レアルベティスの戦術・フォーメーションとスタメンは?有名選手や日本人メンバーも紹介!

レアルベティスの戦術・フォーメーションとスタメンは?有名選手や日本人メンバーも紹介!

こんにちは!

2021-22シーズンのラ・リーガで好調を見せ、

リーグ戦25試合を終えた時点で3位に着けているレアル・ベティス。

チャンピオンズリーグ出場圏内でのフィニッシュを果たせば、

2005-06シーズン以来となることからも、今シーズンの躍進が伺えると思います。

本記事では、そのレアル・ベティスの戦術やフォーメーション、

有名選手や、過去に在籍した日本人選手についてまとめてみました!

 

レアルベティスの戦術

マヌエル・ペジェグリーニ監督の下、今シーズンのベティスは、

リーガ屈指の攻撃的なタレントを揃え、

その選手たちを活かすための守備ラインを高く設定した

攻撃的スタイルで好調を見せています。

 

今季のラ・リーガにおいてレアル・マドリードに次いで得点を記録しているのが、

ベティスであり、リーグ戦25試合を終えて47得点を記録し、

バルセロナやアトレティコ・マドリードを抑えて、リーグ3位に着けています。

 

クラブの歴史から見ても好調なシーズンを過ごしています。

 

現在チームを指揮しているのは、就任2年目となるマヌエル・ペジェグリーニであり、

キャリアの多くで4-2-3-1のシステムを採用し、ベティスでもこのシステムが採用されています。

 

ベティスの攻撃的なサッカーは、2017年から2019年まで率いていた

キケ・セティエン監督時代にも話題を呼び、現在のベティスにも多くの部分で活かされていますが、

ペジェグリーニ監督が修正を加えた点は大きく2つあり、

ネガティブトランジションと、ポゼッションにはこだわらないという点が挙げられます。

 

攻撃から守備の切り替えを徹底し、人数を掛けて寄せることで、

相手に「自由を与えない」「攻撃を遅らせる」という狙いがあり、

基本的に高い守備ラインを保つベティスにとっては、試合の鍵を握ります。

 

攻撃に関しては、特に2列目の選手たち

(フアンミ、フェキル、カナーレス、テージョ、ホアキン)は、

ビッグクラブに負けず劣らないタレントを揃えており、

この選手たちが自由にプレーするためのスペースメイクが戦術に組まれています。

 

また、SBも積極的に攻撃参加を行い、ハーフスペースにポジションを取ったり、

ワイドに開くことで逆サイドにフリーマンを作り、その選手にボールを当ててチャンスを作り出すなど、

厚みのある攻撃が見られ、押し込んでいる状況では6トップとも取れる状況も生まれます。

 

更に、この戦術を完成させたと言っても過言ではないのが、

フアンミの覚醒です。

昨シーズンも攻撃の形は作れていてもフィニッシュワークが上手く行かず、

リーガでの総得点数は50得点でしたが、

今季は2月末の時点で、昨季に迫る47得点を記録しています。

 

フアンミは以前から「上手さ」が光る選手ではありましたが、

なかなか数字に結びつかないシーズンを送っていました。

今季は現時点で、チームのトップスコアラーである12ゴールを決め、

シーズンとしては既にキャリアハイとなる16ゴールを記録しています。

 

ベティスは複数の選手が得点できるサッカーを展開していますが、

明確なゴールゲッターが台頭してくれたことは、今季最大のサプライズと言えそうです。

 

また、ペジェグリーニ監督の下では、

ボランチに入るウィリアム・カルバーリョも重要な選手の一人として君臨し、

コンビを務める、ギド・ロドリゲスやアンドレス・グアルダードと共に、

前線の攻撃的なタレントを活かすためのゲームメイクや、

攻撃時に前掛かりとなるとチームのバランスを取ったり、

トランジションのスイッチ役としても存在感を増しています。

 

守備面に関しては、

即時奪回を狙いますが、1人で対応できない場合は人数を掛けるため、

相手に突破されてしまうとスペースを突かれてしまうリスクがあり、

高い攻撃力と、守備の脆さは表裏一体となっています。

 

レアルベティスのフォーメーション・スタメン

フォーメーション:4-2-3-1①

 

フォーメーション:4-2-3-1①

2022年2月21日:vsマジョルカ

 

ペジェグリーニ監督がキャリアの中でも最も信頼するシステムであり、

ベティスでも今シーズン、全ての試合でこのシステムが採用されています。

 

前述のとおり、

フアンミ、フェキル、カナーレス、テージョ、ホアキンといった2列目のタレントは、

リーガ屈指のタレント・テクニシャン揃いであり、

流れの中でポジションを入れ替えることも多いだけではなく、

どの選手も2列目のどこでもプレーできるため、相手としては捕まえづらいのも強みです。

 

