南野拓実の移籍候補や評価・海外の反応は?年俸推移と市場価値も!

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2021-22はカップ戦を主戦場にリヴァプールでのキャリアで最高の活躍を見せている南野拓実選手ですが、リーグ戦ではスタメン争いに敗れ、出場機会に恵まれていません。

そのため、2021-22シーズンをもってリヴァプールを退団すると噂されており、海外メディアからは既に獲得を狙っているクラブ名が報道され始めています。

そこで本記事では、南野選手の移籍候補や海外からの評価と反応、年俸と市場価値の推移についてまとめてみました!

 

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南野拓実の噂の移籍先候補

2022年5月12日現在、南野選手の移籍候補として名前が上がっているのは、

  • セビージャ
  • ドルトムント
  • リーズ
  • ラツィオ
  • ニューカッスル
  • モナコ

以上の6つです。

ここでは、それぞれのチームについてどのように報道がされているか、移籍が実現する可能性がどれくらいあるかを予想します。

セビージャ

 

イタリアの移籍メディア「カルチョメルカート」は、スペインの強豪セビージャが関心を示したと報道しました。

しかし、記事の内容は「セビージャが1995年生まれで2024年にリヴァプールとの契約満了を迎えるストライカー、南野拓実をチェックしている」といった短いもので、情報源がどこかは明記されていません。

 

セビージャは2022年5月12日現在、ラ・リーガで4位につけていますが、得点数は上位5チームの中で最も低く、攻撃力不足が課題となっています。

そこで、攻撃にアクセントを加え、自らもゴールを奪える南野選手が候補に上がっているとのことです。

 

また、2021年冬の移籍市場でもセビージャの獲得候補に名前が上がっており、2年連続で噂が立つということは、南野選手に興味を持っているという噂は間違い無いでしょう。

 

しかし、バルセロナへレンタル移籍しているFWのルーク・デ・ヨング選手が、2022-23シーズンはセビージャに復帰すると見られています。

加えて、FWの獲得候補として、新たにアーセナルのニコラ・ペペ選手、ブラックバーンのブレアトン・ディアス選手、フランクフルトの鎌田大地選手にも強い関心を示していると報道されました。

 

よって、南野選手にまで手を出すとは考えにくく、セビージャへ移籍する「可能性は低い」と予想します。

ドルトムント

 

ドイツメディア「DER WESTEN」は、ドルトムントへ移籍する可能性があることを報道しました。

ドルトムントでスポーツディレクターを務めるセバスチャン・ケール氏は、FWのハーランドの退団したことから攻撃陣の補強に取り組む方針を語っています。

 

また、南野選手の移籍には約11億1000万円必要になることが分かっていますが、同メディアは「ドルトムントはこの金額を払うことをいとわない」とも記しました。

 

その上で、かつて所属した香川真司選手がドルトムントで2度のリーグ制覇に貢献したことに触れており、ドイツ国内ではスターの再来とも期待されています。

 

南野選手はドイツ語圏のオーストリアでプレーしていたこともあり、ドイツ語でのコミュニケーションに不安はありません。

  • チームとしてのレベルが申し分ないこと
  • 既に日本人選手が活躍した実績があり、ファンに受け入れられやすい環境が整っていること
  • ドイツ語でのコミュニケーションに不安がないこと

 

以上3つの理由から、今回紹介する中ではドルトムントへ移籍する可能性は「2番目に高い」と予想します。

 

リーズ

 

イギリスメディアの「Leeds Live」は、リーズが獲得する可能性があると報道しました。

2022年1月にもリーズは獲得を狙っており、移籍の噂が立つのは2回目です。

 

リーズは3月にマルセロ・ビエルサ監督を解任し、新たにジェシー・マーシュ監督を迎えていますが、

マーシュ監督は2019年から2021年までオーストリアのザルツブルクを指揮し、南野選手とは1年間共闘しています。

 

記事では「ザルツブルクで一緒だったという事実から、すでに存在していたエランド・ロード(リーズの本拠地)とのつながりが、さらに強くなったことを意味する」と記されています。

 

また、「ジェシー・マーシュはザルツブルク時代から彼のすべてを知っている」と、南野選手がリーズにとってうってつけの補強だと強調しました。

 

  • 馴染み始めたプレミアリーグのクラブであること
  • 特徴を知っている恩師が監督であること

 

以上2つの理由から、今回紹介する中ではリーズに移籍する可能性は「1番高い」と予想します。

 

>>【関連記事】リーズユナイテッドの戦術やフォーメーションと注目選手・監督は?日本人選手はいる?

