ナポリの最新フォーメーションとスタメン予想!注目の人気選手や監督もご紹介!

こんにちは!

UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントがいよいよ迫ってきました。

2023/2/11現在セリエA首位を走るナポリは、CLグループリーグ全チームの中で最多得点を記録し、優勝候補のリヴァプールを抑え、グループAを首位で突破しています。

そこで、本記事ではナポリの最新フォーメーションやスタメン、注目の人気選手や監督を紹介します!

 

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SSCナポリ | 特徴・戦術

ここ数年ナポリの主力として君臨した、インシーニェ、メルテンス、ファビアン・ルイス、クリバリを夏に一気に放出したナポリですが、セリエAをシーズン半分以上を終えてわずか1敗で首位を走っています。※2023/2/11現在

 

名将スパレッティ率いるナポリの戦術としては、最終ラインのパス回しで相手を引き付け、最前線のオシムヘンの爆発的なスピード、パワーを活かして一気に縦に加速する攻撃と、前線からの積極的なハイプレスで敵陣でのボール奪取を狙う守備が特徴です。

特に攻撃力は目を見張るものがあり、セリエAでは第21節終了時点で得点数が断トツトップの51得点、CLグループリーグでは全32チーム中最多の20得点を誇っています。

失点も少なく、セリエAではここまでわずか15失点で最も失点が少ないチームとなっています。

 

今季2022-23シーズンで2年目となるスパレッティのこのダイナミックな戦術は、昨季に比べて、より成熟しており相手チームを苦しめています。

 

SSCナポリ | 最新フォーメーション・スタメン

フォーメーション・スタメン①

 

2023.2.5 セリエA 第21節 スペツィア戦 3-0勝利

 

昨シーズンからスパレッティ監督が就任して以来、4-3-3の布陣を敷いています。怪我人が少ないナポリは、右ウイングのロサーノ以外、今季2022-23シーズンここまでほとんどこの11人がスタメンです。

 

ゴールキーパーはメレト。数年前から期待されていましたが、昨シーズンまではなかなか殻を破り切れず、オスピナがいたこともあり、絶対的な守護神とはいえませんでした。しかし、今季はここまで全試合ゴールマウスを守り、クリーンシート数、セーブ率ともにリーグ2位というスタッツを誇っています。ここまでのリーグ最少失点の立役者です。

 

バックラインは安定感抜群で、特にセンターバックのラフマニキム・ミンジェはリーグ屈指のCBコンビとなっています。

中盤で注目すべきはアンカーのロボツカです。ここまで今シーズンの国内リーグ戦は全試合出場しており、まさにチームの心臓としてフル稼働しています。ジエリンスキとザンボ・アンギサの2人も鉄板で、昨季からナポリの中盤を支配しています。

前線のオシムヘンクヴァラツヘリアは言わずもがなでしょう。21節終了時点でのセリエAのゴール数とアシスト数を足したランキングではオシムヘンが1位(19)、クヴァラツヘリアが2位(17)と、驚異的な数字を残しています。

 

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フォーメーション・スタメン②

2022.10.27 チャンピオンズリーグ グループA 第5節レンジャーズ戦 3-0勝利

 

第5節時点で決勝トーナメント進出が決まっていたため、ベストメンバーからは多少構成を変えてこの試合に臨みました。メンバーを変えた中でも、決して簡単ではない相手に対して完勝できるこのチームは、チーム全体として非常に完成度が高いことがわかります。

エルマス、ポリターノ、ラスパドーリらは普段のリーグ戦や大一番でも起用されるため、主力同様と考えられます。

 

フォーメーション・スタメン➂

2023.1.18 コッパ・イタリア ラウンド16 クレモネーゼ戦 2-2(PK 4-5)敗北

 

国内カップ戦であるコッパ・イタリアではメンバーをガラッと変えて完全にターンオーバーした布陣を敷きました。

今冬にサンプドリアからレンタルで獲得したベレシンスキは、サンプドリアで187試合に出場した経験豊富なサイドバックです。ナポリの課題であった鉄人ディ・ロレンツォの控えとしては十分すぎる補強といえます。

