リバプール2023夏移籍最新情報!噂の獲得候補や補強リスト・ポイントは?

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22/23シーズンのリバプールは21/22シーズンと同じようにシティとバチバチの優勝争いが期待されていましたが、まさかの絶不調に陥ってしまい、最終的にCL出場権を逃す5位でシーズンを終えてしまいました。

ここ数年常に優勝争いをしていたリバプールにとって、ショックなシーズンとなりましたが、クロップが就任して1つのサイクルが終了し、現在のリバプールは23/24シーズンから新たなスタートを切ることができると割り切って考えることもできる状態になっています。

そのため2023夏の移籍市場でリバプールは大幅な戦力の入れ替えが予想されており、久しぶりに積極的な補強を見せるリバプールが見れるのではないかと予想されています。

本記事では、リバプール2023夏の移籍情報、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについてまとめていきます。

 

リバプール2023夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手

ケフラン・テュラム(CMF、DMF)

2022/23シーズン所属:OGCニース所属

市場価値:4000万ユーロ(約63億円)

 

ケフラン・テュラム選手は身長192㎝、2001年生まれ22歳フランス出身のMF(CMF,DMF)です。

 

テュラム選手はリバプールにとって、最大の補強ポイントであるインサイドハーフの補強候補です。

 

フランス代表選手として活躍したリリアン・テュラムを父に持ち、兄のマルクスもプロサッカー選手であるテュラムは2018年11月にモナコで17歳にしてプロデビューを果たします。

その後、2019年6月にニースへ移籍すると20/21シーズンから出場機会を増やしていき、22/23シーズンは完全に中盤でチームの中心選手として活躍。

リーグ戦35試合に出場し、2ゴール・4アシストを記録して、2023年3月にはフランス代表でもデビューを果たしたフランスの有望株です。

 

そんなテュラムは192cmと父親譲りの恵まれた体格を活かしたダイナミックをプレーを得意としながらも、狭い局面では高いボールテクニックを披露することができるなど、攻守の様々な局面で存在感を発揮できる万能型MFです。

またインサイドハーフでプレーすることが多いテュラムは相手の守備ブロックを突破するプレーが得意で、相手DFに身体をぶつけられても動じないフィジカルの強さと、体格を活かして相手が届かない位置に上手くボールを隠す技術が組み合わさったドリブルは推進力抜群で一気にゴール前までボールを運ぶことができます。

そしてリバプールを率いるクロップ監督の下で必要になる守備面に関しても、強靭なフィジカルとリーチの長さを生かしたタックルは非常に高いクオリティを誇っています。

 

このようにリバプールが一番の補強ポイントとしているインサイドハーフで、今後数年にわたって活躍が期待される若手のテュラムは何としても補強したい選手ではありますが、6月29日の時点で所属元のニースがもう1シーズン、テュラムをクラブに置いておきたいという報道が出ているため、交渉は難航する可能性があります。

 

クアディオ・コネ(CMF、DMF)

2022/23シーズン所属:ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属

市場価値:4000万ユーロ(約63億円)

 

クアディオ・コネ選手は身長185㎝、2001年生まれ22歳フランス出身のMF(CMF,DMF)です。

 

リバプールが狙うインサイドハーフ2人目の候補がコネ選手です。

 

コネ選手は地元フランスのトゥールーズで2019年5月にプロデビューを果たすと、20/21シーズンに2部で印象的なプレーを見せたことで多くのクラブから関心を寄せられるようになり、2021年1月にボルシアMGへの移籍が決まり、実際には21/22シーズンからプレーをスタートさせました。

そして22/23シーズンはセントラルミッドフィルダーとしてリーグ戦30試合に出場し、ブンデスリーガの中でも屈指のMFとして印象的なプレーを見せていました。

 

そんなコネ選手はボルシアMGだとボランチでの出場が多く、守備面では機動力の高さと球際の強さを生かして、ボールを相手から奪い切れるという武器を持っており、プレミアリーグのフィジカルにもすぐに対応できそうなデュエルの強さを持っている選手です。

また攻撃面では大胆な攻め上がりが特徴で、高い身体能力を活かしてボールを前線まで運んでいくことができますが、少し状況判断に難があるため、そこを改善できれば一気にワールドクラスの選手になり得る才能を持っています。

 

このように、先ほど紹介したテュラム選手と同じような特徴を持っていて、市場価値も同じコネ選手ですが、リバプールとしては2人のうちどちらかを獲得できればいいと思っているかもしれません。

