中村敬斗の成績やプレースタイルとポジションは?年俸や市場価値も!

こんにちは!

先日2023年3月24日、28日に行われる国際親善試合に臨む日本代表のメンバー発表が行われました。

その中で日本代表に初招集されたのが、現在オーストリア1部のLASKリンツでプレーする中村敬斗選手でした。

10代の頃から注目を集め、海外で挫折を経験しながら成長してきた中村ですが、どんなキャリアを歩んできて、どのようなプレーをするのか知りたい方も多いと思います。

そこで今回は中村敬斗の成績やプレースタイルやポジション、年俸や市場価値について紹介していきます!

 

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中村敬斗の成績・経歴

2000年7月28日生まれの中村選手は小学校時代に柏レイソルのジュニアチームに所属していましたが、パスサッカーを行っていたチームに合わず、地元のクラブチームへと移っていました。

その後、個人技を磨くために個の力を重視するスタイルでこれまで田中順也や相馬勇紀といった選手を輩出してきた三菱養和SCに入団します。

中村はここで改めてサッカーの楽しみを思い出すと、自らの武器であるドリブルの練習に明け暮れて磨きをかけていきました。

 

高校生になると世代別の日本代表にも選出されるようになり、2017年10月に行われたFIFA U-17ワールドカップ初戦のホンジュラス代表戦ではハットトリックを決めるなど、大会通算4ゴールを決める活躍を見せています。

こうした才能を見て、複数のクラブからオファーを受けていた中村ですが、2017年12月にガンバ大阪へ入団することが発表されます。

 

この時中村はまだ高校2年生で飛び級でのプロ入りには大きな注目を集めました。

そしてガンバでは2年目の2019年にルヴァンカップでの活躍からニューヒーロー賞を受賞する活躍を見せると、2019年7月に10代のうちに海外挑戦することを決断します。

 

中村が移籍したのはオランダの名門トゥウェンテでしたが、1年目からすぐに出場機会を得ていました。

しかし、シーズン後半に出場機会を失うとコロナの影響もあり、シーズン終盤に退団となってしまいます。

その後2020年6月にはベルギーのシントトロイデンへ移籍しますが、ここでも出場機会は得られずに2021年2月にはオーストリア2部のFCジュニアーズへと移籍します。

ここで再び出場機会を得た中村は持ち味の積極的なドリブルとシュート技術を存分に披露し、2021年8月にはオーストリア1部のLASKリンツへと移籍。

22/23シーズンはこれまでリーグ戦20試合に出場し、11ゴール、6アシストを記録しています。

こうした活躍が認められて、日本代表に初招集されることになりました。

 

■クラブでの成績 (リーグ戦のみ)

2018 ガンバ大阪 17試合 1ゴール

2019 ガンバ大阪 7試合 1アシスト

2019/20 トゥウェンテ 17試合 4ゴール、1アシスト

2020/21 シントトロイデン 5試合 1ゴール

2020/21 FCジュニアーズ 9試合 2ゴール

2021/22 FCジュニアーズ 5試合 3ゴール、1アシスト

2021/22 LASKリンツ 22試合 6ゴール、1アシスト

2022/23 LASKリンツ 20試合 11ゴール、6アシスト (2023年3月18日現在)

 

■代表招集歴

U-15日本代表

U-17日本代表

U-19日本代表

U-20日本代表

U-21日本代表

 

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中村敬斗の特徴とプレースタイル・ポジション

 

オーストリアの地で躍動している中村は中学時代からドリブルを磨いてきたように、とにかくボールを貰うとまずはドリブルで仕掛けることを考えるタイプの選手です。

そのためサイドでのプレーを得意としていて、現在LASKリンツでは左WGを主に務めています。

 

そんな中村のドリブルは日本代表でポジションを争うことになる三笘のようにスピードがあるわけではありませんが、足元の技術は世界に通用するだけのものを持っています。

その技術を活かした細かいタッチでのドリブルは、相手DFを混乱に陥れることができます。

またフィジカルも海外で長年プレーする中でついてきているため、強引に突破する形になっても簡単に競り合いに負けることなく、相手をなぎ倒していく推進力も兼ね備えています。

 

そして何といっても中村が持つ最大の武器はシュートの精度、技術にあります。

ドリブラーのイメージが強い中村ですが、シュートセンスも抜群で左サイドから中へカットインしてからのコントロールシュートはガンバ時代から得意としています。

またコントロールシュートだけではなく、強いストレート系のシュートをニアサイドへ打つことができるため、相手GKはファーとニアをどちらもケアしなくてはいけません。

さらにここ最近は利き足ではない左足でのシュートも精度も上げてきています。

 

