柏レイソル移籍情報2022!来季補強の噂と新外国人は?新加入・退団まとめ!

こんにちは!

2021年の柏レイソルは、得点力不足に泣き、最終順位15位と不本意な成績でシーズンを終えました。

ボダフォゴからペドロハウルを補強したのをはじめ、ドッジやアンジェロッティ、エメルソンサントスと

積極的に外国籍選手を獲得したものの、退団したオルンガの穴を埋めるには至らず。

更に、シーズン途中には主力の江坂、呉屋、ペドロハウルの退団もありました。

来季2022シーズンでは、いかに得点力を取り戻し今季より強い柏レイソルを見せてくれるのか、オフシーズンの移籍市場での動きは大いに注目されています。

そこで、本記事で、柏レイソルの2022シーズンに向けての冬の移籍情報、補強の噂や獲得を狙っている選手・新外国人選手、そして放出候補と補強ポイントについてまとめていきます。

 

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柏レイソル移籍情報2022 | 来季補強と噂の獲得候補

小屋松和哉(MF)

 

2021シーズン所属:サガン鳥栖

市場価格:9160万円

 

小屋松選手は京都府出身の26歳。右利きのMFです。

 

鳴り物入りで京都橘高校から名古屋グランパスに入団しましたが、

デビュー戦で前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、思うようなキャリアはスタートできませんでした。

その後、J2の京都に放出されますが、2020シーズンにサガン鳥栖へ完全移籍しJ1の舞台へ戻り、

その爆発的なスピードとドリブルを武器にサガン鳥栖の主力として活躍していました。

 

プレースタイルとしては、

スピードを活かしたスペースへの抜け出しと、ドリブル突破が持ち味の選手です。

本職は左サイド(LSH,LWB)ですが、サガン鳥栖ではFWとしても起用されることもありました。

また、そのスピードは守備面でも活かされており、タックル成功率87.5%とかなり高い数字を残しています。

 

サイド突破からの質の高いクロスでのアシストはもちろん、

小屋松選手自身の得点も望め、チームの攻撃力アップが期待されます。

 

中村慶太(MF)

 

2021シーズン所属:清水エスパルス

市場価格:5880万円

 

中村慶太選手は、千葉県出身の28歳。右利きのMFの選手です。

MFの中でも攻撃的なポジションを主戦場としています。

 

流通経済学卒業後、当時J2だった長崎でプロデビュー。

2018シーズンにクラブが昇格し、J1デビューしています。

 

2018シーズンの長崎は最下位という残念な結果となってしまいましたが、

中村選手自身は最下位チームのMFながらリーグ7得点と活躍

シーズンオフに鹿島との争奪戦の末、清水エスパルスに移籍しました。

 

清水エスパルスでは3年間でリーグ戦3得点と得点数は目立ちませんが、

持ち味のスプリント力とドリブルで相手チームの守備陣を脅かしていました

 

プレースタイルとしては、

持ち味のドリブルとスピードを活かして自ら仕掛けていくスタイルを得意としています。

昨シーズンはリーグ戦でのフル出場1回とかなり少なく、

試合を作るというよりはジョーカー的な役割を担うことが多かったです。

また、スペースがないときに無理して仕掛けてボールロストすることが多いのが欠点ですが、

スペースの開いた終盤に出場することで持ち味を十分発揮できる選手です。

 

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岩下航(LSB)

 

2021シーズン所属:ロアッソ熊本

市場価格:1960万円

 

岩下選手は、熊本県出身の22歳。右利きのLSBの選手です。

 

J3ではありますが、昨シーズンはルーキーイヤーながら25試合に出場し、リーグ戦優勝に貢献しています。

高校時代は攻撃的なMFの選手でしたが、大学時代にSBにコンバートされています。

そのためか、攻撃も得意なようで、2021シーズンは3得点しています。

 

プレースタイルとしては、

上述のとおり攻撃が得意で、チャンスとなると優れたハードワーク能力を活かし、積極的に攻撃参加します。

いわゆる攻撃的SBです。

また、右利きですが左足でも高精度のボールを蹴ることができます。

 

小屋松選手、中村選手ときて、この岩下選手の補強となると、

やはり柏レイソルは攻撃力へのテコ入れを最重要課題と捕らえていると思われます。

 

