【2021-22版】ブライトンはなぜ強い?サッカーの特徴と戦術は?監督・オーナーもご紹介!

こんにちは!

2021-22シーズンのプレミアリーグ、強豪クラブがひしめき合う中、その上位の一角に食い込んでいるのがブライトンFCです。

序盤戦第8節終了時点で、4勝3分け1敗の4位と躍進しています。

これまで毎シーズンのようにプレミア残留争いをしていたブライトンですが、

チームの方針や戦術を一貫して貫いてきた結果がここに来て出始めているシーズンとなっているようです。

そこで本記事では、ブライトン(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)とはどんなチームなのか、なぜ強いのか?そのサッカーの特徴と戦術、監督・オーナーについてまとめてみました(^^)/

 

\ 2022-23シーズンのブライトンを分析! /

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ブライトンはなぜ強い?サッカーの特徴と戦術は?監督・オーナーもご紹介!

ブライトンが強い理由?

序盤戦ここまで好調な理由としては

怪我人も多くなく、夏にビッククラブに狙われていた中盤の中心選手として活躍するビスマや

ベテランで経験豊富なララーナやウェルベックも元気なことが挙げられると思います。

 

昨シーズンまでを振り返ってみると、ブライトンは2017-18シーズンにプレミアリーグに昇格し

最初の2シーズンは古典的なイングランドサッカーといった戦術で15位、17位と何とか残留をはたしました。

 

そして、2019-20シーズンに現在もブライトンを率いるグレアム・ポッター監督を招聘し、

プレミアリーグの下位チームとしては珍しくポゼッションを重視したサッカーを作り上げていきます。

このことは、過去2シーズンのボール保持率が、2シーズン連続で50パーセントを超えていることからも

しっかりとチームにポゼッションサッカーが根ずいていることが分かります。

 

さらに2020-21シーズンには、

xGというゴール期待値の数値では、なんと「プレミアリーグでも7位」に入ってくるなど、

チャンスは多く作れていたブライトンですが、過去2シーズン決定力不足が響き、

素晴らしいサッカーを繰り広げながらも15位、16位と残留争いに巻き込まれて来ました。

 

しかし、ついに今シーズンはこれまで築いてきたサッカーがはまり、

ここまで得点は相変わらず取れていないものの、レスター・シティに勝利、アーセナルに引き分けたりと

8節終了時点で、4勝2分1敗と序盤戦のプレミアリーグを盛り上げる存在となっています。

 

ただし、この10月の代表ウィークを前にブライトンは、所属選手の1人が性的暴行の疑いで犯罪の容疑がかけられたと発表しており、メディアはこの選手がビスマであると報じています。

もしこれが事実だとすればビスマは、長い期間出場することが出来なくなるのは確実であり、

ブライトンにとっては大きなダメージとなってしまいます。

それでもポッター監督の下で自分たちのサッカーを遺憾なく発揮しているブライトンのこれからの躍進に期待して見ていきたいと思います!

 

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ブライトンサッカーの特徴と戦術は?

ブライトン フォーメーション

 

まずブライトンの今シーズンの布陣を見てみると、主にこの3-4-2-1を使用していますが

ここまでのプレミアリーグ8試合だけで他にも3-5-2、3-4-3、4-3-3など、相手チームに合わせて様々なフォーメーションで戦って来ています。

 

このように相手に合わせて様々なフォーメーションを使えるのも、ポッター監督がチームに戦術をしっかりと落とし込めているからであり、選手1人1人が自分の役割を果たせています。

 

まず基本陣形となる3-4-2-1では、ポゼッションしながら両サイドが高い位置を取って幅を広げながら、中央でボールを繋ぎ縦に攻め込んでいきます。

 

更に特徴的なのがブライトンは、センターバックが攻撃時に大外から攻め上がってくるという、なかなか見たことのない戦いをしてきます。

 

選手個々を見ていくと、GKにスペイン代表に定着し始めているロベルト・サンチェス、守備の中心はダフィーとダンクの2人で、2人共に後ろからのビルドアップ能力と空中戦の強さを誇ります。

 

