こんにちは!
久保建英選手のレアル・マドリード・カスティージャ移籍や安部裕葵選手のバルセロナBへの移籍などで
日本で注目度が急上昇しているのがスペインの3部リーグであるセグンダ・ディビシオンBです。
なかなか日本では情報が入ってくる機会は少ないですが、この機会に一気にまとめていきたいと思います。
今回はリーグの概略やレベル、年俸、注目選手・監督、チームについてまとめてみました!
【スペイン3部】セグンダ・ディビシオンBのリーグレベルや給料年俸は?日本人・注目選手や監督を調査!
リーグ概略
スペイン3部はアマチュアとプロの混合リーグであり、日本でいうと地域リーグのような構造で成り立っています。
チーム数は20チーム×4リーグの80チームで構成されています。
スペイン中央と西部のチームで構成されるグループⅠ、北部のグループⅡ、東部のグループⅢ、南部のグループⅣです。
久保くんを中心に。#久保建英 #レアル pic.twitter.com/Ivif8W95sF
— real Madrid kubo🇪🇸 (@jpn_pepsi) 2019年7月11日
久保選手のレアル・マドリード・カスティージャはグループⅠ、安部選手のバルセロナBはグループⅢとなっています。
降格に関しては各グループの下位4チームずつのトータル16チームがテルセーラ・ディビシオンへ降格。
昇格に関しては各グループの上位4チームがプレーオフを行い勝った4チームがセグンダ・ディビシオンへ昇格となります。
リーグレベル・年俸水準
リーグレベルは各チームのセカンドチームが多数在籍していることもあり、低いということはありません。
昨シーズンレアル・マドリードでブレークしブラジル代表まで上り詰めたヴィニシウス・ジュニオールも
シーズンスタート当初はカスティージャでプレーしていました。同じくウルグアイ代表のフェデリコ・バルベルデも最初はカスティージャが主戦場でした。
年俸に関しては選手によって大きく隔たりがありますが久保選手のように1億以上の年俸を貰っている選手もいれば
本業を抱えながらサッカーをしているアマチュア選手まで存在する世界的にも稀な構造を持つリーグでもあります。
日本人選手
久保建英(レアル・マドリード・カスティージャ/MF)
10歳の時にバルセロナの育成組織へ入団するとその才能をめきめきと伸ばし順調にステップアップ。
15歳で契約上の問題から日本に帰国し、FC東京へ入団し2019年シーズンに大活躍。
18歳になると同時にFC東京での契約が満了し、レアル・マドリードへ移籍が発表。
19-20シーズンはレアル・マドリード・カスティージャでプレーする予定。
安部裕葵(バルセロナB/FW)
瀬戸内高校から鹿島アントラーズへ入団。加入初年度から初得点を記録するなど活躍。
【コメント発表】鹿島MF安部裕葵、バルセロナ移籍でクラブ間合意https://t.co/CaQS7np18c
現地でのメディカルチェック等を経て正式契約の予定。安部は「新たな挑戦をしたいと強く思い移籍を決めました」と述べた。 pic.twitter.com/RlB2scUTTU
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年7月12日
スペイン1部の名門セビージャとの親善試合では後半途中出場ながら流れを変えるビッグプレーを連発。
2018年のクラブワールドカップに出場しレアル・マドリードと対戦。敗れはするもののフル出場。
2019年にコパ・アメリカの日本代表メンバーに選出されると今までの活躍が認められてバルセロナBへ移籍。
注目選手/監督
アシエ・ヴィラリブレ(アスレティック・ビルバオB/FW)
育成上手として知られるバスクの名門アスレティック・ビルバオの下部組織で育った21歳のFW。
各世代のスペイン代表として活躍し、昨年はグループⅡの得点王を獲得した。
将来のアスレティックを背負って立つ選手。
オリオル・ブスケツ(バルセロナB/MF)
バルセロナで不動の地位を気付いているセルヒオ・ブスケツと同じポジションの第2のブスケツ。
Oriel Busquets sofre de uma lesão na cartilagem articular do joelho esquerdo e requer cirurgia. A data da operação e o período de ausência são desconhecidos neste momento. pic.twitter.com/iT4QTjjgcx
— Periódico Culé (@periodicocule) 2018年2月7日
昨シーズンにトップチームデビューを果たし、将来的には主力としてのプレーを期待される期待の若手。
クリスト・ゴンザレス(レアル・マドリード・カスティージャ/FW)
クリスト・ゴンザレスは昨シーズンのコパ・デル・レイのメリリャ戦でトップチームデビュー。
グループⅠで20得点を記録し得点王を獲得。
フランシスコ・モンテロ(アトレチコ・マドリードB/DF)
20歳のセンターバックは昨シーズン主戦場はBチームであったもののトップチームでのデビューも飾った。
Jornada 19 de #laliga. @atleti vs @LevanteUD Francisco Montero, podría ser su 10º partido con el primer equipo. El ATM nunca ha perdido un partido con él en el campo. #Atleti #atleticomadrid #nuncadejesdecreer #AupaAtleti pic.twitter.com/vStg6dFzy8
— Peña Bendita Locura (@BenditalocuraAt) 2019年1月12日
19-20シーズンはトップチームの若返りを図るためにモンテロはトップチームでの出番が増える可能性が高いです。
ラウル・ゴンサレス(レアル・マドリード・カスティージャ/監督)
かつてのスペインの至宝が自身が育ったカスティージャの監督として戻ってきました。
カスティージャに所属するダイヤモンドの原石達をどのように磨いていくのか注目です。
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注目チーム
レアル・マドリード・カスティージャ(前年グループⅠ・4位/プレーオフ敗退)
昨シーズンはトップチームの不調もあり、選手の入れ替わりの激しい難しいシーズンだったにも関わらずプレーオフ圏内を死守。
プレーオフではアウェーゴールの差でカルタヘナに敗れたものの善戦と呼べるシーズンでした。
ラウル・ゴンサレス新監督の下どんなサッカーを展開するのか注目です。
バルセロナB(前年グループⅢ・8位)
ブスケツを中心としたバルセロナの伝統的なサッカーに注目。
DFのクエンカとミランダとワゲ、MFブスケツとモンチュなど後方にたくさんのタレントを擁しています。
レクレアティーボ・ウエルバ(前年グループⅣ・1位/プレーオフ敗退)
スペイン最古のサッカークラブがレクレアティーボ・ウエルバです。
08-09シーズンにプリメーラに所属して以降、下降線をたどり続けたものの昨シーズンはグループⅣで首位を獲得しました。
テレビ放送・インターネット配信
現時点での放送予定は不明です。
しかし、久保選手や安部選手の加入により注目度が高まっており
過去には一時的にJ SPORTSにてバルサTV(スペインで放送されているバルセロナ専用チャンネル)の放送があったこともあるので
どこかで放送される可能性は十分にあると思われます。
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まとめ
以上がスペイン3部セグンダ・ディビシオンBのまとめです。
久保選手や安部選手だけでなくたくさんの将来有望な若手選手が所属するリーグであることがお分かりいただけたかと思います。
両選手とも当面はトップチームを目指しプレーすることになると思いますが、その門は限りなく狭く厳しいものです。
近い将来、クラシコでの日本人対決が見られる日が来ることを期待したいですね。
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