アトレティコマドリードのスタメン・フォーメーションは?監督・戦術と注目の人気・有名選手も!

こんにちは!

日本人選手も多く出場する2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会が行われ、グループEにはフェイエノールト、ラツィオ、セルティックとともにラ・リーガの3強でもあるアトレティコが入りました。

アトレティコは昨シーズン後半戦から好調を維持しており、特に2022-23シーズンの後半戦にあたる2023年の成績は昨シーズン優勝したバルセロナを上回る勝ち点を積み上げており、今季は近年の中でも最も期待値が高いシーズンと言えます。

そこで本記事では、アトレティコ・マドリードのスタメンやフォーメーション、監督、戦術や注目の選手についてまとめてみました!

 

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アトレティコ・マドリード | どんなチーム?強さや人気は?

 

レアル・マドリード、バルセロナに次ぐスペイン3強に数えられているチームで、11回のリーグ優勝を記録しています。

 

レアル・マドリードとの「マドリード・ダービー」は歴史的背景もあり、アトレティコからの下剋上・反骨精神にも似た宿敵意識が強く、大きな盛り上がりを見せるダービーの一つです。

 

アトレティコを現在の人気に引き上げた要因の一つが監督を務めるディエゴ・シメオネの存在であり、強固な守備意識と高いインテンシティをチームに植え付け「チームのために人生を捧げ、チームのために死ねる(サウール談)」そんな組織的で魅力あるチームを作り上げました。

 

その手腕もあり、近年は安定してラ・リーガ3位以内でのフィニッシュを収めているほか、欧州の舞台でも2013-14、2015-16シーズンはCL決勝まで進み、シメオネ政権下で2度のEL優勝にも導いています。

 

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アトレティコ・マドリード | フォーメーション・スタメン

2022-23シーズンのフォーメーション・スタメン①

22-23 第23節 レアル・マドリード vs アトレティコ(1-1)

【得点】
78′ 0-1 ヒメネス(アシスト:グリーズマン)
85′ 1-1 アルバロ・ロドリゲス(アシスト:モドリッチ)

 

22-23シーズンのマドリード・ダービーで、中盤の強度を上げ、クロースに自由を与えない戦術を組んだこともあり、前線はグリーズマンのみという布陣になりました。

4-3-3ではありますが、同サイドのカルバハルの位置を見ながらカラスコも最終ラインに吸収されるため、守備時は可変して5-4-1に近い形となっています。

お互いにセットプレーから得点を決め、流れからのゴールは許さない試合となりました。

2022-23シーズンのフォーメーション・スタメン②

22-23 第38節 ビジャレアル vs アトレティコ(2-2)

【得点】
9′ 1-0 ニコラス・ジャクソン
18′ 1-1 コレア(アシスト:グリーズマン)
56′ 1-2 コレア(アシスト:グリーズマン)
90+2′ 2-2 パスクアル

 

22-23シーズンの最終節で、2位浮上の可能性もありましたが後半ATで追いつかれ、勝ち点1となり3位でシーズンを終えることとなりました。

試合内容はモチベーションの面からあまり良くなく、ヴィツェルの退場や、負傷中のGKオブラクに代わって出場を続けていたグルビッチが負傷し、下部組織のGKアントニオ・ゴミスがデビューするなど、激動の最終節となりました。

その中でも、アトレティコ期待の若手MFバリオスは良好なパフォーマンスを見せ、来季(今季)への期待を伺わせていました。

 

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン

23-24 第3節 ラージョ・バジェカーノ vs アトレティコ(0-7)

【得点】
2′ 0-1 グリーズマン(アシスト:デ・パウル)
16′ 0-2 メンフィス
36′ 0-3 モリーナ(アシスト:デ・パウル)
73′ 0-4 モラタ(アシスト:サウール)
79′ 0-5 コレア
84′ 0-6 モラタ(アシスト:コレア)
86′ 0-7 ジョレンテ

 

敵地で大勝を収めた試合で、多くの選手が得点に絡み優勝候補へと名乗りを上げる試合となりました。

昨シーズンはグリーズマンがチームの舵を取り、他の選手もグリーズマンをターゲットに試合を進める展開が多くありましたが、この試合では後方で構えるデ・パウルが存在感を見せ、試合を動かしました。

近年、パフォーマンス不良気味だったサウールも持ち前の守備への切り替えの早さとプレー強度を取り戻しており、今季は多くの出場時間が与えられそうです。

2023-24シーズンのフォーメーション・スタメン予想

 

ベストメンバーが揃っているときの予想布陣です。

負傷離脱中のヒメネスが復帰した場合はスタメン起用されることが予想され、右CBは相手に応じてサヴィッチとアスピリクエタのどちらかが起用されます。

 

コケが復帰した場合には、これまで通り主力として起用される可能性が高くなっていますが、バリオスが成長を続けており、今シーズン中にもコケに替わって主力に定着するポテンシャルを見せています。

インサイドハーフには、好調のデ・パウル、サウールを中心に、守備強度と走力を持つジョレンテや、狭いスペースでもボールを運べるレマルなど、キャラクターの違う選手たちが揃い、相手や戦術によって起用する選手を変えてくるはずです。

