バイエルンミュンヘン2022夏移籍最新情報!噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは?

こんにちは!

2021-22シーズンはブンデスリーガ10連覇を達成し、ドイツ国内では圧倒的な強さを見せているものの、直近2シーズンに渡り、DFBポカールでは2回戦で敗退するなど、徐々に陰りを見せています。

また、長年チームのエースとして君臨したレヴァンドフスキに退団の可能性が高まっていることや、ここ数年で主力CBが退団し、守備面でも不安定さを見せています。

今夏の選手の入れ替えによっては、今後数年を左右すると言っても過言ではなく、今夏の移籍市場での動きも鍵になりそうです。

そこで本記事では、バイエルンミュンヘンの2022年夏の獲得候補や放出候補、補強ポイントについてまとめてみました!

 

バイエルン・ミュンヘン2022夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手

サディオ・マネ(FW)

 

年齢:1992年4月10日(30歳)

所属:リヴァプール

市場価値:7000万ユーロ(約98億6000万円)

 

※2022年6月22日にバイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表されました。

 

2021-22シーズンは、公式戦51試合に出場し、23ゴール5アシストを記録しました。

セネガル代表としてもシーズン途中にアフリカネーションズカップに参加しましたが、怪我無くタフなシーズンを乗り切りました。

 

マネはスプリント力に優れ、相手の背後を取る動きや、カウンター時に相手を置き去りにできるスピードを持ちます。

ドリブルでは、独特のテンポから相手のリズムを崩して抜き去ったり、一瞬の瞬発力で相手を抜いたりと、相手のマークを剥がしながらプレーできます。

 

シュートレンジも広く、ペナリティエリア外からのコントロールシュートや、強力なミドルシュートを狙えるほか、

スペースに走り込んで味方からのボールに合わせたり、こぼれ球に詰めたり、多彩なゴールパターンを持っています。

 

また、持ち前のスピードとスタミナから守備への貢献度も高く、ピッチを縦横無尽に駆け回り、前線からのプレスや、プレスバック、時には最終ライン付近まで戻って味方のサポートをしていきます。

 

左ウイングを本職としていますが、右でもプレーできるほか、今シーズンはセンターフォワードとしても18試合出場し、このポジションでは12得点をあげています。

このため、レヴェンドフスキが退団となった場合には、得点力のあるマネを9番のポジションで起用する可能性も十分にあります。

ライアン・グラーフェンベルフ(MF)

 

年齢:2002年5月16日(20歳)

所属:アヤックス

市場価値:3500万ユーロ(約50億円)

 

※2022年6月13日にバイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表されました。

 

まだ20歳になったばかりの選手ですが、アヤックスでは2020-21シーズンからレギュラーとしてプレーしており、通算103試合に出場し、12ゴール13アシストを記録しています。

 

グラーフェンベルフは、中盤から攻守に渡ってチームの助けとなれる選手です。

 

190cmの恵まれた体格ながら足下の技術が高く、狭いスペースを掻い潜る足捌きを見せるほか、体を寄せられても簡単には倒れず、味方へとパスを繋げられます。

 

爆発的なスピードはありませんが、技術とキープ力を活かして前線へとボールを運ぶことができるため、攻撃のスイッチ役にもなれるほか、カウンター時には精度の高いロングボールで起点になることもできます。

 

強烈なロングシュートも彼の武器です。

 

また、対人守備やプレスバック時には長い足を活かしてボール奪取をしたり、刈り取るプレーも見せます。

このようなプレースタイルから、ポール・ポグバを連想する声も多く、現時点で同タイプの選手とイメージすると分かり易いと思います。

 

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コンラート・ライマー(MF)

 

年齢:1997年5月27日(25歳)

所属:ライプツィヒ

市場価値:2800万ユーロ(約40億円)

 

ナーゲルスマンが監督を務めていた時代に指導を受けており、これまで獲得したダヨ・ウパメカノ、マルセル・ザビッツァーに続いて獲得の候補に挙がっています。

 

ライマーは中盤の潰し役と、ゲームメイクの役割を担う選手で、最近はスルーパスでのチャンスメイクや、流れの中で前線に顔を出すプレーも増えてきています。

 

対人の場面では、相手選手との間合いの詰め方が上手く、正確なタックルで攻撃の芽を摘んだり、相手に仕掛けられても足を出してボールを刈り取ったり、残した足でボールをカットするプレーを見せます。

