こんにちは!
2021-22シーズンも大盛り上がりだったセリエAが閉幕し、既に各クラブは2022-23シーズンに向けての準備を進めています。
その中でACミランは限られた戦力を上手く回しながら、悲願のスクデットを獲得したシーズンとなりました。
これまでは財政的な面では他のクラブに劣っていましたが、2022年6月には新オーナーが就任し、この夏の移籍市場では積極的な動きを見せることが予想されています。
本記事では、ACミランの2022夏の移籍情報、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについてまとめていきます。
ACミラン2022夏移籍で獲得と噂の補強リスト・狙っている選手
レナト・サンチェス(CMF、DMF)
🚨速報🚨
ACミラン🇮🇹がレナト・サンチェス(24)と口頭合意に達したという。
via @FabrizioRomano #ACミラン 🔴⚫️#ACMilan pic.twitter.com/CzUSd0P0ET
— ⚡️ALIEL ⚽️ アリエル⚡️ (@ALIEL_Football) June 8, 2022
2021-22シーズン所属:LOSCリール所属
市場価値:2800万ユーロ(約40億円)
ACミランの補強候補1人目は、
若くからポルトガルの有望株として活躍していたレナト・サンチェス選手です。
レナト・サンチェス選手は身長176㎝、1997年生まれ24歳ポルトガル出身のMF(CMF,DMF)です。
ベンフィカの下部組織から2015-16シーズンにトップチーム昇格を果たした、レナト・サンチェス選手はすぐさま存在感を見せると、2016年5月にバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決定します。
さらに同年6月から行われたEURO2016ではプロデビューを果たしてすぐの選手にもかかわらず、ポルトガル代表のメンバーとして選出されると、ベスト16、準々決勝の2試合でマンオブザマッチを獲得する活躍を見せます。
しかし、バイエルンでは厚い選手層に阻まれ、スランプに陥ってしまい、2017-18シーズンにはスウォンジーへレンタル移籍。
そして2019-20シーズンには現在所属するリールへ完全移籍を果たすと、再び輝きを取り戻し、ビッククラブからの関心を集めています。
そんなレナト・サンチェス選手は身長178センチながら、非常にフィジカル面に優れており、強靭な体幹を持っているので一回り大きな相手にも競り負けることがありません。
そして中盤からの飛び出しも持ち味で、チャンスとみるとタイミング良く前線へ上がっていき、しっかりとゴールを決めることができるシュート技術の高さも持ち合わせています。
フランスの地で再ブレイクを果たし、ミランはかなり前から動向に注目しており、個人合意にも至っているという報道が出ていましたが、ここにきて横槍を入れてきたのがパリ・サンジェルマン。
彼らがお金の力で横取りを狙っていますが、その前にミランとしては移籍を決めてしまいたいところです。
スヴェン・ボットマン(CB)
🇮🇹逸材獲得へ🔴⚫#ミラン、夏の獲得を目指してリールの22歳DF #ボットマン の代理人と接触か。
✅冬に接触も高額な移籍金を敬遠して断念
✅しかし9日に代理人と会談、選手も前向き?https://t.co/aBd7fVHj6P— GOAL Japan (@GoalJP_Official) February 11, 2022
2021-22シーズン所属:LOSCリール所属
市場価値:3000万ユーロ(約43億円)
ACミランの補強候補2人目は、
ファン・ダイクの後を継ぐオランダの新たな壁となり得るスヴェン・ボットマン選手です。
ボットマン選手は身長195㎝、2000年生まれ22歳オランダ出身のDF(CB)です。
ボットマン選手は2009年からアヤックスの下部組織に入団すると、2019-20シーズンにはアヤックスのセカンドチームからヘーレンフェーンへとレンタル移籍となり、そこでトップチームデビューを飾ります。
ヘーレンフェーンで活躍を見せたボットマン選手は、2020年7月にアヤックスを離れ、リールへ移籍すると、これまでの2シーズン共に守備の中心選手として活躍し、オランダ代表にも招集されるようになりました。
彼は195センチという圧倒的な体格を生かした対人守備が持ち味で、これまでのキャリアの中でインターセプト数やクリア数は高い数字を記録しています。
さらにディフェンダーにとって重要なデュエルの勝率も高く、守備面での安心感は相当なものがあります。
またボットマン選手は両足で遜色ないキックが蹴ることができ、ビルドアップの際には両サイドにボールを振れる選択肢を持っているので、スムーズにボールを繋ぐことができる選手です。
