こんにちは!
レアル・マドリードの新指揮官であるロペテギ監督が近々解任させられるのでは?とのニュースが出ていますね。常勝軍団として、直近5試合で1分け4敗の勝ち星なしで、リーグ戦では7位に甘んじているわけですから、仕方のないことかもしれません。
特に今年のロシアワールドカップ開幕直前にスペイン代表監督を辞し、レアルの監督に電撃就任したロペテギ監督ですから、世間的にあまり擁護する声も聞こえないとか…
さて、そうなると次期監督は誰だ?という話になるわけですが、レアル・マドリーのBチームであるカスティージャの監督であるサンティアゴ・ソラーリ氏が有力なようですね。
あれ?カスティージャの監督から、レアル・マドリードの監督へ?
どっかで聞いたことありませんか?
そうですね!ジダンの監督就任時と同じですね!
シーズン序盤ですし、実績ある一流監督を招聘する可能性ももちろん残っているのでしょうが、ジダンの時と同じように、今シーズン中は、内部昇格でソラーリ氏が監督を務め、その結果しだいで翌シーズンも率いるか、あるいは外部から他の指揮官を招聘するか決めるということでしょうか。
では、サンティアゴ・ソラーリ氏とはどのような人物なんでしょうか?監督の経歴や実績から紐解いてみたいと思います。
経歴
所属年 | チーム名 | 出場試合 | 得点 |
1996-1998 | リーベル・プレート(アルゼンチン) | 67 | 13 |
1998-2000 | アトレティコ・マドリード(スペイン) | 46 | 7 |
2000-2005 | レアル・マドリード(スペイン) | 131 | 10 |
2005-2008 | インテル・ミラノ(イタリア) | 39 | 4 |
2008-2009 | サン・ロレンソ(アルゼンチン) | 26 | 4 |
2009-2010 | アトランテ(メキシコ) | 33 | 5 |
2010-2011 | ペニャロール(ウルグアイ) | 9 | 0 |
はい、そうですね。ご覧の通り、レアル・マドリードのMFとして、センターハーフ、オフェンシブハーフ、ディフェンシブハーフと様々な中盤のポジションで活躍しました。また、左サイドが得意でしたので、左サイドハーフだけでなく、左サイドバックや左ウイングとしても、プレイすることがありました。ポリバレントってやつですね!(※複数ポジションをこなせる選手をそう呼びます。)
また、アルゼンチン代表としても11試合に出場しています。
引退後はレアルマドリードの下部組織であるカデテA(U-16)の指導者となり、今のカスティージャを率いるまでステップアップしてきています。
監督実績
前述のとおりユース世代~Bチームを指導していましたので、トップチームでの監督実績はまだありません。しかし指導者としての道はレアル・マドリード一筋で来ていますし、元々選手としても活躍してきたわけですから、レアル愛はとても深いと思います。今のような成績には到底納得できないでしょうし、レアル復活へ尽力してくれるのではないでしょうか。
戦術
ロペテギ監督がスペイン代表監督時代は、優秀な攻撃的MFを重点に、前へ前へとボールを繰りだしていたイメージがありますが、クリスチアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍したことによる攻撃的の大幅な低下が災いして、ここまで結果が出なかったのでしょうか。
ソラーリ氏が就任することがあれば本調子ではないルカ・モドリッチの復活とともに、クリスチアーノ・ロナウド不在が影響しないような、中盤からのしっかりとした組み立てのもと得点できる戦術を期待したいと思います。
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まとめ
ジダンと比べて、ソラーリ氏には、ちょっとカリスマ性というか、スター選手をうまく統率できるのかな?という心配も正直感じる部分があります。特に、昨年まで常勝軍団として結果を確実に残してきたレアル・マドリードですから、現在のような成績が続けば、プライドやメンタル面から自滅してチームとしての機能が難しくなってしまうのではないかと思っています。
直近では、10/28にバルセロナとのクラシコを控えていますから、そこまではロペテギ監督継続が濃厚かと思いますが、どの監督になっても非常に難しい舵取りが迫られる状況ですね。
引き続き最新情報に注目していきたいと思います。
数字は2018/10/22現在のものです。
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