シュツットガルトのキャプテンは?日本人や代表選手・有名選手もご紹介!

こんにちは!

多くの日本人選手がプレーしているブンデスリーガの中で、今回ご紹介するのはシュツットガルトです。

シュツットガルトにはカタールW杯の日本代表としてプレーした遠藤航と伊藤洋輝が在籍していることで、日本のサッカーファンにもよく知られているクラブだと思います。

そこで本記事ではシュツットガルトのキャプテン、日本人選手や代表選手・有名選手について紹介していきたいと思います。

 

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シュツットガルト | キャプテン

遠藤航(DMF、CMF、CB)

シュツットガルトで現在キャプテンを務めているのは、日本代表の遠藤航選手です。

遠藤選手は身長178㎝、1993年生まれ29歳のDF、MF(DMF,CMF,CB)です。

 

高校時代に湘南ベルマーレの下部組織で育った遠藤は、高校在学中の2010年にトップチームデビューを果たします。

その後、2011年から正式にトップチームに昇格すると、すぐにレギュラーポジションを掴み、2012年には弱冠19歳でチームのキャプテンを任されるなど、日本時代からキャプテンシーを発揮していました。

湘南では2015年までプレーした後、2016年からは浦和レッズに移籍し、同年の夏にはリオデジャネイロオリンピックに臨む日本代表のキャプテンも務めていました。

そして、2018/19シーズンからはベルギーのシントトロイデンへ移籍し、海外挑戦を果たすと、2019/20シーズンには当時2部だったシュツットガルトに移籍します。

シュツットガルトでもシーズン途中からレギュラーに定着すると、チームの1部昇格に貢献し、中心選手へと成長すると、3年目の2021/22シーズンからはチームのキャプテンを任せられるようになりました。

 

湘南時代はCBでプレーすることが多かった遠藤でしたが、現在はクラブ・代表のどちらともボランチでプレーすることがほとんどです。

そんな遠藤の武器と言えばワールドクラスの選手が揃うブンデスリーガの中でも、2年連続デュエル王に輝いていることから分かるように、対人守備に絶対的な強さを持っています。

アフリカ系の選手など身体能力に自信がある相手に対しても、当たり負けないフィジカル激しいながらもクレバーな体の寄せ方で相手ボールをどんどん奪っていきます。

またボールがどこに出てくるかという予測能力も高く、どんな場所にも顔を出してくるので相手にとっては遠藤が門番のように見えるはずです。

そしてボランチとして攻撃時にはしっかりとボールを展開する能力も兼ね備えていて、決して守備だけの選手ではないことが分かります。

 

このようにプレーでも存在感を見せる遠藤は、湘南、オリンピック代表、そしてシュツットガルトでキャプテンを任されていることからも分かるように、プレー以外の部分でもチームを鼓舞して、支えてくれる選手です。

次回のW杯では日本代表のキャプテンを務めている可能性も充分にあると思うので、今はシュツットガルトのキャプテンとしてチームをしっかり1部残留に導いて欲しいと思います。

 

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シュツットガルト | 日本人選手

伊藤洋輝(CB、LSB)

日本人として現在、遠藤選手以外にシュツットガルトに所属しているのが、伊藤洋輝選手です。

伊藤選手は身長188㎝、1999年生まれ23歳のDF(CB,LSB)です。

 

中学生の頃からジュビロ磐田の下部組織でプレーしていた伊藤は、2017年5月にトップチームに昇格します。

その後、2018年にプロデビューを果した伊藤は、2019年は名古屋グランパスに期限付き移籍で経験を積むと、ジュビロに復帰した2020年はJ2だったものの、CBのレギュラーを掴み、リーグ戦37試合に出場します。

そして2021年も主力選手としてプレーしていた中、香川真司をかつてJ2から発掘したスカウトの目に留まり、2021年6月にシュツットガルトへの移籍が決定します。

しかし、当初は先行投資的な意味合いが強く、Bチームでプレーさせる予定でしたが、11月頃からレギュラーを掴み、結果的にリーグ戦29試合に出場するなど大ブレイクを果たしたのです。

 

そんな伊藤は元々ボランチを本職としていた選手でしたが、シュツットガルトでは3バックの1枚として起用され、日本代表では左SBとして起用されることが多くなっています。

