こんにちは!
2021年シーズンJ1上位進出を目標にして戦った柏レイソルですが、
オフにはチームの支えであったマイケル・オルンガ選手、中村航輔選手が移籍、
夏には江坂任選手、呉屋大翔選手がJ1のライバルチームへ移籍と
チームの戦い方が定まらずに最終成績は15位と残念な結果に終わったシーズンとなりました。
今オフも、クリスティアーノ選手、瀬川祐輔選手、仲間隼人選手、神谷優太選手、
そしてヒシャルジソン選手などの主力選手が移籍しましたが、一方で抜けた選手の穴を埋める補強、
若手中心の補強を行い、創立30周年目のシーズンとして1桁順位を目指す戦いになります。
そこで、本記事では
柏レイソルについて2022シーズンの最新スタメンとフォーメーションを予想し、
新加入の注目選手・有名選手と2022シーズンの展望についてご紹介します。
>>【関連】最新J1順位予想2022!優勝争い・残留降格ラインの勝ち点予想はこちら!
柏レイソルの最新スタメンはどうなるか予想
フォーメーション:4-2-2-2
GK
GKは、キム・スンギュ選手を予想します。
W杯、アジア最終予選に韓国代表GKとして選出されており
安定したセービングで昨シーズンは勝ち点積み立てに大きく貢献しました。
2022シーズンも最後の砦としてチームを救うはずです。
第2GKには佐々木雅士選手を予想します。
昨年キム・スンギュ選手が欠場した試合は、
20歳の佐々木選手がカップ戦含め9試合に出場しました。
U24日本代表選手候補として実力のある選手なので
キム・スンギュ選手の壁は高いものの出場機会はあると予想します。
DF
DFは、昨年同様左から
三丸拡、古賀太陽、上島拓巳、大南拓磨選手を予想します。
フィード力があるCBと、
高いポジショニングを取ることができ守備への切り替えが早い
左右のSBで構成されると予想されます。
控えには新加入の岩下航、高橋祐治、田中隼、北爪健吾選手を予想します。
若いDFラインであるため、結果が出なかった場合、
ユース上がりの田中選手、新加入選手の岩下選手もスタメン奪取は十分にあり得ます。
MF
中盤のボランチは椎橋慧也選手、ドッジ選手、
左MFマテウス・サヴィオ選手、右MF中村慶太選手を予想します。
昨年は中盤が定まらず多くの選手が起用されましたが、
攻撃のアイディアが多彩な新加入の中村選手に期待がかかります。
サブには、
柏のバンディエラ大谷秀和選手、三原雅俊選手、戸嶋祥郎選手、アンジェロッティ選手など
試合を変化させることができる選手が多く、
昨年同様、中盤は熾烈なポジション争いとなるはずです。
FW
新加入のドウグラス、小屋松知哉選手を予想します。
この新加入の両選手に、昨年と比べ得点機会の変化・バリエーションを
多く生み出してくれることに期待がかかります。
ただ、ドウグラス選手は35歳という年齢から、フル稼働はあまり期待できないため
控えと想定するU24候補の細谷真大選手、ベテランの武藤雄樹選手、
そして新加入の森海渡選手にも期待がかかります。
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柏レイソルの最新予想フォーメーション①
フォーメーション:4-2-2-2
多くのフォーメーションを活用するネルシーニョ監督ですが
「4-2-2-2」を基本フォーメーションと予想します。
前線からのプレスでコースを限定した守備を行い、
かつ最終ラインからのロングフィードで得点を目指せます。
このシステムで重要となるのは、ボールを収めることができるドウグラス選手の存在です。
前線でボールを収めることができれば
サヴィオ選手、中村選手の技術力や、小屋松選手の抜け出しが武器として光ります。
また、対人が強い上島選手とフィード力の高い古賀の両CBの役割も重要になります。
柏レイソルの最新予想フォーメーション②
フォーメーション:3-3-2-2
昨年もネルシーニョ監督が多くの試合で活用した「3-3-2-2」のフォーメーションです。
ネルシーニョ監督は、相手の得意な形を失わせる戦い方を好みます。
そのため、対戦相手によってフォーメーションを変えることがあります。
このフォーメーションは、
前線からのプレスでボールを奪えるように運動力が豊富な選手を前線に配置し、
前線のインターセプトでボールを奪い、ショートカウンターでゴールを目指します。
そして、このシステムで重要となるのは戸嶋選手です。
豊富な運動量を生かしてカバーリング、プレスバック、さらにはセカンドボールの回収など
泥臭い役割ができる選手です。
また、細谷選手も前線からのプレスは勿論、溜めを作れ、裏も狙える選手なので、
このフォーメーション採用時にキーマンとして起用を予想しています。
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柏レイソルの最新予想フォーメーション③
フォーメーション:3-4-2-1
昨シーズン、ロングボールを多用してくる相手には、高さのある3CBを用い
