オリンピック・マルセイユの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!【2021-2022シーズン】

こんにちは!

今回ご紹介するマルセイユですが、リーグ・アン24節終了時点で、首位パリ・サンジェルマン(PSG)を「勝ち点差:13」の「46」で追う2位につけています。

国内ではスター軍団であるPSGに大きく水を開けられている印象ですが、戦術家サンパオリ監督の下、相手に応じたフォーメーションを組み、非常に見応えのあるゲームを展開しています。

また、若手注目株や復活を果たした中堅やベテランもいるため、これからの戦いや選手たちの成長が楽しみなチームの1つです。

 

本記事では、そのオリンピック・マルセイユの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、

新加入または注目の有力選手や、今季2021-22シーズン後半戦の展望についてまとめてみました。

 

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オリンピック・マルセイユの最新スタメンはどうなるか予想

[GK]

スタメンにはパウ・ロペスを予想します。

昨シーズン、ローマからレンタルで加入したのち

買取オプションを行使、完全移籍に移行しました。

 

足元が非常に上手い選手で、最後尾からのビルドアップや、

状況を変える正確なロングフィードを得意としているスペイン代表のGKです。

 

2ndには、スティーブン・マンダンダが控えると予想します。

マンダンダは37歳になりますが、いまだに安定感は損なわれず、

ピッチ内外で重要な役割を果たしています。

GKはスタメンも控えも非常に高い質を保ちます。

 

[DF]

現状、3バックと4バックを使いわけていますが、

10月頃から4バックを採用することが増え、また成績も安定しているため、

今後も4バックが採用されると予想します。

 

4バックでは、

右SBにポル・リロラ、左SBにルアン・ペトロニの起用を予想します。

前者は酒井宏樹と、後者は長友佑都とポジション争いを繰り広げた実力者で、

リロラはかなり攻撃的な選手でサイドアタックに厚みを持たせる一方、

ペトロニはCBもできるほど守備に自信がある守備的なSBです。

 

現状右SBの控えは不在ですが、

左SBには攻撃的なセアド・コラシナツが控えます。

ペトロニとコラシナツはタイプが異なるため、

相手や状況に応じたチョイスができます!

 

CBの2枚はクロアチア代表のドゥイェ・チャレタ=ツァルと、

アーセナルからローン移籍中のウィリアン・サリバを予想します。

特にサリバは対人の守備に絶対の強さを誇る上、

193cmの長身を生かした空中戦でも強さを見せます。

保有元はアーセナルですが、守備陣では余剰戦力の位置付けであるため

完全移籍を目指したいところです。

 

そして開幕後はレギュラーを務めていたバレルディと、

アルバロ・ゴンサレス、そして19歳のウーゴ・バーテリが控えと予想します。

バレルディは23歳ながらアルゼンチン代表で、

ポテンシャルは高くこれからの成熟が楽しみな選手です。

バーテリはここまで出場がなく未知数な選手ですが、

ゴンサレスはスペインのビジャレアルへ所属していたこともあり

確かな実力を持ちます。

 

CBは選手層や控えの質も充実していますが、

SBは控えの数や質に少し不安があるポジションと言えます。

 

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[MF]

中盤は3枚の逆三角形型を予想します。

アンカーにはブバカル・カマラを予想。

そして、インサイドハーフの2枚には

アーセナルからローン移籍中のマテオ・グェンドゥージ

ブラジル代表のジェルソンのスタメン起用を予想します。

 

グェンドゥージはフィジカルに難があると言われますが、

繊細な技術と戦術眼でゲームをコントロールできる選手です。

アーセナル時代は精神面の未熟さからアルテタ監督との不仲が報じられましたが、

マルセイユでは確実に成長しており、

これから先のさらなる成熟が期待されている選手です!