 

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ライアン・フラーフェンベルフ(CMF、DMF)

2022/23シーズン所属:バイエルン・ミュンヘン所属

市場価値:3000万ユーロ(約47億円)

 

ライアン・フラーフェンベルフ選手は身長190㎝、2002年生まれ21歳オランダ出身のMF(CMF,DMF)です。

 

リバプールが狙うインサイドハーフ3人目の候補がフラーフェンベルフ選手です。

 

名門アヤックスの下部組織から2018年9月に16歳と130日の若さでトップチームデビューを果たし、大きな注目を集めたフラーフェンベルフは、その後21/22シーズンまでアヤックスの主力選手として活躍すると、2022年6月に満を持してバイエルン・ミュンヘンへのステップアップを果たします。

しかし、選手層が厚いバイエルンでの1年目はほとんど出場時間を確保することができず、リーグ戦24試合に出場しながら、出場時間はわずか559分のみに終わっていました

 

そんな不遇の1年を過ごしたフラーフェンベルフは、190㎝という体格を活かした攻守両面でのダイナミックなプレーも特徴的ですが、どちらかといえばゲームメイク能力の高さが目立つ選手です。

中盤にいる時は、前線へのロングフィードやサイドへボールを散らして、ゲームをコントロールすることができますし、ペナルティーエリア付近まで上がると正確なクロスや短く縦に速いパスで、決定機も演出することができます。

このように状況に応じた判断能力や広い視野を活かして、絶妙なタイミングで味方を活かす術を持っているため、ゲームメイカーとしては文句のつけ所がない選手と言えます。

 

クロップ監督が獲得に執着しているとも噂されるフラーフェンベルフは、バイエルンでの出場機会の少なさに不満を表していたものの、バイエルンが1年で放出することも考えにくいため、テュラム選手、コネ選手に比べると獲得の難易度は高くなりそうです。

 

ミッキー・ファン・デ・フェン(CB、LSB)

2022/23シーズン所属:ヴォルフスブルク所属

市場価値:3000万ユーロ(約47億円)

 

ミッキー・ファン・デ・フェン選手は身長193㎝、2001年生まれ22歳オランダ出身のDF(CB,LSB)です。

 

ファン・ダイクの疲労軽減の為にも獲得に動きたいCBで候補に挙がっているのが、ファン・デ・フェン選手です。

 

オランダ2部のフォレンダムというクラブで19/20シーズンにデビューしたファン・デ・フェンは、2021年8月にヴォルフスブルクへと移籍します。

その後ヴォルフスブルクでの1年目は出場機会を得られませんでしたが、22/23シーズンにCBのレギュラーを掴み、守備の中心選手としてリーグ戦33試合に出場する活躍を見せていました。

 

このようにドイツの地でブレイクを果たしたファン・デ・フェンは、CBでのプレーを得意としていますが、左SBでのプレーもこなすことができます。

そんなファン・デ・フェンは193㎝という長身を活かしたフィジカルで、地上戦、空中戦どちらでも簡単には負けない強さを持っている選手です。

さらに最大の特徴はスピードで今シーズン見せた最高時速35.97キロというスピードはブンデスリーガのCBで最速の数字でした。

また左利きのCBという部分も評価されていて、左足から放たれるロングフィードで攻撃にも貢献することができます。

 

リバプールとしてはファン・ダイクがこれまでの勤続疲労によって、かなりパフォーマンスが落ちていることもあり、将来有望なCBを獲得したいところですが、ファン・デ・フェンには同じくプレミアリーグのトッテナムも獲得に動いているようなので、今後どのような動きを見せるのか注目ですね。

 

ドミニク・ショボスライ(CMF、WG、OMF、SH)

2022/23シーズン所属:RBライプツィヒ所属

市場価値:5000万ユーロ(約78億円)

 

ドミニク・ショボスライ選手は身長187㎝、2000年生まれ22歳ハンガリー出身のMF、FW(CMF,WG,OMF,SH)です。

 

6月後半に入り、名前が挙がってきたのがこのショボスライ選手です。

 

2017年7月にオーストリアのザルツブルクでプロデビューを果たしたショボスライは、ザルツブルクで活躍を見せると2021年1月から同じくレッドブルグループが経営するライプツィヒへ移籍します。

そしてライプツィヒでは21/22、22/23シーズンと2シーズン連続でリーグ戦31試合に出場し、6ゴール、8アシストと同じ数字を残しており、非常に高いレベルで安定したパフォーマンスを見せています。