今回の移籍市場の中でもかなり人気のあるボットマン選手に対して、ミランは前回の冬の移籍市場から注目しており、一時は獲得濃厚かと噂されていました。
しかし、プレミアリーグの新たな金満クラブであるニューカッスルが、ここにきてかなり獲得に近いとされており、ミランとしては少し厳しい状況になりつつあるというのが現状です。
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グレイソン・ブレーメル(CB)
ミランがCBのターゲットを変更? “プランB”のトリノDFブレーメルを注視か(SOCCER KING)
センターバックの獲得を目指すミランが、トリノのブラジル人DFグレイソン・ブレーメルを注視しているようだ。10日、イタリ… #ミラン #ACミランhttps://t.co/YwP3ef1Brr pic.twitter.com/1ivG4V7LmD
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2021-22シーズン所属:トリノFC所属
市場価値:3500万ユーロ(約50億円)
ACミランの補強候補3人目は、
トリノでブレイクを果たしたグレイソン・ブレーメル選手です。
ブレーメル選手は身長188㎝、1997年生まれ25歳ブラジル出身のDF(CB)です。
2017年3月にブラジルのアトレチコ・ミネイロへ入団したブレーメル選手は同年6月にトップチームデビューを果たします。
そして2018年7月には、現在まで所属するトリノへと移籍すると、2021-22シーズンはセリエAの中でもトップクラスのディフェンスにおけるスタッツを残し、一躍注目を集める選手へと成長を見せました。
そんなブレーメル選手は188cmという長身を感じさせない、華麗な身のこなしと身体能力を活かした爆発的なスピードで対人守備、スペースをカバーする能力と共に強さを持っています。
まだ少し身体能力に頼りがちで、荒々しい守備ですが、その荒々しさがむしろ魅力ともいえる選手です。
さらにブラジル出身ということで、足元の技術には自信を持っており、現代のセンターバックに必要なビルドアップ能力にも定評があります。
ボットマン選手が取れなかった時のプランBとしてミランの獲得候補に上がっているブレーメル選手ですが、彼もまた人気があり、セリエAのインテルやユベントス、プレミアリーグからビッグ6の複数クラブが関心を寄せているので、争奪戦になることは間違いない状況になっています。
ジャンルカ・スカマッカ(CF)
“イタリアのレヴァンドフスキ”になれるか 育成上手なミランで見てみたい大型FWスカマッカの魅力
現在イタリアで注目を集めているストライカーといえば、サッスオーロ所属の23歳FWジャンルカ・スカマッカだ。センターフォワードに… #ミラン #ACミランhttps://t.co/3Hv7HreDYS pic.twitter.com/J0TPmXDsDw
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2021-22シーズン所属:サッスオーロ所属
市場価値:3000万ユーロ(約43億円)
ACミランの補強候補4人目は、
イタリアに突如現れた長身ストライカー、ジャンルカ・スカマッカ選手です。
スカマッカ選手は身長195㎝、1999年生まれ23歳イタリア出身のFW(CF)です。
2016年1月にオランダのPSVのセカンドチームでプロデビューを果たしたスカマッカ選手は、翌年の2017年1月にサッスオーロへ移籍。
その後は毎シーズンレンタル移籍を繰り返し、2020-21シーズンにはセリエAのジェノアで活躍を見せると、2021-22シーズンにその才能が爆発し、シーズン16ゴールをあげる活躍を見せました。
そんなスカマッカはやはり195センチという長身を生かした、パワフルなヘディングシュートが魅力の選手ですが、最大の特徴・武器は、強烈な右足のシュートでコースを狙うよりもパワーでぶち抜くのが、彼のスタイルです。
さらにかなり難しい態勢からでも上手く体を使い、アクロバティックなシュートでスーパーゴールを決める意外性も持っており、純粋なストライカーとはひと味違うものを見せることができます。
そして、スカマッカ選手は手足の長さを生かした、ポストプレーもしっかりこなせるので、ゴールを決める以外にも重要な役割を果たすことができます。
このスカマッカ選手には、ミランとインテルのミラノ勢やプレミアリーグのアーセナル、そしてパリ・サンジェルマンが関心を示しているようで、ミランとしては他のストライカー候補に目を移す可能性が高くなっています。
ディボック・オリギ(CF、WG)
オリギはミラン加入で決定か リヴァプール退団してイタリア挑戦へ
