こんにちは!
2021-22シーズン、リバプールとのデッドヒートを見事に制してプレミアリーグ2連覇を達成したペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティ。
そんなシティは2022年の夏にこれまで主力として活躍してきたスターリング、ガブリエル・ジェススという攻撃の中心選手を放出しましたが、代わりに全世界が注目するハーランドを念願のCL優勝に向けてのラストピースとして獲得しました。
そこで、本記事ではプレミアリーグとCLの2冠を目指すマンチェスター・シティの最新スタメン予想とフォーメーション、新加入した注目選手や2022-23シーズンの展望についてまとめてみました。
\ 2022-23シーズン後半のシティを徹底予想! /
>>マンチェスターシティの最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介!
マンチェスターシティ2022-23最新スタメンを徹底予想
GKは、
エデルソンを予想します。
これまでもシティの守護神として君臨してきたブラジル代表のエデルソンが、2022/23シーズンも基本的に正GKの座を務めるのは間違いないところです。
第2GKにはステッフェンが抜けた代わりに、ブンデスリーガでの実績があるオルテガを獲得しているため、エデルソンが怪我で離脱した時も最低限の戦力ダウンでとどめることができます。
DFは、
左からジョアン・カンセロ、ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、カイル・ウォーカーの並びを予想します。
左右のサイドバックには、昨シーズンに続きウォーカーとカンセロが入る形が基本線となることが予想されており、2人が怪我などで欠場した時には左にジンチェンコが移籍した穴を埋める形でスペイン人の若手セルヒオ・ゴメスを獲得。
そして左右ともにストーンズやアケなど、センターバックが本職の選手がサイドバックとして出場する機会も出てくるはずです。
そんなセンターバック2枚には、ルベン・ディアスが守備の要として君臨する中で、その相棒をストーンズ、ラポルテ、アカンジが競う形になっていくと予想しています。
このレギュラー争いは、かなりハイレベルな選手の集まりなのでグアルディオラ監督は、各選手の調子を見て、選手選考を行っていくと思います。
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MFは、
ロドリ、ケヴィン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバを予想します。
まず、昨シーズンもほとんど1人でアンカーポジションを務めていたロドリは、今シーズンも間違いなくチームの要として重要な存在になりますが、彼がいない時に大きな戦力ダウンとなっていました。
そこでシティは1列前も務めることができるイングランド代表のカルヴィン・フィリップスという、ロドリに引けを取らない選手を獲得することができました。
そして中盤残り2枚はデ・ブライネを中心にベルナルド・シウバ、ギュンドアンと枚数は少ないものの、3人共にワールドクラスの選手なので怪我なく稼働してくれれば、充分に3人で回していくことができるはずです。
FWは、
左からジャック・グリーリッシュ、アーリング・ハーランド、フィル・フォーデンを予想します。
前線3枚には新加入のハーランドを中央において、左右のウイングにグリーリッシュとフォーデンを置く形を予想しました。
基本的にハーランドは怪我が無ければ、固定される選手だと思いますが、右ウイングには実力者のマフレズもいますし、シティで1年目となるアルバレスも3トップならどこでもこなせるユーティリティ性を持っています。
またフォーデンも左右どちらでも起用できますし、中盤のベルナルド・シウバもウイングを務めることが出来るので、相手によってグアルディオラ監督は使い分けをしてくると思います。
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マンチェスターシティ2022-23最新予想フォーメーション①
4-1-2-3
昨シーズンほとんどの試合で使われたこの4-1-2-3のフォーメーション。
この形が今シーズンも基本となっていくと思いますが、ハーランドの加入により戦い方が少し変わってくるかもしれません。
昨シーズンは1トップの位置に偽9番としてベルナルド・シウバなどを起用して、中盤からもどんどん前線へ飛び出すことが多かったシティの攻撃ですが、今シーズンはハーランドが中央に君臨する形のため、中盤の選手は自分が飛び出すというよりはハーランドの裏を狙うパスを出すことが多くなってくると予想します。
また右サイドではデ・ブライネとフォーデンが抜群のコンビネーションを見せて、簡単に相手陣内深くまで入っていくことが可能なので、攻撃は右サイドからの崩しが多くなってくると思います。