左右SBをWBポジションに配置するシステムを活用した試合がありました。
守備時は左右WBがラインを下げて、5バックと2ボランチで中を固め
失点を防ぐフォーメーションとなります。
3CBの身長は、田中選手188cm、高橋選手187cm、古賀選手182cmと高さがあるため、
空中戦の競り合いに強いです。
また、守備を安定させるために5バック化はもちろんですが、
ボランチの椎橋選手、三原選手がこの戦術のキーマンになります。
椎橋選手、三原選手がセカンドボールの回収で2次攻撃を防ぐことが期待されます。
そして、攻撃時には左右SBが高い位置を取ることで、クロスを多様化し
高さのあるドウグラス選手でゴールも狙えます。
また、ドウグラス、ドッジ、マテウスサヴィオ選手の3選手は個人で打開できる選手なので
カウンターでゴールを目指せます。
柏レイソルの2021開幕戦スタメン・フォーメーション
フォーメーション:4-1-2-3
柏レイソル vsセレッソ大阪
結果:0-2
2021年シーズンの開幕戦は、
開始早々は江坂選手、クリスティアーノ選手を起点に攻め、得点チャンスを演出していましたが
前半37分に上島選手がレッドカードで退場後、一人少ない状態で
残り45分以上を戦うこととなりました。
攻撃の起点となっていた江坂選手、クリスティアーノ選手もラインを下げざる得なくなったため
迫力のある攻撃ができませんでした。
守備一辺倒の戦いになったことでサイドを崩されて2失点敗北と残念な結果に終わりました。
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柏レイソルの新加入注目・有名選手の紹介(2022冬移籍・獲得選手)
ドウグラス(FW)
#ドウグラス 選手のヴィッセル神戸からの完全移籍加入が決定しました。#reysol30 #柏レイソル
「2022年シーズンからの、このビッグチャレンジに対して、とてもワクワクしています。共に闘い、最高のシーズンにしたいです。皆様が喜べるように全力でプレーし、ゴールや勝利を掴んでいきたいです」 pic.twitter.com/ANcyf1n51X— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) December 27, 2021
前所属:ヴィッセル神戸
移籍金:フリー
身長:184センチ
年齢:35歳
利足:左
ヴィッセル神戸では2020年、2021年と2シーズン在籍し、
2021シーズンは途中出場も多い中、7得点を記録しました。
これまでに、徳島、京都サンガF.C、サンフレッチェ広島、清水エスパルス、ヴィッセル神戸と
多くのチームで結果を残しており、今シーズン高い期待がかかります。
(過去の通算成績:J1・135試合出場60得点、J2・109試合出場29得点。)
ドウグラス選手は、左足からのパンチ力のあるシュートと
屈強なフィジカルと滞空時間の長さを生かした空中戦が得意です。
また、ブラジル人FWらしからぬ最前線から献身的にプレーできる姿勢も魅力です。
そして、Jリーグ経験が長く日本語でのコミュニケーションが可能であるため、
チームへのフィットは早いと思われます。
清水エスパルス在籍時は2018シーズンで11得点、2019シーズンで14得点と
2桁得点を記録しているおり、今季柏レイソルでも2桁得点への期待がかかります。
中村慶太(MF)
#中村慶太 選手の、清水エスパルスからの完全移籍加入が決定しましたのでお知らせいたします。#reysol
「千葉県出身ということで、レイソルでプレーする機会を与えていただき、とても嬉しく思います」https://t.co/8uQ8lcQ3F9 pic.twitter.com/Zw15BnxWE8— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) December 23, 2021
前所属:清水エスパルス
移籍金:不明
身長:178センチ
年齢:28歳
利足:右
2016年に流通経済大学からV・長崎に入団し、
同シーズンの20節愛媛FC戦でプロ初ゴールをきめています。
その後、清水エスパルスへ2019年~2021年まで在籍し、
2021シーズンは18試合出場し1得点、アシスト3を記録しました。
中村選手は、チャンスメーカになれる選手であり
スピードのあるドリブルと成功率の高いパスによって攻撃に変化を持たせることができます。
また、細かいタッチのドリブルで推進し、成功率の高いパスでゴールを演出していきます。
清水エスパルス在籍時の昨シーズン第37節・浦和レッズ戦では矢を突き刺すようなミドルシュートでゴールを決めて勝利へ導いてます。
そして、ネルシーニョ監督は中村選手のような
スピードと運動量を兼ね備えていている選手が好みであるため
中盤やサイドポジションなど複数のポジションを任される可能性があります。
小屋松知哉(MF)
