こんにちは!
2021-22シーズンに3冠を獲得したレアル・マドリードは、今シーズンも絶好調のときを過ごし、欧州5大リーグで唯一、開幕(9月20日時点)から公式戦全勝を上げています。
夏の移籍市場では、目玉であったキリアン・エンバペの獲得報道から一転、交渉が決裂してしまいましたが、
現有戦力を中心にチームの強さを維持しているアンチェロッティ監督の手腕と、最低限の補強に抑えたペレス会長の判断には目を見張るものがあります。
そこで本記事では、そのレアル・マドリードの2022-23シーズン最新スタメン予想とフォーメーション、そして新加入した注目選手について紹介します!
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レアルマドリード2022-23最新スタメンを徹底予想
ティボー・クルトワを予想します。
クルトワは昨シーズン、重要な試合でビッグセーブを連発し、マドリーの3冠獲得に大きく貢献しました。このため、負傷離脱とならない限りは引き続き正GKとして君臨することは間違いないと言えます。控えにはアンドリー・ルニンがいます。
フェルラン・メンディ、ダビド・アラバ、エデル・ミリトン、ダニ・カルバハルを予想します。
昨シーズンから引き続き、この4人がマドリーの最終ラインのベースとなっており、ディフェンスリーダーとなるアラバと、昨シーズンに急成長を見せたミリトンのコンビは崩れることは無いと言えます。
右SBは基本的にカルバハルが起用されますが、ターンオーバーによりバスケスとの併用も見られます。
また、心強いのが今夏に獲得したアントニオ・リュディガーの存在であり、CB、SBの両方でトップレベルのプレーができるため、戦術やターンオーバーによってローテーションすることができます。
左SBにはF・メンディが入りますが、今シーズンはやや不安定さを見せており、今後の調子次第ではリュディガーがファーストチョイスとなる可能性もあります。
SBの控えには、アルバロ・オドリオソラと、本職とは別にSBでもプレーできるダビド・アラバ、ナチョ・フェルナンデス、ルーカス・バスケスがいます。
CBの控えには、アントニオ・リュディガー、ナチョ・フェルナンデス、ヘスス・バジェホがいます。
オーレリアン・チュアメニ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチを予想します。
今夏モナコから加入したチュアメニは、カゼミーロの電撃移籍によりレギュラーを務めることになりますが、これまで高いパフォーマンスを見せており、シーズンを通して任せられる存在となっています。
ベテランとなったモドリッチとクロースも衰えを見せず、彼らのプレス回避能力はマドリーの戦術を遂行するピースにもなっており、今シーズンも主軸として君臨しています。
控えには、エドゥアルド・カマヴィンガ、ダニ・セバージョスと、最近では主にウイングで起用されているフェデリコ・バルベルデがいます。
ヴィニシウス・ジュニオール、カリム・ベンゼマ、フェデリコ・バルベルデを予想します。
昨シーズンにマドリーの攻撃を牽引したベンゼマとヴィニシウスは引き続き好調を見せており、今シーズンもまずはこの2人の起用は間違いありません。
右WGには、昨シーズンの途中から元々中盤の選手だったバルベルデが入ることが多くなり、彼の豊富な運動量とスピードを活かし、幅広いエリアをカバーしたり、自身の突破力を活かした攻撃参加で存在感を見せています。
ウイング控えには、エデン・アザール、マルコ・アセンシオ、ロドリゴ、ルーカス・バスケスがいます。
センターフォワードの控えには、マリアーノがいますが、実質戦力外の立ち位置であり、ベンゼマの不在時には主にロドリゴが務めています。
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レアルマドリード2022-23最新予想フォーメーション①
フォーメーション:4-3-3
昨シーズンのシステムと選手をそのまま継続する形で今シーズンを戦っており、今シーズンもこの形が基本形になると予想します。
一番の変化点は、これまでレギュラーを務めていたカゼミーロの移籍により、今夏モナコから獲得したチュアメニが入っています。
8000万ユーロの移籍金の価値をすぐさま証明する適応力を見せ、これまでのプレーを見てもカゼミーロ不在の不安要素を払拭しており、冬の移籍市場でのカゼミーロの代替選手の獲得は無さそうです。
戦術面では、ロングカウンターを得意とするマドリーは、ボール非保持の動きとして、チームの重心を低くすることでポジティブトランジション時に前線のヴィニシウスやロドリゴが裏を抜けるスペースを作り出しています。
また、ボール保持時のビルドアップにはSB、WGがサイドに張ることで、中盤のモドリッチ、クロース、チュアメニ、あるいは中へ入ってくるバルベルデのプレースペースを作り出し、