また、パスコースを消すポジショニングにも長けています。

 

攻撃面ではチームの潤滑油となるプレーが主になりますが、カウンター時には自らボールを持ち運ぶ推進力も見せ、チャンスへと繋げていきます。

 

2020-21シーズンは足首の骨折という大怪我により、シーズンの殆どを棒に振りましたが、昨シーズンは主力としてプレーし、再び評価を上げています。

カリドゥ・クリバリ(DF)

 

年齢:1991年6月20日(31歳)

所属:ナポリ

市場価値:3500万ユーロ(約50億円)

 

これまで何度もビッグクラブへの移籍が噂されてきた人気銘柄ですが、今夏も複数クラブが獲得に興味を示しています。

 

クリバリは、187cmの長身とアフリカ系の血が流れていることもあり身体能力が高く、プレーに活かされています。

 

空中戦では、驚異の跳躍力でボールを跳ね返したり、セットプレーのターゲットにもなります。スピードもあることから相手に抜かれず並走したり、

相手に仕掛けられ、体勢やリズムを崩されてもすぐさまリカバリーし、長い足を伸ばして背後から掻き出すことができます。

 

チャンピオンズリーグの舞台では、絶対的なスピードを持つキリアン・エンバペに対して、劣らないスピードと反射神経で彼からボール奪取する場面もあり、身体能力の高さが伺えます。

 

また、ロングパスやフィードの技術も高く、後方から展開したり、チャンスとなるボールを配球することができます。

 

一方で、スピードや対人守備に自信があるため、相手に食らい付き過ぎる場面もあるため、チャレンジ&カバーをチームで共有する必要があります。

ウーゴ・エキティケ(FW)

 

年齢:2002年6月20日(20歳)

所属:スタッド・ランス

市場価値:2800万ユーロ(約40億円)

 

2021-22シーズンは、怪我の影響や2度の出場停止(計4試合)もあり、リーグ戦24試合の出場に止まりましたが、10ゴール4アシストを記録し、複数クラブが注目している逸材です。

 

エキティケは、センターフォワードでも起用されますが、ボックス内で仕事をするというよりも、中盤に降りたり、サイドに流れてチャンスに絡むプレーが得意な選手です。

 

190cmの恵まれた体格から、体を当てられても簡単に倒れずボールキープできることや、長いリーチを活かした深い切り替えしで相手のマークを剥がしたり、

ワンタッチパスや、ヒールパスで流れを止めず潤滑油にもなれます。

 

ゴールシーンは、前述のとおりボックス内に張っている選手ではないため、スペースに走り込んで合わせたり、ミドルシュートでゴールを狙っていきます。

 

このため、純粋なストライカーというよりも、セカンドストライカー、ウインガーとしてのプレーの方が得意であり、オフ・ザ・ボールの質などは劣りますが、

ボールを持ったときのプレーはトーマス・ミュラーにも似ています。

 

レヴァンドフスキが退団した場合には獲得の可能性が一気に高まり、バイエルンの新FW候補となっています。

 

バイエルンミュンヘン2022夏移籍で噂の退団・放出候補

ロベルト・レヴァンドフスキ(FW)

 

年齢:1988年8月21日(33歳)

市場価値:4500万ユーロ(約63億4000万円)

 

バイエルンでは公式戦375試合で、344ゴール72アシストを記録し、ブンデスリーガ10連覇や、チャンピオンズリーグの優勝など、数々のタイトル獲得に貢献してきました。

 

2023年の6月で契約満了となることから、バルセロナが獲得を目指していますが、バイエルンが要求する金額との折り合いが付かず、現在は平行線を辿っています。

 

レヴァンドフスキは、シュートレンジの広さと、類稀なる決定力でゴールを量産し、バイエルンの爆発的な攻撃力を支えてきました。

 

アスリート能力が高く、スペースに入り込む一瞬の動きや、空中戦での強さを見せ、体を寄せられても倒れないため、マークされていてもシュートまで持って行くことができます。

 

その身体能力の高さから、アクロバティックなシュート、強烈なミドルシュート、泥臭いダイビングシュートなど、多彩な得点能力を見せています。

 

また、ポストプレーも得意であり、深さ、溜め、時間を作って味方を活かすプレーを見せますが、特にオフ・ザ・ボールに長けているトーマス・ミュラーとのコンビは阿吽の呼吸を見せています。

 