#小屋松知哉 選手の、サガン鳥栖からの完全移籍加入が決定しました。#reysol
「柏レイソルのファン・サポーターの皆さま、サガン鳥栖から加入しました小屋松知哉です。タイトルを取れるように全力で頑張っていきたいと思っています。これから応援よろしくお願いします」
https://t.co/pCrJYF1UCU pic.twitter.com/ablOTBA6gx— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) December 29, 2021
前所属:サガン鳥栖
移籍金:不明
身長:171センチ
年齢:26歳
利足:右
2012年、京都橘高校で第91回全国高校サッカー選手権大会に出場、
得点王となり名を全国に広めました。
2014年に名古屋グランパスに入団したものの、
プロ初試合で左膝前十字靭帯断裂の大怪我の影響もあり、
2014-2016年の3シーズンで、29試合に出場し、わずか1得点に終わることとなります。
その後、京都サンガ、サガン鳥栖に移籍後、本来の輝きを取り戻し、
サガン鳥栖では2021年シーズンは37試合に出場し6得点、アシスト3を記録しました。
昨季第25節の柏レイソル戦では、持ち味のスピードのある裏への抜け出しで2得点記録しており、
今シーズンもその俊足を生かした裏への抜け出しに期待がかかります。
スピードはもちろん、前線からのハードワークができる選手のため、
起用法にも様々なオプションをもたらしてくれそうです。
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柏レイソルの2022シーズンの展望
今シーズンの柏レイソルは1桁順位を目標としてます。
昨年チーム得点王であったクリスティアーノ選手が移籍しましたが、
代わりにやってきたドウグラス選手、中村選手、小屋松選手。
それぞれ持ち味の違うストライカーで得点量産が期待されます。
これら新加入選手によって、裏へのスペースを積極的に狙える戦術オプションが増えました。
課題という点では、昨シーズンの失点数は56で、
降格してしまった横浜FC、ベガルタ仙台に次ぐワースト3位の守備力にあります。
今冬での守備的な選手の補強は少なく、やや攻撃に偏ったように見えますが、
昨シーズン「先制した試合は負けなし」と先制点を取れば勝てる試合運びができるため、
成熟したDFラインと新加入選手の活躍によって昨年以上の勝利が期待できます。
また、若手を中心としたチーム作りが考えられており、
スタメン予想の大南選手(24歳)、上島選手(24歳)、椎橋選手(24歳)、古賀選手(23歳)や
U24候補の細谷選手(21歳)、新加入のU18からの田中選手(19歳)、大卒の森選手(20歳)などの
成長も期待されます。
なお、2シーズン目となる助っ人外国人、ドッジ、アンジェロッティ、エメルソンサントスが
Jリーグになじんで本来の力を発揮できれば1桁順位は十分狙えるはずです。
運営会社となる株式会社日立スポーツを設立し30周年となる節目、
「チームスローガン:Vitoria(勝利)」のもと、結果を追求したシーズンに期待です。
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柏レイソルの2022冬移籍情報(加入・退団)
IN
小屋松 知哉 (←鳥栖)
ドウグラス (←神戸)
猿田 遥己 (←横浜FC)
中村 慶太 (←清水)
森 海渡 (←筑波大学)
岩下 航 (←熊本)
田中 隼人 (←柏レイソルU-18)
真家 英嵩 (←柏レイソルU-18)
升掛 友護 (←柏レイソルU-18)
土屋 巧 (←日本体育大学柏高等学校)
加藤 匠人 (←筑波大学)
OUT
ペドロ ハウル (→ゴイアス) ※レンタル移籍
菊池 大介 (→岐阜)
鎌田 次郎 (→相模原)
山下 達也 (→C大阪)
杉井 颯 (→長野)
田上 大地 (→新潟)
イッペイ シノヅカ(→新潟) ※レンタル付き
高橋 峻希 (→長崎)
瀬川 祐輔 (→湘南)
クリスティアーノ (→長崎)
神谷 優太 (→清水)
滝本 晴彦 (→今治) ※レンタル付き
仲間 隼斗 (→鹿島)
ヒシャルジソン (→セアラー)
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まとめ
柏レイソルの2022シーズンの最新スタメンとフォーメーションを予想し、
新加入の注目選手と2022シーズンの展望についてまとめてみました。
昨年は予想を下回る残念な結果となった柏レイソルですが、
今季はネルシーニョ監督体制3年目、これまでに築いたチームをベースに
新加入選手がフィットすれば昨年を上回る成績が残せるはずです。
W杯イヤーで、過密日程が想定されるものの、チーム創立30年目の節目のシーズンである柏レイソルに注目です。
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