プレーの特徴としては、やはり188㎝という日本人離れした体格が持ち味で、屈強な相手FWに対しても空中戦、地上戦ともに負けない強さを持っています。

また手足の長さを活かしたパスカットやシュートブロックでチームを救うことができる選手です。

そして攻撃面でも左足から放つロングフィードはがなり精度が高く、DFラインから一気に攻撃へと繋げていくことができます。

 

J1でプレーした経験がないまま、ドイツへ渡り、すぐにレギュラーを掴んだ伊藤は将来的に冨安健洋らと日本のDFラインを支える存在になると思うので、今はシュツットガルトで様々な経験を積んでいってほしいですね。

 

原口元気(SH、CMF、WG)

3人目の日本人選手としてシュツットガルトに加入したのが、原口元気選手です。

原口選手は身長179㎝、1991年生まれ31歳のMF(SH,CMF,,WG)です。

 

浦和レッズの下部組織の中でも最高傑作と期待された原口は、17歳でトップチームデビューを果たすと、10代のうちにスタメンを掴み、チームの中心選手へと成長していきました。

その後、2014/15シーズンからブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへ移籍すると、絶対的なレギュラーには定着出来なかったものの、4シーズンプレーを続けます。

そしてヘルタ・ベルリンからハノーファー、ウニオン・ベルリンと移籍を繰り返し、これまでドイツの舞台で長い間活躍を続けてきました。

しかし、2022/23シーズンはウニオン・ベルリンで出場機会を失っていた中、2023年1月30日にシュツットガルトが遠藤、伊藤洋に次ぐ3人目の日本人選手として獲得を発表しました。

 

そんな原口は浦和でプレーしていた時代はより攻撃的なWGでどんどんドリブルを仕掛けるような選手でしたが、ドイツでプレーを重ねるにつれて、ポリバレントな選手へと成長してきました。

ここ数年はサイドだけでなく、インサイドハーフとしての起用も増えてきている原口

現在も切れ味抜群のドリブルは持ち味としてありますが、ここ数年で原口のプレースタイルは大きく変わっていて、豊富なスタミナを活かした泥臭いプレーが武器となっています。

これは攻守両面に活きていて、90分間常にピッチの上を走り回ることができる原口は、攻撃時には空いたスペースに走り込んでチャンスを演出し、守備では味方が空けたスペースを的確にカバーすることができます。

 

シュツットガルトが残留争いで苦しい中、原口の経験豊富な部分、そして多くのポジションを務めることが出来る部分というのは間違いなく大きな戦力となるはずなので、新天地で再び輝く原口のプレーに期待したいと思います。

 

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シュツットガルト | 代表選手

コンスタンティノス・マヴロパノス(CB、CMF)

シュツットガルトの代表選手1人目は、ギリシャ代表のコンスタンティノス・マヴロパノス選手です。

マヴロパノス選手は身長188㎝、1997年生まれ25歳のDF(CB)です。

 

ギリシャ出身のマヴロパノスは母国のヤニナFCというクラブで2016年11月にプロデビューを果たすと、2018年1月には実力が認められて、プレミアリーグの強豪アーセナルへの移籍を勝ち取ります。

しかし、アーセナルではほとんど出場機会を得ることができずに2020年1月、ドイツのニュルンベルクへ期限付き移籍し、同年7月からはシュツットガルトへ期限付き移籍となりました。

その後、2021/22シーズンも1年期限付き移籍を延長するという形でシュツットガルトに残ったマヴロパノスは、2022年5月、正式に完全移籍することが発表されました。

 

そんなマヴロパノスはCBが本職で、194㎝という圧倒的な体格が持ち味の選手です。

体の大きさから分かるようにフィジカル勝負に強く、数少ないアーセナルで出場した試合ではプレミアリーグの屈強な相手にも負けない強さを見せていました

また長身のCBというのは、足元に難があるイメージがありますが、マヴロパノスは落ち着いたボール捌きで、チームのビルドアップに貢献することができます。

 

アーセナルではポジションを掴めなかったものの、シュツットガルトというチームで守備の要に成長しつつあるマヴロパノスは、伊藤や遠藤らと共に残留に向けて、守備陣を引っ張る活躍に期待です。