 

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ラツィオ

 

イタリアメディア「Calcio line」は、「ラツィオ:ミナミノ獲得の具体的な構想」という見出しのもと、ラツィオが獲得を目指す可能性を報道しました。

「マウリツィオ・サッリ監督は両サイドでプレー可能なウインガーの獲得を考えている」と、ラツィオが攻撃陣の強化を検討していると伝えています。

 

またその上で、「リヴァプールと2024年6月に契約が切れるミナミノは、約13億3000万円の買取義務がついたレンタル移籍で獲得可能だ」と主張しました。

 

しかし、ラツィオは中盤のミリンコビッチとルイス・アルベルトの退団が噂されており、ウイングよりも中盤の補強が必須になりそうです。

そのため、ラツィオへの移籍の「可能性は低い」と予想します。

ニューカッスル

 

イギリスメディア「HITC」は、2022年夏にニューカッスルに移籍する可能性がある4人の選手を紹介し、その中の1人に南野選手が選ばれています。

同紙は記事の中で、「FWアランサン・マクシマンがクラブを去った場合、南野はニューカッスルのトリックスターの代わりになる可能性がある」と記しました。

 

加えて、「リバプールはストライカーをニューカッスルに売ることにオープンな姿勢で、南野にとっても理想的な新天地になる可能性がある」と、ニューカッスルと南野選手それぞれにメリットがあることを強調しています。

 

ニューカッスルといえば、2021-22シーズンの途中にサウジアラビアのビンサルマン皇太子率いる投資会社が買収して大きな話題となりました。

2022年夏の移籍市場では豊富な資金力を活かして大幅なチーム刷新を計画しており、その中で南野に白羽の矢が立ったようです。

 

  • なじみ始めたプレミアリーグのクラブであること
  • 金銭面で他クラブを上回るオファーが期待できること

 

以上2つの理由から、ニューカッスルへの移籍は「リーズ、ドルトムントについで可能性が高い」と予想します。

モナコ

 

2022年5月2日に、イギリスの日刊紙「EXPRESS」が、モナコへのトレード移籍の可能性があることを報道しました。

記事の中では、リバプールが22歳のフランス代表オーレリアン・チュアメニを獲得するのに、移籍金を抑えるため自チームの選手を差し出すつもりであると記されています。

 

同メディアがトレードの候補として挙げたのは、カーティス・ジョーンズ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、そして南野選手の3人です。

 

さらに、「モナコはチュアメニと引き換えに、27歳でキャリアの最盛期を迎えている南野を攻撃陣に加えているだけでなく、さらに幾らかの移籍金を手にできるというオファーに魅了される可能性がある」と、モナコにとってもメリットがあることを指摘しています。

 

確かにこの移籍は、リヴァプールとモナコの両クラブにとって都合の良い話です。

しかし、モナコは若手の育成に定評があるクラブで、南野選手本人がいまさら移籍を希望するとは考えにくいです。

よってモナコへの移籍の「可能性は低い」と予想します。

 

南野拓実におすすめの移籍先候補

ここでは、南野選手におすすめの移籍先候補を3つ紹介します。

リーズ

一番おすすめするのは、プレミアリーグのリーズです。

 

<リーズがおすすめの理由>

  • ジェシー・マーシュ監督がザルツブルク時代の恩師であること
  • 戦術が南野選手の特徴にマッチしていること
  • 慣れ始めたプレミアリーグのクラブであること
  • 英語でコミュニケーションが取れること

 

リーズをおすすめする最大の理由は、リーズのジェシー・マーシュ監督がザルツブルク時代の恩師であり、お互いのことを既に理解しているためです。

 

また、マーシュ監督の志向する戦術は、攻撃時は縦に早くゴールに迫り、守備時は激しいプレッシングで相手に時間を与えないアグレッシブなサッカーです。

 

南野選手のプレーの特徴はライン間でボールを受けて攻撃を加速させることと、守備意識が高くプレッシャーのためのスプリントを繰り返せることなので、マーシュ監督の志向する戦術にマッチしています。

 

>>【関連記事】南野拓実のポジションとプレースタイルの特徴は?所属チーム別成績も!