そして、近年サッカー界で話題となったカンセロのポジショニングは健在で、今シーズンからは右サイドのウォーカーも攻撃時には中央に位置する姿が見られているため、2人のサイドバックがかなり独特なポジショニングを取ることになっています。
守備においては、これまでと同様にボールを握ることが最大の守備だというグアルディオラ監督の概念を基に、ボールを奪われた際には前線からしっかりとプレスをかけて、DFラインはかなり強気のライン設定しながら、なるべく前でボールを奪い返す形をとっています。
もし裏を取られてしまっても、守備範囲の広いエデルソンが飛び出してくるため、DFラインはハイラインを保つことができています。
マンチェスターシティ2022-23最新予想フォーメーション②
4-2-1-3
ほとんどの試合が先ほど紹介した4-2-3-1で戦うシティですが、少し守備に重きを置きたい試合の場合はこの4-2-3-1を使用する可能性があります。
これまであまり見ることがなかったこの形ですが、今シーズンはボランチが主戦場のカルヴィン・フィリップスを新たに獲得したため、ロドリと2ボランチを組んで、しっかりと守備から試合に入りたい場合の試合などでこの形を使用する可能性は充分にあります。
攻撃では基本的に中央に位置するデ・ブライネにボールを集める形になると思うので、そこからボランチのどちらか1枚が攻撃に加わり、攻め込んでいく形となると予想しています。
マンチェスターシティ2022-23開幕戦スタメン・フォーメーション
4-1-2-3
対ウェストハム・ユナイテッド戦
結果:2-0 勝利
2022/23シーズンの開幕戦、昨シーズン躍進を見せたウェストハム・ユナイテッドとのアウェイ戦。
スタメンを見てみるとセンターバックに怪我人が続出していたため、アケがスタメン入りを果たし、中盤にはベルナルド・シウバではなく、ギュンドアンを起用しました。
そしてプレミアリーグデビュー戦となったハーランドもスタメンで起用されました。
大事な開幕戦が始まると、やはりシティがアウェイでも関係なくボールを握る展開が続きますが、決め手を欠く展開が前半続いていました。
そんな中で迎えた前半36分、先発起用されたギュンドアンのスルーパスに反応して、裏に抜け出したハーランドが相手GKアレオラに倒されてPKを獲得します。
このPKをハーランド自らが決めて、プレミアリーグ、そしてシティでの公式戦初ゴールで先制しました。
1点リードでハーフタイムを迎えると、後半もしっかりとボールを保持しながら、安定した試合運びを見せていたシティが再びチャンスを迎えたのは、65分のことでした。
デ・ブライネのスルーパスに完璧に抜け出したハーランドは、完璧なタイミングの飛び出しから落ち着いてGKとの1対1を決めて、開幕戦からいきなり2得点を記録しました。
そんな2点を守りきったシティは開幕戦を危なげなく勝利し、2022/23シーズンも優勝争いに絡んでいくことを予感させるような試合となりました。
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マンチェスターシティ新加入注目選手の紹介(2022夏移籍・獲得選手)
アーリング・ハーランド
プレミアリーグ
8月のPlayer of the Monthはハーランド! pic.twitter.com/krziID5zjf
— 細かすぎて伝わらないマンチェスターシティ (@city_pic) September 16, 2022
前所属:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:6000万ユーロ(約84億円)
新加入選手1人目は、バロンドールに最も近い怪物ストライカー、アーリング・ハーランドです。
アーリング・ハーランドは、ノルウェー出身で2000年生まれの22歳左利き195㎝のFW(CF)です。
ノルウェーのモルデというクラブで頭角を現したハーランドは、2019年1月に育成で定評があるオーストリアのザルツブルクへ移籍しました。
このザルツブルクで南野拓実、ファン・ヒチャンと共に攻撃を牽引する活躍を見せると、2019年12月にはブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントへステップアップを果たします。
ドルトムントでは20-21シーズンに大会史上最年少となる19歳212日でのCLふた桁ゴールを決めるなど、驚異的なペースで得点を量産すると、2年半の在籍で公式戦89試合86ゴールという数字を残しました。
その結果、多くのメガクラブが争奪戦を繰り広げましたが、結果的にハーランドは父親もプレーした経験があるシティに移籍することとなりました。
そんなハーランドのプレースタイルとして挙げられるのは、圧倒的なゴールへの嗅覚を活かしたポジショニングの上手さです。