スムーズかつスピード感のある攻撃を生み出していますが、これはモドリッチ、クロースのプレス回避能力が高いことも大きなポイントでもあります。
レアルマドリード2022-23最新予想フォーメーション➁
フォーメーション:4-3-3
中盤の底にクロース、センターフォワードにロドリゴが入るパターンとなります。
昨シーズンはベンゼマが不在となった試合では、結果・内容ともに大きくスケールダウンし、彼の不在時の答えを見つけられませんでしたが、
今シーズンはロドリゴを起用することで一つの答えに辿り着いているため、今後もベンゼマが不在時にはロドリゴが入ることが多くなりそうです。
また、ロドリゴの起用とは別に、中盤の底にはクロースが入る場合もあり、彼の展開力、ゲームメイクという点でマドリーのボール保持が多くなる試合で有効に活かすことができます。
この場合のインサイドハーフには、カマヴィンガが入ることが予想されます。
画像にはありませんが、アンチェロッティ監督は積極的にターンオーバーを用いているため、特に最終ラインのナチョ、リュディガー、バスケスは重要な試合でも先発起用されることがあります。
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レアルマドリード2022-23最新予想フォーメーション③
フォーメーション:4-2-3-1
アンチェロッティ監督は、4-3-3のシステムを変更する試合は殆どありませんが、昨シーズンはチャンピオンズリーグを中心にモドリッチを普段より高い位置で起用し、守備時にベンゼマと共に4-4-2近い布陣でプレスを掛けに行く試合がありました。
モドリッチは普段の試合でも比較的自由なポジションを取り、潤滑油として起点となるプレーができますが、より高い位置で起点になることができます。
このため、マドリー側からアクション(積極的なプレス)が必要となるチャンピオンズリーグでのビッグクラブとの試合ではこのシステムを採用する可能性があります。
レアルマドリード2022-23開幕戦スタメン・フォーメーション
フォーメーション:4-3-3
EL王者・フランクフルトとのUEFAスーパーカップから中3日での試合ということもあり、大事なリーグ開幕戦ではありましたが、最終ラインを中心に大幅にターンオーバーしています。
昇格組のアルメリアが先制し、アルメリアのGKフェルナンドが好セーブを連発するなど、得点が遠いマドリーでしたが、後半にバスケスのゴールと、アラバの直接FKを決め、マドリーが逆転勝利を見せました。
マドリーはこの試合29本シュートを放っています。
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レアルマドリード新加入注目選手の紹介(2022夏移籍・獲得選手)
オーレリアン・チュアメニ(MF)
“8000万ユーロ”の証明は一瞬だった カゼミロの穴感じさせないチュアメニの恐ろしいポテンシャル – https://t.co/9GaOyrVRCo pic.twitter.com/eUlYFgHkfN
— theWORLD(ザ・ワールド)編集部 (@theWORLD_JPN) September 23, 2022
年齢:2000年1月27日(22歳)
所属元:モナコ
移籍金:8000万ユーロ(約112億円)
チュアメニは、187cmの長身から繰り出されるリーチの長い足でボールを刈り取ったり、タックルでの強さを見せ、中盤の底からチームを引き締めます。
また、足下の技術もあり、狭いスペースで受けてもフィジカルを活かしてボールキープしたり、プレス回避する技術があり、インサイドハーフに君臨するクロース、モドリッチとの連係面でも早くもフィットしています。
カゼミーロの電撃移籍により、恐らく予定外にマドリーのレギュラーを務めることとなりますが、22歳とは思えない落ち着いたプレーを見せ、
第6節・アトレティコとのダービーマッチでも健在で、中盤の底からゲームを引き締め、先制点となるアシストを記録するなど、これまでカゼミーロの抜けた穴を感じさせません。
アントニオ・リュディガー(DF)
🇩🇪リュディガー『プレミアリーグでプレーすることはいつも僕の夢だった。レアル・マドリーはファンタジーで、より大きなものだ。』 pic.twitter.com/qAo7Q64G6c
— Madridista 92:48 (@RMCF_Minuto93) September 20, 2022
年齢:1993年3月3日(29歳)
所属元:チェルシー
移籍金:フリー移籍
リュディガーは、190cmの長身を活かしたプレーが得意で空中戦や対人の強さを見せます。
長身ながらスピードを兼ね備え、相手選手との並走に負けずに対応できるほか、ピッチを広くカバーすることができるため、裏のスペースや大外を突かれても対応することができます。