ボルナ・ソサ(LB、LWB)

シュツットガルトの代表選手2人目は、クロアチア代表のボルナ・ソサ選手です。

ソサ選手は身長186㎝、1998年生まれ25歳のDF(LSB,LWB)です。

 

クロアチア出身のソサは母国の名門ディナモ・ザグレブの下部組織から2015年にトップチームに昇格すると、クロアチアの年代別代表に招集されるなど、将来の有望株として活躍を見せます。

その後、ソサの才能に注目したシュツットガルトが2018年1月にソサを獲得しました。

シュツットガルト加入後は、2020/21シーズンからレギュラーを掴み、いきなりリーグ戦10アシストを記録する活躍を見せて、チームの中心選手へと成長し、現在も活躍を続けています。

 

そんなソサは2021年5月にドイツ国籍を取得し、ドイツ代表を目指していましたが、2020年に22歳でクロアチア代表キャップを経験していたため、FIFAの規約に引っかかってしまい、ドイツ代表への帰化は失敗します。

すぐにクロアチアサッカー協会へ謝罪したソサは、今回のカタールW杯でクロアチア代表の一員として素晴らしい活躍を見せていました

 

異色の経歴を持つソサは基本的に左サイドを主戦場とする選手で、クラブでは左WB、代表では左SBとしてプレーしています。

SBが本職の選手ながら、186㎝とかなり大柄なソサは体格を活かしたフィジカルで対面する右サイドのプレーヤーを圧倒することができます。

またアシスト数が多いことからも分かるように、ソサの攻撃力は相手にとって脅威的で、多彩なクロスによってゴールを演出することができる選手です。

その中でも特に得意なのがアーリークロスで、相手が準備していないタイミングで味方にピンポイントで合わせるクロスをあげることができます。

 

シュツットガルトでのプレーはもちろんW杯でのパフォーマンスもあり、ビッグクラブから注目される存在となっているソサの今後の動向から目が離せません。

 

セール・ギラシ(CF)

シュツットガルトの代表選手3人目は、ギニア代表のセール・ギラシ選手です。

ギラシ選手は身長187㎝、1999年生まれ23歳のDF(CB,LSB)です。

 

ギニア人の両親の下、フランスで生まれたギラシはフランスの下部リーグに所属するラヴァルというクラブでプロデビューを果たすと、2015年6月にはフランス1部のリールへ移籍。

このリールでは結果を残せず、2016年からプレーしたケルンでも目立った活躍を見せれなかったギラシですが、2019年1月に移籍したフランスのアミアンで眠っていた才能を開花させます。

2020/21シーズンからはスタッド・レンヌへ移籍し、移籍初年度にはいきなり10ゴールを決める活躍を見せていました。

そして、今シーズンからはシュツットガルトへ期限付き移籍となり、再びブンデスリーガでプレーしています。

 

そんなギラシはストライカータイプの選手で、187㎝という長身を活かしたアフリカ系の選手特有の屈強なフィジカルと一歩が長いスプリント能力で相手DFを翻弄することができます。

また足元のテクニックにも優れていて、狭い位置でボールを貰っても上手く前を向いて、シュートに持っていくことができる選手です。

もちろん決定力も抜群で、コントロール重視というよりはパワーを最大限に活かしたシュートでゴールに突き刺していきます。

 

今シーズンのシュツットガルトは、エースストライカーだったカライジッチを放出し、その後釜として獲得したギラシはここまで既にチーム最多の5得点を決めていて、後半戦もチームを救うゴールを量産して欲しいと思います。

 

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シュツットガルト | 有名選手

フロリアン・ミュラー(GK)

シュツットガルトの有名選手1人目は、フロリアン・ミュラー選手です。

ミュラー選手は身長190㎝、1997年生まれドイツ国籍で25歳のGKです。

 

マインツの下部組織で育ったミュラーは、2018年3月にトップチームで怪我をしたベテランGKのアドラーが怪我をしたことで出場機会を掴むと、見事なパフォーマンスを見せて、レギュラーを奪います。

