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オランダ代表のフォーメーションは？注目選手や期待の若手と監督もご紹介！

国際大会 オランダ代表のフォーメーションは？注目選手や期待の若手と監督もご紹介！

こんにちは！

遂にW杯も開催ムードが漂ってきて、テレビなどでも盛んに特集が組まれるようになってきました。

今回紹介するオランダ代表は、サッカーの強豪国として有名ですが、これまでW杯を制覇したことがありません。

さらに前回のW杯ではまさかの出場権を得ることすらできずに、改革が迫られた中で、今大会はしっかりと出場権を獲得してきました。

今大会のグループリーグでは、グループAに入り、セネガル、エクアドル、そして開催国のカタールと同じグループとなっているオランダ代表、グループ突破に期待がかかります。

そこで本記事では、オランダ代表の若手を含めた注目選手や有名選手、そしてフォーメーションや監督についてご紹介します！

 

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目次

サッカーオランダ代表のフォーメーション・スタメン

3-4-2-1

オランダ代表　フォーメーション1

現在オランダ代表の基本フォーメーションといえるのが、この3-4-2-1です。

3バックはファン・ダイクを中心にワールドクラスの選手が揃っているため、個の力で守りきれる部分があるため、SHが上がったスペースを使われたとしても、無理の利くディフェンスで守ってくれます。

そして攻撃ではカウンターを重視しているため、ボールを奪ったらすぐに2ボランチを経由し、両サイドが空いていればサイドの選手に、中央が空いていればトップ下の選手にボールを預けて、一気に人数をかけていきます。

このフォーメーションで重要となってくるのは、やはり両サイドの運動量であり、ここの2人が攻守に貢献することができれば、試合を有利に運んでいくことができるはずです。

 

3-5-2

オランダ代表　フォーメーション2

もう1つオランダ代表が採用しているフォーメーションが、3-5-2です。

先ほどの3-4-2-1とほとんど形的には変わっていないこのフォーメーションですが、ボランチの2枚とサイドの2枚がより高い位置を取り、トップ下の選手と一列に並ぶことで、攻撃には厚み増し、守備では5枚の壁が立つことになります。

しかし、この壁を突破されてしまうと、一気にスペースが空くことになるので、少しリスクがある形といえます。

 

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サッカーオランダ代表の注目選手・有名なスター選手

フィルジル・ファン・ダイク(CB)

オランダ代表の注目スター選手1人目は、フィルジル・ファン・ダイク選手です。

ファン・ダイク選手は身長193㎝、1991年生まれ31歳のDF(CB)です。

 

オランダのフローニンゲンで2011年にプロデビューを果たしたファン・ダイクは、その後セルティックでのプレーを経由して、2015年9月にプレミアリーグのサウサンプトンへ移籍。

世界最高峰リーグでも屈指のDFに成長していくと、2017年12月には当時DFの移籍金としては最高額となる7500万ポンド(114億円)でリバプールへ移籍しました。

移籍当初は移籍金に見合わないのではないかと言われていましたが、リバプールではこれまでCL、プレミアリーグ制覇に大きく貢献しており、むしろバーゲン価格だったのではないかと言われています。

 

今や世界最高のCBに成長したファン・ダイクの特徴といえば、対人プレーの圧倒的な強さにあります。

193㎝という身長で空中戦ではほぼ負けることがなく、地上戦でもその大きな体から生み出されるフィジカルと体の太さからは想像できない圧倒的なスピードで、ドリブル突破を許すこともほとんどありません。

 

また対人だけでなく、CBに重要なカバーリング能力にも優れていて、抜群の危機察知能力で、攻撃的プレーをするリバプールの両SBの穴を見事に埋めています。

 

攻撃面においては、ファン・ダイクは一瞬で試合の流れを変えられる、高精度のロングフィードを持っており、中盤を飛ばしてチャンスを演出することができる選手です。

 

オランダ代表では、2015年10月にデビューを飾り、今ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在となったファン・ダイク。

現在のオランダ代表にはデ・リフトやティンバーなど若手のCBと共にコンビを組むことが多い中で、経験豊富なファン・ダイクがどれだけチームを引っ張っていけるかに注目ですね。

フレンキー・デ・ヨング(CMF、DMF)

オランダ代表の注目スター選手2人目は、フレンキー・デ・ヨング選手です。

フレンキー選手は身長180㎝、1997年生まれ25歳のMF(CMF,DMF)です。

 