 

そしてカマラは今夏に争奪戦が繰り広げられる可能性もある人気銘柄です。

ボール奪取力やその後の繋ぎも高く評価され、若くしてマルセイユの心臓を担います。

 

ヴァランタン・ロニエがアンカー、インサイドハーフにセネガル出身のパペ・ゲイエ、

ウーゴ・ベルテッリとビラル・ナディアというアンダー世代のフランス代表コンビの計4名が

控えと予想します。

 

控えはなかなか出場機会に恵まれませんが、出場した際には自分の仕事を果たす上、

期待の若手も控えているため、今シーズン中は質・量ともに万全なポジションです!

 

[FW]

3トップはCFとWGを置く形または、

2枚のCFと1枚のSTを配置する形があります。

直近では後者が採用されているため、引き続き使用されると予想します。

 

STには怪我やコンディション不良から復活し、

ボールを持った際に高いテクニックで見るものを魅了するディミトリ・ペイェ

前線の2枚にはアルカディウシュ・ミリクセドリック・バカンブの起用を予想します。

どちらも得点力が非常に高い選手で、ぺイェから質の高いボールが入ります。

 

しかしペイェは35歳になり年齢的にフル稼働が難しく、

モロッコ代表のアミンヌ・アリットの後半からの起用がこのまま続き、

CFにはジェンキズ・ウンデルやバンバ・ジャングが控えに入ると予想します。

 

WGを置くシステムの時はルイス・エンリケやアメリカ代表のフェンテが左に入り、

右にウンデルの起用を予想します。

 

10代や20代前半の若手選手も控えており、こちらも量・質共に万全です!

 

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オリンピック・マルセイユの最新予想フォーメーション①

2021年12月頃から

4-3-3(4-1-2-3)または4-3-1-2が採用され、

これからも継続されると予想します。

 

“ビエルサよりも戦術マニア”と言われたサンパオリ監督の下、

相手にとって予想しづらいフォーメーションを組みます。

 

その中でもペイェの存在が大きく、トップ下に近いポジションで、

彼のテクニックやイマジネーションで多彩な攻撃を展開して、

ミリクやバカンブの得点力やフィジカルを活かします。

また、自身も高い得点力を持ち、35歳ながら攻撃を力強く牽引します。

 

グェンドゥージやジェルソンらインサイドハーフも積極的にビルドアップを行い、

右SBのリロラが幅を取り厚みのある攻撃を展開します。

また、GKを含む最終ラインからの組み立て

マルセイユのポゼッションを高められる大きな武器となっています。

 

守備時にはボール奪取能力の高いカマラがファーストとしてアタックに行き、

CBのサリバとチャレタ=カーはそれぞれ高い身体能力と対人の強さで

カバーリングや挟み込みを行い、ボールを奪います。

 

このフォーメーションでは、

ポゼッションやショートカウンターの両方を使うことができ、

攻守両面で非常にアグレッシブな戦いを見せてくれます。

 

オリンピック・マルセイユの最新予想フォーメーション➁

ペイェをゼロトップとして起用し、

両サイドにスピードのある選手をワイドに配置した

4-3-3-(4-1-2-3)をオプションとして予想します。

 

昨シーズンや今シーズンの序盤戦で使用されていた3-4-3や3-6-1も考えられますが、

2021年10月頃からは予想フォーメーション①と②のどちらかが主に併用されているため、

このまま併用が続くと予想します。

 

両WGに幅をとらせ、インナーラップや2列目からの飛び出しを促したり、

ペイェがかつてトッティが行っていたように0トップとして機能し、

両WGにカットインからシュートを打たせたりします。

 

①は中央からの攻撃がメインなのに対して、

②では両サイドからの攻撃がメインになります。

しかし、どちらも攻撃を司る中央のペイェが重要な役割を果たしています。

 

攻撃陣は豊富なカードが揃っているため、終盤に得点が欲しいときにはミリクや、

左のチャンスメーカーとしてフェンテが起用されることも予想できます。

 

また、守備では同様にアンカーのカマラがファースト、CBがカバーリングを行います。

このフォーメーションでは堅守速攻のような守備と攻撃を展開すると予想します。

 