他にもドリブルで仕掛けてからのラストパス、クロスの精度も年々上がってきていて、ゴールだけでなくアシストでもチームに貢献できる選手に成長しています。

 

このように攻撃において万能な能力を持つ中村は、相手にとって非常に嫌な存在となるはずです。

 

中村敬斗の評価

LASKリンツで見せている活躍から海外のサッカーファンからも

「中村敬斗は“ネクスト三笘”となり得る契約になるかもしれない。ゴールを決めることが出来て、プレッシング力を備えたインテリジェントな選手だ」

とプレミアリーグで活躍する三笘薫を彷彿とさせるプレーが評価を受けています。

 

また日本代表に招集した張本人である森保一監督は

「中村は得点という結果、左ウインガーとしてチーム内、ヨーロッパの舞台でも存在感を放っている選手だと思う。私が東京五輪世代の監督をさせてもらった時にアンダー世代で招集させてもらったなかで、彼の成長を追ってきた。プロの世界、代表という舞台でも活躍できる力をつけてきていると思う。左サイドから得点につながるプレーを期待している

と実力を評価し、代表での活躍を期待していました。

 

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中村敬斗の移籍の噂

2023/5/4追記:ドイツ・フランクフルトへの移籍が決定済みとの報道がありました。中村選手はリンツでのアパートをすでに解約したとの報道も。。正式発表を待ちましょう(^^)/

 

このようにオーストリアの地で素晴らしい活躍を見せる中村には既に様々な移籍の噂が挙がっています。

先日にはイタリアのメディア『カルチョメルカート』が中村について

「夏に新たな一歩を踏み出す運命にある」

と紹介して、具体的なクラブ名こそ不明ですがセリエAの多くのクラブが中村に注目していると報じています。

 

さらに中村はプレミアリーグの名門リバプールからも関心を示されていると噂されています。

リバプール専門メディア『Liverpool.com』では中村の獲得を提案していて、

「中村は基本的に左のウイングでプレイするが、過去には右サイドや中央でもプレイしたことがある。リバプールでプレーした南野拓実はテクニックの部分で才能があったが、中村は間違いなく南野以上の爆発力があるクロップのスタイルでプレイするのに適している

というように22/23シーズン限りで退団が決まっているロベルト・フィルミーノの代わりに前線のバックアッパーとして中村が必要になるとの考えを示しています。

 

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中村敬斗の年俸・移籍金と市場価値の推移

ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が日々更新しているのが、世界中のフットボーラーの『推定市場価格』です。

これは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける“価値”を示す指標として定評があります。

このサイトにおける中村の市場価値はこれまでこのように推移してきました。

 

2019年5月 ガンバ大阪時代  50万ユーロ

2019年12月 トゥウェンテ時代  90万ユーロ

2021年1月 シントトロイデン時代 60万ユーロ

2021年9月 LASKリンツ移籍当初 40万ユーロ

2022年11月 最新の市場価値 400万ユーロ

 

このようにLASKリンツに移籍してから目覚ましい活躍を見せる中村の市場価値は、既に移籍当初から約10倍に跳ね上がっているのが分かります。

今後の活躍次第ではさらに市場価値が上がっていくものと予想されます。

 

年俸に関してはガンバ時代の2019年に420万円だったのを最後に海外での年俸は不明でしたが、

2022/23シーズンにLASKリンツで貰っている中村の年俸は約3300万円となっています。

 

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中村敬斗のゴール・プレー動画集

中村選手の実際のプレーがわかる動画をいくつかご紹介します。

こちらの動画ではガンバ時代からドリブルの仕掛けが得意だったことが分かります。

 

こちらの動画では中村がLASKリンツでより決定的な仕事をしている姿を見ることができます。

 

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まとめ

中村敬斗選手の成績やプレースタイルやポジション、年俸や市場価値についてご紹介しました。

各年代の日本代表にも選出されていた中村選手が満を持して、フル代表に招集されたということでかなり期待が高まっていますが、現在の日本代表は2列目のポジションにヨーロッパのトップクラスで戦う選手がひしめき合っています。

その中でポジションを掴み取るのは至難の業かもしれませんが、中村選手も充分に力をつけてきていますので、まずは初招集された親善試合2試合(ウルグアイ戦、コロンビア戦)で出場機会をつかみ、今後に繋げていってほしいですね。

 

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