鹿島アントラーズスタメン予想2024|フォーメーションと有名選手・新加入注目選手も!

こんにちは!

2023シーズンの鹿島アントラーズは、常にゴールへの確率の高いサッカーをめざし、相手によって臨機応変な戦い方を行ったシーズンでしたが、好不調の波が激しく、結果的にシーズン5位という結果に終わりました。

昨季飛躍の一年となった早川友基を始め、CBとしてフル出場した植田直道、エースの鈴木優磨など、要所に魅力的な選手は揃っていましたが、上位勢に勝ちきれず、また攻撃パターンの少なさが露見する一年となりました。

 

そんな中今季のオフは人員整理がメインとなっており、昨季あまり出番のなかった選手や主力として活躍したディエゴピトゥカや広瀬陸斗が退団しました。

一方で補強面は少なく、GK2人を含めた5名の加入にとどまりました。結果、層の薄いポジションが出てきており、特に3人しかいないCBや佐野海舟の移籍が噂されるボランチなど、今後もまだ動きがあると思います。

また、今シーズンから、ランコ・ポポヴィッチ氏が新監督として就任しています。

ポポヴィッチはかつて大分トリニータ・FC東京・町田ゼルビアで指導歴があり、日本人の特徴をよく理解している監督なので、今季の鹿島がどう生まれ変わるのか、注目が集まります。

そこで本記事では、鹿島アントラーズの2024年シーズンのスタメン・フォーメーション予想と、外国人選手・有名選手・新加入選手についてまとめてみました!

 

鹿島アントラーズスタメン予想2024|フォーメーション

スタメン予想2024・フォーメーション①:4-4-2

2024鹿島フォーメーション①

※2024年1月28日時点でのスカッドです。予想➁、③も同様

 

GKは、早川友基を予想します。

2022年後半から試合に出場し、昨季は全試合フル出場を果たしました。新加入で2名のGKが加入したとはいえ、ビルドアップ能力の高さや安定感含め、今季も早川が1番手になると予想します。

 

DFは、右から須貝英大植田直道関川郁磨安西幸輝の並びを予想します。

まず右SBを除く3名は、同ポジションの補強も現時点ではないため、引き続きスタメンになると思われます。

そして右SBですが、昨季の主軸だった広瀬陸斗がヴィッセル神戸に移籍してしまった関係で、2番手の扱いだった須貝がそのままスタメンになると予想しました。

しかし、ポポヴィッチ新監督の練習を見ると、大卒新人の濃野もスタメン組に絡んでいるので、トレーニングマッチ等を見て判断が下される可能性が高いです。

 

MFは、右から樋口雄太、佐野海舟、柴崎岳、仲間隼斗の並びを予想します。

主力だったディエゴピトゥカが移籍したボランチは、昨夏復帰した柴崎が入り、日本代表に選出された佐野海舟とコンビを組む形になると予想します。

右サイドハーフは、昨季同様樋口の起用が予想されますが、新加入のギリェルメ・パレジやU23日本代表の松村など、タレントが多く層が厚いポジションになっています。

左サイドハーフも昨季同様、仲間が起用されると予想しますが、調子次第では藤井や松村が定位置をつかむ可能性もあります。

 

FWは、鈴木優磨垣田裕暉の並びを予想します。

昨季14ゴールを挙げた鈴木が起用されるのは間違いないと思われますが、鈴木の相方が誰になるのか予想するのが難しいです。現時点では、昨季最もコンビを組んだ垣田を予想しますが、新外国人のアレクサンダル・チャヴリッチがすぐに日本のサッカーに順応できた場合、チャヴリッチがスタメンで起用される可能性が高いです。

また、昨季川崎から移籍してきた知念がポジションを奪い返す可能性も十分あるので、激しいポジション争いに期待したいところです。

 

スタメン予想2024・フォーメーション➁:4-2-3-1

2024鹿島フォーメーション➁

基本的なフォーメーションは4-4-2ですが、ポポヴィッチ監督が練習で4-2-3-1も試しているので、この布陣が採用される可能性もあります。

その場合、FWが鈴木の1トップになり、トップ下の位置に土居聖真が起用される形になるでしょう。ここ数年出番が減っている土居ですが、今季はポジションを掴めるのか、注目です。

 

スタメン予想2024・フォーメーション③:4-3-3

2024鹿島フォーメーション③

恐らく今季は4-4-2か4-2-3-1を使っていくと思われますが、もう1つ可能性のあるフォーメーションとしては、昨季岩政前監督が試していた4-3-3が挙げられます。

 

