プレミアリーグ2021夏の移籍期間と期限は?条件・ルールまとめ!

こんにちは!

毎年、シーズンの終盤となる2月〜4月頃から出てくるのが夏の移籍市場に関するニュースです。

イングランド・プレミアリーグは世界トップレベルのリーグということもあって、様々なリーグから多くの選手が毎年高額の移籍金でやってくるわけですが、

このプレミアリーグの移籍には実は様々なルールや条件があります。

そこで、これから盛んに報道される移籍関連ニュースがより理解できて、楽しめるように、

本記事で、プレミアリーグ2021夏の移籍期間、期限や条件・ルールについてまとめていきたいと思います!

 

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プレミアリーグ2021夏の移籍期間と期限は?条件・ルールまとめ!

プレミアリーグ2021夏の移籍期間と期限、日本時間ではいつまで?

プレミアリーグの夏の移籍期間というのは元々6月10日に開いて、9月1日に閉まるというのが近年の基本的な移籍期間となっていました。

この場合日本時間では9月2日午前2時までとなっています。

なので毎年この時期は海外サッカーファンにとって最後の滑り込み移籍を見るために深夜までワクワクが止まらない時間になってます!

 

しかし1920シーズンは新型コロナウイルスの影響によって、シーズンの終了が遅れたことにより、特例としてプレミアリーグの移籍期間は7月27日~10月5日と変更されました。

さらに10月5日~10月16日の間は国内限定の移籍期間を設けるという変更もありました。

 

2021夏の移籍期間については、まだ正式に決まっていませんが、おそらくこのままシーズンが予定通りに終了すれば従来通り6月10日から9月1日の移籍期間になると思われます。

こちらは順次発表があり次第、更新していきます!

 

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プレミアリーグへの移籍条件とルール

プレミアリーグでは他のリーグに比べると、まず移籍するために越えなければいけない条件やルールが多く存在します。

 

まず、1つ目は、この後詳しく説明する労働許可証についてです。

イギリスで働く外国人は労働許可証を取得する必要があるという法律に基づき、サッカー選手にも多くの条件が課されています。

 

そして、2つ目は「ホーム・グロウン・ルール」という最近新たに導入されたルールです。

現在プレミアリーグにはリーガ・エスパニョーラやセリエAが3人までとしている外国人(EU外国籍)枠こそありませんが、

トップチームに登録する25人中8人以上は15歳から21歳までに3シーズン、または36カ月以上イングランドやウェールズのクラブ(下部組織を含む)で国籍は問いませんがプレーしている選手でなければいけない、

という独自の「ホーム・グロウン・ルール」が10-11年シーズンから導入されました。

 

このルールの導入により、今まではどんどん他リーグから大物選手を取っていたプレミアリーグのビッグクラブですが、

ホームグロウンの選手が貴重になったことでこのルールに含まれている選手の移籍金が評価以上の額になって来ています。

 

例を挙げてみると2019年の夏にレスター・シティからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した、

イングランド代表のハリー・マグワイア選手が移籍金8000万ポンド(約104億円)で、DFの移籍金最高額を更新する驚愕の移籍金となりました。

 

もう1つ、2020年の夏に同じくレスター・シティからチェルシーに移籍した、

イングランド代表ベン・チルウェル選手は移籍金5000万ポンド(約70億円)というSBとしては破格の移籍金となりました。

このようにホーム・グロウン・ルールというのは、プレミアリーグの移籍に大きく影響を与えているというのが良く分かりますね。

 

プレミアリーグの労働許可証について

先ほどの移籍条件の1つ目で触れたプレミアリーグにおける労働許可証について、詳しくまとめていきたいと思います。

 

まずイギリス国内(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)では、

EU国籍以外の選手がプレミアリーグなどのトップリーグでプレーするために外国人労働許可証を取得する必要がある

という規則があります。

 

