高校サッカー選手権2023予想!優勝候補は?注目選手・高校・カードもご紹介!

こんにちは!

今年の全国高校サッカー選手権大会は、2022年12月28日(水)に開幕、2023年1月9日(月)に決勝を迎えます。

冬の風物詩のひとつである冬の選手権こと全国高校サッカー選手権大会は、今大会で101回目

高校サッカーの集大成となるこの大会では、どんなドラマが待ち受けているのでしょうか。

そこで本記事では、第101回全国高校サッカー選手権大会の優勝予想や優勝候補・注目高校、注目選手、注目の対戦カードをまとめてみました(^^)/

 

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高校サッカー選手権2022-2023の優勝予想 | 101回大会

前橋育英高校(群馬:2年連続25回目)

今夏のインターハイでは、見事優勝を果たした前橋育英高校。

JクラブのユースがひしめくプレミアリーグEASTでも6位で終えており、非常に勢いがあります。

 

一番の魅力は、なんといっても厚みのある攻撃

キャプテンを務める司令塔の徳永涼選手を中心に展開される攻撃は圧倒的で、リードしていても2点目・3点目を淡々と狙ってきます。

群馬県予選の決勝では、共愛学園を相手に6得点を奪い、本大会への切符を手にしました。

 

選手権でも、圧倒的な攻撃力でインターハイに続く2冠達成となるのか注目です!

 

高校サッカー選手権2022-2023の優勝候補・注目高校 | 101回大会

昌平高校(埼玉:2年ぶり5回目)

J1サンフレッチェ広島の松本泰志選手やJ2ベガルタ仙台の鎌田大夢選手など、近年多くのJリーガーを輩出するとともに、チームとしても着実に力をつけてきている昌平高校。

 

守備では津久井佳祐選手、攻撃では荒井悠汰選手とプロ入りが内定している2人のタレントがチームを引っ張り、今夏のインターハイでは見事3位となりました。

荒井悠汰選手については、のちほど注目選手でご紹介します。

 

また、2人のタレント以外にも、局面で勝負強い選手やスキルを持った選手が多く、安定した戦いぶりも魅力です。

埼玉県予選では、4試合で18得点2失点と、安定感や強さを発揮しての優勝でした。

 

選手権では2019年度・2020年度と2年連続で準々決勝敗退。

2年ぶりの出場となった今回、「準々決勝の壁」を超えることができるのか注目です!

 

米子北高校(鳥取:13年連続18回目)

鳥取のサッカー強豪校である米子北高校は、今夏のインターハイにおいて2年連続で3位に輝き、プリンスリーグ中国では見事優勝。

今、非常に勢いがあるチームのひとつです。

 

常にフィジカル強化に力を入れており、強靭な体を活かした堅守や粘り強さ、セットプレーからの得点を大きな武器としています

 

鳥取県予選では、決勝戦で鳥取城北高校のアグレッシブなプレーに苦戦するも、自慢の粘り強さを発揮して2対1の逆転勝利をおさめ、見事に優勝。

選手権での優勝経験はなく、最高成績は2017年度のベスト8。

今の勢いをそのままに、初の選手権優勝を目指します!

 

神村学園(鹿児島:6年連続10回目)

鹿児島県予選決勝で、鹿児島実業高校に2対1で勝利をおさめ、県の最長記録となる、6年連続の選手権出場

を決めた神村学園。

 

エースの福田師王選手とキャプテンの大迫塁選手、さらには、U-16日本代表で背番号10番を背負う1年生の名和田我空選手ら前線にタレントが多く、厚みのある攻撃が魅力的です。

特に福田師王選手の存在は大きく、チームが苦しい展開を強いられても、ひとりでゴールを奪い、状況を打破することができます。

そんな神村学園は、多くの九州のJクラブユースがひしめき合う、プリンスリーグ九州でも見事優勝を決めており、選手権を控えた中でチームの士気は高まるばかり!

 

自慢の攻撃力を発揮して勝ち進むことは、十分に考えられます。

 

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大津高校(熊本:2年連続19回目)

公立高校ながら、巻誠一郎選手や谷口彰悟選手といったワールドカップ日本代表メンバーに選ばれるほどの実力者を輩出してきた大津高校。

昨年度の選手権では、初めて決勝へと進み、準優勝となっています。

 

今年は、JクラブのユースがひしめくプレミアリーグWESTで6位と奮闘。

 

主将でありストライカーでもある191cmの超大型フォワード、小林俊瑛選手がチームを引っ張っており、彼を軸とした攻撃力で昨年度決勝の悔しさをぶつけてくることでしょう!

