ユベントスFCの最新スタメン予想!2021-22後半戦フォーメーションと新加入注目・有名選手紹介も!

こんにちは!

昨シーズンの不振に喘いだユベントスは、昨夏にアッレグリ監督を再招聘しました。

しかしC・ロナウドの放出により得点力不足が響き、上位に進出できない前半戦を過ごしました。

そしてそれを受けて、冬の移籍市場では積極的な選手の入れ替えを行い、後半戦からの巻き返しが期待されています。

新戦力と既存戦力をどう融合させ、リーグ戦の残りや欧州チャンピオンズリーグ(CL)を戦っていくのか、非常に注目です!

そこで本記事では、そのユベントスFCの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、新加入の有力選手や、今季2021-22シーズン後半戦の展望についてまとめてみました。

 

ユベントスFCの最新スタメンはどうなるか予想

[GK]

正GKはヴォイチェフ・シュチェスニーが引き続き起用され、控えにはマッティア・ペリンが入ると予想します。

どちらもワールドクラスとは言えませんが、確かな安定感と正確なシュートストップを誇ります。

共に他のビッグクラブでも主力を張れるほどの選手である上、年齢もお互いに32歳と30歳で、5年間は安泰なポジションと言えます。

 

唯一、10代後半から20代前半の3rdGKがいないため、世代交代を見据えた育成が必要になることが懸念点と言えます。

 

[DF]

アッレグリ体制下では負傷離脱者が出たあたりから4バックと3バックの併用がされており、今後もそれは継続されると予想します。

4バックでは、右SBにダニーロ、左SBにルカ・ペッレグリーニ、そしてCBにはマタイス・デ・リフトと、レオナルド・ボヌッチの起用を予想します。

 

また、3バックの時は右から、ボヌッチ、デ・リフト、ダニエレ・ルガーニのCBの並びを予想。

さらにターンオーバーとしてジョルジュ・キエッリーニや守備力の高いSBのダニーロ、マッティア・デ・シーリオの起用も予想します。

 

右SBにファン・クアドラード、左SBにはアレックス・サンドロ、さらに両SBを務められるデ・シーリオが控えと予想します。

SBは誰が出ても遜色なく、国内トップレベルの質と量を誇ります!

 

そしてCBにはルガーニとキエッリーニが控えと予想。

CBの準主力にあたるキエッリーニが38歳、主力のボヌッチが35歳であり、世代交代の必要があると言えます。

 

今冬の移籍市場では、有望株であるフェデリコ・ガッティの獲得に成功しましたが、デ・リフトの代理人ミーノ・ライオラが移籍を示唆しており一抹の不安を抱えています。

このまま3バックを続けるのであれば、あと1枚はCBが本職の即戦力を獲得したいところです!

今夏の移籍市場ではにどんな動きがあるのか、注目したいポイントです!

 

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[MF]

キエーザの負傷前や、ベルナルデスキ放出前はダブルボランチとSHを置く4-4-2が採用されていましたが、中盤は4バックでは3枚(4-3-3)、3バックでは5枚(3-5-2)を予想します。

3枚の時は、アンカーの位置にマヌエル・ロカテッリ、センターハーフに新加入のデニス・ザカリアアルトゥールを予想。

控えには、アドリアン・ラビオとウェストン・マッケイニーと予想します。

 

それぞれが異なるタイプの選手で、相手に合わせて柔軟な起用が期待できます。

また、ザカリアの獲得により盤石な体制が整い、質・量ともに欧州でもトップレベルと言えます!

しかし2022年3月9現在、マッケイニーの長期離脱が決定したため、選手層に少し不安を覚えます。

加えてアッレグリはラビオとアルトゥールに満足していないとの報道があり、加入放出ともに今夏に何らかの動きがあるかも知れません。

 

3バック時には上記の3枚に加え、右WBへクアドラード、左WBにペッレグリーニの起用を予想します。

走力と献身性のある両選手がWBに入ることで攻守両面で躍動すること間違いなしです!

 

[FW]

4-3-3の3トップには、右にパウロ・ディバラ、左にアルバロ・モラタ、そして中央にドゥシャン・ブラホビッチを予想します。

ディバラは得意の左足でアシストを、モラタはCF寄りに位置してゴールをそれぞれ期待されています。

しかし今シーズン、ディバラとモラタは不調に苦しむ日々を過ごしています。

後半戦の巻き返しのためにも、ディバラのボールスキルや閃き、モラタの献身性や大一番での得点力は必要不可欠です!

