最新アトレティコマドリード2021夏移籍情報!噂の獲得・放出候補と補強ポイントは?

こんにちは!

2020-21シーズンのアトレティコ・マドリードは、長期政権のシメオネ監督の下で2013-14シーズン以来の優勝を目標にスタートし、

レアル・マドリード、バルセロナの2強に競り勝ち見事にリーグ優勝を飾りました。

しかし、コロナの影響でアトレティコ・マドリードも他クラブ同様に財政的に厳しい状況に陥っており、この夏の移籍市場でどのように立ち回っていくのか注目されています。

そこで今回は、アトレティコ・マドリードの2021夏の移籍情報、獲得を狙っている選手と噂の選手、そして放出候補と補強ポイントについてまとめていきたいと思います!

 

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最新アトレティコ・マドリード2021夏移籍情報!噂の獲得・放出候補と補強ポイントは?

アトレティコ・マドリード2020-21シーズン評価

今シーズンのアトレティコ・マドリードが出場した大会での成績がこちらです。

・ラ・リーガ2020-21:優勝(26勝8分4敗 勝ち点86)

・コパ・デル・レイ2020-21:2回戦敗退

・UEFAチャンピオンズリーグ2020-21:ベスト16敗退 

 

2019-2020シーズンは無冠に終わってしまい、

シメオネ監督10シーズン目の節目の年として始まった2020-21シーズン。

その夏の移籍市場ではライバルのバルセロナが放出したルイス・スアレスをフリーで獲得し、課題として挙がっていた得点力不足解消に動きました。

開幕からの2試合がコロナウイルスの影響で延期され、第3節からのスタートとなったその1戦を

スアレスの途中出場からの2ゴール6-1で大勝しました。

その後は12月13日のレアル・マドリード戦で敗戦するまで、リーグ戦では無敗を続け、

シーズン折り返し時点でレアル・マドリード、バルセロナの2強の不調もあり首位に立っていました。

 

欧州CLでは、グループリーグを2位で突破し決勝トーナメントに進出したものの、

ベスト16でいきなりプレミアリーグのチェルシーとぶつかった試合は、

2試合合計0-3の完敗で、早々に敗退してしまいました。

さらにコパ・デル・レイでもセグンダBのチームにジャイアントキリングを食らってしまい、残るタイトルはリーグのみとなり、カップ戦には縁のないシーズンとなりました。

 

しかし、リーグ戦でも中盤から終盤に向かっていくにつれて、下位のチームに勝ち点を取りこぼす試合が増えていき、一時は2位のレアル・マドリードとの勝ち点差が3になる時期もありましたが、

それでもラスト3節で見事に3試合連続逆転勝利を飾り、最終的には2位と勝ち点2差でしたが、

実に7シーズンぶりとなるラ・リーガ優勝を果たしました!!

 

夏にバルセロナから補強したルイス・スアレスはチーム最多得点の21ゴールを挙げる大活躍を見せると、

マルコス・ジョレンテは新たな才能を開花させて2桁ゴール2桁アシストを記録して優勝に貢献しました。

 

見事に優勝したシーズンでしたが、この夏の移籍市場では財政的な余裕はあまりないようなので、上手く売却をしながら補強をしていく形になるでしょう。

 

最新アトレティコ・マドリード2021夏移籍噂の獲得候補・狙っている選手

ラウタロ・マルティネス(FW)

市場評価額:8000万ユーロ(約104億円)
移籍金金額:8000万ユーロ(約104億円)

 

1人目の獲得候補は、

インテルの優勝に大きく貢献したラウタロ・マルティネス選手です。

 

ラウタロ・マルティネスは、アルゼンチン国籍1997年生まれで、現在23歳右利きのFW(ST)です。

ラウタロ・マルティネスはアルゼンチンのラシン・クラブで2015年にプロデビューすると、10代ながらも活躍を見せて2018年にセリエAのインテルに移籍します

 

インテルに移籍してからは、2年目の2019-20シーズンから本格的にレギュラーポジションを掴み始め

今シーズンはルカクとの抜群のコンビネーションで17得点をあげ、インテルの優勝に大きく貢献しました。

アルゼンチン代表でもメッシに代わるエース候補として、期待を背負っています。

 