猿田遥己(GK)※レンタル移籍からの復帰

 

2021シーズン所属:横浜FC

市場価格:650万円

 

猿田選手は東京都出身の22歳。右利きのGKです。

 

2021シーズンは横浜FCにレンタル移籍していましたが、1年で復帰。

2022シーズンは、再び柏レイソルの一員として戦うことになりそうです。

 

2021シーズンでの出場はリーグ戦、カップ戦ともにありませんでした。

プロ入り後も、G大阪にレンタルされていた2020シーズンに、

G大阪U-23としてJ3で出場した2試合のみにとどまっています。

 

若手のGKが出場機会に恵まれないのはよくあることですが、

レンタルバックされたことからチームからの期待は充分だと思われます。今後の活躍に期待です。

 

ドウグラス(FW)

 

2021シーズン所属:ヴィッセル神戸

市場価格:1億3000万円

 

今シーズンオフの柏レイソルで一番の目玉補強、ドウグラスです。

彼は、ブラジル国籍の34歳。左利きのFWの選手です。

 

広島に所属した2015シーズンに21得点でJ1得点王に輝き、チームのJ1優勝に大きく貢献したことで、

Jリーグファンの間で名を広く知らしめました。

 

その翌年、UAEのアルアインへ移籍しJリーグから退きますが、

アランヤスポル(トルコ)を経て2018シーズン途中に清水エスパルスに移籍。

Jリーグの舞台に帰ってきています。

 

清水では、得点力不足だったチームの得点源・主力として活躍しました。

 

2020シーズンからは神戸に移籍し、当初は古橋と共に攻撃陣を牽引し、

2021シーズン途中からは大迫、武藤、ボージャンと神戸が前線の選手を大型補強をしたことで

出場機会を減らしていました。

 

プレースタイルは、

さまざまな距離や角度から決定力の高い左足でのシュートと屈強なフィジカルを活かして

シーズン通して点を積み上げていくストライカーです。

 

攻撃時の空中戦勝率も高く、セットプレーでのターゲットにもなれます

また、清水エスパルス所属時は直接FKでのゴールも記録しています。

 

34歳と、FWの選手としてはかなり高齢になっていきていますが、

持ち合わせているポテンシャルはかなりのもの。

2022シーズンのエースとして期待が高まります。

 

柏レイソル移籍情報2022 | 新外国人選手の獲得は?

得点力不足に泣いた2021シーズンを踏まえ、ドウグラス補強など、

高い決定力を備えJリーグでも実績のある選手の補強に動いたと考えられます。

 

35歳になるクリスティアーノを放出して若返りを図るのかと思いきや、

34歳のドウグラスを補強したのは意外でしたが、

CFとして起用するならクリスティアーノよりドウグラスの方が適性が高そうです。

昨年のコロナウイルス流行による入国制限に泣いた経験があるので、国内からの補強になったことも考えられます。

 

柏レイソルは今オフで、クリスティアーノとヒシャルジソンの2人の外国籍選手を放出することを発表しています。

 

しかし、既に加入が発表されているドウグラスを合わせて、外国籍枠選手は6人。

これ以上の外国籍選手の補強は、さらに選手を放出しない限りは考えにくいところです。

 

オミクロン株の影響を踏まえ、シーズンオフの補強は国内からドウグラスのみ補強し、

夏にチーム状態をみながら外国籍選手の補強、レンタル、放出に動くかもしれません

 

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柏レイソル移籍情報2022 | 噂の放出候補

瀬川祐輔(FW)

 

市場価格:1億円

※12月29日に湘南ベルマーレへの完全移籍が発表されました。移籍金は発生せず、フリーでの移籍となります。

 

瀬川選手は、27歳の右利きFWの選手です。

 

明治大学からザスパクサツ群馬に入団。

その後大宮アルディージャを経て2018シーズンに柏レイソルに入団しました。

入団直後の2018シーズンは豪快なオーバーヘッドなども見せ、公式戦30試合11得点と活躍しましたが、

チームは成績振るわずJ2降格。

 

J1に再昇格してからの2020、2021シーズンはともにリーグ戦2得点と得点に恵まれませんでした。

新天地での活躍を期待したいですね(^^)/

 

クリスティアーノ(FW)

 

市場価格:1億8000万円

※12月26日、Vファーレン長崎への完全移籍が発表されました。

 

