ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介!

こんにちは!

多くの怪我人により苦しんでいる2022/23シーズンのドルトムント。

ウィンターブレイクに入る前の15節終了時点の順位は、直近の5シーズンで最も低い6位でした。

しかし、怪我人が戻ってきたウィンターブレイク明けからは4連勝と復調(2月6日時点)しており、近年稀にみる大混戦となっているブンデスリーガでの優勝はかなり現実的な目標となっています。

また、チャンピオンズリーグでは低調なシーズンを過ごしているチェルシーとの対戦を控えており、こちらも勝ち進める可能性は十分に見込めることが予想されます。

本記事では、2022/23シーズンのドルトムントの特徴や戦術、注目選手は監督に関してまとめました!

 

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ドルトムント | 特徴・戦術

伝統的に攻撃的な志向が強いクラブであると言えると思いますが、今季2022-23シーズンもメンバー的にかなり攻撃的と言えます。

 

CBでプレーするニコ・シュロッターベック、マッツ・フンメルス、ニクラス・ジューレはいずれもビルドアップ能力に長けており、安定した供給源となります。

 

SBでプレーするラファエル・ゲレーロ、マリウス・ヴォルフ、ユリアン・リエルソン(+怪我で離脱のトーマス・ムニエ)はかなり高い位置を取り、サイドで高い位置を取ることもあれば、中央寄りでボールを受けることもできる選手たちで、攻撃にバリエーションを加えています。

そしてサイドから起点を作り、2列目のタレント達やジュード・ベリンガムがコンビネーションを形成し、チャンスを作り出します。

(中央でのプレー比率は25%とリーグで3番目に低い数字。WhoScored.com参照 )

 

とはいえ、19節終了時点での得点数(38得点)はドルトムント的には特筆して多いわけではなく、同期間内でのゴール数としては直近8シーズンでは最も少ない数字となっています。

シーズン後半戦にしてようやく復帰を果たしたセバスティアン・アレや、ウィンターブレイク明けまで11試合を欠場していたマルコ・ロイスの復帰によって、崩しやフィニッシュのクオリティアップにダイレクトにつながるはずなので、後半戦は多くのゴールが期待できます。

 

また、守備面では、前線では取られてからネガティブトランジションを早く、ボールを即座に奪い返すことをメインとしている印象です。

攻撃的なチームには付き物と言えるかもしれませんが、相手のカウンターの餌食になることは少なくなく、いかにしてリスクマネジメントするかは課題と言えるでしょう。

また、単純なミスからの失点も少なくないので、守備に関する改善点は少なくありません。

 

ドルトムント | 最新フォーメーション・スタメン

フォーメーション・スタメン①

ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-2-3-1

 

テルジッチ監督が主に採用するのが4-2-3-1

 

ボランチと2列目に多くの優秀な選手を抱えるドルトムントにとって、組み合わせを変えることもでき、ワントップ適性のあるFWを揃えているため、メンバー的に相性のいいフォーメーションといえます。

ボール保持時には比較的丁寧にボールを繋ぎ、サイドバックが高い位置に取りサイドからチャンスを作りだすことが多いです。

 

ポジティブトランジション時には前線に素早く人数をかけ、早いペースで迫力のある攻撃を繰り広げます。

 

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フォーメーション・スタメン②

ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-3-3

 

マンチェスター・シティ戦やバイエルン・ミュンヘン戦で採用したのが4-3-3

対戦相手のフォーメーションに合わせた布陣と言えるもので、かつては基本のフォーメーションとして採用していた時期もありましたが、テルジッチ監督の下ではあくまで1オプションのような位置づけの布陣です。

 

フォーメーション・スタメン➂

ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 3-5-2

 

第10節のウニオン・ベルリンで採用したのが3-5-2

 

同じく3-5-2をメインとするウニオン・ベルリンに対抗するフォーメーションでありましたが、GKのグレゴール・コーベルのミスもあり、試合開始早々に失点をし、結果は0-2で敗戦。

76%のポゼッション率を記録し、ほぼ常時ボールを保持しながら試合を進めましたが、無得点に終わっています。

 

他の試合で3バックを採用していないことから、今後テルジッチ監督が積極的に採用する可能性はあまりないことが予想されます。

 

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ドルトムント | 予想フォーメーション・スタメン

予想フォーメーション・スタメン①

ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-2-3-1

 

トーマス・ムニエの負傷により新加入のユリアン・リエルソンが右SBをメインに、時には左SBとしても出場することが増えると予想されます。

リエルソンは加入後2戦目のマインツ戦では得点も挙げており、積極的に攻撃に絡むことができるので、今の戦い方には非常に適しているサイドバックです。

 

また、長い間怪我で離脱していたマルコ・ロイスも復帰しているので、前線のチョイスはさらに豊富になることが予想されます。

層が厚くなるだけではなく、ロイスは得点に関わるプレーが多いので、チームの得点力アップにもかなり期待を持てます。

さらに、FWのセバスティアン・アレも病気からの復帰を果たしており、得点力はもちろんのこと、ポストポレーで2列目の選手を活かすことができる彼の復帰はチームにとってかなり大きな戦力アップとなるはずです。

 

予想フォーメーション・スタメン②

ドルトムント最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介! 4-1-4-1

 