ラウタロ・マルティネスのプレースタイルは、

まず174㎝ながらも相手に負けない体幹の強さで楔のパスをキープすることが出来ます。

さらにストライカーとしての裏抜けの嗅覚は素晴らしいものがあり、持ち味のスピードを活かして一気に相手ゴールに迫ってゴールを決めきります。

インテルでルカクと組んで見事なコンビネーションを見せているように、2トップを組む際も相手を活かしたプレーが出来るというのも評価のポイントです

アトレティコはこの莫大な移籍金を払うのは厳しい状況ですが、トレードなどいろいろな形を模索しながらラウタロ・マルティネスの獲得に動いていくことでしょう。

 

ロドリゴ・デ・パウル(MF)

市場評価額:3800万ユーロ(約50億円)
移籍金金額:3000万ユーロ(約40億円)

 

2人目の獲得候補は、

ウディネーゼの中心選手として活躍するロドリゴ・デ・パウル選手です。

 

デ・パウルは、アルゼンチン国籍1994年生まれで、現在27歳右利きのMF(OMF)です。

アルゼンチンのラシン・クラブで2013年2月にデビューしたデ・パウルは、2014年5月にラ・リーガのバレンシアに移籍します。

 

しかし、バレンシアではなかなか出場機会を得られずに、1度2016年2月にラシン・クラブにレンタル移籍で復帰すると、同年7月セリエAのウディネーゼに完全移籍を果たします。

ウディネーゼでは2018-19シーズンに9ゴールを決めて、2020-21シーズンには9ゴール9アシストとMFながらも見事な活躍を見せました。

2018年にアルゼンチン代表でデビューを果たすと、今回のコパ・アメリカにも選出されています。

 

デ・パウルは主に攻撃的なMFでプレーすることが多く、

そのプレースタイルもドリブル、パス、キープ力に非常に優れた能力を持っています。

2020-21シーズンのスタッツを見ると、

デ・パウルのドリブル成功数が111回でセリエA1位を記録しており、被ファウル数も2位とそれだけ効果的なドリブルを見せていると言えます。

ほぼほぼデ・パウルの獲得が決まっていると言われているアトレティコ・マドリードが、獲得した場合どのように起用していくかも楽しみですね。

 

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アルカディウシュ・ミリク(FW)

市場評価額:2200万ユーロ(約29億円)
移籍金金額:不明

 

3人目の獲得候補は、

マルセイユで再び復活したアルカディウシュ・ミリク選手です。

 

ミリクは、ポーランド国籍1994年生まれで、現在27歳左利きのFW(CF)です。

2010年にポーランド3部でプロデビューしたミリクは、

2012年にブンデスリーガのレヴァークーゼンに移籍しますが、

2013-14シーズンにはアウクスブルク、2014-15シーズンはオランダのアヤックスにレンタル移籍します。

そのままアヤックスが完全移籍でミリクを獲得すると、2015-16シーズンは21得点を挙げて、

さらにEURO2016でも評価を上げて行くと、2016年8月にイグアインの代役としてセリエAのナポリに移籍します。

 

ナポリでは怪我が多く、なかなか安定した活躍を見せれず、

2021年1月にフランスのマルセイユにレンタル移籍すると、半年で9得点を挙げる活躍を見せました。

 

ミリクの武器は、FWに必要な高いシュートセンスを持っており、左足でペナルティー付近から強烈なシュートも決めることができますし、

クロスにヘディングシュートで合わせるなど多彩なゴールパターンを持っています。

ポーランドの偉大な先輩であるレヴァンドフスキに比べられることの多いミリクですが、

再びアトレティコ・マドリードのようなビッククラブで活躍を見せれば、その比較もなくなってくるのではないでしょうか。

ロドリゴ・ベンタンクール(MF)

市場評価額:3500万ユーロ(約46億円)
移籍金金額:4000万ユーロ(約53億円)

 

4人目の獲得候補は、

ウルグアイの若き中盤の要であるロドリゴ・ベンタンクール選手です。

 

ベンタンクールは、ウルグアイ国籍1997年生まれで、現在24歳右利きのMF(CM)です。

アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズのユースチームから2015年にトップチームデビューすると、

2017年にセリエAのユベントスが移籍金950万ユーロで獲得します。

ユベントスではシーズンごとに出場機会が増減していましたが、2020-21シーズンには33試合に出場し、主力として活躍を見せています。

 

ベンタンクールはセントラルMFでプレーすることが多い選手です。

高い戦術理解力を持っている部分や、しっかりとしたテクニックを持ち合わせており、得点に繋がるラストパスも出せる能力が武器です。

さらに187㎝という体格を活かして、守備面でも相手の攻撃を止める働きをすることが出来ます。

ユベントス側としてはあまり放出候補ではないようですが、移籍の可能性があるとすればサウールとのトレードでの可能性があるようです。

エクトル・ベジェリン(DF)