幼少期からヴィレムⅡの下部組織で育ったフレンキーは、2015年夏にオランダの名門・アヤックスへ移籍すると、2017/18シーズンからトップチームでプレーするようになります。

その後、アヤックスの中心選手として、2018/19シーズンではチームのCLベスト4進出に大きく貢献しました。

こうした活躍が認められると、2019年1月にはスペインの名門・バルセロナへ移籍となり、今年の夏には様々な移籍の噂がありましたが、現在もバルセロナでプレーを続けています。

 

そんなフレンキーは基本的に中盤の6番、8番の位置でプレーすることが得意な選手ですが、アヤックス時代には1つポジションを下げたリベロの位置でも力を発揮していました。

 

プレースタイルとしては、ゲームメイクをするのが得意な選手で、長短ともに精度の高いパスで試合を組み立てることができます。

また相手に囲まれて、難しい状態でボールを受けた時でも、相手の位置をしっかりと認知しているからこそできる見事なターンで、厳しい局面を打開することもできる選手です。

 

そして、テクニカルな選手ながらしっかりと豊富なスタミナも持っているフレンキーは、中盤で90分間ボールに食らいついていくことができるので、守備でもチームを助けることができます。

 

2018年9月にオランダ代表デビューを果たしているフレンキーは、間違いなく中盤のキーマンになっていくと思うので、試合の主導権を握るためにも、上手くゲームメイクをしていってほしいですね

メンフィス・デバイ(CF、WG)

オランダ代表の注目スター選手3人目は、メンフィス・デパイ選手です。

デパイ選手は身長193㎝、1991年生まれ31歳のDF(CB)です。

 

オランダの名門・PSVアイントフォーヘンの下部組織で育ち、2011年からトップチームに昇格したデパイは、14/15シーズンに22ゴールでリーグ得点王に輝く活躍を見せると、2015年6月にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへステップアップを果たします。

しかし、ユナイテッドではプレッシャーが大きかったのか本来の実力を発揮できずに、1年半の在籍でフランスのリヨンへと移籍しました。

それでもリヨンで再び復活したデパイは、2021年6月、今度はスペインのバルセロナへ移籍しましたが、現在は大型補強の煽りを受けて、出場機会を失っている状況です。

 

そんなデパイは、ストライカーの位置でプレーすることが多い選手ですが、前線ならどこでもプレーできる柔軟性を持っている選手です。

 

そしてデパイの武器といえば、若手の時から得意としていた切れ味抜群のドリブル突破で、敵陣深くまで侵入したところからの強烈なシュートです。

さらに一度ユナイテッドで挫折を経験した後にプレーしたリヨンでは、オフザボールの動きを磨き、よりストライカーらしい動きでゴールを量産できるようになりました。

 

また、足元の技術にも優れているデパイは、前線でタメを作れる選手で、そのキープから味方へ絶妙なパスを出せるようにもなっています。

 

このように攻撃のバリエーションが豊富になったデパイは、近年オランダ代表のエースとして活躍していることから、少しタレント不足の感も否めないオランダ代表の攻撃陣を引っ張っていってほしいと思います。

 

サッカーオランダ代表の逸材！期待の若手や新星

ユリエン・ティンバー(CB、RSB)

オランダ代表の若手注目選手1人目は、ユリエン・ティンバー選手です。

ティンバー選手は身長179㎝、2001年生まれ21歳のDF(CB,RSB)です。

 

多くの有名選手を排出しているアヤックスの下部組織出身のティンバーは、2020年3月にトップチームデビューを果たしたました。

そして2020/21シーズンの途中からレギュラーポジションを掴むと、一気にヨーロッパのビッククラブが注目する存在へと成長。

今年の夏には移籍が噂されていましたが、先日アヤックスとの契約延長を発表しています。

 

このように目覚ましい成長を見せるティンバーは、CBが本職ですが、RSBも遜色なくこなすことができますし、3バックにも対応できるなど適応力の高さを持っています。

そしてプレー面を見てみると、179㎝とCBとしてはかなり小柄な体格ながら、それを補って余りある見事な身体能力を持っているので、スピード、フィジカルを活かしたディフェンスで相手を封じていきます。

 

また現代のCBに大切なビルドアップの場面において、ティンバーはパスの本数、成功率の高さはリーグ屈指の数字を記録していることから、しっかりとボールを繋いでいける選手だということが分かります。