 

実際に、マーシュ監督がザルツブルクを率いた2019-20シーズンは、国内リーグとカップ戦で16試合に出場し、7ゴールを奪う活躍を見せました。

また、プレミアリーグでプレーするのも3シーズン目になり、少しずつ結果を残せるようになっています。

 

英語でのコミュニケーションも心配いらないため、来シーズンはリーズへ移籍するのが一番おすすめだと考えます。

 

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サウサンプトン

次におすすめするのは、同じくプレミアリーグのサウサンプトンです。

 

<サウサンプトンがおすすめの理由>

  • 2020-21シーズンにレンタル移籍で加入したクラブであること
  • レンタル移籍中の活躍ぶりをハーゼン・ヒュットル監督に高く評価されていること
  • 戦術が南野選手の特徴にマッチしていること
  • 慣れ始めたプレミアリーグのクラブであること
  • 英語でコミュニケーションが取れること

 

サウサンプトンは噂の移籍先候補に名前は上がっていませんが、南野選手が2020-21シーズンにレンタル移籍で加入したクラブであり、獲得の可能性はあると考えられます。

サウサンプトンでは10試合に出場し2ゴールを奪う活躍を見せました。

 

サウサンプトンのハーゼン・ヒュットル監督は、「彼は本当にいい性格をしているし、出場している試合を見るといつもハッピーになるんだ」と、南野選手のレンタル移籍中の働きを認め、いまでも気にかけていると思わせるコメントを残しています。

 

ハーゼン・ヒュットル監督の志向する戦術も、ハイプレスからボールを奪い、素早くゴールに迫る攻撃的なサッカーです。

そのため、リーズと同様に南野選手のプレーの特徴とハーゼン・ヒュットル監督の志向するサッカーはマッチしていると考えられます。

 

以上の理由から、リーズの次におすすめなのはサウサンプトンだと考えます。

ドルトムント

3番目におすすめするのはドルトムントです。

<ドルトムントがおすすめの理由>

  • 香川選手が活躍した実績があり、同じ日本人としてクラブに受け入れられやすいこと
  • ブンデスリーガの特徴と、南野選手のプレーの特徴がマッチしていること
  • チャンピオンズリーグ決勝トーナメント常連であること
  • ドイツ語でコミュニケーションが取れること

 

まず、ドルトムントはかつて香川選手が活躍したことにより、日本人選手が受け入れられやすい環境が整っています。

 

また、南野選手はドイツ語でコミュニーケーションをとれるため、加入後すぐにチームにフィットできる可能性が高いです。

 

ブンデスリーガ全体の特徴としては、縦に早い攻撃と、攻撃的なハイプレスが挙げられます。

リーズとサウサンプトンをおすすめした理由でもお伝えしたとおり、このスタイルは南野選手のプレーの特徴にマッチすると考えます。

 

ドルトムントはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの常連で、近年では2012-13シーズンに準優勝を果たしています。

よって、クラブのレベルもリヴァプールからの移籍先として申し分ないため、リーズ、サウンサンプトンに次ぐ移籍先としては、ドルトムントがおすすめです。

 

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南野拓実の評価・海外の反応

ここでは、南野選手に対する海外の評価、反応を紹介します。

カップ戦での貢献は無視できない

 

イギリス紙の「リヴァプール・エコー」は、南野がカップ戦を勝ち残る上で決定的な役割を果たしたとし、日本代表選手の貢献度は無視すべきではないと記しました。

 

これに対して海外のファンは、「本当に南野のおかげで、うちはカップ戦で優勝できたんだぞ」、「タキを批判するやつって1番の馬鹿だわ。彼はいつも好パフォーマンスだし、必要な時に得点を決めてる」といった、南野選手を高く評価するコメントを多く残しています。

 

