こんにちは!
セリエAの名門、強豪、古豪チームをご紹介します。
セリエAには、CLなどヨーロッパの舞台でも優れた実績を持つ名門クラブが3つあり、2001-02シーズンから2020-21シーズンまでの20年間は、この3クラブのいずれかがセリエAで優勝しています。
しかし、3クラブ以外の強豪クラブも力をつけており、優勝争いは混沌とするようになりました。
また、過去に複数回セリエAで優勝経験のある古豪と呼ばれるクラブの存在も見逃せません。
このように、セリエAには注目すべき魅力的なクラブがたくさんあります。
そこで本記事では、セリエAで名門と呼ばれる3クラブ、それに次ぐ強豪、古豪クラブの特徴と、ライバル関係をまとめてみました。
本記事きっかけに、推しチームを見つけ、さらにダービーマッチに注目してもらえると、より一層セリエAの試合を楽しむことができると思います!
セリエAの名門クラブとチームの特徴
セリエAには、ビッグ3と呼ばれる、ユヴェントス、インテル、ACミランの3つの名門クラブがあります。
この3チームの実績は飛び抜けており、3チーム以外がリーグ優勝したのは、2000-01シーズンまで遡ります。
ここではそんな名門と呼ばれる3チームをそれぞれ紹介していきます。
ユヴェントス
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— 2chまとめ もふもっふ速報 (@Mt_FUJI_BRA) January 17, 2017
ユヴェントスは、ビッグ3の中でも最も突出した実績を持つ、イタリア1番の名門です。
リーグ優勝回数はセリエA最多の36回で、2011-12シーズンから2019-20シーズンまで「前人未到の9連覇」を達成しています。
CLでは過去9度決勝に進み、そのうち2度の優勝を果たしています。
また、デル・ピエロ、ジダン、プラティニ、バッジョ、ピルロ、ブッフォンなど多くのスター選手を輩出しており、世界中のファンを熱狂させてきました。
ユヴェントスは2011-12シーズンから国内で覇権を確立しながらも、悲願のCL制覇を成し遂げられずにいました。
この状況を打破すべく、2018-19シーズンから監督の交代(アッレグリ→サッリ→ピルロ)、スター選手の獲得など大きな改革を図ります。
ところが、2020-21シーズンはリーグ10連覇を逃し、CLはベスト16で敗退、改革は空振りに終わってしまいました。
2021-22シーズンは、3年間の改革がなかったかのように、一度は解任した監督アッレグリを呼び戻し、仕切り直しのシーズンを過ごしています。
しかし、2021-22シーズン第29節終了時点でのリーグ順位は4位、残り9試合で首位ミランとのポイント差は「7」。CL出場権の4位はキープしつつ、どこまでミランとの差を詰めることができるか注目です。
なお、CLではベスト16に残っており、今季チームの完成度は決して高くないものの、CLでの実績と経験があるユヴェントスなら優勝を目指し勝ち上がることも不可能ではないと思います。
インテル
インテルの新しいエンブレム。 pic.twitter.com/0Be0KuJqmc
— 超サッカー速報【話題の動画あり】 (@manyo1012) March 30, 2021
インテルは、1929年に発足したセリエAにおいて、セリエBへの降格経験がない唯一のクラブです。
また、イタリア史上初、セリエA、コッパ・イタリア、CLの主要タイトル3冠を達成したクラブでもあります。
2020-21は11シーズンぶり、19回目のリーグ優勝を果たし、ユヴェントスの10連覇を阻止しました。
CL優勝回数は3回と、ユヴェントスを上回る成績を残しています。
過去には日本代表の長友佑都選手が所属していたこともあり、日本での人気も非常に高いクラブです。
2000年代後半にセリエAで一時代を築いたインテルですが、2010年代は成績不振に陥り、リーグでトップ4にも入れないシーズンが続きました。
しかし、2015-16シーズンにオーナーが変わってからは、見事に復調しつつあります。
2021-22シーズン、3月13日時点では首位ミランに比べ2試合試合消化が少ないなか、勝ち点「5」差の2位、コッパ・イタリアはベスト4に残っています。(CLはベスト16敗退)
2021-22シーズンはセリエA、コッパ・イタリア、どちらかの国内タイトルを獲得することが目標と言えます。
ACミラン
ミランのエンブレムに縦のシマシマと十字架が入ってるのは、ミランを作ったのが5人のイタリア人と5人のイングランド人が作ったからだとかなんとか pic.twitter.com/cTUSpiRYUN
