フェイエノールトの日本人やフォーメーションは?有名な注目選手と戦術や特徴も!

こんにちは!

昨季2022-23シーズンは、2016-17シーズン以来となる久しぶりのエールディヴィジ制覇を果たしたオランダの名門フェイエノールト。

今季2023-24シーズンは、日本代表のストライカーである上田綺世が加入したことでも話題となっています。

そこで本記事では、フェイエノールトの日本人選手やフォーメーション、有名な注目選手と戦術や特徴についてまとめてみました!

 

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フェイエノールト | どんなチーム?人気は?

フェイエノールトは1908年に創設されたクラブで、これまでエールディヴィジを11度制覇しているオランダの名門クラブです。

そんなフェイエノールトの最大のライバルは同じく名門のアヤックスで、両クラブの歴史的な立場と支持層の違いから、かなりライバル心の強い戦いとなります。

そのため時にサポーター間の乱闘事件も引き起こすほどで、『デ・クラシケル』という試合の愛称でも知られています。

 

そしてオランダ国内でも熱狂的なサポーターが多いクラブで、常時ホームゲームには40,000人以上のサポーターが集まり、応援に太鼓やハリセン、拡声器を用いず、スタンドで踊りを踊ることもなく、昔ながらの歌と拍手による応援を続けている姿は、フェイエノールトならではの雰囲気となっています。

2015-16シーズンにはプレシーズンの練習試合を含めて、ホームゲーム全23試合中21試合でチケット完売を記録したというデータからもクラブの人気ぶりが現れています。

 

フェイエノールト | 日本人選手

小野伸二(2001-2005 / OMF、CMF)

フェイエノールトの日本人選手1人目は、小野伸二選手です。

小野伸二選手は身長175㎝、1979年生まれ43歳のMF(CMF,OMF)です。

 

小野はプロデビューから天才と呼ばれ、高校卒業後、1998年に浦和レッズでデビューを飾ると、18歳で日本代表に選出されるなど、才能を発揮していました。

しかし、プロ2年目の1999年7月に左膝靭帯断裂の重傷を負ってしまい、その後怪我に苦しめられるキャリアを送ることになります。

それでも2001-02シーズンからフェイエノールトに移籍した小野は、すぐにスタメンに定着し、1年目からクラブのUEFAカップ優勝に大きく貢献しました。

その後、フェイエノールトでは2006年1月までプレーし、通算148試合の出場で24ゴール、24アシストを記録するなど、素晴らしい活躍を見せました。

 

特に小野がフェイエノールトで見せていたのは、見る人全てを魅了する美しいプレーで、足元にボールが吸い付くような繊細なボールタッチで、どんな体勢からでもいとも簡単にボールをコントロールしていました。

そして味方の選手へ向けた魔法のようなスルーパスは、ピンポイントで飛んでいくため、受け手の選手はまさに後は決めるだけという状況でボールをもらうことができます。

 

2020年にはオランダ紙が選ぶフェイエノールト歴代ベストイレブンに選出されるなど、絶大な存在感をフェイエノールトで見せていた小野はまさしくクラブのレジェンドといえる選手です。

 

宮市亮(2011 / WG)

フェイエノールトの日本人選手2人目は、宮市亮選手です。

宮市亮選手は身長181㎝、1992年生まれ30歳のFW(WG)です。

 

現在は横浜F・マリノスでプレーを続ける宮市は、高校在学中の2010年12月にプレミアリーグの名門アーセナルと契約を結び、大きな話題を集めました。

しかし、当時の宮市はイギリスの就労ビザ発行基準を満たしておらず、イングランドでプレーすることが許可されなかったため、2011年1月、フェイエノールトへ期限付き移籍することが決定しました。

そしてわずか半年でのプレーであったものの、宮市はリーグ戦12試合で3ゴール、5アシストと、絶大なインパクトを残したのでした。

 

そんな当時宮市が見せていたのが、他を寄せ付けない圧倒的なスピードによるドリブルで、一度ドリブルを始めれば、誰も追いつかないようなドリブルを披露していました。

そのためフェイエノールトサポーターからは、ロナウジーニョをもじって『リョウジーニョ』とも呼ばれて愛されていました。

 

残念ながら、その後は何度も大怪我をしてしまったことで、ワールドクラスの選手に成長することはできませんでしたが、確かにフェイエノールトサポーターの記憶には宮市のプレーが残っているはずです。