夏に加入した左サイドバックのオリヴェイラは、マリオ・ルイと定位置争いを繰り広げています。現在25歳のウルグアイ代表は、ベテランのマリオ・ルイの後釜としてスパレッティ監督から期待されています。

そのほかにも、ナポリユース上がりから武者修行を終えて戻ってきた若手のガエターノとゼルビンなどにも注目です。

 

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SSCナポリ | 予想フォーメーション・スタメン

予想フォーメーション・スタメン①

 

スパレッティ監督は右ウイング以外はほとんどの選手を固定しているため、このように予想しました。

その右ウイングですが、ポリターノかロサーノで調子のいい方、あるいは相手に合っている方を起用しています。

この予想では、より安定感があり、好不調の波が少ないポリターノを選びました。

それ以外の10人は、怪我人が出ない限りこのメンバーで間違いないと予想しています。

後半途中から、エルマスやエンドンベレ、オリヴェイラ、ラスパドーリを投入してくると考えると相手からしたら非常に脅威です。

また、ジョーカーとしてCFのシメオネを途中から投入してくることもありえますが、典型的な9番タイプの彼は、どうしても得点がほしいときにオシムヘンとの同時起用も考えられます。

 

予想フォーメーション・スタメン②

 

多少のターンオーバーの布陣で挑む場合は、このようなスタメンになると思います。

エルマスは中盤が本職ですが、左ウイングに置かれることもあります。クヴァラツヘリアの控えはエルマスということになりますが、非常に柔軟な選手で、流れを変えることもできるため、チームに欠かせないピースといえます。

最前線のラスパドーリは、小柄でスキルフルなストライカーで、現在イタリア代表の10番を背負っています。その風貌から、インテルのラウタロ・マルティネスと比較されることが多いです。

ラスパドーリは、限りなく10番に近い9番、つまり9.5番のプレースタイルであるため、エースのオシムヘンとは異なった起用がされると考えます。

 

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SSCナポリ | 注目の人気選手

ヴィクター・オシムヘン(FW)

 

国籍: ナイジェリア

年齢: 24歳(1998年生まれ)

身長 / 体重: 185cm / 78kg

 

強さ、速さ、高さ、決定力とFWに必要なすべてを兼ね備えた怪物ストライカーです。

第21節終了時点で16ゴール3アシストを記録しており、得点ランキングトップを走っています。既に昨シーズン、一昨シーズンの自身のゴール数を上回っており、どこまで記録を伸ばすか目が離せません。

 

特に、ボールの落下地点の予測、浮き球の処理、クロスに対するポジショニングに秀でており、クロスボールからのゴールが多いFWです。

最終ラインや中盤の選手がボールを持つと、まずオシムヘンを見てからその先のプレーを考えており、攻撃の起点としても機能できます。

また抜け出しのタイミング、コースのポジショニングにも優れているため、攻撃に奥行きをもたらしてくれます。

その強さ、速さは攻撃面だけでなく、守備面でも光っています。敵の最終ラインに猛烈なスピードでプレスをかけ、ファーストディフェンダーとしての献身性も持っている選手です。

 

NEXTドログバと称されているオシムヘンは、プレミアリーグのビッグクラブが獲得に動いているという噂もあり、これからの成長が非常に楽しみです。

 

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フヴィチャ・クヴァラツヘリア(FW)

 

国籍: ジョージア

年齢: 21歳(2001年生まれ)

身長 / 体重: 183cm / 70kg

 

今シーズン、彗星のごとく現れた快速ドリブラー。今夏にナポリに加入後すぐにレギュラーを掴み、21節終了時点で8ゴール9アシストでアシストランキングトップに立っています。昨季までは無名の選手でしたが、今では全世界から熱視線を浴びる選手となりました。

 

左サイドを主戦場に、爆発的な加速力を活かした緩急のあるドリブルが持ち味のアタッカーです。ボールをもった時のプレーの選択肢が多彩で、スピードを活かした縦突破、カットイン、両足からのクロスなどと、DFからしたら非常に厄介です。

CLのリヴァプール戦では対峙したイングランド代表DFアーノルドを見事に翻弄し、世界的に名が広まりました。

 