セリエAで首位に立ち、スクデット獲得目前に迫るミランが、来季に向けた補強を進めている。攻撃陣で新たな核となりそうな男がリヴァプールのディボック・オリギだ。リヴ… #ミラン #ACミランhttps://t.co/vSR50xhZin pic.twitter.com/ZhNIqKyC9v
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2021-22シーズン所属:リバプール所属
市場価値:1200万ユーロ(約17億円)
ACミランの補強候補5人目は、
ミラクルオリギと呼ばれ、リバプールで愛されていたディボック・オリギ選手です。
オリギ選手は身長184㎝、1997年生まれ25歳ブラジル出身のFW(CF,WG)です。
2013年フランスのリールでプロデビューを果たしたオリギ選手は、2014年7月にリバプールへ加入。
その後2017年にはヴォルフスブルクへのレンタル移籍など、ほとんど構想外となっていましたが、2018-19シーズンに復帰すると、これまで何度もチームを救うミラクルゴールを決めてきました。
既にリバプール退団が発表されており、新天地を探している最中となっています。
そんなオリギは185センチながら、かなりのスピードを持っているのでセンターフォワード以外にウイングでも力を発揮することができます。
彼はリバプールで少ない出場機会の中でも、しっかりとゴールを決める決定力があったので、1シーズンを通してレギュラーとして活躍できるクラブに行けば、かなりのゴール数を稼げるのはないかと考えます。
オリギ選手に関してミランへの移籍がほとんど決まっているようなので、正式発表を待つのみという段階です。
ACミラン2022夏移籍で噂の退団・放出候補
アンテ・レビッチ(CF、WG)
Milan to listen to offers above €20m for Rebic – report – Football Italia https://t.co/HlLCrbukyn
ミランは2000万ユーロ以上のオファーが来ればレビッチを売却へ— まっつん (@recoba1974) June 17, 2022
市場価値:1700万ユーロ(約24億円)
ACミランの放出候補1人目はアンテ・レビッチ選手です。
レビッチ選手は身長185㎝、1993年生まれ28歳クロアチア出身のFW(CF,WG)です。
地元クロアチアのRNKスプリトというクラブで2011年プロデビューを果たしたレビッチは、2013年8月にフィオレンティーナへ移籍。
その後、レンタル移籍先のフランクフルトで結果を残すと、2019年にミランへレンタル移籍となり、2020年9月には完全移籍という運びとなりました。
そんなレビッチは主に左ウイングを主戦場としていますが、センターフォワードでも起用されることが多い選手で、最大の特徴はスピードを生かした推進力のあるドリブルです。
185センチながら、スピードがあるレビッチ選手が勢い良くドリブルで突っ込んでくると相手は普段よりも身構えてしまうので、対応に苦戦することになります。
そして守備での貢献度も高く、フランクフルト時代に培った前線からのプレスはチームを助けてくれます。
2021-22シーズンは僅か2ゴールしか決められず、放出候補に名前が上がっているレビッチ選手ですが、ミランのフォワード陣にはイブラヒモビッチ選手、ジルー選手とベテラン勢が多くなっています。
なので新戦力の獲得が無ければ、残留の可能性も高くなってくるのではないかと予想します。
アレッシオ・ロマニョーリ(CB)
https://t.co/2ht9fLNZBz – Romagnoli, rifiutate Fiorentina e Monza: vuole solo la Lazio https://t.co/JmAkloNZSa
— MilanNews.it (@MilanNewsit) June 17, 2022
市場価値:1700万ユーロ(約24億円)
ACミランの放出候補2人目はアレッシオ・ロマニョーリ選手です。
ロマニョーリ選手は身長188㎝、1995年生まれ27歳イタリア出身のDF(CB)です。
2012年12月にローマの下部組織からトップチームデビューを果たしたロマニョーリ選手は、2015年8月に移籍金2500万ユーロでミランへ移籍。
この時レジェンドであるネスタ選手が背負っていた背番号13をもらい、期待を集めていましたがその期待に応えれたとはいえませんが、2018年からキャプテンを務めるなど、チームの精神的支柱として活躍しています。
そんなロマニョーリ選手は、対人守備を得意としており、相手フォワードをマンマークして、試合を通して徹底的にその選手に仕事をさせません。
