こんにちは!
イングランド・プレミアリーグの2022-23シーズンは、カタールW杯の影響もあり、いつもより早めの日本時間8月6日(土)に開幕します。
昨年2021-22シーズンは、マンチェスター・シティとリバプールのデッドヒートの末にマンチェスター・シティが優勝となり、2連覇を達成しました。
他にも2021-22シーズンは、最終節までCL権争い、残留争いがもつれ込み、例年以上の盛り上がりを見せたプレミアリーグ。
そこで本記事では、プレミアリーグ2022-23の最終順位を予想するとともに、どのチームが優勝候補となるか優勝争いの行方を占います。
そして、注目の集まる欧州カップ戦であるCL(UEFAチャンピオンズリーグ)、EL(UEFAヨーロッパリーグ)、ECL(UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ)出場権獲得チームや残留・降格争いについても予想をしてみました。
\ 2023-24シーズンの優勝予想・順位予想はこちら(^^)/ /
>>プレミアリーグ2023-24優勝候補と順位予想!CL・EL・ECL出場権と降格争いは?
プレミアリーグ2022-23優勝候補と順位予想!CL・EL・ECL出場権と降格争いは?
結論!最終順位表を予想
イングランド・プレミアリーグ2022-2023の最終順位は、次のように予想します
今シーズンも的確な補強をしているマンチェスター・シティは強く、マンチェスター・ユナイテッド以来のプレミアリーグ3連覇が濃厚ではないかと予想しています。
2022-23シーズン 予想順位(今季) | チーム名 | CL・EL・降格等 | 2021-22シーズン 結果順位(昨季) |
1位 | マンチェスター・シティ | CL出場権 | 1位 |
2位 | リバプール | CL出場権 | 2位 |
3位 | トッテナム・ホットスパー | CL出場権 | 4位 |
4位 | アーセナル | CL出場権 | 5位 |
5位 | チェルシー | EL出場権 | 3位 |
6位 | マンチェスター・ユナイテッド | EL出場権 | 6位 |
7位 | ウェストハム・ユナイテッド | ECL出場権 | 7位 |
8位 | ニューカッスル・ユナイテッド | – | 11位 |
9位 | アストン・ヴィラ | – | 14位 |
10位 | ブライトン | – | 8位 |
11位 | ウルヴァーハンプトン | – | 10位 |
12位 | レスター・シティ | – | 12位 |
13位 | クリスタル・パレス | – | 17位 |
14位 | リーズ・ユナイテッド | – | 15位 |
15位 | ブレントフォード | – | 13位 |
16位 | エヴァートン | – | 16位 |
17位 | ノッティンガム・フォレスト | – | CS4位、昇格PO優勝 |
18位 | フラム | 自動降格 | CS1位 |
19位 | サウサンプトン | 自動降格 | 15位 |
20位 | ボーンマス | 自動降格 | CS2位 |
欧州カップ戦への出場権獲得予想ですが、
・チャンピオンズリーグ出場権は、マンチェスターシティ・リバプール・トッテナム・アーセナルの4チームが獲得
・ヨーロッパリーグ出場権は、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが獲得
・カンファレンスリーグ出場権は、ウェストハム・ユナイテッドと予想します。
また、残念ながら降格となってしまうのは、フラム・サウサンプトン・ボーンマスの3チームではないかと。
この後、具体的に順位予想の内容をみていきます。
優勝候補とCL出場権争い(1~4位)
2022-23シーズンの優勝、CL出場権争いは、昨年度と同じくマンチェスター・シティが先頭で引っ張っていく形となり、2021-22シーズン2位のリバプール、そして積極的な補強を見せているトッテナム・アーセナルの4チームで争っていくのではないかと予想します。
まず3連覇を目指すマンチェスター・シティは、夏の移籍市場でガブリエル・ジェズス、スターリングとこれまで攻撃を引っ張ってきた2選手を放出しましたが、全世界が注目するハーランドを獲得。
さらに中盤にはカルヴィン・フィリップスも獲得するなど、プレミアリーグ3連覇、そして念願のCL優勝に向けて盤石の布陣を整えているため、他のチームより1つ頭が出ていると言えます。
一方、2021-22シーズン惜しくも2位に終わったリバプールは、高額の移籍金でヌニェスを獲得しましたが、マネ、南野、オリギなどを放出したため、ヌニェスのフィットが遅れた場合には優勝争いでシティに差を付けられてしまうかもしれません。