実際、南野選手はカラバオカップで4ゴール、FAカップで3ゴールを奪い、リヴァプールが主力選手を休ませつつ、国内カップを勝ち上がるのに大きく貢献しました。

リヴァプールがチャンピオンズリーグを含めた4冠を達成したら、隠れた貢献者として改めて評価されることは間違いありません。

 

  • 南野選手をメンバーに入れられないことは、本当に難しいこと

 

「タキをチームに入れられないというのは、私がしなければならない最も難しいことの1つで、本当に難しいことだ。チームに入れないということは彼にふさわしいことではない」

 

リヴァプールのクロップ監督は、プレスカンファレンスで南野選手への思いをこのように語りました。

 

南野選手は試合に出れば高いパフォーマンスを見せていますが、その上にはさらに異次元の結果を残す選手たちが揃っているため、メンバーに入れられないことを心苦しく思っているようです。

 

リヴァプールファンからも「プレミア4位のクラブならスタメンだな」というコメントが上がるなど、リヴァプールにいるからスタメンで出られないだけで、実力自体は高く評価されています。

 

また、クロップ監督は練習態度についてもコメントしており、「彼は決して諦めることなく、常にポジティブで、常に全力を出している。彼はこのチームが昨年と今年に作り上げた物語の大部分をになっている」と、試合に出られない中でも全力を尽くしている点を称賛しました。

 

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南野拓実の年俸の推移

ここでは、南野選手の年俸の推移をまとめました。

 

・セレッソ大阪時代

年度年俸
2012360万円
2013360万円
20141000万円

2013年はJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したため、2014年の年俸は1000万円まで上がっています。

 

・ザルツブルク時代

年度年俸(£:イギリス・ポンド
2014-15£343,200 (約5500万円)
2015-16£239,200 (約3800万円)
2016-17£291,200 (約4700万円)
2017-18£1,872,000 (約3億円)
2018-19£1,456,000 (約2億3300万円)
2019-20£1,456, 000 (約2億3300万円)

2016-17シーズンは、リーグ戦とカップ戦合わせて26試合に出場し、6シーズン中最多の14ゴールを奪っています。

また、出場試合数あたりのゴール数が、他5シーズンは0.19〜0.44点なのに対し、このシーズンは0.54点とかなり高い数字を記録しました。

このことから、年俸は約3億円まで跳ね上がったと考えられます。

 

・リヴァプール時代

年度年俸(£:イギリス・ポンド)
2019-20£3,744,000 (約6億円)
2020-21£3,744,000 (約6億円)
2021-22£3,744,000 (約6億円)

ビッグクラブへの移籍ということで、ザルツブルク時代と比べて年俸は倍になっています。

※年俸情報の参照元:https://salarysport.com/football/player/takumi-minamino/

 

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南野拓実の市場価値の推移

ここでは、南野選手の市場価値の推移をまとめました。

年度市場価値(€:ユーロ所属チーム
2014/03/01€1,250,000 (約1億7100万円)セレッソ大阪
2015/06/17€1,250,000 (約1億7100万円)ザルツブルク
2016/06/01€3,000,000 (約4億1100万円)ザルツブルク
2017/06/02€3,500,000 (約4億8000万円)ザルツブルク
2018/06/14€4,000,000 (約5億4700万円)ザルツブルク
2019/12/16€12,500,000 (約17億1100万円)ザルツブルク
2020/04/08€10,000,000 (約13億6900万円)リヴァプール
2021/03/18€12,000,000 (約16億4200万円)サウサンプトン(リヴァプール)
2021/12/23€12,000,000 (約16億4200万円)リヴァプール

南野選手の市場価値が一番高かったのは、2019年12月16日時点でした。

これはチャンピオンズリーグでのリヴァプール戦で、1ゴール1アシストと大暴れした2ヶ月後です。

※市場価値情報の参照元:https://www.transfermarkt.jp/takumi-minamino/marktwertverlauf/spieler/165793

 

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まとめ

南野選手の移籍候補や海外からの評価と反応、年俸と市場価値の推移についてまとめてみました!

本記事では噂の移籍先候補として報道がでた6チームを紹介しましたが、これから獲得を目指すチームが増えることも考えられます。

まだリヴァプールに残留する可能性もあるので、2022-23シーズンは南野選手がどのチームでプレーするかに注目しましょう!

 

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