市場評価額:2500万ユーロ(約34億円)
移籍金金額:2500万ユーロ(約34億円)

 

5人目の獲得候補は、

アーセナルで長く活躍を続けているエクトル・ベジェリン選手です。

 

ベジェリンはスペイン国籍で、1995年生まれの現在26歳、右利きのDF(RSB)です。

ベジェリンは地元のバルセロナの下部組織で育ちますが、

2011年にアーセナルに移籍し、2013年にプロ契約を結び、同年10月にトップチームデビューを飾ります。

その後、短期間ワトフォードにローン移籍しますが、直ぐにアーセナルに復帰すると

その後は不動の右サイドバックとして定着し、アーセナルの顔とも言える選手に成長していきます。

 

しかし、近年は若手の台頭や自身の怪我の多さにより出場機会を減らしており、移籍の噂が絶えず出ています。

 

そんなベジェリンのプレースタイルは、

何と言っても圧倒的な快速を活かしての攻撃参加です。

SBとして後ろから快速を飛ばしてオーバーラップしてから、味方へのアシストという形はよく見るところであり

少し不安のある守備面を補うほどの攻撃力を持っています。

トリッピアーに放出の噂があるアトレティコ・マドリードは、再びプレミアリーグからSBを連れてこようという動きをみせてくる可能性があります。

 

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最新アトレティコ・マドリード2021夏移籍噂の放出候補

キーラン・トリッピアー(DF)

市場評価額:2000万ユーロ(約26億円)
移籍金金額:4000万ユーロ(約53億円)

 

1人目の放出候補は、

イングランドのDFとしては珍しく、スペインでプレーしているキーラン・トリッピアー選手です。

 

トリッピアーはイングランド国籍で、1990年生まれの現在30歳、右利きのDF(RSB)です。

マンチェスター・シティのアカデミーで育ったトリッピアーは、2007年にプロ契約を結びますが

トップチームデビューを果たすことなく、2010年2月に2部チャンピオンシップのバーンズリーにローン移籍すると、2011年6月までプレーします。

その後、2011年7月に当時まだチャンピオンシップだったバーンリーにローン移籍すると、中心選手として活躍し、そのまま完全移籍に移行。

加入1シーズン目からクラブ最優秀選手を獲得し、2013-14シーズンにはバーンリーのプレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。

 

バーンリーでの活躍から、プレミアリーグ上位のクラブからも狙われるようになったトリッピアーは、

2015年6月に5年契約でトッテナム・ホットスパーに加入することになりました。

 

トッテナム・ホットスパーでは、カイル・ウォーカーとのポジション争いもあり、

なかなか出場機会を得られずにいましたが、ウォーカーが移籍したあとは右サイドバックとして定着しました。

その後2019年7月にラ・リーガのアトレティコ・マドリードに3年契約で加入し、レギュラーポジションを掴みますが、

今シーズン途中12月に賭博に関与した容疑で10週間の出場停止と罰金7万ポンド(約980万円)の処分を下されました。

 

右サイドバックとしてプレーするトリッピアーは、攻撃的なプレーで力を発揮します。

持ち味は上がっていった所からの高精度のクロスは一級品であり、ピンポイントで味方の選手に合わせることが出来ますし、そのキック精度でフリーキックも1つの武器として持っています。

守備面もそこまでお粗末ということはなく、しっかりとチーム戦術に合わせたプレーが出来る選手です。

トリッピアーには母国復帰の噂が多く出ており、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドがワン・ビサカの競争相手として獲得を望んでいるのではないかという噂が出ています。

サウール・ニゲス(MF)

市場評価額:4000万ユーロ(約53億円)
移籍金金額:7000万ユーロ(約92億円)

 

2人目の放出候補は、

アトレティコ・マドリードで成長を続けてきたサウール・ニゲス選手です。

 

サウールはスペイン国籍で、1994年生まれの現在26歳、左利きのMF(CM)です。

サウールは12歳でアトレティコ・マドリードユースにレアル・マドリードユースから移籍し、

2012年の3月に、17歳と108日という早さでトップチームデビューを果たしました。

2013-14シーズンにはラージョ・バジェカーノにレンタル移籍すると34試合に出場し、経験を積み、

翌シーズンからアトレティコ・マドリードに復帰すると

2015-16シーズンからは、中盤の主力選手として毎年30試合以上に出場して活躍を見せており、

スペイン代表でもこれまで19キャップを記録しています。

 