— 夢想人(痛い人) (@lovebasuke13) January 10, 2014
ACミランはユヴェントス、インテルに並ぶ実績を持つ名門です。
セリエAは18回、コッパ・イタリアでは5回の優勝を達成しています。
中でも特筆すべきは、CL優勝回数が世界2位の7回であることです。
このように、国際タイトルの獲得数ではイタリアで1番の実績を誇り、世界で最も成功したクラブの一つと言われています。
また、日本代表の本田圭佑選手が所属していたこともあり、インテル同様日本での人気も非常に高いクラブです。
そんなミランも財政悪化の影響により、2010-11シーズンのリーグ優勝以降、成績不振に陥っています。
コッパ・イタリアも2002-03シーズン以降優勝できておらず、ビッグ3の中で現在最も低迷しているクラブと言えます。
しかし、2018-19シーズンから新オーナーが就任したことにより、長いトンネルから抜け出しつつあります。
2020-21シーズンはリーグ2位でフィニッシュし、2021-22シーズン、8年ぶりにCLの舞台に帰ってきました。
残念ながらCLはグループステージで敗退しましたが、リーグでは2022年3月13日現在、首位に位置しています。
2021年10月3日に40歳を迎えたイブラヒモビッチ選手は、2021-22シーズン公式戦19試合に出場し、8得点とチームを引っ張っています。
しかし、2022年1月23日にアキレス腱を痛めて以降、同年3月5日時点まで公式戦の出場がありません。
しかし、代役としてW杯、CLで優勝経験のあるオリビエ・ジルー選手が加入しており、エース不在の穴を埋めています。
また、ブラヒムディアス選手、ラファエルレオン選手ら期待の若手の成長も見られ、選手層の厚みも増しています。
2021-22シーズンの目標は、2022年3月13日現在でベスト4に残っているコッパ・イタリアの優勝と11年ぶりのリーグ優勝になります。
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セリエAの強豪ビッグクラブとチームの特徴
ビッグ3の低迷と他クラブの成長により、近年セリエAのクラブ間の差がこれまでにないほど縮まっています。
ここでは、そんなセリエAで上位常連となっている強豪クラブの紹介をしていきます。
ナポリ
りったん推しにぴったりなナポリのエンブレム pic.twitter.com/Osuhc9uAzM
— ぱち (@Pcmn84) June 8, 2014
セリエAの強豪クラブといえば、まず最初にナポリの名前をあげることができます。
ナポリはセリエAで2回、コッパ・イタリアで6回の優勝経験があります。
2021-22シーズンはリーグ開幕から好調を維持し、2022年3月13日時点ではビッグ3に割って入る3位につけています。
かつてはあのマラドーナ選手が所属しており、初めてリーグ優勝した1986-87シーズン当時、チームの中心として活躍していました。
2022年3月13日現在、彼が着用していた10番は永久欠番となり、ナポリのレジェンドとして讃えられています。
2015-16シーズンから指揮したマウリツィオ・サッリ監督(現ラツィオ)監督は、1タッチのショートパスを駆使して前進し、あっという間に得点を奪うスタイルをチームに定着させました。
そのスタイルは「世界一美しいフットボール」と呼ばれるほど洗練されたものでした。
監督が変わった2021-22シーズンもそのスタイルは継承、アップデートされ、より弱点のないチームに仕上がっています。
ナポリは実力もさることながら、その独自のスタイルで世界中のサッカーファンを魅了しています。
2021-22シーズンの目標は、約30年ぶりのリーグ制覇ですが、結果だけでなく世界で最も洗練されたサッカースタイルにも注目です。
アタランタ
明日早朝にマドリーが戦うのは、
◯アタランタ(Atalanta)
× アトランタ(Atlanta)アトランタはアメリカ・ジョージア州北西部の都市。
アタランタはギリシャ神話の女狩人の名から来ている、エンブレムが女性の横顔なのも… pic.twitter.com/8up2naNKD8— el blanco🇺🇦 (@bkllaonocso2149) February 24, 2021
アタランタは今回紹介する中で、唯一リーグ優勝したことがないクラブです。
2009-10シーズンまではセリエAとセリエBを行ったり来たりしており、セリエAに定着してからもリーグで中位を目指すシーズンが続いていました。
