鎌田大地の移籍候補や評価・海外の反応は?年俸推移と市場価値も!

こんにちは!

2021-22シーズンも残り僅かとなりましたが、今シーズン欧州でプレーする日本人選手の中でも、ひときわ存在感を放っているのがフランクフルトに所属する鎌田大地選手ではないでしょうか。

チームはヨーロッパリーグ決勝へと進出し、鎌田もバルセロナ、ウエストハムを相手に試合を決定付けるプレーで勝利に貢献し、欧州からも注目が集まっています。

その鎌田は、2023年の6月でフランクフルトとの契約が切れることから、移籍金が発生する今夏に満を持してステップアップが濃厚であり、すでに報道では複数のクラブの名前が挙がっています。

そこで本記事では、鎌田大地の移籍候補となるクラブや国内外の反応、年俸推移、市場価値についてまとめてみました!

 

>>【関連記事】鎌田大地のポジションとプレースタイルの特徴は?所属チーム別成績も!

 

鎌田大地の噂の移籍先候補

ACミラン

 

昨年の夏にはハカン・チャルハノールの後釜として、鎌田に興味を示しているという報道が出ていることや、冬の移籍市場でも名前が挙がったことから、引き続き鎌田の動向を追っている可能性は高いと言えます。

 

ミランとしては、今夏に攻撃的な2列目の選手の補強を行うことが濃厚であり、すでにデウロフェウ、リンガード、ベラルディ、ベルナルデスキ、レナト・サンチェスといった名前も挙がっています。

 

また、クラブ内部では、投資会社のインベストコープがミランの買収の動きを見せていましたが、新たに米投資会社のレッドバードも買収に興味を示しているという報道が出ています。

今後の動向次第では、今夏での補強資金が大きく変わり、ミランのターゲットとなる選手も変わってきそうです。

セビージャ

 

フレン・ロペテギ体制3年目となる今シーズンは、戦術の手詰まり感が出るなど、やや評価を下げていますが、怪我人が続出しながらも成績を残しており、来季以降の去就はフロントに委ねられています。

 

監督人事次第では移籍の可能性もありますが、移籍候補として名前が挙がっているクラブの中でも、セビージャは2列目の選手層が厚く、ポジション争いは困難なものになることが予想されます。

 

また、セビージャとしては左ウイングの獲得を優先していると見られ、鎌田は外国人枠を消費することからも実現の可能性は低いと見られます。

リーズ・ユナイテッド

 

今シーズンの途中からリーズの監督を務めているジェシー・マーシュは、ザルツブルク時代に南野拓実を指導していた経緯もあり、南野とともに今夏の補強候補として名前が挙がっています。

 

リーズは第36節を終えた時点で降格圏の18位に位置しているため、まずはプレミアリーグ残留を決めることが移籍の絶対条件となり、降格してしまった場合には南野と同様、移籍の可能性は限りなくゼロになると見られます。

トッテナム・ホットスパー

 

昨シーズンの夏の移籍市場で、トッテナム移籍の可能性が過熱していました。

 

トッテナムの今夏の移籍市場の動きとしては、GK、CB、右WB、中盤、FWをターゲットにしていると現地紙が報道しています。

このことから、鎌田は補強する優先ポジションではないため、今夏の移籍市場では、リスト上位には居ないことが濃厚と見られます。

 

鎌田大地におすすめの移籍先候補

リーズ・ユナイテッド

 

まずは、プレミアリーグ残留が絶対条件であるリーズ・ユナイテッドですが、南野拓実、鎌田大地など、トップ下を主戦場とする選手の名前が挙がっていることからも、夏の移籍市場でこのポジションの選手を探していることが伺えます。

 

また、候補として名前が挙がっているクラブの中でも監督自身が評価している可能性が高く、移籍が実現した際の起用法についても期待が持てます。

 

ジェシー・マーシュ監督は、解任されたマルセロ・ビエルサ監督の後任として就任しましたが、自身が得意とするスタイルをチームに植え付ける時間が限られ、ビエルササッカーの面影を残す形で、ややチグハグさが表れています。

