついにスパーズで定位置を確保した、タンギ・エンドンベレ。
昨年、移籍金約73億円と鳴り物入りで加入したシーズンは、期待された活躍を見せることができず、
リーグ戦は21試合出場で2G1Aと不本意な結果に終わってしまいました。
今シーズンは、序盤はトップ下の位置でスタメンを勝ち取ると持ち前の推進力あるドリブルとダイナミックなプレーで好調のチームを支えました。
しかし、チームの調子が落ちるにつれ、本人の調子も下り坂に。
最近では、トップ下をルーカス・モウラやデレ・アリ、エリック・ラメラに任せ、自身は一列後ろのボランチの位置でプレーすることが多くなりました。
中盤の選手ながら得点力やアシストでの結果も示せるだけに、もう一皮剥けて、チームの結果に直結する働きができれば、
スパーズの絶対的主力として活躍できるでしょう。
今後のフランス代表を担う24歳の大器に期待です!
ステフェン・ベルフワイン
\🏴首位との差は「22」に…/
トッテナム、新戦力🇳🇱#ベルフワイン のデビュー弾で10人のマン・Cを撃破!マン・CはPK失敗が響く…✅試合結果#トッテナム 2-0 #マンチェスター・シティ
✅得点者
トッテナム:ベルフワイン(63分)、ソン・フンミン(71分)詳細は👇https://t.co/jFKQK3aCUh pic.twitter.com/yvtieIANmf
— Goal Japan (@GoalJP_Official) February 2, 2020
衝撃のデビュー戦でした。
オランダの名門PSVから加入したベルフワインは、デビュー戦となるマンチェスターC戦に途中出場すると、
決勝点となる値千金の衝撃ボレー弾を披露しました。
スピードとテクニックを併せ持つ23歳は、今シーズンここまでノーゴルと結果を残せていません。
PSV時代にはシーズン14ゴールを記録したこともあり、本人にとっても物足りなさすぎる結果となっていると思います。
デビュー戦で披露した、チームを救うような活躍ができれば、スパーズをもっと上位へと押し上げることができるでしょう。
まずは、途中出場から結果を残し、ケイン、ソンの代役としてモウリーニョ監督に認められるようになることが重要です。
残りシーズン、ベルフワインのゴールに期待しましょう!
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トッテナム・ホットスパーFC監督
ジョゼ・モウリーニョ
A winning smile. #3outof3 pic.twitter.com/A3NZYXWiPr
— José Mourinho (@josemourinhotv) November 30, 2019
みなさんご存知の、世界的名将です。
ポルト、インテルの監督時代には3冠を達成。
それは、過去に5人しか達成していない、異なる2つのチームを欧州王者に導いた監督のうちの1人であることを表しています。
マウリシオ・ポチェッティーノの後任として、昨シーズンの序盤から指揮官に就任し、
低迷するチームを立て直し、なんとか最終節でEL出場圏内の6位にすべりこませました。
今シーズンが、トッテナムの監督して戦う初めてのフルシーズン。
マンチェスターUの監督時代も、就任2年目でのEL制覇を成し遂げており、再現が期待されます。
トッテナムホットスパーがなんとしても欲しいのは、タイトル。
13年ぶりとなるチームタイトルをもたらすことができるのか、今こそ名将の手腕が問われます!
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まとめ
EL制覇の期待が残る、トッテナムについて、最新フォーメーションと戦術、キーマン3選手、監督についてご紹介致しました。
残されたタイトルの可能性は、決勝まで進んでいる国内のEFLカップとELの実質2つだけです。
悲願のタイトル獲得へ、監督、選手、フロントが一体となって戦うことが重要です。
最後に笑うのは、どのチームなのでしょうか。
スパーズのタイトルに懸ける熱いプレーを期待しましょう!
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