 

そんなショボスライの特徴は何といってもプレーできるポジションの多さにあります。

これまでショボスライは中盤から前のポジションではボランチ以外、ほぼ全てのポジションでプレーしたことがあり、どのポジションで起用しても高いレベルでプレーできる器用さを持っている選手です。

そのためシュート、パス、ドリブルと全ての能力を満遍なく兼ね備えている選手で、サッカーIQの高さを感じさせる選手なので、もしリバプールに加入してもクロップ監督の戦術にすぐフィットできるはずです。

 

このようにユーティリティーな才能を持つショボスライが加入すれば、非常に厳しい日程を戦う中でも貴重な存在になると思うので、一気に獲得が決まる可能性があります。

 

リバプール2023夏移籍で噂の退団・放出候補

ジョー・ゴメス(CB、RSB)

市場価値:2200万ユーロ(約35億円)

 

ジョー・ゴメス選手は身長188㎝、1997年生まれ26歳イングランド出身のDF(CB,RSB)です。

 

イングランド2部のチャールトン・アスレティックというクラブでプロデビューしたゴメスは、2015年6月にリバプールへ移籍し、将来のイングランド代表を支えるCBとして期待を集めていました。

しかし、リバプール加入後は度重なる怪我によって、本来の才能を発揮することができず、19/20シーズンのリーグ戦28試合出場が最も多くリーグ戦に出場したシーズンとなっています。

 

それでもDFとして素晴らしい才能を持っているゴメスは、怪我さえしなければ抜群のスピードを活かしたディフェンスで対人戦はもちろん、的確なカバーリングなども見せることができる選手です。

ただ時折得点に直結するような気の抜けたプレーを見せてしまうこともあるので、現在のリバプールではファン・ダイク、コナテ、マティプに次ぐ4番手のCBとなっています。

 

そのため、もしリバプールが夏の移籍市場で新たなCBを獲得することになれば、ゴメスとしても出場機会を得るために移籍を視野に入れることが十分に考えられます。

 

コスタス・ツィミカス(LSB)

市場価値:1800万ユーロ(約28億円)

 

コスタス・ツィミカス選手は身長179㎝、1996年生まれ27歳ギリシャ出身のDF(LSB)です。

 

2015年12月に地元ギリシャの名門オリンピアコスでデビューを飾ったツィミカスは、19/20シーズンまでオリンピアコスでプレーを続けると、2020年8月にアンドリュー・ロバートソンの控えを探していたリバプールへ移籍を果たします。

その後、リバプールではロバートソンの貴重な控えとして活躍しているものの、スタメンを奪うことはできず、出場機会は限られている状況です。

 

そんなツィミカスはロバートソンと同じく攻守両面にガッツ溢れるプレーが持ち味の選手で、攻め上がってからのクロス精度の高さだけでなく、コーナーキックからも精度の高いキックを蹴ることができます。

またチームのムードメーカーとして、どんな選手相手でも仲良く話す姿がリバプールでは見せているため、クラブ側としてはチームに置いておきたい選手であることは間違いありません。

 

しかし、ツィミカスとしてはこのままロバートソンの控えとしてプレーするのも、メンタル的に厳しい部分があるはずなので、この夏にどのような動きを見せるのか注目したいと思います。

 

モハメド・サラー(CF、RWG)

市場価値:6500万ユーロ(約102億円)

 

モハメド・サラー選手は身長175㎝、1992年生まれ31歳エジプト出身のFW(CF,RWG)です。

 

今や誰もが知る世界の点取り屋に成長したサラーは、2014年1月に移籍したチェルシーでは結果を残せませんでしたが、その後フィオレンティーナ、ローマとイタリアの地で才能が開花します。

そして2017年6月にリバプールへ加入すると、1年目から32ゴールを記録して得点王を獲得すると、18/19シーズン、21/22シーズンとこれまで3度のプレミアリーグ得点王に輝き、押しも押されぬリバプールの大エースとして素晴らしい活躍を見せています。

 

そんなサラーの特徴として圧倒的なスピードはもちろんのこと、175㎝と小柄な体格であるにもかかわらず、プレミアリーグの屈強なDFを跳ね飛ばすほどのフィジカルの強さを持っている選手です。

そして左足から繰り出されるシュート精度も高く、右サイドから切り返してのコントロールシュートをこれまで何本も決めてきました。

 