 

上田綺世(2023 ~ / CF)

フェイエノールトの日本人選手3人目は、上田綺世選手です。

上田綺世選手は身長182㎝、1998年生まれ25歳のFW(CF)です。

 

法政大学時代から日本代表に選ばれるなど、日本にとって待望のストライカータイプの選手として期待されていた上田は、鹿島アントラーズでも順調に成長を果たし、2022年7月にベルギーのサークル・ブルッヘへと移籍します。

すると、海外挑戦1年目からいきなりベルギーで公式戦通算23ゴールを決める活躍を見せて、2023-24シーズンからはフェイエノールトへのステップアップを掴み取りました。

 

そんな上田のストライカーとして優れているポイントは何といっても、裏への抜け出しの上手さで、ディフェンダーとの駆け引きを何度も行い、何度も動き直しを行いながら、ベストのタイミングで裏へと抜け出すことができます。

また日本人ストライカーとしては珍しく、海外の屈強なディフェンダーたち相手にも当たり負けないフィジカルの強さを持っているため、1トップで出場してもしっかりとポストプレーをこなすことができる選手です。

 

新天地に選んだフェイエノールトでは、開幕からベンチスタートとなっていて、1トップにはライバルのサンティアゴ・ヒメネスがいるため、ポジション取りは簡単なものではないと思いますが、まずは途中出場から結果を出して、自分の居場所を作り上げて欲しいと思います。

 

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フェイエノールト | フォーメーション・スタメン

2022-23シーズンのフォーメーション・スタメン①

フェイエノールト フォーメーション1

4-3-3  2022-23シーズンほぼ全試合

2022-23シーズン、リーグ優勝を果たしたフェイエノールトの中で1試合を除き、全試合で使用された4-3-3のフォーメーション。

基本的には2ボランチに入っていたコクチュを中心にビルドアップしていき、サイドからの攻撃が多くなっていました。

そしてディフェンス面では、前線からの積極的な守備で高い位置での即時奪回を目指していました。

 

2022-23シーズンのフォーメーション・スタメン②

フェイエノールト フォーメーション2

3-5-2 2022年10月9日 第9節 対トゥウェンテ 2-0 勝利

 

2022-23シーズンの中で、わずか1試合のみで使われたこの3-5-2のフォーメーション。

4-3-3の形が圧倒的に多い中、スロット監督をが使ったこの形は相手も意表を突かれたはずなので、今後2023-24シーズンもどこかで使用する時があるかもしれません。

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン

フェイエノールト フォーメーション3

4-3-3 2023年8月27日 第3節 対アルメレ・シティ 6-1 勝利

 

2023-24シーズンは開幕から2試合で勝利がなく、WGのメンバーやボランチの中心選手だったコクチュが移籍した影響が嘆かれていました。

また開幕から2試合は、4-3-3でも1ボランチの形でより中盤が攻撃的になっていましたが、第3節からは昨シーズンと同じ形に戻したことによって、攻守両面で機能し、6ゴールの大勝に繋がりました。

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン予想

フェイエノールト フォーメーション4

4-3-3

2023-24シーズンも、おそらく4-3-3の形で戦っていくことになりそうなフェイエノールト。

多くの選手が移籍したこともあり、トップ下のステングスや左WGのイヴァンシッツなど、新戦力の活躍がリーグ戦2連覇には必要不可欠になってくるはずです。

また上田はヒメネスと1トップの座を争う中、もし2人を併用したくなった際にはスロット監督が2トップを採用することもあるかもしれません。

 

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フェイエノールト | 戦術・サッカーの特徴

現在フェイエノールトで監督を務めるのは、44歳のオランダ人指揮官、アルネ・スロットです。

そんなスロットの下、フェイエノールトは第1にボールを失ったら即座回収を目指すプレッシングフットボールを見せています。

前線から全員で相手を追い込んでいき、ファイナルサードまで追うことも珍しくありません。

ただこの守備戦術は、諸刃の剣で奪いきれずに躱されて、カウンターでピンチになることも少なくありません。

 

また攻撃面ではビルドアップもテンポが高く、期待値が低そうなパスでも出してみて、繋がればOK、カットされれば即時奪回に走るというのが大まかな狙いとして見られています。