オリンピック・マルセイユの2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション

ここ1~2シーズンと同様に、

開幕戦では3-6-1(3-2-4-1)のフォーメーションが採用されました。

 

このフォーメーションでは、

ウンデルとフェンテの両WGが幅を取るためサイドに開きます。

ペイェが0トップとして機能し、個人技からのシュートや両WGのカットインやクロス、

そして2列目からの飛び出しを促します。

セカンドボールの回収率も高く、攻撃時は厚みを持って攻め込むことができました。

 

一方守備時にはCBの横のスペースが使われて釣り出されることが多く、

バイタルエリアをケアしきれずに失点というパターンが開幕節以降も続きました。

中央寄りではカマラの高いボール奪取力やグェイェの無理の効く対応で防いでいましたが、

PSGのムバッペやディ・マリアといったサイドからの攻撃を得意とする選手には

後手の対応となり失点が続きました。

 

2022年2月現在、半年近く3バックはあまり採用されていないため、

これからも4バックでサイドをケアする戦術が採用されると予想します。

 

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オリンピック・マルセイユの新加入注目選手や有名選手の紹介(2022冬移籍・獲得選手)

セアド・コラシナツ(LSB)

 

前所属: アーセナル(ENG)

移籍金: フリー

契約年数: 1年半

 

アーセナルから完全移籍を果たした攻撃的な左SBのコラシナツです。

昨シーズンは古巣のシャルケ(GER)にアーセナルからレンタル移籍をしていましたが、

2部降格に伴いアーセナルに復帰し、余剰戦力であったために双方合意のもと契約解除後、

フリーでマルセイユに加入しました。

 

特徴としては、

非常にフィジカルの強い選手で、スピードやテクニックでサイドを崩すというよりは

当たり負けしない体の強さでサイドを蹂躙(じゅうりん)します。

 

かつてはCBやボランチでもプレーしていましたが、守備力にはまだまだ難がある選手で、

プレミアリーグではフィジカルを活かして攻撃に積極参加していたように、

攻撃的なオプションとして今後も起用されると予想します。

 

守備の不安を拭い去るほどの攻撃力やフィジカルの強さ、

そしてファンを沸かすことができる熱いハートの持ち主で、

キャプテンシーにも魅力があります。

 

新天地での復活と、さらなる守備力の向上に期待しましょう!

 

セドリック・バカンブ(CF)

 

前所属: 北京国安(CHN)

移籍金: フリー

契約年数: 2年半

 

かつてビジャレアルでは105試合で47ゴールという高い得点力を見せていました。

加入してからも早速得点を挙げるなど、

元々CFの駒が足りていなかったマルセイユにとって理想の補強となりました。

 

アフリカンらしく裏に抜けるスピードに優れ、高い身体能力を武器にゴールを陥れます。

足元の巧さも水準以上で、ドリブルによる個人での突破もできます。

強力なシュートだけでなく、正確にコースに流し込むシュートも得意としており、

非常にフォワードとして能力の高い選手です。

 

中国への移籍により、選手として第一線で活躍するキャリアを終えたかのように思われ、

欧州に帰還すべき選手として、よく名前のあがっていた同選手ですが、

依然プレミアからの関心が噂されていた中でマルセイユに移籍を果たしました。

 

残り約10試合で、国内の逆転優勝はなかなか難しそうですが、

どの環境でも一貫して得点を挙げてきた得点力を再度見せつけ、

マルセイユをさらなる高みや、

ECLの上位へ導くためのラストピースとしての活躍に期待大です(^^)/

 

ディミトリ・ペイェ(CF/AM)

 

※現所属選手

 

かつてフランス代表やウェストハム(ENG)でプレーしていた同選手ですが、

2016-17シーズンのウェストハムでは移籍のために練習参加を拒否するなど、

素行に問題がある選手としても有名でした。

しかし、上記騒動以降、古巣マルセイユに加入してからは高い技術で攻撃を牽引し、

ベテランの域に達してからは精神的にも若手選手たちの模範となっています。

 