これまでの動向から、レヴァンドフスキの去就はバイエルン残留か、バルセロナへの移籍の2択となっていますが、これだけのゴールハンターを簡単には放出できず、契約が残っているバイエルンが強行姿勢に出るのも頷けます。

 

両チームのシーズンを左右すると言っても過言ではない選手だけに、その去就が注目されます。

 

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マルク・ロカ(MF)

 

年齢:1996年11月26日(25歳)

市場価値:700万ユーロ(約9億8000万円)

 

※2022年6月17日にリーズ・ユナイテッドへの移籍が発表されています。

 

2020年の夏の移籍市場でロドリの獲得を逃し、次のプランとして獲得した選手であり、プレースタイルも同じスペイン人選手のロドリ、セルヒオ・ブスケツと非常に似ています。

 

ロカは、中盤から攻守の要としてのプレーする選手であり、エスパニョール時代は主にアンカーのポジションでプレーしていました。

 

広い視野と精度の高いショートパス、ロングパスでゲームメイクを行い、チームを落ち着かせたり、攻撃を活性化させます。

体幹が強いため、体を当てられても簡単には倒れずボールキープできるのも強みです。

 

守備の面では、その体幹の強さから、相手に体を預けてボールを奪取したり、タイミングよく足を伸ばしてボールを掻き出し、攻撃の芽を摘みます。

 

一方で、バイエルンでは2シーズンで公式戦24試合しか出場機会を得られず、プレータイムも約974分(1試合平均40分)と短いものであり、あまり成長の機会も得られませんでした。

 

新天地となるリーズでは、退団したカルヴィン・フィリップスの後釜として出場機会に恵まれることが予想され、プレミアリーグ初挑戦となるロカの更なる成長に期待したいですね。

ジョシュア・ザークツィー(FW)

 

年齢:2001年5月22日(21歳)

市場価値:1100万ユーロ(約15億円)

 

2021-22シーズンはローン移籍先のアンデルレヒトで、公式戦47試合に出場し、18ゴール13アシストを記録しました。

十分な結果を残したことで複数のクラブが関心を強めており、バイエルン側も適正オファーが届けば売却に踏み切ることが濃厚です。

 

ザークツィーは、193cmの長身ストライカーといった選手で、一瞬の動き出しでスペースを突いたり、あえてスローテンポで動いてフリーとなり、味方からボールを呼び込みシュートへと繋げます。

 

また、その長身から空中戦にも強いことや、ポストプレーも行い、中盤に降りて溜めを作ったり、サイドにボールを散らしたり、カウンター時にはボールを収めて走り出す味方にパスを配球するプレーも見せます。

 

リーチが長いため、足を鞭のようにしならせ、強烈なシュートも打てるため、ユース時代にはFKのキッカーを務めることもありました。

 

昨シーズンはベルギーリーグで18ゴールを決める得点力を見せたため、一転してバイエルンに残留する可能性もあります。

セルジュ・ニャブリ(FW)

 

年齢:1995年7月14日(26歳)

市場価値:6500万ユーロ(約91億6000万円)

 

2023年の6月で契約満了となることから、複数のクラブが興味を示している選手ですが、バイエルンとの契約延長の可能性もあります。

 

2021-22シーズンは公式戦45試合に出場し、17ゴール10アシストと結果を残しています。

 

ニャブリはウイングの選手であり、サイドから仕掛けてチャンスメイクをするプレーが得意です。

 

足首の柔軟性と、足下の技術に優れ、鋭い切り替えしで相手のマークを剥がしたり、細かなタッチと一瞬のスピードで相手を抜き去るドリブルや、密集の中でも掻い潜るドリブルスキルを持っています。

そこから精度の高いクロスや、カットインからのシュートを繰り出します。

 

また、オフ・ザ・ボールの質も高く、味方からのパスを引き出す動きや、ゴール前で囮になる動きも見せ、チームを助けます。

 

バイエルンでは通算171試合に出場し、64ゴール40アシストを記録していることからも、スコアポイント(ゴール&アシスト)も高く、決定的な仕事ができる選手です。

クリス・リチャーズ(DF)

 

年齢:2000年3月28日(22歳)

市場価値:750万ユーロ(約10億円)

 

今夏の売却対象の一人と報道されていますが、ナーゲルスマン監督が望むCBの補強が進まなかった場合、残留の可能性があります。

 