また、攻撃参加も彼の持ち味で、自身のスピードとフィジカルを活かして最終ラインからドリブルで持ち運ぶプレーを見せ、そのままフィニッシュまで持って行くこともあります。
マドリーでは、CBのほかSBでもプレーしており、どちらのポジションに入っても高いクオリティを見せ、様々なことが想定される長いシーズンの助けとなりそうです。
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レアルマドリード2022-23シーズンの展望
2021-22シーズンは、スーペルコパのタイトルを皮切りに、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグで優勝を果たし、マドリーの底力を世界に知らしめました。
夏の移籍市場では、マルセロ、ギャレス・ベイル、イスコという長年マドリーを支えた選手との契約を終え、補強自体はアントニオ・リュディガー、オーレリアン・チュアメニの獲得に留めるなど最小限に抑え、スカッドのスリム化にも成功しました。
また、合意間近だったキリアン・エンバペとの契約が急転直下で破談となったり、主力選手であるカゼミーロの電撃退団と、慌ただしい夏を過ごしましたが、
シーズン初戦のUEFAスーパーカップから約1カ月半が経過し、公式戦9試合全勝という現状を見るに、彼らの存在を忘れるほどに「上手く行っている」と言えます。
選手層では、昨シーズンに課題となったベンゼマ不在時の戦い方にも一つの答えが出ており、ロドリゴを起用しチームの重心を下げ、相手の背後にスペース作ることでロドリゴやヴィニシウスを活かすためのロングカウンターを繰り出しやすい展開に持ち込んでいます。
ですが、ベンゼマ不在時かつボール保持が多くなる試合では、これまでテストしているアザールの偽9番起用も一つの手であり、ロドリゴよりもプレーの幅があるため、アザール自身もコンディションを上げる必要がありますが、オプションとして増やしておくと鬼に金棒ですね。
中盤の選手では、放出候補であったセバージョスも、途中出場が主ですがリーグ第6節を終えた時点で全試合に出場しています。
就任2年目となるカルロ・アンチェロッティ監督は、過密日程となる今シーズンに合わせて早めの交代やターンオーバーを行い、選手のパフォーマンス維持という面でも上手くマネジメントできていると言えます。
このように好スタートを切れているマドリーにとってシーズン中の失速があるとすれば、11月に行われるW杯の開催などにより、
選手たちのコンディション不良や、怪我による離脱でチームの歯車が狂うことであり、それが起こらなければ、安定してリーグ優勝に絡めることは間違いないと言えます。
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レアルマドリード2022夏移籍情報(加入・退団)
アントニオ・リュディガー(DF)
所属元:チェルシー
移籍金:フリー移籍
オーレリアン・チュアメニ(MF)
所属元:モナコ
移籍金:8000万ユーロ(約112億円)
マルセロ(DF)
移籍先:オリンピアコス
移籍金:契約満了
ミゲル・グティエレス(DF)
移籍先:ジローナ
移籍金:400万ユーロ(約5億5000万円)
ビクトル・チュスト(DF)
移籍先:カディス
移籍金:100万ユーロ(約1億4000万円)
イスコ(MF)
移籍先:セビージャ
移籍金:契約満了
カゼミーロ(MF)
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:7065万ユーロ(約99億円)
アントニオ・ブランコ(MF)
移籍先:カディス
移籍金:ローン移籍
久保建英(MF)
移籍先:レアル・ソシエダ
移籍金:650万ユーロ(約9億円)
ヘイニエル(MF)
移籍先:ジローナ
移籍金:契約満了
ガレス・ベイル(FW)
移籍先:ロサンゼルスFC
移籍金:契約満了
ルカ・ヨヴィッチ(FW)
移籍先:フィオレンティーナ
移籍金:契約満了
ボルハ・マジョラル(FW)
移籍先:ヘタフェ
移籍金:1000万ユーロ(約14億円)
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まとめ
レアル・マドリードの最新スタメン予想とフォーメーション、そして新加入した注目選手について紹介しました。
昨シーズンは「マドリーの伝統」という言葉が相応しいほどに、戦術を超えた勝利に対する執念が見え、
若手選手たちがそれを体感・経験し、彼らがまた体現してくれることがマドリーの変わらない強さと言えます。
今シーズンは果たして幾つのタイトル争いに絡めるのか、マドリーの快進撃に注目です!
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