このように30歳を超えても衰えが見えてこないサラーをリバプールが放出する可能性は限りなく低いですが、パリ・サンジェルマンやここのところ猛威を振るっているサウジアラビアのクラブがサラーを狙っているという噂も出ています。

 

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クィービーン・ケレハー(GK)

市場価値:1200万ユーロ(約19億円)

 

クィービーン・ケレハー選手は身長188㎝、1998年生まれ24歳アイルランド出身のGKです。

 

ケレハーはリバプールの下部組織から19/20シーズンに昇格した後の2シーズンはアリソン、アドリアンに次ぐ第3GKとしてケレハーはチームに帯同していました。

すると、21/22シーズンからはアドリアンに代わって第2GKに抜擢され、カラバオカップやFAカップではスタメンの座を任されて、素晴らしいセーブを連発して、チームの2冠に貢献していました。

 

そんなケレハーのプレースタイルは一言で言えば現代型のGKで、足下の技術とビルドアップ能力が高いためボールを保持している時に相手からのプレッシャーがあっても慌てることなく味方にボールをつなぐことができます。

また、クロップ監督が

「彼は本当に良いシュートストッパー」

と口にするようにシュートに対する反応も早く、スーパーセーブを連発することができるGKです。

 

このようにケレハーはアリソンという存在が大きすぎるため、リバプールではなかなか出場機会を得られていませんが、プレミアリーグの中堅クラブなら守護神を十分に任せられる能力を持っているので、そろそろ移籍を考え始めてもおかしくない年齢になってきています。

実際にまだ具体的な名前は挙がってないものの、プレミアリーグのクラブから獲得の噂もあるようなので、ケレハーが新たなチャレンジをするかどうかという部分に注目していきたいと思います。

 

ナサニエル・フィリップス(CB)

市場価値:400万ユーロ(約6億円)

 

ナサニエル・フィリップス選手は身長190㎝、1997年生まれ26歳イングランド出身のDF(CB)です。

 

フィリップスは2019年にリバプールの下部組織からトップチームへ昇格するも、ほとんど出場機会はなく、19/20シュツットガルトへローン移籍して、経験を積んでいました。

そして20/21シーズンも構想外だと思われていたフィリップスでしたが、このシーズンのリバプールは開幕からCBの怪我人が相次いでしまい、フィリップスに出番が回ってくることになります。

するとフィリップスはリーグ戦20試合に出場し、奇跡のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献しました。

しかし、その後怪我人が復帰すると再び出場機会を失い、22/23シーズンは公式戦5試合の出場に終わってしまいました。

 

そんなフィリップスはとにかく情熱的なディフェンスが持ち味のCBで、多少スピードなどには難がありますが、最後の最後まで諦めることのない姿勢を見せてくれます。

また空中戦の強さは抜群のものを持っており、もう少しアジリティを磨けば、さらにいいCBになれるだけの才能を持っている選手です。

 

おそらくこのままリバプールに残っても、出場機会が回ってくることはないと思われるフィリップスにとって、夏の移籍市場で新天地を求めることは確実でリバプールサポーターとしても、苦しい時期にチームを救ってくれたフィリップスが新天地で活躍する姿を願っているはずです。

 

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リバプール2022-2023シーズン評価

リバプールの昨シーズンの成績

プレミアリーグ: 5位 (勝ち点67, 得失点差+28)

FAカップ: 4回戦敗退

カラバオカップ: ベスト16

UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16

 

2022/23シーズンのリバプールは、CL出場権まであと一歩となる5位でシーズンを終えました。

 

前年にマンチェスター・シティとハイレベルな優勝争いを繰り広げていたため、ほとんどのプレミアリーグファンが22/23シーズンも2チームによる優勝争いを予想していた中、リバプールはその期待を大きく裏切る形となってしまいました。

まずシーズン開幕前に長年攻撃を支えていたサディオ・マネをバイエルンに放出し、新たな戦力としてベンフィカからウルグアイ代表の若手FWダルウィン・ヌニェスを獲得しました。

 

そんな中迎えたシーズンは開幕からファン・ダイク、ファビーニョ、ジョーダン・ヘンダーソン、モハメド・サラーといったこれまでチームを支えてきた選手が、ここ数シーズンフル稼働で働いた疲れが出たのか絶不調に陥ってしまいます。

さらに前線でマネの穴を埋めるはずだったルイス・ディアスとディオゴ・ジョタの2人が早々に長期離脱となってしまったことや、これまで攻撃面の良さが目立っていたアレクサンダー・アーノルドの脆い守備を突かれるなど、ことごとくチームは悪循環にハマっていました。