潰すと言っても彼はリスクを冒さずに確実にボールを奪えるタイミングを見計らって、潰しに行くので、非常に安定感がある昔ながらのイタリア人らしいセンターバックといえます。
キャプテンを務めているロマニョーリ選手ですが、出場機会は少なく、ついにこの夏の移籍市場で長年過ごしたミランから出ていくようで、同じくセリエAのラツィオへの移籍が決定的となっています。
フォデ・バロ・トゥーレ(LSB)
Ballo Toure 🏆🔴⚫️ pic.twitter.com/MjVVsSYj9M
— Mohanad 🏆🇮🇹 (@MohanadACM) May 22, 2022
市場価値:350万ユーロ(約5億円)
ACミランの放出候補3人目はフォデ・バロ・トゥーレ選手です。
バロ・トゥーレ選手は身長182㎝、1997年生まれ25歳セネガル出身のDF(LSB)です
元々パリ・サンジェルマンのBチームに所属していたバロ・トゥーレ選手ですが、トップチームに昇格することができずに2017年にリールへ移籍し、トップチームデビューを果たします。
その後、2019年からモナコへ移籍するとそこでの活躍が評価され、2021年7月にミランへ完全移籍となりました。
彼の最大の特徴は本人も自信があると語る圧倒的なスピードです。
このスピードを生かし、相手を抜き去り、相手陣内深くまで持ち込むと、そこからクロスを入れるというサイドバックとしてシンプルながら、強烈な個性を持っています。
しかし、守備時に集中力を欠き、軽率なミスをする場面が見られるのが弱点となっています。
まだ加入して1年しか経っていないバロ・トゥーレ選手ですが、ミランでの1年目は期待に応えるパフォーマンスを見せることができず、クラブとしては良いオファーがあれば、売りに動く可能性があると考えます。
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サム・カスティジェホ(WG、SH)
Milan, Castillejo verso l’addio: il suo obiettivo è tornare in Spagna, ma per ora nessuna offerta https://t.co/2RjNzvvEjC
— MilanNews.it (@MilanNewsit) June 20, 2022
市場価値:400万ユーロ(約6億円)
ACミランの放出候補4人目はサム・カスティジェホ選手です。
カスティジェホ選手は身長182㎝、1995年生まれ27歳スペイン出身のFW(WG,SH)です。
2014年8月にマラガの下部組織からトップチームデビューを飾ったカスティジェホ選手は、2015年6月にビジャレアルへと移籍。
ビジャレアルで印象的なプレーを見せると、2018年8月にはミランへ移籍すると、移籍初年度はリーグ戦31試合に出場し、4ゴール、4アシストを決める活躍を見せていました。
左利きながら右ウイングを主戦場とするカスティジェホ選手は、スペイン人ならではのテクニックを持ち、その足技で相手ディフェンスを翻弄することができます。
点を決めるウインガーというよりは、サイドからの巧みなドリブルで仕掛け続けて、チームのチャンスを多く作っていくタイプなので、生粋のドリブラーといえる選手です。
そんなカスティジェホ選手は、2021-22シーズンの冬の移籍市場でサンプドリアへのレンタル移籍が決まりかけましたが、本人が拒否したために破談となっていましたが、リーグ戦では僅か5試合の出場とほぼ構想外になっているので放出が既定路線となっています。
ティエムエ・バカヨコ(DMF、CMF)
buon compleanno 🔴⚫️
誕生日おめでとうバカヨコ
ミランでまたエンブレム叩いてくれる日を心待ちにしてる#bakayoko #ACMilan pic.twitter.com/SOdE9AMCJC— 悠木 (@theossneri_) August 16, 2020
市場価値:1000万ユーロ(約14億円)
ACミランの放出候補5人目はティエムエ・バカヨコ選手です。
バカヨコ選手は身長190㎝、1994年生まれ27歳フランス出身のMF(DMF,CMF)です
2013年にスタッド・レンヌでプロデビューを果たしたバカヨコ選手は、その1年後2014年7月にモナコへ移籍。
2016-17シーズンにはチームのCLベスト4に貢献すると、2017年7月にチェルシーへステップアップを果たしますが、1年で構想外となり、そこから2018年にはミラン、2019年にはモナコ、2020年にはナポリと毎シーズンレンタル移籍を繰り返していました。
そして2021年8月にはミランへ2年間のレンタル移籍で加入していました。
そんなバカヨコ選手はボランチの選手として、圧倒的なフィジカルを生かしたボール奪取が最大の特徴で、調子が良い時はDFラインの前で相手ボールをどんどん潰すことができます。