それでもクロップ監督の下で培ってきた戦術は浸透し切っていると思うので、シティの対抗馬筆頭であることには間違いと思います。
3位に予想したトッテナムは、2021-22シーズンの後半戦に見せたコンテ監督の戦術が浸透している部分、ビスマやリシャルリソンなどプレミアリーグで実績のある選手を補強したので、2強に食らいつくことができる唯一のチームになってくるのではないかとと予想します。
そしてアーセナルは、ガブリエル・ジェズスやジンチェンコなど弱点のポジションをシティから効果的な補強を見せています。
さらに2021-22シーズンに躍進を見せたサカ、マルティネッリ、スミスロウなどの若手選手たちが引き続き進化を見せれば、CL出場権獲得が見えてくるのではないでしょうか。
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中位・EL・ECL出場権争い(5~9位)
中位・EL、ECL出場権となる5位~9位の争いは、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ヴィラの争いになっていくのではないかと予想しています。
チェルシーはリュディガー、クリステンセンとセンターバック2枚を放出し、クリバリを獲得したものの、思うような補強がこの夏の移籍市場で進んでいません。
CL出場権を争うチームであることは間違いありませんが、リーグ戦で20ゴールを決められるストライカーがいないことが懸念点となってくるかもしれません。
次にマンチェスター・ユナイテッドですが、アヤックスからテンハグを新監督に迎えましたが、新戦力の補強に苦労していて、ポグバやカバーニなど、これまでチームの中心として活躍していた選手を放出したため、転換期を迎えています。
そのため2022-23シーズンはテンハグの戦術が浸透するまで時間がかかるようであれば、苦戦するシーズンになるかもしれません。
ビッグ6の対抗馬筆頭として候補にあがるウェストハムは、チームの中心であるライスが残留濃厚で、パリ・サンジェルマンやミランも狙っていたスカマッカを獲得したことによる得点力アップが期待されていて、今後の補強次第ではCL出場権を争う存在になってくるのではないかと予想します。
そしてニューカッスルは2021-22シーズンの途中にサウジアラビアのオーナーに買収されると、的確な補強とハウ監督の手腕で一気に後半戦順位をあげました。
この夏の移籍市場でもGKのポープや若手有望株のボットマンなどまたしてもピンポイントで良い補強をしているため、2022-23シーズンかなり注目が集まっているクラブです。
またアストンヴィラはビッククラブが狙っていたジエゴ・カルロスを補強し、コウチーニョも完全移籍で獲得したため、ジェラード体制2年目となる2022-23シーズン、躍進が期待されています。
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中位~下位争い(10~14位)
中位、下位争いとなる10位~14位の争いは、
ブライトン、ウルヴァーハンプトン、レスター・シティ、クリスタル・パレス、リーズ・ユナイテッドの5チームを予想します。
若き名将であるポッター監督率いるブライトンですが、チームの中心選手だったビスマをトッテナムに放出したため、チームの完成度は高まっているものの、個の強烈さに欠ける印象があります。
ブライトンではレンタル移籍から復帰した日本代表の三笘薫が、初挑戦のプレミアリーグでどれだけのインパクトを残すことが出来るのかという部分に日本人としては期待が集まりますね。
毎シーズン安定した成績を残しているウルヴァーハンプトンですが、少しチームとして伸び悩んでいる印象を感じる2021-22シーズンからどれだけ成長できるかが新シーズンの鍵になってくるのではないかと予想します。
それでもポデンセやペドロネトなど強力な個を持つ前線の選手がいるため、彼らが本来の力を発揮できれば、上位進出も見えてくるでしょう。
2021-22シーズンに順位を落としてしまったレスター・シティは、ここまで夏の移籍市場で目立った動きを見せておらず、主力のマディソンなどに移籍の噂が出ている状況です。
仮に2022-23シーズンも得点源をベテランのヴァーディに頼らなければいけない状況になると、怪我で離脱した際に苦しむことになるので、彼に代わるストライカーを補強したいところだと思います。
クリスタル・パレスは2021-22シーズン、ヴィエラ新監督の下で新たなスタイルを見せ始めた印象があり、前線にはザハ、アイェウなど強力なメンバーが揃っているので爆発力には期待ができます。
しかし、2021-22シーズン主力として活躍したコナー・ギャラガーがチェルシーへ復帰してしまったのでチームの攻撃のタクトを振るう選手を補強する必要があるかもしれません。