そしてサイドからの攻撃が多く、個の力で抜いていく場面はもちろん、チーム全員で声を掛け合いながら、連係からゴールに迫ることも多いチームとなっています。

 

フェイエノールト | 有名・注目選手

サンティアゴ・ヒメネス(CF)

フェイエノールトの有名・注目選手1人目は、サンティアゴ・ヒメネス選手です。

サンティアゴ・ヒメネス選手は身長182㎝、2001年生まれ22歳メキシコ代表のFW(CF)です。

 

父親も元メキシコ代表の選手であるヒメネスは、母国のクルス・アスルというクラブで2017年8月にデビューを飾り、プレーを続けると2022-23シーズンからフェイエノールトへ移籍を果たしました。

すると、フェイエノールトでの1年目からゴールを量産したヒメネスは、いきなりリーグ戦15ゴールを決める活躍を見せて、一気にチームのエースストライカーへと成長しました。

 

そんなヒメネスはサイズ面を含めてフィジカル能力に特筆すべき部分はありませんが、体幹の強さや、初速の速さを生かして、対峙するディフェンスを出し抜くプレーが特徴の選手です。

さらに、ストライカーらしいゴールへの嗅覚や正確且つパワフルな左足のシュートを得意としていて、ヘディングでのフィニッシュも得意な、万能型のストライカーです。

 

今シーズンも開幕からゴールを量産しているヒメネスは、上田とポジションを争うことになりますが、もしかすると冬の移籍市場などで、さらなるビッグクラブから注目を集める可能性も十分に考えられます。

 

ダビド・ハンツコ(CB、LSB)

フェイエノールトの有名・注目選手2人目は、ダビド・ハンツコ選手です。

ダビド・ハンツコ選手は身長188㎝、1997年生まれ25歳スロバキア代表のDF(CB,LSB)です。

 

2016年3月に母国のジリナというクラブでデビューしたハンツコは、このクラブで存在感を示して、2018年6月にはセリエAのフィオレンティーナへと移籍します。

しかし、フィオレンティーナでは出場機会を掴むことができず、2019-20シーズンから21-22シーズンまでチェコのスパルタ・プラハでプレーした上で、2022-23シーズンからフェイエノールトへと移籍を果たしました。

そしてフェイエノールトでは1年目からセンターバックのレギュラーに定着し、クラブのリーグ優勝に大きく貢献しました。

 

そんなハンツコに対しては、かつてユトレヒトなどでプレーしたアリ・ブサボン氏が2022-23シーズンにおけるフェイエノールト最高のDFと絶賛していて、

「今シーズンのフェイエノールト最高のDFはハンツコだ。彼は守備に加えてボールの扱いも長けている。優秀なDFとは、相手を止めるためにファウルを必要としない

と、守備以外にもボールを持てる技術やファウルをしないクリーンなディフェンスを高く評価していました。

 

こうして移籍1年目からフェイエノールトのDFラインを牽引する存在となったハンツコは、2023-24シーズンもフェイエノールトのDFラインを引っ張りながら、固いディフェンスを見せてくれるはずです。

 

イゴール・パイシャオン(CF)

フェイエノールトの有名・注目選手3人目は、イゴール・パイシャオン選手です。

イゴール・パイシャオン選手は身長168㎝、2000年生まれ23歳ブラジル出身のFW(WG)です。

 

母国ブラジルのコリチーバでプロデビューを果たしたパイシャオンは、2021年にチームを2部から1部に昇格させると、1部でもゴールを量産し、2022-23シーズンからフェイエノールトへと移籍しました。

そしてフェイエノールトでの1年目からしっかりと出場機会を掴み、リーグ戦28試合の出場で7ゴール、5アシストという結果を残しました。

 

そんなパイシャオンのプレーは、一人だけ流れている時間軸が違うように錯覚させるようなウィンガーで、素晴らしいスピードを持っています。

また168cmの小柄な体格が逆に相手にとっては、捕まえづらい体格になっています。

そして足元の技術に長けているだけでなく、スピードで翻弄しながらも、相手ゴール前では冷静な選択を行なうことが可能なため、対峙するディフェンスは予測不可能な動きに苦しめられることになります

 

2023-24シーズンに、さらなる成長が期待されるパイシャオンには、10ゴール、10アシストを期待したいですね。

 

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フェイエノールト | 出身選手

ユスティン・バイロウ(GK)