青森山田高校(青森:26年連続28回目)

青森県予選決勝では、八戸学院野辺地西高校相手に延長戦までもつれる接戦の末、粘りを見せて全国への切符を手にした、昨年度の優勝校です。

高校屈指のサッカーができる環境を備えており、近年は高校サッカーに大きなインパクトを与え続けてきました。

また、日本代表の柴崎岳選手をはじめ、多くのJリーガーを輩出しています。

今年の青森山田高校は、松木玖生選手らを擁した昨年度と比べると、ややインパクトに欠けるものの、厚みのある選手層は健在!

プレミアリーグEASTでは4位と、上位で終えています。

 

黒田監督は2023年からJ2町田ゼルビアで監督を務めることが決定しており、ラストイヤーでモチベーション高く大会に臨んでくるはずです!

 

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高校サッカー選手権2022-2023の注目高校(その他) | 101回大会

日本体育大学柏高校(千葉:初出場)

日本体育大学柏高校は、市立船橋高校や流通経済大学付属柏高校といった強豪がそろい、「出場枠を1つ増やすべき」との声があがるほどの千葉県予選で見事に優勝。

今回が初出場となります。

 

2015年にJ1柏レイソルと提携契約を結んでおり、以降は柏レイソルから派遣された指導者のもと、練習や試合を重ねてきました。

 

チーム内には、柏U-18を目指すも実現しなかった柏U-15やその他クラブチーム出身の選手が多く、反骨心をパワーに変えての悲願達成。

のちほど注目選手でご紹介する大型フォワード、オウイエ・ウィリアム選手を軸とした攻撃が大きな魅力です。

初となる大舞台で、どれだけのインパクトを残せるのか注目ですね!

飯塚高校(福岡:初出場)

こちらも今回が初出場。

福岡県予選ではシードで準々決勝から登場し、準決勝では九州国際大付属高校、決勝では東福岡高校といった強豪を次々と撃破して初優勝を果たしました。

 

ここ10年の県予選では東福岡高校が8度優勝しており、今回の飯塚高校の初優勝は、まさに福岡県高校サッカーの歴史を動かしたといえます。

 

飯塚高校が県予選で勝ち進むようになったのは、5年ほど前からでした。

瞬く間にチームは成長を遂げ、昨年度は準優勝を果たす躍進ぶり。

 

そんな飯塚高校は堅い守備が持ち味で、今回の県予選では、3試合で無失点と完封での優勝となりました。

また、攻撃面ではドリブルで積極的に仕掛けられる選手が多く、観客をワクワクさせてくれます。

 

強豪を次々と撃破した勝負強さを発揮して、選手権初出場での初勝利を目指します!

 

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高校サッカー選手権2022-2023の注目選手 | 101回大会

福田師王選手(神村学園)

 

世代別日本代表の常連であり、国内外から多くの注目を集める超高校級ストライカー。

2023年からは、ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGへと加入することが内定しており、U-23・U-19チームでプレーをするとみられます。

 

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高校1年時から神村学園の主力として活躍しており、今回がなんと3度目の選手権出場。

福田選手の特徴は、なんといっても、俊敏な動き出しと力強いポストプレーです。

絶妙なタイミングで素早くスペースへと動き出し、ゴールを奪う姿はとても勇敢。

 

今大会の得点王候補としても、注目です!

 

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オウイエ・ウィリアム選手(日本体育大学柏高校)

 

J1柏レイソルへの加入が内定している187cmの大型フォワード

長身を活かしたボールキープやシュート、加えてスピードも武器とするチームの中心選手です。

 

そんなオウイエ選手の姿は、元柏レイソルの怪物、オルンガ選手を彷彿させます。

千葉県予選決勝では、市立船橋高校を相手に1ゴール・1アシストの活躍で優勝の立役者となっており、好調をキープ。

初出場となる選手権でも、持ち味を存分に発揮してほしいですね!