中盤では、ビッククラブも注目するビスマがカンテばりのインターセプト能力を持っており、もう1枚のララーナはベテランながらも持ち味のダイナミックな動きが健在です。

 

ウイングバックには、ヘタフェから加入した期待のククレジャとグロスなど、

スピードが特徴的な選手を配置して、攻撃、守備の両面でそのスピードを活かしています。

 

前線の3枚は一番前にエースのモペイ、その下にベルギー代表のトロサールとベテランのウェルベックかマク・アリステルが起用されますが、

ここの3枚がもっと点を奪えるようになれば課題の得点力も改善されると思います。

 

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ブライトンの監督


グレアム・ポッター

出身:イングランド
年齢:46歳

監督歴:エステルスンド→スウォンジー・シティ→ブライトン

 

現在ブライトンの監督を務めるのはイングランド人のグレアム・ポッター監督です。

ポッター監督は現役時代、主にイングランドの下部リーグ中心にプレーしており、サウサンプトン時代に唯一プレミアリーグでのプレー経験があります。

2005年に30歳で現役を引退したポッター監督は、その後FAに所属するサッカー選手が会員の労働組合であるPFAの援助を得て大学を卒業すると、国内の大学やガーナ代表女子チームのコーチなどで指導者経験を積んでいきます。

 

そして、2010年12月にスウェーデン4部のエステルスンドの監督に就任して監督のキャリアをスタートさせると、就任からわずか5年でチームを4部から1部に昇格させてその手腕を発揮します。

 

エステルスンドで評価を上げたポッター監督は、2018-19シーズン・プレミアリーグから降格したスウォンジー・シティの監督に就任するも、10位でチームを昇格には導けませんでした。

それでも翌2019-20シーズンからプレミアリーグのブライトンの監督に就任し、ここまで指揮を執っています。

 

ここまで大きな結果を残せていないポッター監督ですが

様々なゲームプランを駆使して戦っていく姿に

プレミアリーグの中でも名将であるマンチェスター・シティのグアルディオラ監督や、

リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督から非常に高い評価を得ています。

 

これから更にブライトンを強く見応えのあるクラブにしていくであろうポッター監督の戦いぶりを、是非注目して見ていって欲しいと思います!!

 

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ブライトンのオーナー



トニー・ブルーム

ブライトンのオーナーを務めるトニー・ブルームは、かつてポーカーなどギャンブルで大金を稼ぎ、

その後コンサルタント会社を経営しており、推定13億ポンド(約1950億円)の資産を持つ大富豪です。

それでもプレミアリーグのオーナーを見ると下から数えた方が早く、豊富な資産力があるオーナーではありません。

 

トニー・ブルームの祖父がブライトンの副会長だったこともありブライトンへの愛情は非常に強く、2009年当時3部で経営難に苦しんでいるチームのオーナーに就任します。

 

そこからトニー・ブルームは、独自のデータ分析会社を使い、緻密なデータから的確な補強、売却、ユースなどの部分で大きな成果を上げてブライトンをプレミアリーグまで導きます。

 

今夏の移籍市場でもDFのベン・ホワイトを5000万ポンド(約75億円)という大金でアーセナルに売却したことにより、ビスマやトロサールの放出は防げたと言えます。

まだまだ発展途上であるブライトンをどんどん進化していくための策を打ってくるであろう、トニー・ブルームの働きぶりに注目していきましょう!!

 

まとめ

2021−22シーズン序盤戦の好調ぶりから、プレミアリーグの台風の目となっているブライトンについて、

ブライトンというチームはなぜ強いのか?そのサッカーの特徴と戦術、監督・オーナーについて紹介していきました。

毎シーズンプレミアリーグではビッククラブ以外にもサプライズで上位に進出するクラブが出てきます。

この調子をブライトンが続けていくことが出来れば、来季ヨーロッパの舞台も狙える可能性もでてきます。

ポッター監督の下、プレミアリーグの中でも特徴的な戦いを見せてくれるブライトンに注目してみると、

さらにプレミアリーグが楽しく見られると思うので是非注目してみてください!!

 

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