そしてこの労働許可証を得るには非常に複雑で厳しい規定をクリアしなければなりません。

それは、

①FIFAランキングが50位以内の国の選手であること

②FIFAランキングにより、国際Aマッチ公式戦における出場割合の基準が変わる。

1~10位:過去2年の国際Aマッチ公式戦で30%以上の出場

11~20位:過去2年の国際Aマッチ公式戦で45%以上の出場

21~30位:過去2年の国際Aマッチ公式戦で60%以上の出場

30~50過去2年の国際Aマッチ公式戦で75%以上の出場

※21歳未満の場合は、対象期間が過去12か月に短縮される。
対象期間においてのAマッチで公式戦の割合が30%未満であった場合は親善試合を計算に含める。

③FIFAランキングや代表出場歴に関係なく、移籍金1000~1500万ポンド(約19億5000万~29億円)以上の市場価値のある選手であること

とあり、このように非常に複雑な規定が決まっている背景には、

近年なかなか代表チームが国際舞台で活躍出来ていない中で、代表チームを強化する為にイギリス国籍の選手をプレミアリーグでも多く出場機会が得られるようにするという狙いも見られます。

 

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プレミアリーグの労働許可証・特例について

先ほどの労働許可証についてですが、

3つの条件を満たすことが出来ない場合にも特例で労働許可が下りる場合があります。

 

その特例には条件がありポイント制で労働許可がおります、その条件がこちらです。

①:

移籍金がプレミアリーグ基準の75パーセント以上3ポイント)、または50パーセント以上2ポイント)、

選手のサラリーがプレミアリーグ基準の75パーセント2ポイント)、または50パーセント以上(2ポイント)など。

 

②:

また、欧州6大リーグあるいFIFAランキング20位以内の南米のチームで稼働可能な30パーセント以上プレーしている(1ポイント)。

UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、コパ・リベルタドーレスで稼働可能な30パーセント以上プレーしている(1ポイント)。

 

③:

アジアカップ、アフリカネーションズカップ準決勝以上1ポイント)、過去1年以内の大陸別選手権の予選ラウンド以上の稼働可能な30パーセント以上に出場(1ポイント)、

6大リーグやFIFAランキング20位内の南米クラブの2部リーグで稼働可能な30パーセント以上でプレーしている(1ポイント)。

 

このようないくつかの条件のうち5ポイントを獲得出来れば、例外として労働許可が降ります。

 

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プレミアリーグ移籍金の相場はいくら?

プレミアリーグは近年莫大な放映権料を基に上位のビッククラブはもちろん、中位や下位のチームでも他のリーグの上位クラブ以上の資金力を使い大型補強を行っています。

そんな中で昨夏コロナの影響でクラブの収入が減った中でもプレミアリーグは、2020夏の移籍期間で合計約1700億円を使用したということです。

 

この1700億円を20クラブで割ってみると、

1クラブの移籍金の相場は85億円となりますがもちろんクラブによって使用した金額は異なっており、

1位のチェルシー約310億円使用しているのに対して、バーンリーはなんと1円も使用せずに移籍期間を終えました。

 

個人の移籍金の相場で見ると、大体ある程度の実績がある選手は有望な若手選手を獲得する際には確実に10億円以上の移籍金がかかり

最大で100億円越えの移籍金があるのがプレミアリーグの2021年4月時点の移籍金となっています。

 

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プレミアリーグ移籍金の最高額は?

プレミアリーグの移籍金が高騰しているなかで歴代の移籍金最高額は誰なのか?

2021/04/11時点の情報をもとに、ランキング形式でまとめてみました(^^)/

今後、このランキングがどう更新されていくのか注目しておくのも面白いと思います。

第1位:ポール・ポグバ (MF フランス代表)

 

ユベントスマンチェスター・ユナイテッド

移籍金:1億500万ユーロ(約126億円)  移籍日:2016年8月

 

第1位は圧倒的な身体能力を見せるポール・ポグバ選手です。

ポグバは元々マンチェスター・ユナイテッドにいましたが、10代でユベントスに移籍してからというもの

イタリアの舞台で一気にワールドクラスのMFに成長していきました。

そんなポグバに古巣のマンチェスター・ユナイテッドは、当時不調だったクラブの起爆剤として126億円という莫大な移籍金を投じて再びポグバを獲得しました。

しかし歴代最高額に見合う活躍をしているかと聞かれると、それは少し厳しいものがあるのではないかというここまでの活躍で、試合に出場すれば素晴らしいプレーを見せるのですが