 

既にオランダ代表でもデビューを果たし、多くのライバルがいる中でもレギュラーポジションを掴んでいるティンバーは、W杯の大舞台でさらに評価を上げるプレーを見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

 

コーディ・ガクポ(WG、OMF、ST)

オランダ代表の若手注目選手2人目は、コーディ・ガクポ選手です。

ガクポ選手は身長187㎝、1999年生まれ23歳のFW,MF(WG,OMF，ST)です。

 

PSVの下部組織で育ったガクポは、2018/19シーズンからトップチームに昇格すると、すぐにレギュラーを掴み、チームの攻撃における中心選手へと成長していきました。

その勢いは止まらず、今シーズンは既にリーグ戦12試合の出場で9ゴール、11アシスト(2022年10月31日現在)という驚異的な数字を残しており、アーセナルやユナイテッドなどビッグクラブが関心を寄せています。

 

そんなガクポはクラブでは、左WGを本職とする選手ですが、現在のオランダ代表ではトップ下でも起用されることがあります。

187㎝というWGの選手としてかなり身長が高いガクポですが、そのドリブルは緩急を活かしたもので、相手が取りずらい位置にボールを置き、タイミングを見て一気に加速するといった形を得意としています。

 

またPSVではゴールを量産していることからも分かる通り、得点能力にも優れているガクポ。

特に得意としているのが、左サイドからカットインしてのコントロールシュートであり、かなり高い精度を誇るため、相手DFはシュートコースを消さなければ、簡単にゴールを奪われてしまいます。

 

オランダ代表では2021年5月にデビューを飾り、ここまでトップ下の位置をクラーセンと争っているガクポですが、リーグ戦での好調さを見ると、オランダ代表の攻撃にアクセントをつけてくれる存在として重要な選手になる可能性を秘めています。

 

ライアン・フラーフェンベルフ(CMF、DMF)

オランダ代表の若手注目選手3人目は、ユライアン・フラーフェンベルフ選手です。

フラーフェンベルフ選手は身長190㎝、2002年生まれ20歳のMF(CMF,DMF)です。

 

アヤックスの下部組織出身のフラーフェンベルフは、2018年9月23日に僅か16歳と130日でエールディヴィジデビューを果たし、クラレンス・セードルフの持っていた最年少記録を更新するなど、類稀なる才能が評価されていました。

その後、2020/21シーズンからレギュラーに定着すると、2022年6月にはその才能が認められ、ドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表されました。

 

そんなフラーフェンベルフは、インサイドハーフ、ボランチでプレーすることが多い選手です。

中盤の選手としては大型の190㎝のフラーフェンベルフは、攻守にその恵まれたフィジカルを活かしたダイナミックなプレーを武器としています。

そしてアヤックスの下部組織で磨かれた足元の技術も長所の1つであり、ボールコントロールには自信を持っています。

 

また下がり目の位置からは精度の高いロングボール、前線でボールをもらった時には意表を突くスルーパスやミドルシュートを持っているフラーフェンベルフはどんな位置からでも攻撃に貢献できる選手です。

さらに守備時には、長いリーチを活かした無理の利くタックル、スライディングでピンチを未然に防いでいきます。

 

このように中盤で圧倒的な存在感を誇るフラーフェンベルフは、オランダ代表の新たなる希望として既に代表でも11試合に出場しており、本大会のメンバー入りは確実なので、後はどれだけ本大会で力を発揮できるのかに期待していきたいと思います。

 

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サッカーオランダ代表の監督

ルイ・ファン・ハール　

オランダ出身　71歳

 

オランダが世界に誇る名将のファン・ハール。

現役時代にはスパルタ・ロッテルダムの主力選手として、主にMFで活躍していました。

その後、1991年からアヤックスの監督に就任して、指導者のキャリアをスタートさせると、1994/95シーズンにはリーグ戦で無敗優勝を成し遂げる快挙を達成しました。

 

こうしてアヤックスで黄金時代を作り上げ、評価を上げたファン・ハールは1997年にバルセロナの監督に就任。

そして2000年には自身初となるオランダ代表監督に就任するも、2002年日韓W杯の出場を逃して、辞任の憂き目にあいます。

それでもAZやバイエルン・ミュンヘンで再びキャリアを積んだファン・ハールは、2012年7月に2度目となるオランダ代表に就任し、この時は2014年のブラジルW杯でチームをベスト4に導きました。