 

そして今冬に獲得されたブラホビッチですが、得点力不足を一気に解決できるビッグタレントです!

加入後8試合で4得点を挙げ、早速存在感を見せ付けています。

 

2トップ時は、ブラホビッチは確定とし、ディバラをST寄りの起用またはモラタを2枚目のCFとして起用すると予想。

そして控えにはモイーズ・キーンとユース昇格のマルレー・アケー、そして現在長期離脱中のフェデリコ・キエーザを予想します。

 

前線に質の高いボールを供給できるディバラと中盤構成、そして決定機を得点に結び付けられるブラホビッチとモラタがうまくハマれば、後半戦の巻き返しも十分に可能です!

 

しかし、ディバラの去就が不透明な点や、キエーザの長期離脱など質・量ともに不安があります。

南野拓実(リヴァプール(ENG))が噂に上がっているよう、CB同様に今夏に最低でも1枚は即戦力を獲得したいところです!

 

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ユベントスFCの最新予想フォーメーション①

予想フォーメーションは、4-3-3ないし4-3-2-1の形です。

キエーザの負傷とクルゼフスキの放出によりサイドアタッカーのコマが不足したこと、そしてブラホビッチの獲得に成功したことから本格的に採用されると予想します。

 

ディバラを得意のトップ下ではなくサイド寄りに配置し、モラタを逆のサイドに置きます。

ディバラには、WGの位置で比較的に自由にボールを触り、ブラホビッチとモラタを活かすためにチャンスメークに専念させることで、チームの得点増加が見込めます。

 

中盤の構成では、技巧派のロカテッリをかつてのピルロのようにアンカーへ配置。

両脇を同じく技巧派なボックス・トゥ・ボックスのアルトゥールと新加入のザカリアで固めます。

ザカリアはアンカーの位置から一列前に入ることで、よりゴールに近い位置でボール回収が可能になり、攻撃に厚みを持たせることができます。

中盤での支配率を上げ、ファイナルサードではディバラのイマジネーションやブラホビッチの得点力を武器に得点を挙げます。

 

DFラインは昨シーズンから同様の並びで、右SBのダニーロは守備寄りに、左SBのペッレグリーニは攻撃的に位置します。

モラタもディバラも比較的中寄りでプレーすることが予想できるため、SBは必要に応じて高い連動力と豊富な走力でサポート、そして守備に回る必要があります。

 

各ポジションごとに求められていることが明確であり、昨シーズンからの不調の要因として挙げられる、「戦い方の不明瞭さ」の問題を解決できるフォーメーションです。

 

「何をなすべきか」という意識を統一してプレーに臨めると考えられ、この4-3-3がユベントスのメインフォーメーションになると予想します。

 

ユベントスFCの最新予想フォーメーション➁

予想フォーメーションは、3-5-2でディバラをST寄りに配置します。

このフォーメーションは2022年3月から使用運転されており、クリーンシートを達成が多くあり、高い守備力に加えて中盤の支配率を高められます。

そのため、CLなど強豪とのスタートから使われることが増えると予想します。

 

基本的に3バックは攻撃には参加せず、壁のように立ちはだかります。

中盤中央の3枚は4-3-3と同じ組み合わせで、CBとの挟み込みからボールを奪ったり、中盤の高い位置で2ndボールを回収したりすることが求められます。

 

そして本フォーメーションでは、右WBにはクアドラードが入り、チームでの役割を理解し高い運動量と献身性見せてくれます。

なお、本来右SBのダニーロは右WBではなく、守備的な選手であるからCBでの起用が予想されます。

 

2トップはブラホビッチとディバラ、またはブラホビッチとモラタの組み合わせを予想します。

ディバラはST寄りに入り、ビルドアップに参加しつつもファイナルサードで違いを生み出すことが期待されます。

またモラタは、CFとして前線でのボールキープや抜け出しなど、より直接的に得点をあげることが期待されています。

 

ユベントスFCの2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション

上記のような、ディバラをSTに配置した4-4-2でウディネーゼとのアウェーでの開幕戦に臨みました。

右利きのクアドラードを右SH、左利きのクルゼフスキを左SHに配置することでクロスによるチャンスメイク力を上げました。

 

前半の早い時間帯に2点を先行する展開で順当に勝利するかと思われた矢先、PKで追撃を許します。

流れを変えるため、エースのC・ロナウドを投入しますが、ホームの声援に後押しを受けたウディネーゼに攻め立てられます。

そして83分、シュチェスニーのミスから同点弾を許してしまいました。

 