その後、手首の負傷などもあり、充分な出場機会を得られなかったミュラーは2020/21シーズンにフライブルクへ期限付き移籍すると、すぐにチームの守護神に定着し、リーグ戦31試合に出場しました。

そしてこの活躍により、2021年6月からはシュツットガルトに完全移籍を果たしたミュラーは、同年夏に行われた東京五輪ではU-24ドイツ代表に選出され、グループリーグ全3試合に出場していました。

 

そんなミュラーは、GKとして驚異的な反射神経と卓越したセービング技術が武器のGKで、相手のシュートをダイナミックなスーパーセーブでチームを救います。

また1度セービングした後の反応速度にも定評があり、過去には3秒間に3本のシュートを止めたこともありました。

 

ドイツ代表の大先輩であるノイアーにも例えられるミュラーは、シュツットガルトでも守護神として君臨していて、将来的にはドイツ代表の守護神に成長する姿に期待したいですね。

 

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サイラス・カトンバ・ムブンバ(CF、WG、SH)

シュツットガルトの有名選手2人目は、サイラス・カトンバ・ムブンバ選手です。

ムブンバ選手は身長189㎝、1998年生まれコンゴ民主共和国国籍で24歳のFW、MF(CF,WG,SH)です。

 

ムブンバはフランスのパリFCでプロデビューを果たすと、2019年8月にはシュツットガルトへ完全移籍を果たします。

移籍初年度から2部で7G8Aを記録すると、20/21シーズンには1部昇格を果たしたチームで11Gを決める活躍を見せていました。

しかし、当時ムブンバはサイラス・ワマンギトゥカという名前でプレーしていて、2021年6月に本名が明らかになり、年齢も1歳若く詐称していたため、3ヶ月の出場停止処分を受けてしまいました。

さらに復帰後には前十字靭帯断裂の大怪我を負うなど、不運が続いたムブンバでしたが、今シーズンは開幕から怪我無くプレーを続けています。

 

そんな波乱万丈のキャリアを歩んでいるムブンバは、加入当初はSHを務めていましたが、最近は1つ前のWGや中央のCFなどでも起用されています。

プレーの特徴として最も魅了的なのはスピードの部分で、ブンデスリーガの中でも最速のムブンバを1対1のスピード勝負で止めることは至難の業です。

またサイドでボールを貰うと、スピードを活かして単純に縦へ仕掛けることもありますが、足元のテクニックもあるため、中へ切り込んでいくドリブルも見せることができます。

 

今シーズンもここまでほとんどの試合にスタメン出場しているムブンバは、チームが苦しい時でも自慢のスピードで攻撃にアクセントをつけてくれるはずです。

 

ヴァルデマール・アントン(CB、CMF)

シュツットガルトの有名選手3人目は、ヴァルデマール・アントン選手です。

アントン選手は身長189㎝、1998年生まれドイツ国籍で26歳のDF(CB,RSB)です。

 

ドイツ人の両親の下、ウズベキスタンで生まれたアントンは2015/16シーズンにハノーファーでプロデビューを果たすと、2016/17シーズンからはCBやボランチでレギュラーを掴みます。

その後、世代別のドイツ代表に選ばれるようになったアントンは2020年7月にシュツットガルトへ移籍し、すぐに守備の中心選手へと定着しました。

 

そんなアントンはCBが本職の選手ですが、ボランチは右SBも務めることができる選手です。

プレーの特徴としては189㎝という体格を存分に活かしたデュエルの強さが持ち味で、相手にフィジカル勝負で負けることはほとんどありません。

また空中戦にも強さを見せるアントンは、CBに適した能力を持っている選手ですが、右SBを務めることもあり、足元の技術やスピードにも優れているため万能型の能力を持っている選手です。

 

現在26歳と全盛期を迎えているアントンが今後もシュツットガルトのDFラインを支えていく姿に期待したいと思います。

 

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まとめ

シュツットガルトのキャプテン、日本人選手や代表選手・有名選手についてご紹介しました。

2人の日本人選手がチームの中心選手として活躍しているシュツットガルトは、昨シーズンギリギリで残留を決めたものの、今シーズンも残留争いに巻き込まれています。

それでも今回紹介したような才能豊かな選手が揃っているので、ここからの巻き返しに期待したいですね!

 

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