フェイエノールトの下部組織出身選手1人目は、ユスティン・バイロウ選手です。

ユスティン・バイロウ選手は身長188㎝、1998年生まれ25歳オランダ出身のGKです。

 

幼少期からフェイエノールトの育成組織で育ったバイロウは、2016年にトップチームに昇格し、2017年8月にトップチームデビューを飾ります。

その後、しばらくは第2GKだったバイロウですが、2022-23シーズンは自己最高となるリーグ戦25試合に出場し、フェイエノールトの守護神への道を歩んでいます。

 

そんなバイロウはGKとして、シュートストップに優れていて、特にPKストップには定評があります

また積極的な飛び出しも持ち味で、思い切りのいいプレーを得意としています。

 

下部組織から守護神へと定着しつつあるバイロウは、これからもフェイエノールトのゴールにカギをかける存在になってくれるはずです。

ルシャレル・ヘールトロイダ(CB、RSB)

フェイエノールトの下部組織出身選手2人目は、ルシャレル・ヘールトロイダ選手です。

ルシャレル・ヘールトロイダ選手は身長184㎝、2000年生まれ23歳オランダ出身のDF(CB,RSB)です。

 

2012年にフェイエノールトの下部組織に入団したヘールトロイダは、2017年10月にトップチームデビューを飾ります。

その後、2019-20シーズンからトップチームに定着すると、2022-23シーズンは自己最多となるリーグ戦30試合に出場し、守備の要としてチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

 

そんなヘールトロイダは、CBもSBも器用にこなすことができる選手で、センターバックとしては高い身体能力を中心に体の使い方が上手く、相手の攻撃を封じることができます。

また積極的なビルドアップによって、一気にボールを前に持ち運ぶこともできるヘールトロイダは、セットプレーや流れからのこぼれ球から果敢にゴールを狙ったり、攻撃でも持ち味を発揮できる選手です。

 

2022-23シーズンの活躍でバルセロナなど、ビッグクラブからも注目を集める存在となっているヘールトロイダですが、2023-24シーズンはGKのバイロウと共にフェイエノールトの守備を鉄壁のものにして欲しいと思います。

 

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フェイエノールト | スタジアム・本拠地

現在フェイエノールトはオランダのロッテルダム南地区にあるフェイエノールト・スタディオンというスタジアムを本拠地としています。

スタジアムの外見から愛称のDe Kuip(デ・カイプ)、オランダ語で、「桶」の名前でも知られています。

このスタジアムは1937年に開場され、1994年に約8ヶ月に及ぶ改築工事が行われました。

収容人数は元々多くの立ち見席があったこともあり、65.000人ほどが収容できるスタジアムでしたが、数回の改築と立ち見席に廃止を経て座席数は現在は51.117席に減少し、安全面の理由により、現在は観客数 47.500人でチケット完売となっています。

 

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フェイエノールト | 主要な戦績

2018-19シーズン
エールディヴィジ:3位 勝ち点65 – 75得点 41失点
KNVBカップ:準決勝敗退
UEFAヨーロッパリーグ:予選3回戦敗退
2019-20シーズン
エールディヴィジ:3位 勝ち点50 – 50得点 35失点
KNVBカップ:準優勝
UEFAヨーロッパリーグ:グループリーグ敗退
2020-21シーズン
エールディヴィジ:5位 勝ち点59 – 64得点 36失点
KNVBカップ:準々決勝敗退
UEFAヨーロッパリーグ:グループリーグ敗退
2021-22シーズン
エールディヴィジ:3位 勝ち点71 – 76得点 34失点
KNVBカップ:2回戦敗退
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ:準優勝
2022-23シーズン
エールディヴィジ:1位 勝ち点82 – 81得点 30失点
KNVBカップ:準決勝敗退
UEFAヨーロッパリーグ:ベスト8

 

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まとめ

フェイエノールトの日本人選手やフォーメーション、有名な注目選手と戦術や特徴についてまとめてみました!

エールディヴィジの中でチャンピオンチームとして臨むシーズンということもあり、他チームからの警戒は強くなる中で主力選手が移籍してしまい、また新たなチーム作りが求められるフェイエノールト。

そんなチームの中で上田がどのように存在感を示していくのか、非常に楽しみですし、リーグ戦2連覇に上田が貢献する姿に期待したいですね!

 

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