クヴァラツヘリアはスピード、テクニックだけでなく、フィジカルも強く、タックルを受けても簡単には当たり負けせずにドリブルを続けられます。

そして、球際の勝率も異常に高く、アグレッシブなプレーを見せてくれるので試合を盛り上げてくれる選手でもあります。

また、守備意識も非常に高く、フィジカルの強さを武器に前線から必死にボールを追いかけます。コンタクトスキルも優れており、まさに何でもできるウインガーです。

 

弱冠21歳にして、ジョージア史上歴代最高の選手と称されるクヴァラツヘリアは、ナポリ加入1年目にして、既に移籍の噂は出ており、来夏にはメガクラブ移籍もあるのではないかと報じられています。

 

スタニスラフ・ロボツカ(MF)

 

国籍: スロバキア

年齢: 28歳(1994年生まれ)

身長 / 体重: 170cm / 68kg

 

今季2022-23シーズンのナポリの心臓です。

2020-21シーズンのセリエAでは139分しか出場しませんでしたが、ここまで今季のセリエA全試合に出場しており、彼がいるのといないのとでは戦術が全くもって変わるといっていいほど重要な選手となりました。

 

ナポリの最大のストロングポイントは攻撃ですが、それを後方からコントロールするのがロボツカです。

ピッチ全体を駆け回り、味方がボールを持っているときには常に顔を出し、最終ラインと中盤を繋ぐ、非常に賢い選手です。

 

小柄なプレーメーカーのロボツカは足元の技術に優れており、21節までで1,224本のパスを供給していますが、その成功率は驚異の94%を誇っています。ロボツカの正確な繋ぎはスパレッティのサッカーに欠かせなく、まさに縁の下の力持ちといえます。

 

前述の通り非常に賢い選手で、プレーはシンプルに見えるのですが、チームで最も重要な役割を担っています。プレーの優先順位、近くのスペースを常に把握しているため、彼が焦ってボールロストするシーンはほとんど見たことがありません。

 

既に28歳と遅咲きともいえる年齢ですが、彼のプレースタイル上、年を重ねていくにつれてさらに力を発揮できるようになると思います。今季絶好調ナポリの最重要選手のロボツカに、これからも注目です。

 

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SSCナポリ | 監督

ルチアーノ・スパレッティ

 

現役時代はスペツィア、エンポリなどでプレーし、エンポリにて監督デビューを果たしました。

その後、ウディネーゼ、ローマ、ゼニト、インテルなどの強豪クラブで指揮を執り、名将として評価を高めていきました。ローマには2005年~09年と2016年~17年の2度就任しています。2019年にインテルを解任されて以降、2年間は監督業を行っていませんでしたが、2021年にナポリに就任しました。

 

スパレッティで有名なのが「ゼロトップ」とよばれる戦術です。

ローマ第1次政権で偶然なFW不足により、ファンタジスタのトッティを1トップに配置したことから始まりました。

このように、最前線に9番タイプのストライカーを置かずに、トッティのような本来トップ下で起用される選手をトップの位置に置くことで、中盤に降りてきて組み立てにも参加し、フィニッシャーとしての能力も開花させました。

この戦術は、バルセロナやスペイン代表に影響を与えたともいわれており、現在ではよく目にするようになりました。

 

また、レジスタ(最終ラインの前でプレーする創造歴なプレーヤー)を中心にチームを構成することも特徴で、今のナポリでは、まさにロボツカがレジスタだといえます。

そして、非常に熱狂的な監督であり、ゴールに対するリアクションやジャッジへの抗議、相手監督との揉め事などもよく取り沙汰される、魅力的でサポーターから愛される人物です。

 

スパレッティは、ナポリではダイナミックな攻撃を志向しており、昨シーズンは3位でフィニッシュしました。今季こそは33年ぶりの悲願のスクデット獲得を目指しています。

 

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まとめ

ナポリの最新フォーメーションやスタメン、注目の人気選手や監督についてまとめてみました!

ここ数年は惜しい止まりで、なかなかタイトルが取れないナポリですが、スパレッティ監督のもと今季こそはスクデット獲得、またチャンピオンズリーグでも非常に良い成績を残してくれることを期待できます。

ナポリのCL決勝トーナメント1回戦の相手は鎌田擁するフランクフルトで、1st legは2月22日に開催されます。

セリエAとチャンピオンズリーグ、どちらもナポリに要注目です!

 

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