 

W杯終了後には、マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任するも、ここでは結果を残すことができず、2016年5月に解任されると、監督としてのキャリアを引退すると明言していました。

しかし、2021年8月に解任されたフランク・デ・プールの後任として、3度目のオランダ代表監督に就任し、今回3度目となるW杯に臨むことになります。

 

このように様々な経験をしてきたファン・ハールは、指導力の高さに定評がある監督で、自分の理想とするサッカーをするために選手個々人がどうプレーするべきかを、事細かく指導していくスタイルを持っています。

また自分のスタイルに従ってくれる選手が揃っている時には、強さを発揮するファン・ハールですが、少しでも自分に従わない選手がいる時には失敗してしまうことが多く、今回のカタールW杯では短い準備期間の中でどれだけ自分のスタイルを落とし込めるかが大事になってきそうですね。

 

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サッカーオランダ代表の戦術や特徴

オランダ代表の戦術として、思い出されるのはやはり1974年のドイツW杯でヨハン・クライフを中心に作り出されたトータル・フットボールが印象に残っている人が多いと思います。

 

その後、様々な戦術が生まれる中でオランダ代表はそこまで特徴的な戦術を行ってきませんでしたが、ファン・ハールは新たな戦術をチームに植え付けようとしています。

ファンハールは現在のオランダ代表には、これまでのような前線のタレントが揃っていないと判断し、これまでの4-3-3から3-4-2-1にフォーメーションを変更し、よりチーム全体で戦うスタイルへと変貌を遂げようとしています。

 

その中でも特にファン・ハールの目指すサッカーが表れていたのが、2021年9月のトルコ戦です。

この試合オランダは開始直後から攻撃に多くの人数を割き、ボールを失うと相手に暇を与えることなく、連動したプレッシングをかけて、ボールを奪い、カウンターを繰り出すという形を繰り返し行っていました。

また相手にボールを握られた際には、自陣に選手を揃えて、なるべく中央からサイドにボールを逃がしていき、そこで人数をかけて奪い切り、空いたスペースを使ってのカウンターを敢行していきました。

 

このように現在のオランダ代表は、DFこそワールドクラスの選手がいるものの、MF、FWにワールドクラスの選手が揃っているとは言えない状況を、チームが連動して埋めようとしています。

特にカウンターの切れ味は抜群なので、自慢の守備陣が耐えて耐えて、どこかでカウンターから1点を取るという形が理想的な形となってくると思われます。

 

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サッカーオランダ代表のW杯最高成績

これまでオランダ代表は、ワールドカップには10度出場して、次のような成績を残しています。

1934年イタリア大会：1回戦敗退

1938年フランス大会：1回戦敗退

1974年ドイツ大会：準優勝

1978年アルゼンチン大会：準優勝

1990年イタリア大会：ベスト16

1994年アメリカ大会：ベスト8

1998年フランス大会：ベスト4

2006年ドイツ大会：ベスト16

2010年南アフリカ大会：準優勝

2014年ブラジル大会：3位

 

これまでW杯優勝はないものの、1974年にはヨハン・クライフを中心に優勝まであと一歩に迫り、1978年はクライフを欠きながらも決勝まで進みましたが、アルゼンチンに敗れていました。

そして2010年にはロッペン、スナイデル、ファン・ペルシーなど近年のオランダを代表する選手たちの力で、決勝に進んだものの、延長戦の末に無敵艦隊スペインにW杯初優勝を奪われていました。

 

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サッカーオランダ代表のカタールW杯試合日程

カタールW杯でオランダ代表は、グループAです。グループリーグの試合日程はこのようになっています。

節試合日時（日本時間）対戦カード会場
111/22(火)　1:00セネガル vs オランダアルスママ競技場
211/26(土)　1:00オランダ vs エクアドルハリファ国際競技場
311/30(水)　0:00オランダ vs カタールアルベイト競技場

 

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まとめ

本記事では、オランダ代表の若手を含めた注目選手や有名選手、そしてフォーメーションや監督についてご紹介しました。

グループリーグの日程を見てみると、最大のライバルとされるセネガルと初戦で戦うので、この初戦で勢いがつく勝利を手にすることができれば、一気に若手中心のチームは調子が出てくる可能性があります。

ファン・ハール体制で3度目のW杯に臨む今大会は、本命の存在ではないものの、ダークホースとして優勝を狙っていってほしいと思います！

 

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