しかし、2016年にジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が就任してからは、「セリエA最高の攻撃力を持つチーム」と評価されるほどの変貌を遂げています。
2018-19シーズンには、クラブ史上最高の3位でシーズンを終え、初のCL出場権を獲得しています。
2019-20、2020-21シーズンもリーグで3位になり、快進撃が偶然ではないことを証明しました。
アタランタのクラブ規模は、セリエAのビッグ3、CLに出る他国のライバルと比べると、対等に戦えるのが不思議なくらい小さいものです。
しかしその超攻撃的なサッカーで、メガクラブに果敢に立ち向かう姿に多くのファンが心を掴まれています。
2021-22シーズンの目標は4位以内でシーズンを終え、4年連続のCL出場権を獲得することです。
2022年3月13日時点では5位に位置しており、4位ユベントスとの勝ち点差は「9」。CL出場権獲得には厳しい状況になってきましたが、最終節どこまで追い上げているか期待したいところです。
2022-23シーズンCLやELといったヨーロッパの舞台で、アタランタの攻撃的サッカーが見たいですね!
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ASローマ
エンブレム・イズ・バック!
2013年に変更された悪評高いボストンエンブレムですが、フリードキンはファンの声を聞き入れ、来季のアウェイユニにクラシックエンブレムの採用を決定したとのこと。
今度のオーナーは、ローマにいなければ感じる事の出来ない温度に気がついてくれるのかもしれませんね。 pic.twitter.com/AcuiG0ZfXP
— 如月拓未【ASローマ速報⚡ROMANISMO official】 (@roma_sokuhou) October 17, 2020
ASローマは、イタリアの首都ローマを本拠地とする強豪です。
クラブ収入はヨーロッパで16位、イタリアではユヴェントス、インテルにつぐ第3位とヨーロッパでも屈指のクラブ規模を誇ります。
セリエAは3回、コッパ・イタリアは9回の優勝実績があります。
2013-14シーズンから、2017-18シーズンまで、5年連続でCL出場権を獲得しており、イタリア国外でも知名度の高いクラブです。
また、元日本代表の中田英寿選手が所属していたこともあり、日本でも非常に人気があります。
2021-22シーズンは3年ぶりのCL出場権を獲得するため、インテルを3冠に導いたこともあるジョゼ・モウリーニョ監督を招聘しました。
かつて同じ国内のライバルを率いた名将は、首都ローマのクラブをどのように導くのか、その手腕にイタリア中の注目が集まっています。
2021-22シーズンの目標は3年ぶりのCL出場権獲得です。
2022年3月13日時点で6位に位置しており、4位以内に食い込むために負けられない試合が続いています。
ACFフィオレンティーナ
ツエーゲン金沢のエンブレム見てなぜかフィオレンティーナを思い浮かべたけど両チーム共その土地の象徴百合をベースにしてるんだね。 pic.twitter.com/zTPnTjQn3u
— 🔥39 Ferreira Stephalenko 96🔥 (@1892_YNWA_39_96) July 13, 2019
ACFフィオレンティーナは、花の都フィレンツェを本拠地とする強豪です。
セリエAは2回、コッパ・イタリアは6回の優勝実績を持ちます。
過去には元日本代表の中田英寿選手が所属していました。
さらに任天堂、TOYOTA、MAZDAとスポンサー契約を結んでいたこともあり、日本とのつながりが強いクラブです。
2012-13シーズンから、2014-15シーズンまで3年連続でリーグ4位でシーズンを終了し、ELにも出場しています。
フィオレンティーナは比較的選手層が厚く、上位常連のクラブでしたが、ここ数年はなぜかリーグで下位に沈んでいます。
しかし、2021-22シーズンは新たにヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が就任し、2022年3月13日時点でリーグ8位と、過去3シーズンにはなかったTOP10圏内でのフィニッシュも見えてきました。
本来フィオレンティーナはCL、ELといったヨーロッパの舞台で活躍していたクラブです。
そのため2021-22シーズンはEL出場権を獲得できる、5位以内でシーズンを終えてほしいと思います。