2015シーズンに甲府からのレンタル移籍で1年間柏でプレーし、その後完全移籍に切り替わり柏に入団。

計7シーズン半に渡り柏レイソルで活躍したブラジル人FWです。

 

クリスティアーノといえは、

ゴリゴリ突破していくドリブルと、直接ゴールやアシストを量産してきた正確なセットプレーが

主な特徴ですが、強烈なミドルシュートや時折みせる大胆な長短のパスなど

多くの能力を高いレベルで併せ持った選手です。

 

ベテランとなり、能力に陰りが見えてきた2021シーズンも

チーム内得点王となる7得点を挙げています。

 

柏レイソルといえばクリスティアーノを思い浮かべるJリーグサポーターも多いと思います。

外国籍選手ながら、柏レイソルに長い間貢献してきたクリスティアーノの放出は

柏レイソルサポーターの間でも驚く方の多いビッグサプライズとなりました。

 

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神谷優太(MF)

市場価格:8490万円

※12月22日、清水エスパルスへの完全移籍が発表されました。

 

神谷選手は、24歳の右利きの選手です。

攻撃的MFを主戦場としています。

 

愛媛FCから完全移籍で加入し、2020シーズンから柏レイソルでプレーしてきましたが、

今季限りでの退団となるようです。

 

神谷選手の特徴としては、キック精度の高さが挙げられます。

時には江坂選手やクリスティアーノ選手を差し置いて、

セットプレーのキッカーを務めることもありました。

 

そのほかでは、攻守の切り替えの早さと俊敏性の高さを活かしたプレーで、

ショートカウンターを演出することも多々ありました。

 

ヒシャルジソン(MF)

 

市場価格:9770万円

 

ヒシャルジソン選手は、30歳のブラジル人で主にボランチでプレーする選手です。

 

2018シーズン終了後にブラジルのセアラーSCから加入し、

3シーズンの間、柏レイソルで主力としてプレーしてきました。

今シーズン限りで柏を退団し、古巣のセアラーSCへ完全移籍となるようです。

移籍金は発生せず、フリーでの移籍とのことです。

 

ヒシャルジソン選手の特徴は、なんといっても守備の激しさです。

徹底したマークと厳しいタックルで中盤の蓋をするのが、彼の主な仕事でした

守備だけではなく、奪ったボールを前線の味方やスペースへ送る際の判断の早さと正確さも

素晴らしいものを持っています。

 

仲間隼人(MF)

 

市場価格:9770万円

※12月18日、鹿島アントラーズへの完全移籍が発表されました。

 

仲間選手は、29歳の右利き、左サイドハーフの選手です。

2021シーズンは、ボランチとして起用されることもありました。

柏レイソルユース出身ですが、プロデビューは熊本でした。

その後、讃岐と岡山を経て、2020シーズンから柏レイソルでプレーしていました。

 

仲間選手は、元々は左サイドハーフの選手ですが、

主戦場の左サイドだけでなくボランチも高レベルでプレーできる選手です。

 

サイドハーフで起用されれば積極的なドリブルで、

ボランチとして起用されれば優れたボール奪取能力でサポーターを魅了させてくれる選手でした

 

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柏レイソル移籍情報2022 | 補強ポイント

まずは今シーズンの成績から振り返りましょう。

リーグ戦:15位

ルヴァンカップ:グループリーグ敗退(1勝3分2敗)

天皇杯:3回戦敗退(1-2 京都)

 

2020シーズンには、Jリーグ歴代でみても抜群の得点力を誇るFWオルンガを擁し、

昇格組ながらリーグ7位、得点数60で躍進した柏レイソルですが、

2021シーズンはそのオルンガの退団というサプライズの中、開幕を迎えるという逆境から始まります。

 

それに追い打ちをかけるように、獲得したブラジル人選手4名全員が、

新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、入国が遅れる事態となり、

Jリーグ初参戦のメンバーながらキャンプでのチーム練習や調整もできない状態に。

結果、レイソルはJリーグで一番入国制限の影響を受けるチームとなりました

 

逆境に告ぐ逆境でシーズンインした柏レイソルは、

オルンガ在籍時と戦術を変更することなくリーグを戦うことになり、

その結果、シーズン通して調子が上向かず、昨シーズン60点あったチーム得点数は37に

失点数も46失点から56失点と悪化。

 