このフォーメーションの場合、MFとFWの構成が少し変わってきます。

MFはアンカーの位置に佐野が入り、IHに柴崎と樋口が起用されると思います。

FWは、中央が鈴木なのは変わりませんが、両WGには速さのある選手が置かれるので、恐らく右に松村優太左に藤井智也が入る可能性が高いです。

現時点でポポヴィッチ監督が試している様子は見られませんが、攻撃的な布陣のため、ビハインド時には採用される可能性があるかもしれません。

 

2023シーズン最終戦のスタメン・フォーメーション:4-4-2

2023最終節鹿島フォーメーション

J1リーグ 第34節 vs横浜FC(2-1)

 

昨季は選手の特徴を活かしながら、ハイプレス、撤退守備、ショートカウンター、ポゼッションなど様々な形を試したシーズンでしたが、守備に一定の成果が見えた一方、攻撃パターンの少なさと鈴木への依存が顕著にみられる1年となりました。

 

更にこの冬は人員整理や主力の退団が中心で、加入は過去数年の中で最も少ないシーズンとなっているため、多くのサポーターは不安を抱いています。

 

8年ぶりとなるリーグ奪還を目指す今季は、現有戦力の底上げと、ポポヴィッチ新監督の手腕に大きな期待がかかるシーズンとなります。

 

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鹿島アントラーズスタメン予想2024|有名選手・人気選手

鈴木優磨(CF)

年齢:1996年4月26日(27歳)

市場価値:約3億2000万円

 

昨季は出場停止の1試合を除き33試合に出場し、14得点5アシストを記録しました。

 

元々持っていたゴール前での駆け引きのうまさに加え、海外から復帰してからは、前線でタメが作れる選手にもなり、点の取れる選手、競り合いに勝てる選手、ボールを収める選手として、文字通り絶対に外せない選手の一人になりました。

 

特にチームが苦しいときほど活躍してくれる選手で、アウェイ鳥栖戦のロスタイムでの同点弾や、国立開催となった名古屋戦など、非常に印象に残る活躍を見せてくれました。

 

また、キャプテンとしてチームをけん引し、苦しいときでも味方を鼓舞し、プレーでは感情を前面に押し出す熱い一面から、ピッチ内外で愛されている選手でもあります。

 

2024年も怪我無くシーズンを戦ってくれることに期待したいですね。

 

柴崎岳(CMF)

年齢:1992年5月28日(31歳)

市場価値:約1億6000万円

 

類まれなるパスセンスから、多くのチャンスを作り出し、時にはゴール前に顔を出しゴールを決められる柴崎は、鹿島にとって非常に重要な選手であり、今季の活躍に大きな期待がかかる選手です。

 

かつて2011年~2016年まで鹿島に所属し、その後スペインにわたった柴崎は、様々なチームを渡り歩きながら結果を残し、同時に日本代表の心臓としても長年活躍してきました。

そして昨年、7年ぶりに鹿島に復帰しましたが、ケガもあり3試合の出場にとどまりました。

 

今季は選手会長、キャプテン、10番という3役を担うことになり、昨季以上の活躍が求められるシーズンになるので、チームを勝利に導けるか期待したいですね。

 

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佐野海舟(CMF)

年齢:2000年12月30日(23歳)

市場価値:約1億6000万円

 

町田ゼルビアから移籍していた昨季は、ボランチで定位置を確保し27試合に出場し、その活躍が認められ11月には日本代表にも選出されました。

 

佐野はボランチとして、カバーエリアの広さと対人守備における絶対的な強さを兼ね備えている選手で、FWに入る縦パスをカットし続けるその様子と名前をもじり、「海舟が回収」といわれていたりします。

 

また、守備だけでなく攻撃時にボールを持ち運ぶ能力も高い選手で、湘南戦では、ドリブルで敵陣を切り裂いてからのゴールもありました。

 

海外移籍も噂される選手ですが、まずは鹿島のダイナモとして中盤に君臨し、同時に日本代表でも活躍することが期待されます。

 

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鹿島アントラーズスタメン予想2024|外国人選手

パク・ウィジョン(GK)

年齢:2004年5月22日(19歳)

市場価値:約8000万円

 

パク・ウィジョンは、昨季韓国の漢陽工業高校から高卒新人として加入したGKです。

元々韓国の年代別代表に選ばれていた選手でもあるため、ポテンシャルは非常に高い選手ですが、昨季は1年間プロの環境に慣れることに時間を費やしたシーズンでした。

 

ウィジョンは、セービング能力の高い選手で、長身を活かしたハイボールのキャッチングや、1対1の状況における判断などに強みを持っています。

一方、ビルドアップ能力は成長の余地ありといった様子で、早川や梶川など、ビルドアップ能力に長けている同ポジションの先輩から技術を吸収していくことが求められます。

 