さらに攻撃面ではボールを奪った後に190センチのダイナミックな体を生かしたドリブルで、一気に前線までボールを運んでいき、時折強烈なミドルシュートを決めることがあります。
このように魅力はたっぷりあるバカヨコ選手ですが、2021-22シーズンはミランで全く力を発揮できず、クラブ側は2年あるレンタル期間を破棄してチェルシーに戻すことを望んでいるようです。
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ACミラン2021-2022シーズン評価
ACミランの昨シーズンの成績
セリエA: 1位 (勝ち点86, 得失点差+38)
コッパ・イタリア: ベスト4
UEFAチャンピオンズリーグ:グループリーグ敗退
2021-22シーズンのセリエAで11シーズンぶりにスクデットを獲得したACミラン。
しかし、シーズンが始まる前は絶対的守護神のドンナルンマ選手、10番を背負っていたチャルハノール選手が移籍し、前線もベテランのジルー選手のみの補強で選手層の厚さ、質に不安を持ちながらのスタートでした。
それでもピオリ監督の下で3シーズン目となり、チームにまとまりが見られたミランはなんと開幕から12試合で10勝2分けと最高のスタートを切ります。
その後、守備の要であるケアーが大怪我を負ってしまいますが、その穴を埋めた若手のカルル選手を中心にシーズンを通して、メニャン、トモリ、トナーリ、ラファエル・レオン選手などの若い選手がチームを支える存在に成長。
このような選手の台頭もあり、23節から最終節まで負けなしで駆け抜けるとインテルとの優勝争いを制し、見事に優勝となりました。
久しぶりの出場となったCLでは、アトレティコ・マドリード、リバプールと同じ死のグループに入ってしまい、善戦したものの、惜しくもグループリーグ敗退となってしまいました。
それでも長年低迷期を過ごしていた中で若手中心のチームで優勝出来たというのは、非常にポジティブな面で来シーズン以降にも繋がる素晴らしいシーズンでした。
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ACミラン2022夏移籍の補強ポイント
そんなミランの2022夏の移籍市場は、これまで大胆に使えなかったお金を新オーナーが就任したことで使えることになります。
そのためフリーの選手以外にも注目されているワールドクラスの選手を補強出来るかが、ポイントになってくると考えます。
そこで現在のミランで特に必要だと考えるポジションを3つに分けて、考察してみました。
まず1つ目はCLでも戦える即戦力となるセンターバックの補強です。
2021-22シーズンはケアーの怪我により、若手のカルル、トモリという2人が見事な活躍を見せましたが、やはりCLで他のリーグの強豪と戦うには、さらにもう一枚ワールドクラスに成長する可能性がある有望な若手センターバックを獲得する必要があると考えます。
2つ目は油の乗ったストライカーの補強です。
今の戦力を見てみると、純粋なストライカーはイブラヒモビッチとジルーというベテラン2人がチームを引っ張っている状況となっています。
そこで間違いなく20代のある程度得点が期待できるストライカーは1人、もしくは2人の補強は必要不可欠でしょう。
3つ目はケシエの抜けた穴を埋めるのボランチの補強です。
これまでボランチでチームを引っ張る活躍を見せてきたケシエ選手が契約満了での退団が決定しており、現有戦力ではべナセル選手、トナーリ選手という若い2人がボランチを務める状況になっています。
クラブとしてはケシエ選手の穴を埋めるために、ある程度経験があり、若手2人の手本になるようなボランチの補強が必要であると考えているのではないかと予想します。
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最新ACミラン2022夏移籍の新加入・退団決定情報
【IN】
なし
【OUT】
フランク・ケシエ(MF)
移籍先: 未定
※2022/06/23時点の情報です。
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まとめ
ACミランの2022夏の移籍情報、噂の獲得候補・狙っている選手や退団・放出候補の選手、そして補強ポイントについて紹介しました!
ピオリ監督の下、遂に復活を果たしたミランがこれから昔のような黄金期を築いていくためにも、大事なシーズンになってくるであろう2022-23シーズン。
その為にもまずは、夏の移籍市場での補強は必須だと思うので、どのような動きを見せるのか注目です!
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