その結果、カタールW杯による中断前の時点でリバプールは『6勝4敗4分』と、優勝争いから脱落するどころか、CL出場権争いからも脱落しつつあったのです。

 

その後、中断明けも怪我人が相次いで調子が上がらなかったリバプールですが、4月中旬から攻撃時にアーノルドをアンカーの位置に置く、偽SBの戦術を採用したことによってチームの調子が上向きます。

またシーズン終盤には怪我人も復帰したことで、ようやく本来の力を取り戻したリバプールは第31節から第36節まで怒涛の6連勝を記録しますが、惜しくも4位には届かず、16/17シーズン以来確保してきたCL出場権を逃す結果となりました。

 

そのためこれまでクロップが見せてきたリバプールでの1つのサイクルが終わったシーズンとも指摘されていて、新たなチーム作りをする上で転換期のシーズンになったともいえます。

 

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リバプール2023夏移籍の補強ポイント

リバプールは2023年夏の移籍市場が開いた後、早々に噂されていたブライトンのアルゼンチン代表MF、アレクシス・マック・アリスター選手を確保し、順調な滑り出しを見せました。

しかし、22/23シーズン苦しい時間を過ごし、フィルミーノ、チェンバレン、ケイタ、ミルナーなどといったこれまでの功労者を放出したため、マック・アリスターだけでなく複数の補強が必要となっている状況でもあります。

そこで現在のリバプールで特に必要だと考えるポジションを3つに分けて、考察してみました。

 

まず1つ目はインサイドハーフの補強です。

先ほど紹介したようにチェンバレン、ケイタ、ミルナーと3枚のMFを放出し、ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラもベテランとなってきている中、リバプールは3枚即戦力のMFを確保しなければならない状況です。

そこでまずは順調にマック・アリスターを獲得しましたが、残り2枚をシティやニューカッスルのように有り余るお金があるわけではない中で獲得していくかというのが、2023年夏の移籍市場におけるリバプール最大のポイントとなってくるのではないかと考えます。

 

2つ目はファン・ダイクの後釜となる若手CBの補強です。

これまで圧倒的な実力で鉄壁の守備を誇っていたファン・ダイクでしたが、22/23シーズンの戦いの中ではかなり衰えが目立つようになっていて、リバプールとしてはそろそろ後釜のCBを獲得したいはずです。

そのため23歳以下で有望なCBを獲得し、ファン・ダイクのプレーを見ながら成長させるのがベストなのではないかと考えます。

 

3つ目は右サイドバックの補強です。

22/23シーズン終盤に機能した偽SBの戦術によって、アーノルドが中盤で見せるプレーが想像以上に素晴らしかったこともあり、一部メディアでは本格的にアーノルドをインサイドハーフに転向させるべきなのではないかという声も挙がっています。

もしクロップも同じことを考えているのであれば、アーノルドの代わりを務めるワールドクラスの右サイドバックは補強せざるを得ない状況になるので、23/24シーズンはプレシーズンマッチからアーノルドの起用法にも注目したいと思います。

 

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最新リバプール2023夏移籍の新加入・退団決定情報

【IN】

アレクシス・マック・アリスター(MF)
移籍元: ブライトン(ENG)
移籍金: 4200万ユーロ(約66億円)
契約期間: 5年

 

【OUT】

ナビ・ケイタ(MF)
移籍先: ヴェルダー・ブレーメン(GER)
移籍金: フリー移籍
契約期間: 不明

ジェイムズ・ミルナー(MF)
移籍先: ブライトン(ENG)
移籍金: フリー移籍
契約期間: 1年

カルヴィン・ラムゼイ(DF)
移籍先: プレストン・ノースエンド(ENG)
移籍金: ローン移籍

リース・ウィリアムズ(GK)
移籍先: アバディーン(SCO)
移籍金: ローン移籍

 

2023/06/29時点の情報です。

 

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まとめ

リバプール2023夏の移籍市場、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについてご紹介しました。

23/24シーズンは再び優勝争いに絡んでいくためにも、2023夏の移籍市場での動きがかなり今後のクラブ運営にとっても重要になってきそうなリバプール。

上手く補強を成功させて、クロップが再び主力選手たちが調子を取り戻すことができれば、確実にCL出場権を獲得できるはずなので、まずは移籍市場での動きに注目です!

 

 

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