ポルティモネンセに日本人が多い理由はスポンサー?有名選手はいる?

こんにちは!

先日、本田圭佑選手がポルトガル1部リーグに所属するポルティモネンセと事実上の破談となったことが明らかになりました。

一方、U23には第99回高校サッカー選手権優勝校の山梨学院から広沢灯喜選手の入団が決定しています。

現在、日本代表にも選出されている中村航輔選手や、安西幸輝選手も所属するポルティモネンセ。

これまでも日本人選手を数多く獲得していることで、日本のサッカーファンにも馴染みのあるクラブです。

今回は、ポルティモネンセに日本人が多い理由と、過去から現在まで所属していた日本人選手を紹介していきたいと思います!

 

ポルティモネンセに日本人が多い理由はスポンサー?有名選手はいる?

ポルティモネンセに日本人選手が多い理由

ポルティモネンセに日本人選手が多い理由は、日本になじみの深いブラジル人フロントにあります。

クラブに日本人が移籍したのは2009年、中村祐人選手が最初でした。

その後、2013年に金崎夢生選手、亀倉龍希選手が加入しますが、2017年からクラブは本格的に日本人の獲得を進めていきます。

契機となったのはブラジル人オーナーのテオドロ・フォンセカ氏によるクラブの買収でした。

フォンセカ氏といえば、Jリーグに多くのブラジル人選手を移籍させていることで有名な代理人でもあります。

彼が手掛けたブラジル人Jリーガーは東京ヴェルディやブラジル代表でも活躍したフッキ選手や元浦和のワシントン選手、エメルソン選手など数多く挙げられます。

なかでも、フォンセカ氏はかつてのクライアントであり、浦和で活躍したロブソン・ポンテ氏をクラブに招聘

テクニカルダイレクターを経て現在副会長となったポンテ氏は、Jリーガー時代の人脈を生かして日本人獲得に関わっています。

年に数回は来日してJリーグを視察し、将来有望なスターの卵を探しているようです。

2017年には中島翔哉選手、2019年には権田修一選手と安西幸輝選手を立て続けにポルトガルへ送り込んできました。

また、ポルティモネンセは日本企業がスポンサーとなっていることでも知られています。

胸スポンサーを飾るのは、冠婚葬祭業をいとなむ株式会社セレモニー。

Jリーグでは浦和や大宮ともスポンサー契約を結び、ポルティモネンセとは2018年から契約をスタートしています。

さらに、ユニフォームは欧州では珍しいミズノがサプライヤーとなっています。

さまざまな角度から日本との繋がりを深めることで、独自の価値を生み出していくポルティモネンセ。

今後、どんなJリーガーがポルティモネンセで躍動し、より競争力の高いリーグへのステップアップを実現していくのか注目です。

 

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過去から現在までの日本人在籍選手

亀倉龍希(テオ・リュウキ)選手

2013年にポルティモネンセに入団し、2019年に退団しました。

ポジションはMFで、ポルティモネンセでは100試合に出場しています。

実は、父親が現オーナーのテオドロ・フォンセカ氏。

東京ヴェルディのユース時代に後輩だった中島翔哉選手とはポルティモネンセでチームメイトでした。

退団後はフォンセカ氏から中島翔哉選手の代理人を引き継ぎ、通訳を含めたサポートを務めています。

 

金崎夢生選手

2013年にポルティモネンセに入団し、鹿島へのローンを経て2016年に退団しました。

ポジションはFWで、ポルティモネンセでは49試合に出場し、16得点を記録しています。

鹿島に続く在籍期間の長さと得点数の多さを記録したのがポルティモネンセ時代でもあります。

ポルティモネンセ退団後はJリーグで活躍を続け、現在は古巣の名古屋グランパスに所属しています。

日本代表からは2017年以来遠ざかっていますが、まだまだ31歳ということもあり、これからもJリーグを盛り上げてくれる存在であることには変わりありません。

中島翔哉選手

2017年にポルティモネンセに入団し、2019年まで在籍。

その後、カタールのアル・ドゥハイルを経てポルトFCへの移籍でポルトガルリーグに復帰。

2021年に入り、アラブ首長国連邦のアル・アインへの加入が決定しています。

ポジションはFWで、ポルティモネンセでは2シーズンを通して42試合に出場し、計15ゴールを記録しました。

ポルティモネンセ在籍時に日本代表トップチームへ初招集され、現在までアタッカー陣を牽引する存在を担っています。

アル・アインでの挑戦が再び欧州トップリーグでの活躍へとつながるのか、期待が高まります。

安西幸輝選手

2019年に鹿島アントラーズからポルティモネンセに入団し、現在も所属。

ポジションはDFで、両サイドをこなし、積極的にオーバーラップするなど、攻撃的なサイドバックの選手です。

ポルティモネンセではこれまで39試合に出場し、2019年9月には移籍後初ゴールを記録しています。

2019年からは日本代表にも選出され、5試合に出場してきました。

長友佑都選手に続く、次世代日本代表の主力サイドバックを務める選手として注目が集まります。

 

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その他の有名選手

2021/2/12時点では、各国代表クラスの有名選手は在籍していません。

今後の移籍市場で加入が発表されたら更新します!

 

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まとめ

ポルティモネンセに日本人が多い理由と、過去から現在まで所属していた日本人選手をまとめてみました。

2021年2月13日現在、ポルティモネンセは第18節終了時点で15位につけており、残留争いに巻き込まれています。

第17節までほぼすべてのリーグ戦に出場している安西幸輝選手は残留の立役者となれるのでしょうか。

折り返し地点を過ぎたポルトガルリーグの後半戦の行方から目が離せません。

 

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