195㎝の長身やその長身に見合わないスピードにも注目が集まるハーランドですが、クロスやスルーパスを受ける際のポジショニングの取り方が抜群で、常に相手の背後を取る動きを繰り返すことで、フリーでボールを受けられる態勢になることができます。
もちろんワンタッチゴールだけではなく、ゴールに対して、シュートを打つのが難しいところからのシュート技術や利き足でない右足、そしてヘディングでもゴールを決められる器用さなど、とにかくゴールを奪う能力に関しては現状世界一といっても過言ではないものを持っています。
初のプレミアリーグ挑戦ということで、適応出来るかという部分が心配されましたが、ここまで7試合で既に11ゴールと才能を遺憾なく発揮しているハーランド。
シティに足りなかった理不尽な点取り屋として、念願のCL初制覇に導く活躍を見せてくれることが期待されています。
カルヴィン・フィリップス
⚡️速報⚡️
マンチェスターシティはカルヴィンフィリップスと個人間合意にいたった。
移籍金は£42M+add onで約£50Mとのこと。(@FabrizioRomano ) pic.twitter.com/2g988s8Jkf
— 整うシティズン (@light_mci) June 24, 2022
前所属:リーズ・ユナイテッド
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:6000万ユーロ(約74億円)
新加入選手2人目は、イングランド代表の中核を担う男、カルヴィン・フィリップスです。
カルヴィン・フィリップスは、イングランド出身で1995年生まれの26歳右利き179㎝のMF(CM,DM)です。
2010年から地元リーズの下部組織に入団したフィリップスは、14/15シーズンにトップチームへ昇格すると、16/17シーズンにはレギュラーに定着。
当時は2部にいたチームの中で中盤の要へと成長すると、18/19シーズンから監督に就任したマルセロ・ビエルサ監督の下では更なる進化を遂げます。
その後、2020/21シーズンかプレミアリーグに昇格したチームの中でも素晴らしいパフォーマンスを見せたフィリップスは、2021年6月に行われたEURO2020でもイングランド代表のレギュラーを務めていました。
こうしてイングランドを代表する選手に成長したフィリップスをシティは、2022年7月に4500万ポンド(約74億円)という移籍金で獲得しました。
そんなフィリップスは、リーズ時代に『ヨークシャーのピルロ』と呼ばれていたように広い視野と正確なキック精度を活かしたロングパスが持ち味の選手です。
このロングパスで試合の局面を一気に変えることができますし、キック精度の高さはプレースキックにも繋がっていて、リーズではコーナーキック、フリーキック共に高精度のボールを蹴っていました。
また中盤の底を務めるフィリップスは、出足の早いタックルで相手の攻撃の芽を未然に防ぐプレーもできる選手で、豊富なスタミナがあるため90分間継続して、攻守両面に貢献することができます。
シティではロドリという圧倒的な存在とポジション争いをすることになるフィリップスですが、その1列前でもプレーできると思うので、まずは何とか出場機会を確保してグアルディオラ監督を納得させるプレーを見せてほしいですね。
マヌエル・アカンジ
サンチョとハーランドのアドバイスが決め手? 英紙が紐解くアカンジのシティ移籍秘話 – https://t.co/erNeOrIsnY pic.twitter.com/O8oKeCJ5q3
— theWORLD(ザ・ワールド)編集部 (@theWORLD_JPN) September 14, 2022
前所属:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
契約年数:5年(完全移籍)
移籍金:1750万ユーロ(約24億円)
新加入選手3人目は、ブンデスリーガ屈指のディフェンダー、マヌエル・アカンジです。
マヌエル・アカンジは、スイス出身で1995年生まれの27歳右利き188㎝のDF(CB)です。
地元スイスの名門・バーゼルでブレイクを果たしたアカンジは、2018年1月にブンデスリーガのドルトムントへ移籍。
ドルトムントでも守備の中心選手として毎シーズン継続性のあるプレーを見せたアカンジは、4シーズンで通算158試合に出場していました。
その中で2022/23シーズンは新加入選手の台頭もあり、出場機会を失っていたアカンジでしたが、ラポルテやアケの負傷によりCB不足に悩んでいたシティが1750万ユーロ(約24億円)で獲得することになりました。
そんなアカンジはセンターバックとして充分な188㎝という身長を誇っていて、空中戦に強い一方でナイジェリアの血も入っているため、優れた身体能力を持っている選手です。
そのためスピード勝負でも早々負けることはなく、フィジカルも強いため地上戦にも滅法強さを見せます。