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セリエAの古豪クラブとチームの特徴
セリエAは1898年に創設された、歴史の深いリーグです。
そんなセリエAには、かつては一時代を築きながらも、様々な理由で低迷してしまったクラブがあります。
ここでは、そんな名門復活のために闘う古豪クラブを紹介します。
ジェノア
ジェノアのエンブレム、なんの生き物なんだろう(´・Д・)
見るたびこいつ思い出す(´・Д・)」 pic.twitter.com/qTSMhMxoyD— ピタロウ (@hirooooooox) July 2, 2014
ジェノアは1893年にジェノヴァで設立された、セリエA最古のクラブです。
前身の大会も含めると、セリエAで9回優勝している古豪で、これはユヴェントス、インテル、ミランに次ぐリーグで4番目に多い回数です。
1994-95シーズンには、セリエA初の日本人選手として三浦知良選手が所属していました。
チーム設立から戦前までセリエAの上位に位置していたジェノアですが、戦後チーム力は明らかに衰え、長い時間セリエBで過ごすことになりました。
しかし、2003年からオーナーが代わってから名門復活に向けた取り組みを始め、再びチーム力が高まってきています。
2007-08シーズンからセリエAに昇格して以降は、2021-22シーズンまでセリエBに降格したことはありません。
そんなジェノアですが、2022年3月13日時点でリーグ順位が19位と、セリエBへの降格争いに巻き込まれています。
2021-22シーズンの目標は、降格圏を脱出しセリエA残留を決めることになりそうです。
トリノ
個人的にセリエならトリノFCのエンブレム好きだなあ pic.twitter.com/0ynOyzubQo
— Gaku(おさむ) (@HoshizoraRocket) January 19, 2014
トリノはセリエAで7回、コッパ・イタリアで5回の優勝実績を持つ古豪です。
1942年から1949年にかけてはセリエAで5連覇を達成しており、「グランデ・トリノ(偉大なるトリノ)」と呼ばれていました。
トリノはセリエAの中でも根強い人気を持つチームです。
同じトリノ市を本拠地とするユヴェントスは全世界的に人気がありますが、トリノ市およびその近郊では、トリノの方が人気が高いと言われています。
このように輝かしい実績を持つトリノですが、実は悲劇の歴史を持つクラブでもあります。
1949年5月、「グランデ・トリノ」と呼ばれていた彼らを乗せた飛行機が墜落し、選手、スタッフ含めて23名の犠牲者が出る事故が起こりました。
この年はセリエAで優勝し5連覇を達成したトリノですが、主力選手の急逝によりチーム力は著しく低下し、セリエBへの降格も経験しました。
長くセリエAとセリエBを行ったり来たりしていましたが、2012-13シーズンからセリエAに定着しています。
2022年3月13日時点でリーグ順位は11位と、かつてのように優勝を争う力はありません。
しかし、悲劇を乗り越え、たくましく闘うチームの姿に、トリノ市内のファンは心を奪われています。
2021-22シーズンの目標は1桁順位でシーズンを終了することになりそうです。
ボローニャ
一日一善
ボローニャA
98-99 セリエA 9位大きく入ったエンブレムの透かしと縦に配置されたスポンサーロゴがオシャレ pic.twitter.com/ORdl4iIZhg
— ヤマーン・カーン (@YAMN1126) July 24, 2020
ボローニャは、1963-64シーズンまでにセリエAを7回、1969-70、1973-74にコッパ・イタリアを2回優勝している古豪です。
セリエA優勝回数の順位は6位で、強豪のナポリやローマも上回る実績を誇ります。
日本代表の冨安選手が所属し、中心選手として活躍していたため日本にもファンは多いチームです。
2019年1月から就任したミハイロヴィッチ監督のサッカースタイルは超攻撃的で、得点は多いですが、その分失点も多くなる試合が続いています。
その無謀ともいえるサッカースタイルのため、2015-16シーズンから2020-21シーズンの6シーズンは2桁順位に沈んでいますが、なぜか試合から目を離せない魅力があるクラブです。
リーグでは2022年3月13日現在12位に位置しており、
2021-22シーズンの目標は、6シーズンぶりに1桁順位でシーズンを終了することになります。
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セリエAのライバル関係は?