また、5月11日までの直近3連戦が、シティ、アーセナル、チェルシーというビッグクラブが相手だったこともあり、チームも軌道に乗れず残留も厳しい状況となっています。

 

マーシュ監督は主に4-2-3-1(4-2-2-2)のシステムを採用していますが、縦にコンパクトな形を保ちながら、縦に速いカウンターを繰り出します。この際、前線にパスを挿せる選手として鎌田が活きる可能性が高いと予想します。

 

一方で、チームの主力であるハフィーニャ、カルヴィン・フィリップスにはステップアップの可能性があるため、彼らが移籍した場合には戦力ダウンは否めません。

しかし、マーシュ監督の主導の下で、戦術にフィットする選手を揃える事ができれば、ビエルサ時代に起こしたリーズ旋風を再び見られるかもしれません。

 

その中心に日本人選手がいたら面白いですね!

アーセナル

 

現時点では、獲得の噂は立っていませんが、アーセナルは鎌田に向いているクラブと言えます。

 

アーセン・ベンゲル監督退任以降、復権が遠のいていたアーセナルですが、ジョゼップ・グアルディオラの下でコーチとして指導者のキャリアを積んでいたミケル・アルテタを監督に迎え、長期プランで復権を目指しています。

今シーズンはいよいよ2016-17シーズン以来となるチャンピオンズリーグ圏内でのフィニッシュが現実的となっています。

 

鎌田との接点は、2019-20シーズンのヨーロッパリーグで、開幕から成績不振に陥っていたウナイ・エメリが監督を務めるアーセナル相手に、2ゴールの活躍でフランクフルトの勝利に貢献すると、その翌日にウナイ・エメリの解任が決まります。

このことから、一部のアーセナルサポーターからは「レジェンド」扱いされるという異様な展開となっており、現在でも現地のアーセナルサポーターからの認知度は高いことが伺えます。

 

アーセナルでは、主にマルティン・ウーデゴールの控えとしての立ち位置になることが予想されますが、来季の欧州リーグ(CL or EL)を戦うことは確定しています。

このことから、カップ戦を含めて過密となるプレミアリーグにおいて、選手層の確保はアーセナルにとっても課題となります。

 

戦術の面では、ポジショナルプレー志向が強いアルテタ監督と、攻守に渡り抜群のポジショニングを見せる鎌田との相性は良好であると予想でき、特にヨーロッパリーグのバルセロナ戦2試合で見せたプレーは常に最適解を体現しているプレーが見られ、戦術理解度が高いことが頷けます。

 

一方で、鎌田自身は推進力があるタイプではないため、フランクフルトでホットラインを組んでいるフィリプ・コスティッチとのコンビのように、サイドを務めるブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリといった推進力を持つ選手を活かす存在としてのプレーに期待したいです。

 

冨安健洋が在籍していることも踏まえて、日本人コンビが実現したら面白いですね!

 

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ASローマ

 

現時点では、獲得の噂は立っていませんが、ローマは来季のスクデット争いに期待の声が上がっており、長友佑都(インテル)、本田圭佑(ACミラン)に続く、セリエAのメガクラブでプレーする日本人として見てみたいですね!

 

今シーズンから監督を務めているジョゼ・モウリーニョは、主に3-4-1-2、3-4-2-1のシステムをベースに戦っており、フランクフルトと同じシステムを採用しています。

 

戦術の面では、モウリーニョ監督らしく守備を重視し、攻撃時はカウンターというのが主な流れとなりますが、低い位置でボールを奪った際は、前線の選手に一気にロングボールを配球し、タミー・エイブラハム、ロレンツォ・ペッレグリーニ、ニコロ・ザニオーロといった実力ある選手でカウンター攻撃を完結させることが可能です。

 

この際、想定される鎌田の動きは、味方がボールを奪った後にロングボールの出し手となるか、カウンター攻撃に加わりフィニッシュに絡む動きとなります。

 

また、ローマでのモウリーニョ監督は、ゲームメイカータイプの選手を多く起用し、その選手にハードワークと潰し屋としての役割を与えており、鎌田がこのプレーを身に着けることができれば選手として更にレベルが上がることが想定できます。

 