2021-22シーズンは、前シーズン同様にホッフェンハイムにローン移籍をし、レギュラーを務めていましたが、シーズン後半戦は2度の負傷により離脱期間も多くなってしまいました。

 

ホッフェンハイムでは3CBの一角としてプレーしており、リチャーズの特性を活かせる環境にあったと言えます。

 

リチャーズは188cmの長身から、長いリーチとフィジカルを活かしてボール奪取をしたり、相手に置き去りにされないスピードを持つため、サイドに流れて相手の対応をすることもあります。

 

特に相手の攻撃のスイッチが入る前に、DFラインから飛び出して中盤まで潰しに行くこともあり、ピッチを広くカバーしますが、3CBを並べているからこそのタスクとも言えます。

 

また、ビルドアップ能力にも長けており、相手選手の間を通す精度の高いパスを見せたり、自身でボールを持ち上がって数的有利を作り、ボールを展開するプレーも見せます。

 

ポテンシャルのある選手ですが、バイエルンではすでにリチャーズのプレーを高水準でこなせる選手が揃っているため、主力になることは難しいことが予想されます。

 

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バイエルンミュンヘン2021-2022シーズン評価

ブンデスリーガ優勝(勝ち点:77 得失点差:+60)

DFBポカール:2回戦敗退

チャンピオンズリーグ:ベスト8

DFLスーパーカップ優勝

 

ブンデスリーガ10連覇という偉業を達成したものの、ポカールでは2回戦敗退、チャンピオンズリーグではビジャレアルに敗れベスト8で終えるなど、

バイエルンとしては少し物足りないシーズンとなりました。

 

2021-22シーズンは、ユリアン・ナーゲルスマンを監督に迎え、シーズンをスタートさせます。

 

戦術家でもあるナーゲルスマンの指導により、徐々にその色は出始めたものの、チームとして大きな改革というほどの変化は見られず、前線のタレントを活かした爆発的な攻撃力を武器にシーズンを戦いました。

 

一方で、ハンジ・フリック体制の時から問題視されていた守備のテコ入れは図れず、引き続き課題として残っています。

 

この要因として、ここ数年で主力を務めたジェローム・ボアテング、ダビド・アラバ、そして今夏ではニクラス・ズーレと、相次いでCBが退団していることと、

中盤の選手の攻撃参加が目立ち、ネガティブトランジション時に中盤のスペースを使われたり、数的同数や不利の場面を作られてしまっていることが考えられます。

 

特に2021-22シーズンは、アラバというDFリーダーが退団したことで、最後の個の力という部分でもチームを引き締めることができず、緩さが出てしまったと言えます。

 

また、ベテラン組であるノイアーのフィード能力、ミュラーのオフ・ザ・ボールとスペースメイクの質、レヴァンドフスキの得点能力で攻撃を完結できてしまうほどに強力ではありますが、

いずれ来る過渡期に向けて、血の入れ替えやプランも練っておきたいところです。

 

このことから、就任1年目のナーゲルスマン監督の評価は決して高いとは言えず、戦術面でもベースを築き上げたとは言い難いため、

2022-23シーズンは改めて自身が得意とする3CBのスタイルを植え付けるのか、現有戦力に見合った戦術に変更するのか、手腕が求められます。

 

とはいえ、チャンピオンズリーグの舞台では常に安定した成績を収め、長年に渡り「バイエルン・ミュンヘン」というブランド力を維持していることは素晴らしい功績です。

 

来シーズンは、ライバルとなるボルシア・ドルトムントが積極的な補強を行っていることから、バイエルンにとっても侮れないシーズンとなりそうです。

 

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バイエルンミュンヘン2022夏移籍の補強ポイント

すでにサディオ・マネ、ライアン・グラーフェンベルフ、ヌサイル・マズラウィを獲得し、7月4日時点で補強は順調であり、

あとは噂となっている選手の獲得と、主力選手の退団に合わせた動きになります。

 

それでは、各ポジションごとに振り返ってみましょう!

