こんにちは!
現在世界4大リーグの中でも観客動員数や経営も安定しているチームが多いドイツ・ブンデスリーガには、日本人選手が多く在籍していることで馴染み深いリーグとなっています。
その中でも2022/23シーズンから板倉滉が移籍し、最近では神村学園の超高校級のストライカーである福田師王が移籍することでも話題となったのが、ブンデスリーガの中で古豪と呼ばれるボルシアMGです。
この記事ではそんなボルシアMGのフォーメーション・スタメンや戦術、監督に強さ・評価までたっぷりとご紹介します。
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ボルシアMG | フォーメーション・スタメン
フォーメーション・スタメン①
4-2-3-1
現在ボルシアMGが主に採用しているのが、4-2-3-1というフォーメーションです。
2022/23シーズンのリーグ戦15試合が終了した時点で13試合に使われている形となっているこのフォーメーション。
基本的にはしっかりと足元のあるDFラインとボランチ2枚でボールを回し、ゲームを組み立てながら、器用なことができるホフマンとクラマーに預けて、最後は前線でスピードのあるテュラム、プレアなどの裏抜けを狙っていく形を攻撃ではとっています。
またサイドハーフの2人が中に入ってきて、空いたスペースをサイドバックが使うという形も得意としています。
守備面においては両サイドバックが攻撃的になることが多いため、センターバックとGKの3人にかかる負担は大きくなりますが、そこは個の力が高い3人が揃っているので何とか凌いでいるという印象です。
フォーメーション・スタメン②
4-3-3
2022/23シーズンで2試合のみ採用されたのが、4-3-3のフォーメーションです。
この4-3-3は第4節バイエルン・ミュンヘン戦と第5節マインツ戦の2試合で採用されていました。
まだノイハウスが長期離脱する前だったこともあり、クラマーがアンカーに入り、コネとノイハウスという攻守両面に貢献できる2人をインサイドハーフに起用しています。
強豪のバイエルン戦では相手に一方的に攻められながらも、中盤の3枚とDFラインの4枚で必死に守りながら、1本のロングパスに抜けたテュラムが1人で決めきり、1-1の引き分けという結果を残していました。
第5節のマインツ戦以来、採用されていないフォーメーションですが、ノイハウスが怪我から復帰してくれば、再び見ることができるかもしれません。
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ボルシアMG | 戦術・特徴
2022/23シーズン、新たにダニエル・ファルケ監督を迎えたボルシアMGは、ここまで4-2-3-1のフォーメーションを軸に戦ってきています。
攻守両面に個のある選手が多く揃っている中で、ファルケ監督は自身の哲学でもある攻撃的なサッカーを目指していて、DFラインから全員でパスを繋ぎ、ゴールを目指す形を理想としています。
しかし、上位相手などにはしっかりと守備を固めて、フランス代表でも圧倒的な身体能力を見せたテュラム中心にカウンター攻撃を見せるなど柔軟な戦い方も見せています。
攻撃的なサッカーを目指す中で、守備面には不安がまだまだ残っているボルシアMGはリーグ戦15試合が終了した時点で、クリーンシートで終えた試合が僅か2試合しかありません。
今後、後半戦にボルシアMGがCL出場権を獲得するためには、攻撃的なサッカーは継続しつつ、守備の改善が必要になってくると思うので、ファルケ監督の手腕に期待したいところです。
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ボルシアMG | 監督
Gladbach coach Daniel Farke on Yann Sommer rumours: “I’m totally relaxed because there are always discussions about good players. He’s one of Europe’s best goalkeepers. He has a contract until the summer and we have no intention at all of letting him go” [@SPORT1] pic.twitter.com/OYb9p6mH6E
— Bayern & Germany (@iMiaSanMia) January 3, 2023
ダニエル・ファルケ
出身:ドイツ
生年月日:1976年10月30日/47歳
<選手経歴>
1995-2011:SCパーターボルン
2003-2004:SVリップシュタット
2003–2005 SV ヴィルヘルムスハーフェン
2005 ボナーSC
2006 SVリップシュタット
2006–2007 SVメッペン
2007–2008 SVリップシュタット
<監督経歴>
2009–2015 SVリップシュタット
2015–2017 ボルシア・ドルトムント II
2017–2021 ノリッジ・シティ(イングランド)
2022年 クラスノダール(ロシア)
2022– ボルシア・メンヒェングラートバッハ
ダニエル・ファルケは現役時代はドイツの下部リーグでストライカーとしてプレーしていましたが、全く無名のまま2008年に現役を引退しました。
その後、2009年から引退したSVリップシュタットで6年間監督としてのキャリアを積むと、2015年からはドルトムントのリザーブチームを指揮。
そして2017年からは自身初の国外挑戦となる、イングランド2部ノリッジの監督に就任します。
ノリッジでは2度のプレミアリーグ昇格に導くなどの手腕を発揮しましたが、プレミアリーグでは全く勝つことができず、2021年11月に解任となっていました。
2022年1月からはロシアのクラスノダールの監督に就任しますが、戦争の影響もあり、すぐに退任すると、2022/23シーズンからはボルシアMGの監督に就任し、久しぶりに母国ドイツで指揮を執ることになりました。
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ボルシアMG | 強さ・評価
■直近3シーズンの成績
・ブンデスリーガ
2019-2020:4位
2020-2021:8位
2021-2022:10位
・DFBポカール
2019-2020:2回戦敗退
2020-2021:準々決勝敗退
2021-2022:ベスト16敗退
・ヨーロッパ大会
2019-2020:UEFAヨーロッパリーグ グループステージ敗退
2020-2021:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16
ボルシアMGといえば古豪として知られていて、1970年代には現在のバイエルンのような強さを誇っていました。
そんなボルシアMGですが、直近の3シーズンを見てみると、2019/20シーズンにはリーグ戦で4位という結果を残し、翌年2020/21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではベスト16に進出して、チーム力の高さを見せていました。
しかし、ここ2シーズンはリーグ戦でヨーロッパ大会の出場権を確保することができていない状況となっているので、第15節終了時点で8位ですが、今シーズンこそは6位以内を目指して、来シーズンヨーロッパの舞台で戦うボルシアMGの姿を見たいところですね。
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まとめ
日本人選手の加入もあり話題となっている、ボルシアMGのフォーメーション・スタメンや戦術、監督に強さ・評価についてご紹介しました。
レギュラーに定着している板倉とまずはリザーブチームからスタートする福田が在籍しているということで、間違いなく日本人から注目を集めることになるボルシアMG。
そんなボルシアMGは日本人選手以外にも、魅力的な選手がたくさんいて、見ていて楽しいサッカーを展開してくれるので、ブンデスリーガで推しクラブが決まっていない方にはオススメのクラブとなっています!
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