またシティのディフェンダーに重要になってくる足元の部分においても、そこまで不安がないアカンジは中長距離のロングパスを得意としています。
怪我人が続出した中で緊急補強のような形でシティに加入したアカンジですが、実力的には充分にレギュラーを奪えるものを持っているので、ドルトムント時代と同じような活躍に期待したいと思います。
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マンチェスターシティ2022-23シーズンの展望
2022/9/23時点で、2022/23シーズンもプレミアリーグで開幕から7試合、CLでは2試合を戦っているシティ。
プレミアリーグでは5勝2分けと負けはないものの、ニューカッスル、アストンヴィラとビッグ6ではないチーム相手に勝ち点を取りこぼす姿が見られています。
特に今シーズンここまで目立つのが守備の部分で、昨シーズンはクリーンシートが多かった中、ニューカッスル戦では3失点、クリスタル・パレス戦ではセットプレーから2失点を喫するなど、少し不安定な守備が見られています。
しかし、それ以上に目立っているのがハーランドの圧倒的な得点能力で、プレミアリーグ7試合で11ゴールをあげるという驚異的な活躍でチームの勝利に貢献しています。
このハーランドのような苦しい局面でも得点を決めきることができるストライカーが加わったことが、シティにとって昨シーズンのグアルディオラ体制に足りなかった点を奪う上での個の部分を補ってくれています。
昨シーズンもプレミアリーグでは圧倒的な強さを見せていましたが、CLでは毎年のようにあと少しのところで違いを見せる選手がいないことが原因で敗退となっていました。
それでも今シーズンはハーランド、デ・ブライネを中心とした強力な攻撃陣に加えて、守備陣もこれから怪我から復帰し、全ての選手が自分の役割を果たすことができれば、プレミアリーグでの独走優勝、そしてCL制覇が見えてくると思います。
そして、グアルディオラ監督のラストシーズンとも言われる今シーズン2冠を獲得することを期待したいと思います!
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マンチェスターシティ2022夏移籍情報(加入・退団)
IN
アーリング・ハーランド(FW)
移籍元:ボルシア・ドルトムント(GER)
移籍金:6000万ユーロ(約84億円)
契約年数:5年
カルヴィン・フィリップス(MF)
移籍元:リーズ・ユナイテッド
移籍金:4900万ユーロ(約74億円)
契約年数:6年
マヌエル・アカンジ(DF)
移籍元:ボルシア・ドルトムント(GER)
移籍金:1750万ユーロ(約24億円)
契約年数:5年
セルヒオ・ゴメス(DF)
移籍元:RSCアンデルレヒト(BEL)
移籍金:1300万ユーロ(約18億円)
契約年数:4年
ステファン・オルテガ(GK)
移籍元:アルミニア・ビーレフェルト(GER)
移籍金:フリー
契約年数:3年
レンタルバック
フリアン・アルバレス(FW)
前所属:リーベル・プレート
OUT
ラヒーム・スターリング(FW)
移籍先:チェルシー
移籍金:5620万ユーロ(約78億円)
契約年数:5年
ガブリエル・ジェスス(FW)
移籍先:アーセナル
移籍金:5220万ユーロ(約74億円)
契約年数:5年
フェルナンジーニョ(MF)
移籍先:アトレチコ・パラナエンセ(BRA)
移籍金:フリー
契約年数:未定
オレクサンドル・ジンチェンコ(DF,MF)
移籍先:アーセナル
移籍金:3500万ユーロ(約49億円)
契約年数:4年
板倉 滉(DF)
移籍先:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(GER)
移籍金:500万ユーロ(約7億円)
契約年数:4年
ペドロ・ポロ(MF)
移籍先:スポルティングCP(POR)
移籍金:850万ユーロ(約11億円)
契約年数:3年
レンタル
ザック・ステッフェン(GK)
移籍先:ミドルスブラ
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まとめ
今回はマンチェスター・シティの最新スタメン予想とフォーメーション、新加入した注目選手や2022-23シーズンの展望についてまとめてみました。
2016/17シーズンにグアルディオラ監督が就任してから、これまで6シーズンで4度のプレミアリーグ制覇を達成するなど、国内では圧倒的な強さを見せてきたシティ。
毎シーズン言われていますが、今シーズンは何としてもCL制覇が最優先の目標だと思うので、成熟している既存戦力に加えて、ハーランドという武器を手にしたシティがビッグイヤーを掲げる姿を楽しみにして見ていきたいと思います!
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