勝利を目指すユベントスは94分にC・ロナウドが勝ち越し弾を決めたかのように見えましたがVARによりノーゴール。

 

2点のリードを守りきれず、またどちらも避けられた失点であり、ユベントスにとっては非常に悔しさの残る一戦となりました。

さらにスタッツを見ても、シュート数・枠内シュート数ともにウディネーゼよりも低く、攻撃の単調さや精度の低さが見られました。

 

昨シーズンから続く不調から脱却ができていないかのようなできとなってしまいました。

 

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ユベントスFCの新加入注目選手や有名選手の紹介(2022冬移籍・獲得選手)

ドゥシャン・ブラホビッチ(CF)

 

前所属: フィオレンティーナ
移籍金: 8160万ユーロ(約102億円)
契約年数: 4年半

 

2022年3月現在、セリエAの得点ランキングで首位を走っており、セルビアの大砲とも呼ばれます。

欧州の多くのビッグクラブが獲得を狙っていましたが、今夏までのフィオレンティーナとの契約延長が破談になるとすかさずアプローチをかけ、見事獲得に成功しました。

C・ロナウドという前線の圧倒的なキャラクターを失い、得点力不足に苦しんでいたユベントスにとって、理想的な補強となりました。

 

ブラホビッチは身長190cmながらアジリティに優れ、一瞬の隙をついてゴールを挙げる典型的なストライカーです。

クロスに合わせたり、抜け出してゴールへ流し込んだり、そしてミドルレンジから強力なシュートを放ったり、多彩なゴールパターンを持ちます。

加えて、PKやフリーキックのキッカーとしても優秀で、パワーとスピード、そして強靭なメンタルでゴールを挙げます。

 

加入後8試合ですでに4得点を挙げており、逆転優勝に向けてチームを引っ張る存在です。

また、前所属のフィオレンティーナに比べ、ブラホビッチに質の高いボールを提供できる選手が多いと見られるユベントスでは、より一層の爆発が期待できます。

 

さらに、得点力以外でもポストプレーのターゲットとしても機能し、押し込まれた展開ではロングボール一本でカウンターに転じることもできます!

 

コンタクトプレーが多い割りには怪我が少ないことが特徴的な選手で、継続的かつ安定的にプレーできることが見込まれます。

王座奪還に向けて、自身のさらなる成長とチームの発展が非常に楽しみですね(^^)/

 

デニス・ザカリア(DMF)

 

前所属: ボルシアMG(GER)
移籍金: 860万ユーロ(約11億円)
契約年数: 4年半

 

2020年の大怪我後に多くのクラブに獲得を見送られた経緯を持つ同選手。

その後、不屈の精神でトップフォームを取り戻し、再び獲得を目指すチームが多い中、移籍期間最終日に急転直下で獲得が決まりました。

 

ザカリアは身長190cmのフィジカルを活かしたダイナミックなプレーでボールを奪い取ることを得意とする、スイス代表の守備的MFです。

さらに走力も備え、広い守備範囲で相手の攻撃の芽を摘み取ります。

 

大柄な守備的MFでありながら水準以上の足元の技術も兼ね備える同選手は、守備面だけでなく、攻撃面でも貢献できます。

ボールを奪った後、正確なビルドアップで攻撃の起点となったり、機を見て攻め上がったりすることで攻撃へ厚みを持たせることができます!

 

特に長短のパスを用いた展開力に優れ、前線のブラホビッチとの相性はかなり良さそうですね。

守備的な選手であるため、直接得点やアシストが付くことは少なそうですが、チームの意識を前に向けられる、スイッチを入れられる選手として重宝されると予想します。

 

また、現所属のラビオやアルトゥールとは異なったタイプの選手であるため、中盤の選択肢がさらに増え、逆転優勝に向けて大きな補強であること間違いなしです!

 

フェデリコ・ガッティ(CB)

 

前所属: フロジノーネ(セリエB)
移籍金: 550万ユーロ(約7億円)
契約年数: 4年半
※今シーズン終了までフロジノーネへレンタル

 

プロデビューから2年でセリエAまで登り詰めた遅咲きのCBです。

18歳から6部キャリアをスタートした苦労人で、イタリア誌のガゼッタ・スポルトからは「謙虚で勇敢な若者。並外れた労働文化の持ち主」と評されています。

 

ユベントスに合流するのは24歳となるため、期待の若手というわけではありませんが、キエッリーニやボヌッチの後継として有望視されています。

ガッティも身長190cmでフィジカルに優れ、闘志を前面に押し出すプレースタイルはまさにキエッリーニの後継にふさわしいと言えます。

 

セリエBながら2022年3月現在、クリア数・インターセプト数・空中戦勝利率で1位を誇ります。

データからも分かるよう、空中戦に絶対の自信を持ち、セットプレーから3得点を挙げています。

さらにロングボールの精度も高く、フロジノーネの攻撃の起点ともなっています。

 

セリエAでは未知数とは言え、泥臭さやハングリー精神を持つガッティは、不調からの完全な脱却を目指すユベントスにとって必要な選手です。

 

キエッリーニやボヌッチの後継として、そして将来のユベントスの闘将として、大いに期待できる選手です!