 

左WBとして主力だったカラスコは退団しており、武者修行に出ていたリーノとロロ(ロドリゴ・リケルメ)、このポジションでも起用できるサウール、そして今夏にセルタから獲得したハビ・ガランなど、選手は揃っていますが、どの選手が代役を務めるのかは、これから数試合をかけて決めていく作業になります。

 

グリーズマンの相方となるFWは、モラタとメンフィスのうち好調な方を入れ替えながらシーズンを戦うことが予想されます。

 

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アトレティコ・マドリード | 戦術・サッカーの特徴

 

シメオネ就任から13年目のシーズンであり、彼が植え付けた守備意識とハードワーク、インテンシティの高さはアトレティコの代名詞となっています。

 

シメオネ監督は、基本的に相手チームのストロングポイントを消すための守備設定を明確にして試合に臨みます。

中盤の強度を上げたり、サイドを厚くしたり、キーマンとなる選手をフリーにさせない立ち回りなど、まずは守備を前提に事前準備を行います。

 

その一方で近年は戦術のマンネリ化により、シメオネ監督の評価も落としていましたが、転機となったのは2022年カタールW杯での中断期間です。

シメオネが植え付けたネガトラの素早さは前提として、攻撃を重視したスタイルに変え、グリーズマンがその中心となりチームの頭脳となりました。昨季はポジショナルプレーの練度を上げ、今季はグリーズマンがピッチにいない時間でもそのプレーを体現できるチームへと成長を見せています。

 

3CBの一角を務めていた対人守備の強さを持つヘイニウドが長期離脱したことをきっかけにエルモソが継続起用され、彼の持ち味でもあるビルドアップ能力を生かしてボール保持時の質が上がり、エルモソ自身も中盤まで上がって組み立てに参加するなど、人数をかけた攻撃が可能となりました。

 

また、アトレティコの特徴の一つが左WBのカラスコであり、アイソレーションを生み出し、単独で打開できるスキルはサイドを攻略してくれる存在となっていましたが、退団が決まり現在のアトレティコにとって唯一の懸念材料と言えます。

第4節のセビージャ戦が延期になったことから、現時点で彼が不在後(移籍)の試合は行われていないため、どの選手を代役(ロロ、リーノ、ガラン、サウールなど)としていくのか、シメオネ自身もこれから最適解を見つけていくこととなります。

 

アトレティコ・マドリード | 有名・注目選手

メンフィス・デパイ(SS,LWG)

 

年齢:1994年2月13日(29歳)

市場価値:1400万ユーロ(約22億1300万円)

 

メンフィスは、組み立てやチャンスメイクに絡める万能型FWであり、アトレティコではその器用さで2トップの一角としてフィットを見せています。

 

相手の背後を突くオフ・ザ・ボールの質も高く、グリーズマンの横に立つ選手としてモラタとメンフィス、どちらを起用しても大きな戦術変更もなく戦うことができています。

 

また、豊富な得点パターンや決定力の高さを持っているほか、左サイドからのカットインや強烈なミドルシュートも得意としており、流れを一気に変える一発を持っているのも大きな武器となっています。

 

懸念材料となるのは、加入後から小さな怪我が多いことであり、今季もすでに数週間の離脱が決まっています。

セサル・アスピリクエタ(CB,SB)

 

年齢:1989年8月28日(34歳)

市場価値:500万ユーロ(約8億円)

 

熱血さと冷静さの両面でチームを引き締めてくれるキャプテンシーを持ち、アトレティコでも早速ピッチ上のリーダー像を見せています。

 

アスピリクエタはインテリジェンスな選手で、適格なポジショニングでスペースを消しながらプレーしたり、危険なエリアを察知してカバーできるほか、対人守備でも鋭い予測から攻撃の芽を摘むプレーを見せます。

 

ボール保持時には積極的な攻撃参加を行うよりも、中盤や内側のレーンにポジションを取りながらビルドアップに絡んだり、アーリークロスで局面を打開するパスで貢献を見せます。

 

アトレティコでは右CBと右WBの両ポジションで起用されており、WBに入ったときは守備固めとしても効果を発揮し、逆サイドの左肩上がりの攻撃も可能としています。

 

これから続く長いシーズンで、気の利いたプレーでアトレティコを助けてくれるはずです。

パブロ・バリオス(DMF)

 

年齢:2003年6月15日(20歳)

市場価値:500万ユーロ(約8億円)

 

昨シーズンデビューを果たした下部組織出身の選手で、同様のキャリアを歩んでいるコケに続く逸材として期待されています。

 

バリオスは、相手を剥がすボールタッチやコントロールに優れ、中盤の選手ながらチャンスと見ればドリブル突破を図ったり、縦パスを通したりと、若さを武器に積極的なプレーを見せています。

 

昨シーズンは主にインサイドハーフで起用されていましたが、コケの負傷により今シーズンはアンカーで起用されており、攻撃の芽を摘む出足の鋭いタックルや、守備時のカバーエリアの広さ、切り替えの素早さでフィットし始めており、決断力の早さは大きく成長を見せている部分です。