来季2022シーズンは、チームの再構築と経験値の積み重ねをへて、

新生柏レイソルとして生まれ変わる必要のある大事なシーズンとなりそうです。

 

それでは、ポジション別に補強ポイントをみていきましょう。

 

まずGKですが、

レギュラーでは能力、実績ともに充分なキムスンギュがいますが、

いざという時のベテランがおらず、若手ばかりの編成で不安が残ります。

昨年3試合に出場した佐々木は3試合5失点とバックアップとして十分とは言えません。

今冬は資金的に攻撃面優先の補強で、GK補強は若手の成長しだいで、夏のウィンドーで動きがある可能性もあります。

 

続いてDFですが、

2021シーズンの主力である古賀、エメルソンサントス、大南、三丸は残留しており数は揃っています。

しかい、他チームと比べると見劣り感は否めません。層の薄さも気になります。

シーズン通算失点数56失点という数字も、力不足を物語っています。

 

オフでのトレーニングで守備戦術が変わる可能性もありますが、

チームの建て直しを図るならテコ入れは必須だと思われます。

 

MFについてですが、

ボランチの主力として3年間活躍してきたヒシャルジソンの流出により、

椎橋の相方が不在となってしまいました。

シーズン終盤のように、ボランチを置かないシステムで挑むことが予想されますが、

2021シーズン終了時点では、ドッジと三原のセンターハーフは上手く機能しているとは言いがたい状態です。

 

加えて、昨シーズン2列目での起用が多かった3人(江坂、クリスティアーノ、神谷)が揃って退団しています。

2列目ができて即戦力となりそうな小屋松と中村慶太を補強していますが、

守備面も考慮すると心もとない部分もあり、守備力の高いMFの補強も検討する必要があると思います。

 

 

FWについてですが、

長い間主力として君臨するクリスティアーノの流出から、補強が急務となっていましたが、

ドウグラスの獲得が発表されました。

シーズン終盤のシステムで戦うのであれば、1トップになるため、

クリスティアーノよりもドウグラスの方が適任と考えられます。

ただ、ドウグラスは34歳とFWでは高齢なことに加え、持病の不整脈もあり

シーズン中に離脱する可能性もありえます

 

2021シーズン中に武藤を獲得していますが、武藤はどちらかというとシャドーが主戦場の選手。

バックアップに、本職のセンターFWをもう一人補強できれば、といったところです。

 

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柏レイソル移籍情報2022 | 新加入・退団決定情報

IN

  • 小屋松知哉  ←サガン鳥栖 MF
  • ドウグラス ←ヴィッセル神戸 FW
  • 猿田遥己  ←横浜FC(レンタル移籍終了) GK
  • 中村慶太  ←清水エスパルス MF
  • 岩下航   ←ロアッソ熊本 DF
  • 森海渡   ←筑波大    FW
  • 田中隼人  ←柏レイソルU-18  DF
  • 真家英嵩  ←柏レイソルU-18  FW
  • 升掛友護  ←柏レイソルU-18  FW
  • 土屋巧   ←日本体育大柏高   DF
  • 加藤匠人  ←筑波大   MF

 

OUT

  • 瀬川祐輔   → 湘南ベルマーレ  FW
  • 高橋 峻希  → Vファーレン長崎  DF
  • クリスティアーノ → Vファーレン長崎  FW
  • 神谷優太 → 清水エスパルス   MF
  • 滝本晴彦 → FC今治(レンタル移籍)  GK
  • 仲間隼斗 → 鹿島アントラーズ  MF
  • ヒシャルジソン → セアラーSC  MF
  • 杉井颯  → 契約満了   DF
  • イッペイ・シノヅカ → アルビレックス新潟(レンタル移籍) MF

 

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まとめ

柏レイソルの2022シーズンに向けての冬の移籍情報、補強の噂や獲得を狙っている選手・新外国人選手、そして放出候補と補強ポイントについてまとめてみました。

シーズン中から続く主力の流出が目立ちますが、他チームからの即戦力も着々と補強に成功しています。

2020シーズンのような躍動するレイソルを見たいファンは多いです。既存選手と新加入選手の融合をとおして、どんな新生柏レイソルをみせてくれるか注目です(^^)/

 

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