スペイン代表の若手注目選手は?予想スタメン・フォーメーションと戦術|W杯ヨーロッパ予選

こんにちは!

遂に今回の代表ウィークから始まる2022年カタールW杯の欧州予選。

その中で今回紹介するスペイン代表は、2010のW杯で優勝した時のベテラン勢はほとんどいなくなり、世代交代の真っ只中といった状況です。

ルイス・エンリケ監督の下でこの欧州予選をまずはしっかりと勝ち抜いていく為にも、今回の代表ウィークは重要なものとなってくると思われます。

そんなスペイン代表がどのようなチームなのかこの記事で、若手注目選手、予想スタメン・フォーメーションと戦術についてまとめてみました!

 

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スペイン代表の若手注目選手は?予想スタメン・フォーメーションと戦術|ワールドカップ2022ヨーロッパ予選

スペイン代表W杯2022欧州予選の予想スタメン

まずは今回のW杯欧州予選の代表メンバーをご覧ください。

まずGKはここ数年スペイン代表のゴールをずっと守ってきているデ・ヘアで間違いないでしょう。

しかし、ここ最近は能力に陰りがみえつつもあるのでウナイ・シモンの起用も
考えられる可能性もありますね。

 

CBの予想はセルヒオ・ラモスディエゴ・ジョレンテです。

まだまだ大黒柱のセルヒオ・ラモスが入ることは確実で、その相方に
エリック・ガルシアディエゴ・ジョレンテイニゴ・マルティネスの3人で
争っていくことになっていきそうです。

 

両サイドバックには左にガヤ、右にエリック・ガルシアと予想します。

左サイドバックにはここ最近怪我がちですが世界トップレベルの実力は健在の
ジョルディ・アルバと代表のスタメンに定着しつつあるガヤの高いレベルでのスタメン争いになりそうです。

問題は右サイドバックで、最近代表のスタメンで出場していたセルジ・ロベルト、ベジェリン、
ヘスス・ナバスが今回招集されずに本職の右サイドバックは初招集のペドロ・ポーロのみとなっています。

おそらくCBの中から右サイドバックでも起用できるエリック・ガルシア、ディエゴ・ジョレンテ
辺りを使って来るのではないかなと思います。

 

MFにはアンカーにロドリセンターハーフの2枚にチアゴ・アルカンタラコケを予想します。

アンカーの位置にはブスケツとロドリというこちらもハイレベルな争い。

残りの2枚は基本的にはチアゴ・アルカンタラ、コケ、ファビアン・ルイスと実績のある選手を
起用する方向でテストの意味合いでカナレス、マルコス・ジョレンテ、初招集のペドリ
使っていくと予想します。

 

前線の3枚には左からダニ・オルモモラタオヤルサバルと予想します。

前線の左右のウイングには、オヤルサバル、F・トーレス、ダニ・オルモの若手ではありながらも
既に代表での実績がある3人に加え、初招集のブライアン・ヒルと将来が楽しみなメンバーでの
スタメン争いとなっています。

 

そしてセンターフォワードの位置にはモラタとジェラール・モレノというタイプの違う2人が、
いるので状況によって使い分けが出来るという部分があります。

 

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スペイン代表W杯2022欧州予選の予想フォーメーション

スペイン代表は現在基本的にはルイス・エンリケ監督の下で、

4-3-3のフォーメーションを採用しています。

スペイン代表 フォーメーション

 

GK デ・ヘア

 

DF ホセ・ルイス・ガヤ、セルヒオ・ラモス、ディエゴ・ジョレンテ、エリック・ガルシア


MF
 ロドリ、チアゴ・アルカンタラ、コケ


FW
 ダニ・オルモ、モラタ、オヤルサバル

このようなフォーメーションでスペイン代表は今回の代表ウィークを戦っていくと予想します!

 

スペイン代表W杯2022欧州予選の予想戦術

スペイン代表といえば2010年のW杯を制した時のようにパスをどんどん回す

ティキタカのスタイルが有名です。

 

その中で現在シャビやイニエスタのような代表的な選手がいなくなって世代交代の最中であるスペイン代表ですが、

率いるルイス・エンリケ監督は現在若手中心のメンバーで強いスペイン代表の復権を目指しています。

 

ディフェンス面ではまだまだセルヒオ・ラモスに頼る部分は多く、課題があると思いますが、

個人の能力だけではなくチームとしてしっかりと規律を持った守備組織コケやロドリなど、ディフェンス能力にも優れたメンバーを起用しながら、ここ最近の試合では安定した守備を披露しています。

 

攻撃面では中堅の選手はチアゴ・アルカンタラやファビアン・ルイスなどまだまだ足元の技術に優れている選手が多くいるのでそこから試合の流れをしっかりと作ることが出来ますし、

最近のスペイン代表ではウイングに速くて決定力を持っている選手が多くいるのでサイドからの攻撃を活かして得点を奪っています。

 

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スペイン代表W杯2022欧州予選の若手注目選手

ここからは今回スペイン代表に初招集された3人の選手を紹介します!