怪我やコンディション不良が多く稼働率が悪い部分が目立ってしまっています。

 

第2位:ハリー・マグワイア(DF イングランド代表)

レスター・シティマンチェスター・ユナイテッド

移籍金:8700万ユーロ(約104億円)  移籍日:2019年8月

 

第2位はイングランド代表の守備の要であるハリー・マグワイア選手です。

マグワイアはハルシティからレスター・シティに移籍し、持ち味のフィジカルの強さを活かし、イングランド代表でも活躍を見せると

DFリーダーを求めていたマンチェスター・ユナイテッドが、DF史上最高額となる104億円で獲得しました。

 

この高額な移籍金になったのは先ほど説明したホーム・グロウン・ルールによるものも大きいと思われます。

ここまでマグワイアはしっかりとマンチェスター・ユナイテッドの守備の要として活躍しており、移籍金に見合った活躍をしていると言えます。

 

第3位:フィルジル・ファン・ダイク(DF オランダ代表)

サウサンプトンリヴァプール

移籍金:8465万ユーロ(約101億円)  移籍日:2018年1月

 

第3位はリヴァプールの守備を一気に強固なものにしたフィルジル・ファン・ダイク選手です。

 

ファン・ダイクはセルティックからサウサンプトンに移籍して、プレミアリーグで頭角を現すと

2018年の冬に守備陣に少し不安があったリヴァプール101億円というDFとしては破格の移籍金で獲得しました。

その後の活躍はもう言わずもがなチャンピオンズ・リーグとプレミアリーグを獲得したリヴァプールの大黒柱として活躍して、高額な移籍金に見合う活躍を見せています。

 

第4位: ケパ・アリサバラガ(GK スペイン代表)

アスレティック・ビルバオチェルシー

移籍金:8000万ユーロ(約96億円)  移籍日:2018年8月

 

第4位はGKとしてプレミアリーグ最高額を記録した、ケパ・アリサバラガ選手です。

スペインのアスレティック・ビルバオで活躍を見せていたケパをチェルシーは、レアル・マドリードへ移籍したクルトワ選手の後釜に獲得しました。

しかし、移籍初年度から不安定なプレーを見せてしまい、今シーズンは新たにメンディ選手を獲得したことにより

ケパはレギュラーポジションから外れてしまっている状況で、この高額な移籍金に見合う活躍を見せているとは言いづらい状況にあります。

 

第4位:ニコラ・ぺぺ(FW コートジボワール代表)

リールアーセナル

移籍金:8000万ユーロ(約96億円)  移籍日:2019年8月

 

同じく第4位はケパと同額でアーセナルのニコラ・ペペ選手です。

コートジボワール代表で当時フランスのリールで素晴らしい活躍を見せていたペペを、アーセナル96億円というクラブ史上最高額で攻撃の中心としての活躍を願って獲得しました。

しかし移籍初年度、1920シーズンと目立った活躍を見せることができずにファンから批判の的となってしまいましたが、

2021シーズンはここまで本来の姿を取り戻しつつあるのでこれからの活躍に期待したいですね。

第4位:カイ・ハフェルツ(MF ドイツ代表)

レヴァークーゼンチェルシー

移籍金:8000万ユーロ(約96億円)  移籍日:2020年9月

 

同じく3人目の第5位はドイツの若き才能のカイ・ハフェルツ選手です。

ハフェルツはドイツのレヴァークーゼンで若くして中心選手として活躍して、チェルシー21歳のハフェルツに96億円をかけて2020シーズンの夏に獲得しました。

まだプレミアリーグの水には馴染みきれていないのか思いますが、まだまだ若い選手なので将来的にチェルシーの中心選手になる可能性が大いにあります。

 

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まとめ

今回は、プレミアリーグ2021夏の移籍期間と期限、条件・ルールについて紹介しました!

プレミアリーグの移籍というのは、思ったよりも様々なルールや規則があるということがご紹介できたと思います。

資金力豊かなプレミアリーグのチームが2021夏の移籍期間でどのような選手を補強していくのか、サッカーファンの関心を惹きつけるのは間違いないと思います。

日々の移籍報道のチェックの際に、ぜひ本記事おともにしてもらえれば嬉しいです(^^)/

 

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