セリエAには同一都市内に本拠地とし、ライバル関係にあるクラブがいくつかあります。
そのチーム同士の試合はダービーマッチと呼ばれ、街一番のクラブを決める熱い試合が繰り広げられます。
ここではそんなダービーマッチに注目し、セリエAでライバル関係にあるクラブを紹介します。
ミラノダービー
「ミラノダービー」は、ともにミラノを本拠地とするACミランとインテルのダービーマッチです。
ミラノダービーはCL優勝経験のある名門同士の試合ということで、イタリアのみならず世界中の注目が集まります。
同一のスタジアムをホームグラウンドとする名門同士の試合は、イタリアで最も華やかでレベルが高く、ピリピリとした空気に包まれる一戦です。
名門同士の対戦とあって、2022年3月5日時点までの戦績は、インテル勝利84試合、引き分け68試合、ミラン勝利77試合とほぼ互角です。
ローマダービー
「ローマダービー」は、首都ローマを本拠地とするASローマとSSラツィオの一戦です。
両チームのサポーターは熱狂的であることが有名で、ときにサポーター同士の乱闘や暴言が問題になることがあります。
ローマダービーはミラノダービーやトリノダービーを凌ぎ、最も激しいローカルダービーとして知られています。
どちらのチームもユヴェントス、インテル、ミランのビッグ3に対抗意識を持っていますが、それよりもこの2チーム同士のライバル意識の方がはるかに強いそうです。
2022年3月5日時点までの戦績は、ローマ勝利71試合、引き分け68試合、ラツィオ勝利54試合となっています。
トリノダービー
トリノを本拠地とするユヴェントスとトリノの一戦は、トリノダービーと呼ばれています。
初対戦は1907年で、イタリア最古のダービーマッチの一つです。
トリノは、ユヴェントスの元会長が内紛によりチームを離れ、トリノ市内の他のクラブと合併することによりできたクラブです。
そのため、お互いの敵対意識が強く、トリノダービーでは毎回激しい試合が繰り広げられます。
2022年3月5日現在までの戦績は、ユヴェントス勝利95試合、引き分け64試合、トリノ勝利72試合となっています。
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灯台ダービー
「灯台ダービー」は、湊町ジェノアを本拠地とするサンプドリアとジェノアの一線です。
サンプドリアには2022年3月5日時点で、日本代表の吉田麻也選手が所属しており、中心選手として活躍しています。
ジェノアがイタリア最古のクラブである一方、サンプドリアは戦後に設立された新しいクラブです。
この新旧対決という要因が、2クラブのライバル関係にさらに火をつけています。
2022年3月5日時点までの戦績は、サンプドリア勝利40試合、引き分け39試合、ジェノア勝利25試合となっています。
イタリアダービー
ユヴェントスとインテルの、セリエAを代表する名門同士の試合は、イタリアダービーと呼ばれています。
この2チームの試合がイタリアダービーと呼ばれるようになったのは、1967年からです。
セリエAでは、リーグで10回優勝したチームのみ、ユニフォームに星のエンブレムを入れることができます。
1967年当時、ユニフォームに星のエンブレムを入れることができたのは、ユヴェントスとインテルの2チームだけでした。
よってこの2チームの試合は、イタリアを代表するクラブ同士の一戦として、イタリアダービーと呼ばれるようになりました。
どちらもセリエAを代表する名門クラブですが、2022年3月5日時点までの戦績はユヴェントス勝利102試合、引き分け58試合、インテル勝利68試合となっています。
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まとめ
セリエAで名門と呼ばれる3クラブ、それに次ぐ強豪、古豪クラブの特徴と、ライバル関係をまとめてみました。
2020-21シーズンまでは、イタリアのクラブは欧州の舞台で結果を残せず、セリエAは低迷していると言われ続けてきました。
しかし、名門の復調と、力のある強豪チームが増えたおかげで、またセリエAが世界からの注目を集めています。
今回紹介した以外にも、かつてナポリを指揮したサッリ監督が2021-22シーズンから就任した「ラツィオ」、美しすぎるユニフォームが話題の「ヴェネツィア」など、魅力的なチームがたくさんあります。
ぜひ、セリエAに引き続き注目です(^^)/
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