また、ゲームメイクができるカナーレスがボランチで起用されることもあります。

 

スポンサーリンク

フォーメーション:4-2-3-1②

 

フォーメーション:4-2-3-1②

2022年2月18日:vsゼニト(UEFAヨーロッパリーグ)

 

ペジェグリーニ監督は疲労など、選手への負担を考える監督であり、

特に連戦となると、積極的にターンオーバーを行います。

 

リーグ戦の間に行われたヨーロッパリーグ・ゼニト戦では、

基本メンバーであるマジョルカ戦のメンバーと比べると、多くの選手が入れ替わっています。

 

ですが、選手が入れ替わっても、戦術的な姿勢は変わらず、

クオリティが落ちないのも、ペジェグリーニ監督の特徴の一つと言えます。

 

スポンサーリンク

レアルベティスの有名選手

マルク・バルトラ(CB)

 

バルセロナの下部組織出身の選手で、そのバルセロナでトップデビュー後、

ドルトムントを経て、現在までベティスでプレーしています。

 

ドルトムントでは、2017年4月にバス爆破事件の直接的被害に見舞われるなど、

精神的にもダメージを負ってしまいましたが、現在はその悲劇を乗り越え、

特に昨年末あたりからは、

かつてのバルトラの姿を上回るパフォーマンスで、チームに安定感をもたらしています。

 

バルトラは、バルセロナの下部組織出身の選手だけあって、

足元の技術、パス精度に優れており、

後方から組み立てに参加したり、フィードで起点になることもあります。

 

守備に関しては不安定な部分もあり、簡単なミスをしてしまうことや、

特にスピード勝負となると、置き去りにされてしまうシーンもありましたが、

近年は予測の部分での成長が見られ、振り切られる前にボールを刈り取ったりするなどの対応を見せ、

ベテランの域に入り、守備面でも安定感が増しています。

 

バルセロナ時代、ドルトムント時代の彼を知っている方は、頼もしくなった現在の姿にも注目です!

ナビル・フェキル(CAM)

 

2列目のタレントの中でも、ベティスの攻撃を牽引しているのがフェキルであり、

相手にすると、とても厄介な選手です。

 

主な起用ポジションはトップ下ですが、2列目ならどこでもプレーできる選手です。

 

フェキルは、オリンピック・リヨンの下部組織からトップチームに上がった選手であり、

そのリヨンでは通算193試合に出場し、69ゴール46アシストを記録しており、

ビッグクラブから度々名前が挙がる人気銘柄でしたが、2019年の夏の移籍市場で、

ベティスを新天地に選択したことは一部話題を呼びました。

 

プレースタイルは、

巧みなテクニックとドリブルスキルを活かし、攻撃を牽引できる選手であり、

サイドに流れて仕掛けたり、中央から侵入したりと、

自由にポジションを取るためDFとしては厄介な選手です。

 

その巧みなドリブルから、フェキルを止めることに一苦労するため、

リヨン、ベティスで毎シーズン被ファウル数(ファウルを受ける回数)で上位に着けています。

 

また、FKや狙い澄ましたコントロールシュートも得意であり、

彼がボールを持っているときのプレーには特に注目です!

 

スポンサーリンク

ホアキン・サンチェス(LW,CAM)

 

ベティスを語る上で外せないレジェンド、ホアキン・サンチェスです。

 

40歳を迎え、ベティコ(ベティスサポーターの愛称)のみならず、

クラブを跨ぎサポーターから愛されるスペインの生きる伝説として、今シーズンも戦っています。

 

しかし、そのホアキンも今シーズン限りでの引退を発表しており、

残りのシーズンが最後の勇姿となります。

 

※2022/4/25追記:コパデルレイ(スペイン国王杯)優勝のセレモニーにて、もう1年プレーを継続することが宣言されました(^^)/

 

ホアキンはベティスの下部組織出身であり、トップチームでプレーした後、

バレンシア、マラガ、フィオレンティーナに在籍していた時期もありましたが、

再びベティスに戻り、

2022年2月末の時点で通算436試合に出場し、まさにベティスのレジェンドです。

 

ホアキンの全盛期のプレーは、スペイン随一のドリブラーと称された選手で、

スピードに乗ったドリブルや、一瞬の動き出しからマークを剥がし、チャンスへと繋げていました。

 

シュート技術も非常に高く、カットインからのシュートや、ミドルシュート、

コースを狙い澄ましたコントロールシュートでゴールを重ねてきました。

 

ベテランとなった現在のホアキンにとって、ターニングポイントとなったのが、

2017年から2年間ベティスを率いたキケ・セティエン監督であり、

チームがパスを多く繋ぐスタイルに変わったことで、ホアキンの役割も変わり、

ウイングとしてのプレーではなく、ゲームメイクに絡むことが求められ、

年齢に応じたプレーをすることができました。

 

そして、時に全盛期を彷彿とさせるプレーでスタジアムを沸かせていますが、

特に、38歳で臨んだ2019-20シーズンに、

リーガ最年長ハットトリックを記録し、ホアキンの健在っぷりを見せました。

 

また、ホアキンはロッカールームや、メディアでのリップサービスなどで見られる、

ユーモラスな人柄も相まって、人々を魅了しています。

 

残りのシーズン、ホアキンがいかにサポーターに愛されているのか、

熱いサポーターを持つビジャマリン(ベティスの本拠地)の雰囲気を感じながら見てみるのも、

面白いと思います!