2年目となる今季は、早川、梶川、山田と力のあるキーパー陣と切磋琢磨し、公式戦に出場することができるのか、期待のかかるシーズンです。

 

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鹿島アントラーズスタメン予想2024|新加入注目選手

ギリェルメ・パレジ(SMF)

 

年齢:1995年9月19日(28歳)

市場価値:約1億5000万円

 

パレジは、アルゼンチンのCAタジェレスから期限付き移籍で加入したブラジル人の選手です。

加入してからすぐチームに馴染んでいる様子で、チームの公式動画では、練習中に早川や鈴木と話している様子が映されていました。

 

プレースタイルは、2列目から得点に絡むプレーや、ペナルティエリア外からのミドルシュートなど、幅広い得点パターンを持っている選手です。

 

鹿島での練習では、右サイドハーフを務めていることが多い様子ですが、移籍前は左サイドハーフで起用の多かった選手なので、両サイドできる選手のようです。ただ、左サイドから中に切れ込んでの得点が多い選手なので、左で起用した方が得点に絡む機会は多い可能性があります。

 

今シーズン鹿島は、ブラジル人選手が1人もいないので、チームに溶け込むのが難しいと思われましたが、彼の明るい性格ですでに馴染んでいる様子なので、今シーズンの活躍に期待したいです。

 

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梶川裕嗣(GK)

年齢:1991年7月26日(32歳)

市場価値:約3200万円

 

梶川は、今季ジュビロ磐田から完全移籍で加入したGKです。昨季の磐田では、主に第2GKとして、13試合に出場しました。

特徴は、GKに求められる能力を欠点なくこなせることで、1対1の強さやミドルシュートの対応などのセービング面から、ビルドアップにも長けているという、総合的に能力の高いGKです。

 

移籍してきた鹿島は全体的に年齢層が低いことから、梶川は今回最年長選手になります。そのことについて「いきなり最年長になり何していいか分からないけど、顔に特徴があるのでいじってほしい」と語り、選手から笑いが起こっていたので、すでにチームには溶け込んでいる様子です。

 

早川を中心としたレベルの高いGK争いの中でチャンスを掴めるか、期待されます。

 

濃野公人(SB)

年齢:2002年3月26日(21歳)

市場価値:不明

 

濃野は今季関西学院大学より加入した、右サイドバックの選手です。

元々大津高校時代は10番を背負うなど、攻撃的なポジションを主戦場としていた選手ですが、2年次に右サイドバックにコンバートしました。

そのため、攻撃的なプレーを得意としており、オーバーラップしてのクロスやシュートなどが期待できる選手です。

 

また、既にポポヴィッチ監督からの信頼も厚く、練習で新人ながらスタメン組に絡む機会も多いので、開幕スタメンの可能性も十分にあります。

 

今季背負う32番は、昨季スイスに移籍した常本佳吾がつけていた背番号です。プレースタイルは違いますが、偉大な先輩を超えるような活躍を期待しましょう。

 

アレクサンダル・チャヴリッチ(CF)

年齢:1994年5月18日(29歳)

市場価値:約3億2000万円

 

最初に獲得の報道が出てから少し時間が経ちましたが、1月29日に正式に加入が発表されました。

チャヴリッチは、得点を取ることに特化しているストライカータイプのFWで、昨シーズンはスロバキアリーグで15ゴールを記録しました。

 

得点パターンは非常に豊富で、DFラインの裏に抜け出してのゴールや、エリア内でテクニックを見せてのゴールなど、どこからでも得点が期待できる選手です。

また、身長も186cmあるため、セットプレーにおけるターゲットとしても期待できます。ただし、ポストプレーなどはプレー集を見る限りあまり得意ではないかと思います。

そのため、ポストプレーの上手い鈴木との相性は良く、鈴木が引いてボールを受け、空いた裏のスペースにチャヴリッチが抜け出してゴールを決める、というような場面は、今後見られる可能性が高いと思います。

 

昨シーズン課題だった得点力不足を解消する、ラストピースとしての役割に大きな期待がかかります。

 

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鹿島アントラーズスタメン予想2024|まとめ

鹿島アントラーズの2024年のスタメン・フォーメーション予想と、有名選手・新加入選手についてまとめてみました!

昨季は5位という結果に終わりましたが、11年連続のトップ5入りはキープし、歴代最多優勝クラブとしての威厳は最低限保ちました。

ですが今シーズンは、昨季の課題だった攻撃パターンの少なさの改善と、松村のような若手選手の更なる台頭、そして8年ぶりのリーグ奪還が至上命題となってきます。

柴崎新キャプテンを中心に、鹿島アントラーズが今季どのような戦いを見せてくれるのか期待しましょう!

 

 

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