名願斗哉選手(履正社高校)

 

観客を魅了する、質の高いドリブルが持ち味のアタッカーです。

力強さではなく、しなやかさのあるドリブルで何度も相手の守備網を打開し、これまでチームに多くのチャンスや得点をもたらしてきました。

名願と書いて、「みょうがん」と読みます。

 

大阪府予選の準々決勝では、自陣から約90メートルをドリブルで運び、ゴールを奪う「1人高速カウンター」を完遂させて多くのサッカーファンを虜にしました。

そんな名願選手は、U-18日本代表に選出された経験があり、すでに2023年のJ1川崎フロンターレ加入が内定。

選手権でも、ドリブルで多くのチャンスをつくってくれるはずです!

荒井悠汰選手(昌平高校)

 

J1FC東京への加入が内定している、パワフルなドリブルが持ち味のサイドアタッカー。

試合を通して縦への意識と動き出しが非常に強く・素早いため、常に相手の脅威となれる、昌平高校のキープレイヤーです。

強靭なフィジカルも魅力的で、ボールキープでためをつくったり、チャンスメイクをできるのも強み。

 

昌平高校では背番号10番を背負い、チームを引っ張る絶対的な柱としてプレーしてきました。

そんな荒井選手は、1年生の頃からトップチームの試合に絡んでおり、2年前に出場した選手権ではゴールを決めるなど、大会優秀選手に選出されています。

 

また、今年は内定先のFC東京で長期間練習に参加し、特別指定選手としてルヴァンカップに出場するなど、すでにプロの舞台を経験

加えて、世代別日本代表にも何度も選出されているため、注目度は非常に高いといえます。

阪田澪哉選手(東山高校)

 

J1セレッソ大阪への加入が内定している、スピードに乗ったドリブルが武器のアタッカー。

ドリブル突破からのチャンスメイクは、東山高校の大きな得点源です。

また、ドリブルだけでなく、ゴール前に頻繫に顔を出してパスに合わせてゴールを決めるなど、中央でのプレーにも磨きをかけているそう。

京都府予選では、決勝戦で京都橘高校を相手に2得点を記録するなど5試合で8得点の大活躍

 

今年の東山高校は「史上最強」といわれており、そんな期待のチームが優勝するうえでは、間違いなく阪田選手の活躍が不可欠です!

阪田選手に対するマークは厳しくなることが予想されますが、キレキレのドリブルからどれだけのチャンスシーンを生み出せるか注目ですね!

 

徳永涼選手(前橋育英高校)

 

今大会の優勝本命である前橋育英高校の司令塔であり、世代別日本代表に選出された経験のあるプレイヤー。

故・松田直樹氏やJ1セレッソ大阪の鈴木徳真選手ら名選手がこれまで着けてきた、前橋育英高校のエースナンバーである背番号14番を2年時から背負っており、チーム内で認められた絶対的な存在といえます。

 

ボランチとしてチームを支える徳永選手は、ゲームコントロール力とボール奪取力があり、冷静さとパワフルさを兼ね備えています。

また、ボールを奪われる回数も少なく、プレッシャーをうまくかわしながら、効果的なパスを供給し、多くのチャンスを生み出してきました。

今夏のインターハイでは、自身の強みを存分に発揮して、前橋育英高校の優勝に大きく貢献。

世代別日本代表にも選ばれている逸材が、チームをインターハイに続く2冠へと導けるのか、目が離せません!

 

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高校サッカー選手権2022-2023の注目カード | 101回大会

青森山田高校(青森代表)vs広島皆実高校(広島代表)

東西の名門校同士が、はやくも初戦で激突!

 

青森山田高校は、青森県予選において、先ほどご紹介したように決勝戦こそ苦しみましたが、準決勝の向陵高校戦では17得点をあげるなど、前回王者として恥じぬ戦いぶりで圧倒。

 

広島皆実高校は、今季得点力に苦しみながらも、4バックから3バックへと変更して以降、攻撃に厚みを増して調子を上げ、しぶとく選手権への切符を手にしました。

広島県予選決勝では、1対1で突入したPK戦で、守護神の大代初芽選手が3本止めて勝利した際は、大きな話題となりました。

 

ちなみに両者は2020年度大会でも初戦で対戦しており、その時は現在J1FC東京に所属する松木玖生選手の得点もあって、2対0で青森山田高校が勝利しています。

 

東の名門が連覇に向けて好スタートを切るのか、西の名門が2年前のリベンジを果たすのか、注目ですね!