 

プレーの粗さや簡単なミスなどもありますが、急成長中の選手であり将来が期待される選手の一人です。

 

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アトレティコ・マドリード | 人気・スター選手

アントワーヌ・グリーズマン(SS)

 

年齢:1991年3月21日(32歳)

市場価値:2500万ユーロ(約40億円)

 

2022-23シーズンの序盤はバルセロナとの買取の問題から出場時間に制限をかけていましたが、問題が解決した中盤戦から中心選手として起用されリーグ戦で15ゴール14アシストを記録しました。

 

グリーズマンはチームの頭脳となり、ハーフスペースやライン間でボールを受けながらプラス1となる局面を作り出し攻撃を活性化させられる選手です。

 

周りを生かしながら自身も高い得点能力を誇り、ゴールとアシストの両面で数字を残せる司令塔でありながら、守備面においても最終ラインまで下がって守備を行ったり、中盤でボール奪取を見せたりと、攻守において高い貢献を見せます。

 

今シーズンもグリーズマンへの期待は大きく、アトレティコを躍進へ導くキーマンとなります。

ロドリゴ・デ・パウル(CMF)

 

年齢:1994年5月24日(29歳)

市場価値:4000万ユーロ(約63億2500万円)

 

カタールW杯では、アルゼンチン代表の主力選手として優勝に貢献しました。

 

デ・パウルは、司令塔としての役割を行いながらハードな守備も行える選手で、攻守においてダイナミックにプレーできる選手です。

 

プレス回避能力にも秀でており、回避した後のスペースを使ったドリブル突破や中盤からの飛び出しなど、攻撃にアクセントを加えられるほか、スルーパスでチャンスを演出したりと、グリーズマンより一歩下がった位置で同様のビジョンを持ち、そのタスクを行える選手です。

 

アルゼンチンの選手らしいメリハリのあるプレーも特徴的で、今シーズンはより重要な選手となることが予想されます。

ヤン・オブラク(GK)

 

年齢:1993年1月7日(30歳)

市場価値:3500万ユーロ(約55億3400万円)

 

抜群の安定感を誇る守護神も加入10年目となり、アトレティコに欠かせない選手となっています。

 

オブラクは、試合展開を予測したポジショニングから事前準備に優れ、安定したセーブでゴールマウスを守れる選手です。

反射神経にも優れ、際どいコースを狙ったシュートや、ディフレクションしたボールにも反応してくれるため、ビッグセーブにも期待できます。

 

アトレティコの調子が上向きであるほど、DFラインが集中してシュートコースに制限をかけた守備が行えるため、オブラクのセービング能力と相まって安定感のある守備を生みます。

 

また、元々ビルドアップ能力に定評があった選手ではありませんが、戦術が変わった昨シーズン後半から短距離・中距離のパスを通せる選手となり、攻撃面でも貢献を見せるようになっています。

 

昨シーズン終盤に代役を務めた第2GKのグルビッチとの実力差はやはり大きく、アトレティコにとってオブラクが怪我無くゴールマウスを守ってくれることが望まれます。

 

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アトレティコ・マドリード | スタジアム・本拠地

 

シビタス・メトロポリターノ(エスタディオ・メトロポリターノ)

 

2017年9月にこけら落としとなったスタジアムで、2023年9月には拡張化が完了し、現在は最大70,460人を収容できます。

2021-22シーズンまでは、ワンダ・メトロポリターノという名称でしたが、命名権が変わったことで現在のシビタスという名称に代わっています。

また、UEFAの舞台では命名権を行使したスタジアム名を認めていないことから、CLなどでは「エスタディオ・メトロポリターノ」と表記されます。

 

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アトレティコ・マドリード | 主要な戦績

直近5シーズンの成績をまとめてみました!

ラ・リーガ国王杯スーペルコパスーパー
カップ
チャンピオンズ
リーグ
18-192位
(22勝10分6敗-55得29失)
ベスト16優勝ベスト16
19-203位
(18勝16分4敗-51得27失)
3回戦敗退準優勝準々決勝敗退
(ベスト8)
20-211位
(26勝8分4敗-67得25失)
2回戦敗退ベスト16
21-223位
(21勝8分9敗-65得43失)
ベスト16準決勝敗退準々決勝敗退
(ベスト8)
22-233位
(23勝8分7敗-70得33失)
準々決勝敗退GL敗退

 

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まとめ

アトレティコ・マドリードのスタメンやフォーメーション、監督、戦術や注目の選手についてまとめてみました!

シメオネ監督が植え付けた守備意識は世界中のサッカーファンが知るアトレティコの代名詞となりましたが、シメオネ自身も次のフェーズへと進化し、攻撃を重要視した新たなスタイルで今シーズンを戦います。

主力選手と控え選手ともに遜色のない質の高い選手が揃っており、今シーズンはチャンピオンズリーグの舞台でも成功を収めたいシーズンとなります。

近年で最も期待値が高いアトレティコが躍進を見せるシーズンとなるのか、注目していきましょう!

 

 

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