ペイェの特徴は、世界トップレベルの右足の精度と、変幻自在のドリブルです。

精度が高いラストパスやクロスで味方攻撃陣を活かすこともできますし、

強烈なミドルシュートやコースを狙った正確なシュートで自ら得点を挙げることもできます。

また、左足の精度も非常に高く、左足でもチャンスや得点を演出できます。

 

年齢を重ねてからは、抜き去るドリブルこそ見られなくはなりましたが、

“正確に運び、相手をかわし、蹴りやすい位置に置く”、というドリブルは世界トップレベルです。

 

マルセイユでは前線の得点力やスピードのある選手を活かすために

トップ下の位置に入ったり、ゼロトップとして組み込まれたりするため、

マルセイユの攻撃を司っているといっても過言ではありません!

 

現役も残り数シーズンかもしれませんが、

魅力的なプレーを見せてくれるペイェにも大注目です!

 

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オリンピック・マルセイユの2021-22シーズン後半戦の展望

前半戦を2位で折り返したマルセイユは、敵地で44年ぶりにボルドーに勝ったり、

UEFAの主要コンペティションでリーグ・アンの全チームが生き残ることに貢献したり、

素晴らしい結果を残しました。

(マルセイユのみECLの決勝トーナメント・プレーオフ)

 

サンパオリ監督の下、成熟された3-3-3-1や3-4-3による重厚な攻撃や

素早いトランジッションからのショートカウンターに加え、

年明け前頃から頻繁に採用されるようになった4-3-3も機能し、

多彩な戦術を用いることができています。

 

マルセイユはほとんどの試合で得点を挙げており、高い攻撃力を見せつけている一方、

サイドアタックから崩されることが多く、失点はシーズンを通してなかなか減りません。

 

4バックに移行することで大崩れすることはなくなりましたが、

シーズン後半戦では、戦術や個々人の役割のさらなる理解・浸透が重要です。

 

そしてマルセイユには、

サンパオリの戦術の変更等に対応できる戦術理解度の高い選手が多くいるため、

多彩なフォーメーションを用いることができることはチームの強みと言えます。

 

加えて、サリバやカマラ、そしてグェンドゥージといった、

ワールドクラスになれるであろうネクストタレントを多く抱え、

選手の成長やクラブの動向に注目が集まるチームの一つでもあります。

 

PSGの対抗馬として、そしてリーグ・アンの欧州におけるポイントアップのため、

国内外で注目されているマルセイユがどんな戦いを見せてくれるか、

後半戦の残りやECLでも楽しみに観ていきたいですね(^^)/

 

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オリンピック・マルセイユの2022冬移籍情報(加入・退団)

IN

セアド・コラシナツ(アーセナル(ENG))
移籍金: フリー
年俸: 非公開
契約年数: 1年半

セドリック・バカンブ(北京国安(CHN))
移籍金: フリー
年俸: 非公開
契約年数: 2年半

 

OUT

ジョルダン・アマビ
移籍金: レンタル
年俸: 不明
契約年数: レンタル

ダリオ・ベネデット(ボカ・ジュニアーズ(ARG))
移籍金: 300万ユーロ(約4億円)
年俸: 不明
契約年数: 2年

 

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まとめ

本記事では、オリンピック・マルセイユの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、

新加入または注目の有力選手や、今季後半戦展望についてご紹介しました!

 

各ポジションに、

かつてのトップフォームを取り戻した中堅・ベテランや、

若手注目株といった確かな実力者を配置し、

“戦術マニア”サンパオリ監督の下、速いトランジッションや多彩な攻撃パターンなど、

見応えのあるゲームを展開しています。

 

国内ではPSGの後塵を拝し、今シーズンの逆転優勝はなかなか難しいところですが、

ECLの戦いや、PSGとの直接対決(第32節)も控えています。

シーズンの残りをどう戦い、またPSGにどう挑むのか、ぜひ注目してみたいですね(^^)/

 

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