 

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ユベントスFCの2021-22シーズン後半戦の展望

4位に終わった昨シーズンの雪辱を果たしたい今シーズンでしたが、不調からの脱却はもう少し先になりそうです。

主力のコンディションが上がらず、攻守が噛み合わない前半戦を過ごし、28節終了時点で4位に甘んじています。

 

とはいえ、今冬移籍市場では大きな動きがあり、ラムジーやクルゼフスキら一部主力を放出。

その後ディフェンスラインの将来の主力としてガッティの獲得に成功し、また中盤を支える選手としてザカリアの獲得に成功

そして絶対的なエースとしてブラホビッチの獲得に成功しました。

今冬の動きは、チームの血を入れ替えることに成功し、高く評価されています!

 

そんなユベントスは、後半戦に向けて、新加入選手と既存戦力の融合、そして新戦術の浸透が重要です。

昨シーズンから、「一貫した戦いができないこと」が低迷に繋がっていると言われていましたが、規律を重んじる戦術家アッレグリの下、改善に向けて走り出しています。

 

弱点を補える選手とセンターラインを補強できる選手は揃いました

あとは各選手の特徴を最大に引き出せるフォーメーション・戦術を浸透させ、再び圧倒的な強さを見せて欲しいですね(^^)/

 

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ユベントスFCの2022冬移籍情報(加入・退団)

IN

ラドゥ・ドラグシーン[CB](サンプドリア)
移籍金: レンタルバック
年俸: レンタルバック
契約年数:レンタルバック

フェデリコ・ガッティ[CB](フロジノーネ(セリエB))
移籍金: 550万ユーロ(約7億円)
年俸: 不明
契約年数: 4年半

デニス・ザカリア[DMF](ボルシアMG(GER))
移籍金: 860万ユーロ(約11億円)
年俸: 300万ユーロ(約4億円)
契約年数: 4年半

モハメド・イハッタレン[AMF](サンプドリア)
移籍金: レンタルバック
年俸: レンタルバック
契約年数:レンタルバック

マルレー・アケー[LWG](ユベントスU-23)
移籍金: 下部組織から昇格
年俸: 非公開
契約年数: 3年半

ドゥシャン・ブラホビッチ[CB](サンプドリア)
移籍金: 8160万ユーロ(約102億円)
年俸: 700万ユーロ(約9億円)
契約年数: 4年半

 

OUT

ラドゥ・ドラグシーン[CB](サレルニターナ)
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数:レンタル
※復帰後再度レンタル移籍

フェデリコ・ガッティ[CB](フロジノーネ(セリエB))
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数: レンタル
※獲得後今シーズン終了まで同チームへレンタル移籍

アーロン・ラムジー[CMF](レンジャーズ(SCO))
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数: レンタル

ロドリゴ・ベンタンクール[CMF](トッテナム(ENG))
移籍金: 1900万ユーロ(約24億円)
年俸: 250万ユーロ(約3億円)
契約年数: 4年半

デヤン・クルゼフスキ[RWG](トッテナム(ENG))
移籍金: レンタル(レンタル料: 1000万ユーロ(約13億円))
年俸: レンタル
契約年数: レンタル

モハメド・イハッタレン[AMF](アヤックス(NED))
移籍金: レンタル
年俸: レンタル
契約年数:レンタル
※復帰後再度レンタル移籍

 

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まとめ

本記事では、ユベントスFCの最新スタメンやフォーメーション・戦い方を予想し、新加入または注目の有力選手や、今季後半戦展望についてご紹介しました!

セリエA・9連覇を成し遂げたユベントスにとって、4位の位置は満足できるものではありません。

チームとしては過渡期を迎えていますが、継続的な成長を見込める即戦力の獲得に成功し、後半戦の挽回に向けて準備は整いつつあります!

新加入選手たちの活躍だけでなく、それに引っ張られた相乗効果で既存選手たちの活躍にも期待したいですね(^^)/

 

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