2021-22シーズンまさかの残留争いに巻き込まれてしまったリーズ・ユナイテッドは、カルヴィン・フィリップスの放出があったものの、マーシュ監督のコネを活かしてザルツブルク、ライプツィヒから即戦力を獲得しています。
さらに2021-22シーズンは怪我で苦しんだストライカーのバンフォードが再び復帰し、力を発揮できれば残留争いに巻き込まれるようなことは無いと予想します。
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残留降格争い(15~20位)
熾烈な残留争いに加わる6チームは、
ブレントフォード、エヴァートン、ノッティンガム・フォレスト、フラム、サウサンプトン、ボーンマスと予想します。
残留降格争いに上げたこの6チーム、まずはブレントフォード、エヴァートン、サウサンプトンと2021-22シーズンもプレミアリーグで戦っていた3チームについてです。
ブレントフォードは他のクラブと比べるとネームバリューには劣りますが、チームでやりたいサッカーがはっきりしていて、その部分を2022-23シーズンも貫くことが出来れば残留は可能だと思います。
補強ではアーセナルが狙っていたヒッキーをボローニャから獲得するなど、適材適所で良い補強を見せています。
2021-22シーズン、最終節までの残留を争ったエヴァートンはエースのリシャルリソンがトッテナムに引き抜かれてしまい、補強もバーンリーからマクニールとタルコフスキーを補強したのみとなっています。
本来10位以内を目指すべきチームですが、ランパード監督の目指すサッカーが見えないこともあり、2022-23シーズンも再び残留争いに巻き込まれてしまうのではないかと思ってしまう状況となっています。
そして19位で降格と予想したサウサンプトンですが、その理由としてはやはり選手層の薄さが2021-22シーズンから出てしまっていて、夏の移籍市場でも補強が進んでいないという部分が一つ。
さらに得点源であったブロヤがチェルシーに復帰してしまったため、また新たなストライカーを探さなければいけないという状況も不安なポイントとなっています。
そしてここからは、2021-22シーズンの昇格クラブについて見ていきます。
まずは昇格プレーオフを勝ち抜き、昇格してきたノッティンガム・フォレスト。
ノッティンガムは豊富な資金力を活かして、この夏の移籍市場でユナイテッドからディーン・ヘンダーソンとリンガード、リバプールからネコ・ウィリアムズ、さらにブンデスリーガからも実力者を数名補強していて、プレミアリーグ全クラブの中で最も積極的な補強を行っているクラブとなっています。
多くの選手が新加入な分、チームを新しく作らなければいけないというデメリットがありますが、もしこの新戦力たちがしっかりとハマれば、1シーズンでの降格は免れるのではないかと予想します。
次にチャンピオンシップを優勝して昇格してきたフラム。
このチームの鍵を握るのはこれまでチャンピオンシップでは得点を量産し続けるも、プレミアリーグの舞台に上がると実力を発揮できないエースのミトロビッチでしょう。
彼がプレミアリーグでも10点以上を奪う活躍を見せることが出来れば、マルコシウバ監督の下で残留することができるかもしれません。
最後にチャンピオンシップを2位で昇格してきたボーンマス。
スコット・パーカー監督の下でビリングやブルックス、ソランケなど粒揃いのタレントを揃えていますが、やはりプレミアリーグで見ると選手の力が足りないのではないかと予想されます。
その為、夏の移籍市場であと2人ほど強力な個を持つ選手を補強できれば、残留への道が見えてくるのではないでしょうか。
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まとめ
現状プレミアリーグは他のリーグの強豪が狙っている選手を中堅、もしくは下位のクラブが補強するようになっており、どのチームもあまり差がない状態となっています。
そのためビック6でも毎節どこかのチームが負けていることがあり、どの試合もスリリングな展開を味わえるのがプレミアリーグの最大の特徴だと思います。
2022/07/31時点では、この夏の移籍市場は開いており、移籍市場が閉まる8/31にまでどのクラブも多くの選手を獲得・放出することが予想されます。
2022-23シーズンはカタールW杯が異例の日程で開催されることもあり、各クラブがどのような戦力のやりくりを見せていくのかという部分にも注目です。
果たして2022-23シーズンのプレミアリーグは、どのようなドラマが待っているのか注目して楽しんでいきましょう!
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