 

GK

下部組織出身のロン=トルベン・ホフマン、クリスティアン・フリュヒトルが退団しましたが、

正GKであるマヌエル・ノイアーと、サブのスヴェン・ウルライヒがいるため、特に補強の必要が無いポジションです。

 

DF

ニクラス・ズーレと、ローン移籍中だったラース・ルーカス・マイが退団しています。

 

CBは、ダヨ・ウパメカノ、パヴァール、リュカ・エルナンデス、タンギ・ニアンズがいますが、ナーゲルスマン監督はもう一人主力級のCBの獲得を目指しています。

このため、2021-22シーズンはあまりフィットさせることができなかった3CBへの移行、あるいはオプションとしてCBの枚数を確保しておきたい狙いがあると予想されます。

 

ホッフェンハイムにローン移籍をしていたクリス・リチャーズは、再びローンに出されることが濃厚となっています。

 

SBは、アルフォンソ・デイビス、ヨシプ・スタニシッチ、オマー・リチャーズと、今夏、アヤックスから加入したマズラウィ、

そしてパヴァールとリュカもSBでプレーできるため、十分な戦力が揃っています。

 

MF

マルク・ロカ、コランタン・トリッソの退団がありましたが、

すでにライアン・グラーフェンベルフを獲得し、コンラート・ライマーの獲得も濃厚となっています。

 

中盤はヨシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、マルツェル・ザビッツァー、グラーフェンベルフに加えて、ライマーの獲得に成功すれば、どのシステムでも問題なく回せます。

 

攻撃的なMFでは、トーマス・ミュラーと、将来が期待されるジャマル・ムシアラがいます。

 

FW

すでにサディオ・マネを獲得しています。

 

WGは、キングスレイ・コマン、レロイ・ザネ、セルジュ・ニャブリ、そしてマネがいます。

現時点では特別な補強の必要はないものの、残り契約が1年となっているニャブリの退団と、レヴァンドフスキの退団によってマネがセンターフォワードで起用される場合、

選手層が一気に薄くなってしまうため、補強が必要になります。

 

センターフォワードは、レヴァンドフスキ、シュポ=モティングがいます。

また、アンデルレヒトにローン移籍をしていたザークツィーは、十分な結果を残し、セバスティアン・ハラーが退団したアヤックスへの移籍の可能性があります。

 

レヴァンドフスキは、契約満了により少なくとも1年後にはクラブを去る選手ではありますが、現時点で移籍の可能性のあるビッグネーム(FW)はほとんどいないため、

戦力という面では、2022-23シーズンは残留し、冬~来夏までに後釜となる選手を見つけることがバイエルンにとっては最善であると考えられます。

 

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最新バイエルンミュンヘン2022夏移籍の新加入・退団決定情報

IN

ヌサイル・マズラウィ(DF)
所属元:アヤックス
移籍金:フリー(0円)

 

サディオ・マネ(FW)
所属元:リヴァプール
移籍金:3200万ユーロ(約45億円)※最大4100万ユーロ(約58億円)

 

ライアン・グラーフェンベルフ(MF)
所属元:アヤックス
移籍金:1850万ユーロ(約26億円)※最大2500万ユーロ(約34億9000万円)

 

OUT

クリスティアン・フリュヒトル(GK)
移籍先:オーストリア・ウィーン
移籍金:不明

 

ロン=トルベン・ホフマン(GK)
移籍先:ブラウンシュヴァイク
移籍金:30万ユーロ(約4200万円)

 

ラース・ルーカス・マイ(DF)
移籍先:FCルガーノ
移籍金:160万ユーロ(約2億2500万円)

 

ニクラス・ズーレ(DF)
移籍先:ボルシア・ドルトムント
移籍金:契約満了(0円)

 

コランタン・トリッソ(MF)
移籍先:オリンピック・リヨン
移籍金:契約満了(0円)

 

マルク・ロカ(MF)
移籍先:リーズ・ユナイテッド
移籍金:1200万ユーロ(約17億円)

 

2022/7/4時点の情報です。

 

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まとめ

バイエルンミュンヘンの2022年夏の獲得候補や放出候補、補強ポイントについてまとめてみました!

クラブとしては、ドイツ国内での強さはもちろんですが、チャンピオンズリーグでの成績の継続性もあり、欧州のビッグクラブの中でも安定した強さとブランド力を誇っています。

今夏の移籍市場では、サディオ・マネというビッグネームや、グラーフェンベルフ、マズラウィと計算できる選手の獲得を済ませ、順調に補強を進めています。

ですが、バイエルンにとってレヴァンドフスキの去就によっては、今夏の移籍市場での動きはさらに慌ただしくなるため、残留か退団か早期に決着したいところです。

退団に関してレヴァンドフスキのクラブ批判もありましたが、長年クラブを支えてくれた功労者だけに、退団するとしても円満で終えたいところですね。

 

 

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