アンカーにエムレ・ジャンを据える形でより攻撃的とも言える布陣の4-1-4-1の形を、第18節のレバークーゼン戦、第19節のフライブルク戦で採用しました。

 

テルジッチ監督はアンカーとしてのジャンの攻守両面の働きっぷりを絶賛しており、現状ではハマっているフォーメーションと言えます。

ボール保持時にジャンがCBの間に入ることで、サイドバックを高い位置に取らせ、攻撃に厚みを持たせることに成功しています。

 

そして、ジャンを含めたビルドアップのおかげでサイドバックの位置取りをより自由にすることが可能になり、攻撃のバリエーションも増えそうです

 

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ドルトムント| 注目の人気選手

ジュード・ベリンガム(イングランド代表)

 

市場価値で100億ユーロを超える評価を得ている、若干19歳のスーパースター。

先日のカタールワールドカップではイングランド代表として出場し、大舞台で活躍しました。

 

豊富な運動量でピッチを縦横無尽に走り回り、ボールプレーにおいてもパスやドリブルで輝きを放ちます。

特にドリブルに関しては、2月6日時点のドリブル成功数でリーグ2位タイ(38回)を記録しています。

 

守備面においてもタックル成功数でリーグ2位(53回)を記録しており、数字でもしっかり表れるほど確かな活躍を見せています。

 

今季の公式戦での得点数はチーム最多の10ゴール、出場時間数はチーム2位を記録しており、結果を出しつつ絶大な信頼を得ていることも証明しています。

 

※スタッツ・データはWhoScored.com参照

 

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ニコ・シュロッターベック(ドイツ代表)

 

カタールワールドカップでドイツ代表として日本戦に出場していたことでも記憶に新しいCB。

日本戦での失点シーンであまり良い印象を持たれていないこともあるかと思われますが、クラブにおいてはチームトップの出場時間数を記録しており、非常に信頼されている重要な選手です。

 

191cmの長身を武器に空中戦で強さを発揮し、さらに長身に似合わぬ敏捷性も持ち合わせています。

 

そして何より特徴的なのは、長短のパスを駆使したビルドアップ能力の高さです。

パス成功率は高水準の86.7%を記録しており、フィールドプレーヤーとしてロングパスの成功数はリーグ2位を記録しています(115本)。

 

ただ、守備面でのミスが目立ち、加入前ほどの評価を得ることはできておらず、昨季の課題となった守備の立て直しには至っていないのが現状なので、後半戦の巻き返しに期待しましょう。

 

※スタッツ・データはWhoScored.com参照

 

マルコ・ロイス(ドイツ代表)

 

在籍年数は11年とチームトップで、クラブを象徴する選手

キャプテンも務めるロイスですが、怪我がちであることでも知られており、今季も足首の怪我で11試合を欠場しています。

 

今季はこれまで公式戦で3得点4アシストとまずまずの成績となっていますが、怪我からの復帰を果たしており、これからの活躍に期待です。

第19節のフライブルク戦では左のインサイドハーフで出場しており、左サイドハーフやトップ下でのプレーが多かったこれまでとは違ったロイスを、今後見ることも増える可能性があります。

 

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ドルトムント | 監督

 

エディン・テルジッチ

年齢:40歳 (1982年10月30日生まれ)

国籍:ドイツ、クロアチア

 

選手経歴

2010年(28歳)まで現役を続け、最高はドイツ4部リーグでプレー

 

監督経歴

2020/21 ドルトムント

2022/23 ドルトムント

 

選手時代は、最高でドイツ4部でプレーをし、2010年からドルトムントのスカウト兼アカデミーやセカンドチームのアシスタントコーチとして指導者のキャリアをスタートさせました。

(当時は現ドイツU-20監督のハネス・ヴォルフのアシスタントコーチを経験)

 

その後、クロアチア国籍も有するテルジッチは、ユーロ2012のクロアチアの対戦相手であったアイルランドの分析を作成したところ、当時クロアチア代表監督を務めていたスラヴェン・ビリッチに認められ、ビリッチのアシスタントコーチとしてのキャリアをスタート。

2013/14~14/15はベシクタシュで、15/16~17/18はウェストハムで、ビリッチ監督の右腕として活躍しました。

 

そして2018/19にルシアン・ファブレ監督のアシスタントコーチとしてドルトムントに帰還しました。

20/21までアシスタントコーチを務めていましたが、ファブレ監督の突然の解任を受け、暫定監督に就き、結果的にシーズン終了まで正式監督としてチームの指揮し、リーグ戦は3位、そしてDFBポカールで優勝を果たすという好成績を残して退任しました。

 

その後の21/22にチームのテクニカルディレクターに就任しましたが、翌22/23シーズンには監督としてピッチに戻っています。

 

幼いころからドルトムントのファンであることを公言しており、クラブに対する情熱を持つテルジッチ監督。

選手からの信頼も厚く、怪我人が復帰するシーズン後半戦にどのような采配をし、どのような結果を残すことができる、非常に注目です。

 

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まとめ

今季、前半戦は苦しみましたが、それを乗り越え後半戦での戦いぶりに期待がかかるドルトムント。

バイエルン・ミュンヘンの調子が上がらないままであれば、絶対王者が目指す11連覇を阻止する最大の対抗馬となるのは、やはりライバルのドルトムントになるはずです。

2011/12シーズン以来のリーグ優勝を果たすことができるのか、要注目です。

 

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