大津高校(熊本代表)vs浜松開誠館高校(静岡代表)

こちらは、優勝候補の一角である昨年度の準優勝校と、激戦区のサッカー王国静岡県代表の対戦。

 

大津高校は、熊本県予選で準々決勝から登場し、3試合で12得点無失点の圧倒的な戦いぶりで優勝しています。

持ち前の攻撃力は、やはり魅力的!

 

対する浜松開誠館高校は、準決勝で静岡学園、決勝では藤枝東高校に勝利して4年ぶりの優勝。

特に静岡学園は優勝候補とされていたチームであり、その相手に対して勝利したことで、サッカー王国静岡県のサッカーファンをおおいに驚かせたそうです。

また、プリンスリーグ東海でも見事に優勝するなど、安定した戦いぶりを維持しています。

 

昨年度のように大津高校が決勝に向けて好発進をきるのか、それともサッカー王国の代表が阻止するのか、目が離せません!

東山高校(京都代表)vs星稜高校(石川代表)

「史上最強」との声があがる東山高校と優勝経験がある星稜高校の、実力校同士の対戦。

鎌田大地選手と本田圭佑選手の出身校同士が初戦で激突するということで、さらに注目が集まっています。

 

東山高校は、先ほどご紹介した阪田澪哉選手を中心とする攻撃力が自慢ですが、守備も安定しており、プリンスリーグ関西2部では17試合で18失点。

 

攻守に磨きをかけた京都の東山高校に対して、優勝経験のある星稜高校がどういった戦いを展開するのか、注目です。

山梨学院高校(山梨代表)vs神村学園(鹿児島代表)

こちらは、今勢いがある実力校同士の対戦。

 

山梨学院高校は、関東予選・インターハイ予選・選手権予選山梨県三冠を達成。2年ぶりの選手権制覇を淡々と狙っています。

 

対する神村学園も、九州予選・インターハイ予選・選手権予選鹿児島県三冠を達成し、さらにはプリンスリーグ九州でも優勝を果たしました。

 

両チームともにともに攻撃力に強みがあり、個々の能力が高い印象です。

特に注目なのが、山梨学院高校の小棚木蒼大選手と神村学園の福田師王選手。

ともに積極的なプレーが持ち味で、相手の守備網を打破するうえでは欠かせない存在のため、間違いなくこの試合のキープレイヤーとなります。

 

攻撃力のあるチーム同士の対戦は、どのような試合展開となるのか楽しみですね!

日本体育大学柏高校(千葉代表)vs芦屋学園(兵庫代表)

こちらは、今大会初戦唯一となる初出場校同士の対戦

今大会初出場となるのは3校ですが、そのうちの2校がいきなり激突します。

 

日本体育大学柏高校が制覇した千葉県予選と芦屋学園が制覇した兵庫県予選は、全国的にみても参加校数が多く、なおかつ強豪も多い激戦区のひとつ。

両チームともに、厳しいトーナメントを勝ち抜いてきたのです。

 

日本体育大学柏高校は、柏レイソルと提携を結んで以降、着実に力をつけてきました。

千葉県予選では、市立船橋高校相手に2対0で完封勝利をおさめ、初の本大会出場へ。

 

対する芦屋学園は、注目度こそ低かったものの、兵庫県予選において準決勝の滝川第二高校戦、決勝の報徳学園戦ともに3対2での勝利と、粘り強さを発揮しての初出場となりました。

 

しぶとく激戦区を勝ち抜いてきた両者が、初の舞台でどのような試合を展開するのか、注目ですね!

 

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まとめ

第101回全国高校サッカー選手権大会の優勝予想と優勝候補、注目高校、注目選手、そして注目カードをご紹介しました。

ちなみに、第101回大会の応援リーダーは、セルティックや横浜F・マリノスなど国内外のクラブや日本代表で長年活躍し、2022年限りで引退した中村俊輔さん。

桐光学園高校時代には、第75回大会で準優勝を経験しています。こちらも注目です!

年末年始に展開される、高校生たちの熱き戦いが楽しみですね!

 

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