主にセントラルMFでプレーするサウールは、他にもセンターバック、サイドハーフなど

複数のポジションでプレーすることが出来、どのポジションでも高いレベルでのプレーができます。

そして中盤でのプレーでは、長短のパスを効果的に出すことができますし、守備面ではサッカーIQの高さを活かしてのインターセプトが持ち味としてあります。

ここまでアトレティコ・マドリードで育ったサウールですが、この夏の移籍市場で移籍を望んでいるらしく各国リーグのビッククラブがこぞって争奪戦を繰り広げていくでしょう。

シメ・ヴルサリコ(DF)

市場評価額:500万ユーロ(約7億円)
移籍金金額:不明

 

3人目の放出候補は、

長きにわたりクロアチア代表でも活躍するシメ・ヴルサリコ選手です。

 

ヴルサリコはクロアチア国籍で、1992年生まれの現在29歳、右利きのDF(RSB)です。

ヴルサリコは2009年にディナモ・ザグレブでトップチームデビューを飾り、クロアチアで実力を磨くと

2013年7月にセリエAのジェノアへ移籍しますが、1年後の2014年にサッスオーロに移籍します。

このサッスオーロで活躍を見せたヴルサリコは、2016年7月にアトレティコ・マドリードへ移籍

しかし、なかなか当時のスタメンであったフアンフランからレギュラーは奪えず、ターンオーバーの役割を主に担っていました。

そんな中、2018年8月にセリエAのインテルにレンタル移籍することが発表され、インテルはレギュラーとして期待していましたが怪我を繰り返してしまい2月に返却されています。

その後は再びアトレティコ・マドリードで控え中心ですが、活躍を見せています。

 

そのプレースタイルは、

SBらしく豊富な運動量を活かしてのダイナミックな上下運動が持ち味で攻守両面で非常に存在感を発揮します。

しかし少しプレーが全体的に雑な部分もあり、ファウルをもらうことが多く、カードも多くなっています。

ベテランの域に入って余り出場機会のないヴルサリコの、この夏での移籍はほぼ既定路線となっていますが、

どのクラブに移籍するのかというのはEUROも敗退してしまったのでこれから情報が出てきそうです。

ビトーロ(FW)

市場評価額:400万ユーロ(約5億円)
移籍金金額:800万ユーロ(約11億円)

 

4人目の放出候補は、

ラ・リーガで長く活躍を続けているビトーロ選手です。

 

ビトーロはスペイン国籍で、1989年生まれの現在31歳、右利きのFWです。

ラス・パルマスの下部組織で育ったビトーロは、2010年の8月にトップチームデビューを記録します。

その後の活躍からセビージャに移籍すると、2013-14、2014-15シーズンのUEFAヨーロッパリーグ連覇に大きく貢献するなどの活躍を見せます。

そしてアトレティコ・マドリードに移籍する際には一悶着あり、2017-18シーズンからこれまで思ったような活躍は見せられていません。

 

ビトーロは主にサイドハーフや、セカンドフォワードのポジションでのプレーが多い選手です。

元々はサイドの選手だった為、テクニックとスピードを活かしたドリブルは素晴らしい物を持っており、突破からクロスやシュートなどで決定機を演出します。

さらに豊富な運動量でチームを攻守両面で支えることが出来ます。

ここ最近はあまり出場機会を得ることが出来ず、30歳を超えたビトーロとしても、この夏は移籍を考えていると思うので再び国内のクラブへの移籍があるのではないでしょうか。

 

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最新アトレティコ・マドリード2021夏移籍噂の補強ポイント

2021アトレティコ・マドリードの補強ポイントとして、

まずは前線の補強を優先するだろうと予想されます。

昨夏に獲得したスアレスが大活躍して、フェリックスなどもいる前線ですが、スアレスもベテランのため

もう1人核になるような若手~中堅の選手の補強がポイントになってくると思います。

 

中盤に関しては、サウールが放出となった場合には1人こちらはトレードなのか移籍で取るのかは分かりませんが動くと思われます。

 

DF、GKには安定したメンバーが揃っていますが主力の負担を減らすような若いバックアップメンバーなどを獲得するかもしれません。

 

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最新アトレティコ・マドリード2021夏移籍決定情報

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まとめ

昨季ラ・リーガを見事制したアトレティコ・マドリードについて、2021年夏の移籍情報、噂の獲得、放出候補と補強ポイントについてまとめました。

財政的に厳しい中でのこの夏の移籍市場での動きは、来シーズンのラリーガ連覇や、チャンピオンズリーグの舞台で結果を残すためにも必要な投資であり、どんな選手を連れてくるのか注目です(^^)/

 

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