 

スポンサーリンク

レアルベティスの日本人選手

 

過去には、2018-19シーズンの1年のみ、日本人である乾貴士選手が在籍していました。

※2019年1月24日からの約半年間、デポルティーボ・アラベスにローン移籍

 

<乾選手の主な成績>
リーグ戦:8試合/0ゴール/0アシスト
UEFAヨーロッパリーグ:4試合/0ゴール/0アシスト
コパ・デル・レイ:2試合/0ゴール/1アシスト

 

エイバルで実績を上げ、

日本人にとっての鬼門とも言えるスペインの舞台で活躍を見せた乾は、

その活躍が評価され、2018年6月にベティスへと移籍します。

 

シーズン序盤は、他の選手のコンディション面による問題などから出場機会を得ていましたが、

監督から求められるプレーを体現できず、次第にベンチを温めることとなります。

 

3-4-2-1の2シャドーの一角で起用されていましたが、

ボールを持って仕掛けることで、チャンスを生み出していくことが得意な乾に、

良い形でボールが入ることが少なく、戦術的にも合わなかったと言えます。

 

また、シーズン途中に3-5-2のシステムに変更したことで、

シャドーのポジションもなくなり、代表招集を除いてリーグ戦6試合出番がなく、

加入から半年でアラベスへとローン移籍することとなっています。

 

このため、残念ながらベティスでの成功とはいきませんでした。

 

ベティス加入後のセレモニーで歓迎を受ける乾貴士選手

 

スポンサーリンク

レアルベティスの監督

 

現在、ベティスを率いているのは就任2年目となるマヌエル・ペジェグリーニです。

 

チリ人である彼は、現役時代を母国のクルブ・ウニベルシダ・デ・チレでプレーし、

ワン・クラブ・マン(一筋)でキャリアを終え、指導者の道へと進みます。

 

現在までにスペインでは、ビジャレアル、レアル・マドリード、マラガを率いていたほか、

マンチェスター・シティでも3シーズンに渡り指揮を執り、特にシティ時代は、

プレミアリーグ優勝と、2度の国内カップ制覇に導いた名将の一人です。

 

ペジェグリーニの特徴は、4-2-3-1のシステムを好み、

攻撃的なポジッションサッカーを展開する監督であり、

シティで優勝を果たした2013-14シーズンのリーグ総得点は102ゴールを記録しています。

 

また、カップ戦などで連戦が続く場合には、ターンオーバーを積極的に用いる監督であり、

疲労などによるコンディション面も重要視します。

 

ペジェグリーニ監督は、現在68歳と高齢ではありますが、その野心は変わらず、

自身が得意としていたポゼッションのサッカーをブラッシュアップし、ベティスにフィットさせています。

 

そして、今季のベティスとしては、

現時点でチャンピオンズリーグ圏内へのフィニッシュを狙える位置に着けていますが、

ベティスが重要視するのはリーグ順位ではなく

「コパ・デル・レイ」の優勝です。

 

バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードといった

リーガ3強に数えられるクラブは既に敗退しており、

ベティスを含む、ラージョ・バジェカーノ、バレンシア、アスレティック・ビルバオが

準決勝へと駒を進めています。

 

ベティコ(ベティスサポーターの愛称)が描く理想のシナリオは、

このコパ・デル・レイでの優勝と、今季限りで引退するホアキンがカップを掲げる姿を見届けることであり、

本命はここにあると言えます。

 

ベティスにタイトルをもたらすことができれば、

ペジェグリーニ監督もベティスのレジェンドとして、サポーターから愛され、

歴史に名を刻むことになるでしょう!

 

スポンサーリンク

まとめ

レアル・ベティスの戦術やフォーメーション、

有名選手や、過去に在籍した日本人選手についてまとめてみました!

今季、ラ・リーガ屈指の攻撃力を誇るベティスは野心に満ちたチームであり、

テクニシャン揃いのタレントを見ても、面白いサッカーを見せています。

このため、リーガ3強のほかにも、今季勢いに乗っているレアル・ベティスにも注目です!

 

スポンサーリンク