鎌田は守備面での課題が不安視されることもありますが、2019-20シーズンはドイツ紙Kickerのスタッツで、1試合平均11.9kmの走行距離を記録するなど、豊富な運動量がベースとしてあり、ボール奪取能力の向上や、パスコース消すポジショニング、バックパスを誘発させる動きなど、フランクフルトでは守備面での成長も見せています。

 

モウリーニョ監督は、対戦相手によってボールを奪う位置や戦術の修正を行うため、仮に鎌田が加入した際にはコミュニケ―ション能力も重要になり、一癖も二癖もあるモウリーニョ監督の信頼を勝ち取ることは難しいことが予想されます。

ですが、モウリーニョ監督の下でプレーする日本人選手、そして中田英寿以来のローマでプレーする日本人選手としても見てみたいですね!

 

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鎌田大地の評価・海外の反応

ブンデスリーガでの評価は高まっていましたが、やはり欧州の舞台で結果を残すと海外からの反響も高まり、それがビッグクラブ相手となるとより嬉しい声が聞こえてきます!

 

海外の反応まとめ

・2021-22 ヨーロッパリーグ準々決勝 2nd Leg バルセロナ戦後

 

・2021-22 ヨーロッパリーグ準決勝 1st Leg ウエストハム戦後

 

・2019-20 ヨーロッパリーグ グループステージ アーセナル戦後

 

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外国人アカウントの反応

(ELアーセナル戦後)フランクフルトの鎌田大地は、昨夜からアーセナルの伝説となった

 

鎌田大地は私が見た試合では、ポケット(ニアゾーン)の中で非常に賢く、常に素晴らしい場所を見つけることができます。技術的な能力も優れている

鎌田はバルサに大きなダメージを与えた。彼は常にマークのない中間ゾーンにポジションを取り、トランジションを開始するための最初のパスを受け取る存在であり、展開するための重要な要素です。次にクナウフ、コスティッチ、ソウが走ります。鎌田は頭脳です

 

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鎌田大地の年俸の推移

2015年:360万円(サガン鳥栖)
2016年:480万円(サガン鳥栖)
2017年:5800万円(フランクフルト)
2018年:4700万円(シント=トロイデン)※ローン移籍
2019年:5800万円(フランクフルト)
2020年:7000万円(フランクフルト)※契約延長
2021年:不明
2022年:不明

 

報道などから推測される年棒となります。

契約更新後の年俸は明らかになっていませんが、現地ドイツ紙の報道では数百万ユーロ(約1億3000万円以上)とも言われています。

 

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鎌田大地の市場価値・移籍金の推移

サガン鳥栖からフランクフルトに移籍した際の移籍金は160万ユーロ(約2億2000万円)と報道されています。

 

それでは、ドイツ紙のtransfermarktを参考に、鎌田の市場価値の推移を振り返ってみましょう!

 

2016年

所属:サガン鳥栖
市場価値:40万ユーロ(約5400万円)

2017年

所属:サガン鳥栖
市場価値:75万ユーロ(約1億円)

2017-18シーズン

所属:フランクフルト
市場価値:125万ユーロ(約1億7000万円)

2018-19シーズン

所属:シント=トロイデン(ローン移籍)
市場価値:450万ユーロ(約6億円)

2018-19シーズン

所属:フランクフルト
市場価値:1000万ユーロ(約13億5000万円)

2019-20シーズン

所属:フランクフルト
市場価値:1600万ユーロ(約21億6000万円)

2020-21シーズン

所属:フランクフルト
市場価値:2500万ユーロ(約34億円)

2021-22シーズン

所属:フランクフルト
市場価値:2200万ユーロ(約30億円)

 

※2022年5月中旬時点でのレート計算です。

 

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まとめ

鎌田大地の移籍候補となるクラブや国内外の反応、年俸推移、市場価値についてまとめてみました!

今夏でのステップアップが期待される鎌田の移籍が実現するのか、新天地がどこになるのか楽しみですね。

そして、ヨーロッパリーグ決勝の舞台でどんなプレーを見せてくれるのか、日本人としては優勝カップを掲げる姿を是非見たいですよね。

日本代表復帰も囁かれている鎌田大地への注目の日々が続きます!

 

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