ペドリ

まず1人目は今シーズンからバルセロナでプレーするペドリ選手です。

ペドリ選手は本名ペドロ・ゴンザレス・ロペス、2002年生まれで現在18歳というプレーヤーです。

2018年にラス・パルマスのユースチームに入団すると、翌年の2019年7月には弱冠16歳でプロ契約を果たすと、さらにその2か月後の9月にバルセロナが2020年からの加入として500万ユーロで獲得します。

ラス・パルマスでは2部ながらもシーズン36試合で4得点と素晴らしい成績を残して、バルセロナに加入すると世代交代真っ只中のバルセロナで18歳ながら、既にスタメンを掴んで中心選手として活躍を見せている中での代表選出となりました。

特徴としてはイニエスタの再来と言われているように卓越したテクニックを持っており、

パスはもちろん精度の高いものを持っており周囲との連携でどんどん前線へと持っていくことが出来ます。

さらにドリブル突破も持ち味で緩急を上手く使って相手の間を縫っていきます!

加入直後はBチームでのプレーだと思われていながらもバルセロナで一気に主力に成長して、スペイン代表まで駆け上って勢いに乗るペドリ選手の活躍に期待しましょう!!

ブライアン・ヒル

2人目はエイバルで現在乾、武藤の同僚であるブライアン・ヒル選手です。

ブライアン・ヒル選手は2001年生まれの20歳で左利きのプレーヤーです。

そんな彼は2012年にセビージャユースに入団すると2018年にBチームでデビューし、才能を発揮すると翌年の2019年にはトップチームに昇格しますが

セビージャの選手層の厚さから2020年の1月にはレガネスにローン移籍、そして今シーズンは10月にエイバルへとローン移籍しています。

今シーズンこのローン移籍先のエイバルで一気に才能を開花させたブライアン・ヒル選手は、ここまで厳しいチーム状況の中でも1人気を吐く活躍を見せています。

そんな彼の特徴はやはり持ち前の圧倒的なスピードを活かしてのドリブル突破であることは間違いなく、

さらにスピードだけではなくしっかりとしたテクニックを持っており、ドリブル突破の精度の高さも目を引く部分があります。

この活躍からレンタル元のセビージャの会長も「将来的にセビージャで重要な選手になるだろう」と語っており、これからのリーガにおけるスター候補の1人なので注目していきましょう!

 

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ロベルト・サンチェス

3人目はスペイン代表の中でも異色の経歴を持つロベルト・サンチェス選手です。

ロベルト・サンチェス選手は1997年生まれで23歳のゴールキーパーです。

ロベルト・サンチェス選手は2013年にイングランドのブライトンのユースチームに渡り、2018年から2シーズンはフォレスト・グリーン・ローヴァーズ、ロッチデールAFCと下部リーグにローン移籍をして経験を積んで

2020-21シーズンから正式にブライトンのトップチームに登録されました。

そして今シーズンの序盤からブライトンの絶対的な守護神であったオーストラリア代表のライアンからポジションを奪ってスタメン起用されるようになりました。

そのライアンが1月にアーセナルに移籍したことからクラブのロベルト・サンチェス選手への期待度が見て取れます。

ロベルト・サンチェス選手は197㎝という長身を活かしてのダイナミックなセーブが持ち味であり、スーパーセーブを連発しています。

まだ活躍し始めたばかりでありながらスペイン代表に招集されたというところを見ると、相当スペイン代表にとっても期待度が高いということだと思うので

これからプレミアリーグの舞台に立つロベルト・サンチェス選手の活躍に期待しましょう!

 

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スペイン代表監督

ルイス・エンリケ

ルイス・エンリケ監督は1970年生まれの50歳で現役時代はレアル・マドリードからバルセロナに禁断の移籍をしてバルセロナで全盛期を過ごしたスペインを代表する選手でした。

引退後は2008年に指導者としてバルセロナBでキャリアをスタートさせると、2011年にセリエAのローマの監督に就任しますが、

ここでは結果を残すことが出来ずに7位でシーズンを終えてしまい僅か1年での辞任になってしまいます。

それでも2013年にセルタの監督に就任し、チームを躍進させると遂に2014年から古巣バルセロナのトップチームの監督に就任。

すると就任1年目からなんとリーグ、コパデルレイ、CLの3冠を達成するという快挙を達成し、2017年に退任するまで3シーズンで9個のタイトルを獲得して再びバルセロナの黄金時代を築き上げました。

そして2018年からスペイン代表の監督に就任し、1度は家族の事情もあり辞任するも2019年の11月から再びスペイン代表の監督に復帰しています。

ルイス・エンリケ監督は戦術家の監督でありながら、常に勝利を追及する非常に情熱的な監督です。

 

あるインタビューでルイス・エンリケ監督はこのように語っています。

「相手にとって何がダメージになるのか。僕たちは毎試合変化していくんだ。
もう基本的なプレースタイルを持っているから、毎試合勝てる。それは違う!
常に状況を見て、変化していかなければいけないんだ。」

このように常に勝利を求めるには変化が必要であるというルイス・エンリケ監督だからこそ今回の代表にも初招集の若手が多く選出されたのかもしれませんね。

このルイス・エンリケ監督が再びスペイン代表を無敵艦隊に復活させることができるのか、これから注目して見ていきましょう!

 

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まとめ

カタールワールドカップ2022ヨーロッパ予選に臨むスペイン代表の若手注目選手と予想スタメン・フォーメーションと戦術、監督についてご紹介しました。

これから始まるヨーロッパW杯予選でスペイン代表の若手選手がどんな活躍を見せてくれるか期待して見ていきましょう!

 

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