こんにちは!
コロナウイルスの影響で1年延期となった、
ヨーロッパ最強国を決めるユーロ2020(UEFA欧州選手権2020)が2021年6月から開催されます。
今回は「赤い悪魔」でお馴染み、ベルギー代表についてその最新フォーメーションや戦術をはじめ、注目選手・監督についてご紹介します!
近年”黄金世代”が円熟期を迎え、最も脂が乗ったチームとなっているベルギー代表。
ユーロは2004年大会から3大会連続で出場を逃していましたが、前回2016年大会に続き2年連続の出場を果たしています!
ユーロ予選はなんと10戦全勝!!40得点、3失点という圧倒的な数字を残しています!
1試合平均4得点というバケモノぶり。つ、つよい、、、、。
もちろん1番乗りで出場を決めました!
歴代最強と呼ばれているベルギー代表。国民からかけられている期待も相当なものでしょう。
絶頂期を迎えている中、なんとしても優勝を成し遂げたいと選手・国民全体が願っているはずです!
そんなベルギー代表は一体どんなチームなのでしょうか?見ていきましょう!
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ユーロ2021ベルギー代表の最新フォーメーションと戦術!注目選手・監督もご紹介!
ベルギー代表の特徴
最強ベルギー代表は現在FIFAランキング堂々の1位(2021/5/11現在)!
各ポジションに世界屈指のタレントを擁し、最盛期と言っても過言ではない成績を残してきました。
ベルギーと言えば、天才エンツォ・シーフォを擁した1986年ワールドカップでベスト4に入るなど80年代に黄金時代を築き上げました。
しかし2002年日韓ワールドカップを最後に低迷期を迎え、2010年にはFIFAランキング68位にまで後退。
一時は国際舞台から姿を消していました。
そんなベルギーは隣国ドイツを参考に国内各クラブが選手育成に力を入れ、2010年代から次第に頭角を表すようになり、2015年には同国初のFIFAランキング1位となりました!
今では国際舞台の常連且つ優勝候補に挙げられ、不動の地位を確立するまでになっています!
日本も参考にすべきところが多そうですね!
今回のユーロでも優勝候補となっているベルギー。
どのような特徴を持っているのでしょうか?
ベルギー代表の最新フォーメーション
基本フォーメーションは3-4-2-1(3-4-3)です。
GK クルトワ
DF アンデルワイレルト、フェルマーレン、フェルトンゲン
MF ヴィツェル、ティーレマンス、ムニエ、トルガン・アザール
FW デ・ブライネ、メルテンス、ルカク
前線の3枚は2シャドーの形が多いですが起用する選手によりウイングのような配置にすることもあります。
アタッカー陣には控えにも豪華メンバーが控えており、
負傷中のエデン・アザールやリバプール所属のオリギ、ともにクリスタルバレス所属のベンテケやバチュアイも控えています。
またバックラインはアンデルワイレルト、フェルマーレン、フェルトンゲンといった盤石の布陣ですが、高齢化にも悩まされており、
新たなディフェンスリーダーとしてリヨン所属のデナイヤー等の台頭も期待されています。
サイドのウイングバックにはカラスコ、シャドリ、カスターニュといったタレントもおり、短期決戦でもクオリティを変えずにプレーできる選手が揃います。
アンカーの位置にはヴィツェルがいますが、アキレス腱断裂で長期離脱中。ユーロに間に合うかは疑問符が浮かびます。
ここ最近の試合ではデンドンケルを起用することが多く、新たなオプションとして期待されています。
各ポジションに複数のタレントが揃い、ポジション争いも激化。
チームとしては嬉しい悲鳴です!
ゴールデンエイジであるコンパニやフェライニが代表引退した今、その他面々も高齢化が進んでおり、世代交代が求められている局面にあります。
若手の台頭にも大いに期待しましょう!
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ベルギー代表の戦術分析
最大の長所は、圧倒的な個のクオリティ!
攻撃陣にはルカク、E.アザール、メルテンス、中盤にデ・ブライネ、ヴィツェル、
守備陣にクルトワ、アンデルワイレルトと各ポジションに世界屈指の人材を擁しています!
育成力の賜物ですね!
戦術では多彩なカウンターがベルギー代表の代名詞的存在になっており、
高い個のクオリティで手数をかけずゴールへ迫ります。
スピードやオフザボールの質、迫力等、質がとても高いカウンターは、時に芸術的で惚れ惚れてしまうほど!
2018年ロシアワールドカップの日本戦でのカウンターを思い出す方も多いでしょう!
いま思い出しても悔しいですね、、、
攻撃ではデ・ブライネが中心となりスイッチが入ります。
彼の上質な長短のパスからサイドや中央に展開。
前線の選手はポジションチェンジを繰り返し完成度の高い組織と個で点を取っていきます。
ウイングバックは運動量豊富な人材を配置し、90分通して上下動を繰り返します。
各セクションで数的優位を作りマークを分散。
その個が最大限活きるようピッチを横に広く使うのが特徴です。
逆に守備時や押し込まれている際はバックラインに参加し、5バックを形成。
強いフィジカルと組織的な守備で攻撃を跳ね返します。
サイドにもムニエ、T.アザール、カラスコ、シャドリ、カスターニュ等、運動量豊富で攻撃にも守備にも貢献できるタレントが揃っています。
体格に恵まれた選手も多く、セットプレイやパワープレイも大きなオプションのひとつ。
2018年ロシアワールドカップでの平均身長はなんと185.3cm!(日本代表178.8cm)
試合の状況に応じて様々なオプションと攻撃パターンをん持っています!
予選や親善試合ではポゼッション重視の試合運びが多いですが、大きい国際大会になると縦志向が強くなる印象があります。
ユーロでもその個を活かした迫力のある攻撃が見れることでしょう!!
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ベルギー代表の注目選手
ケヴィン・デ・ブライネ
Let’s gooooooo!!! 💙 pic.twitter.com/MNUFLcIXqV
— Kevin De Bruyne (@DeBruyneKev) April 14, 2021
マンチェスター・シティ所属の司令塔。
ベルギー代表1番のキープレイヤーと言ってもいいでしょう!
デ・ブライネは得点能力、アシスト能力共にずば抜けており、高精度のパスと破壊力抜群のミドルシュートでゴールに絡みます。
右利きですが、左足の威力も抜群で両足から強烈なシュートを狙うことができます。
主にボランチや2列目のプレーメイカーとしてチームを牽引し、ワンタッチツータッチのシンプルな捌きでリズムを生み出します。
昨シーズンのプレミアリーグでは13得点20アシストを記録。
世界屈指の中盤と言っていいでしょう!
今年で30歳になり選手としても円熟期を迎えているデ・ブライネ。
代表でのタイトル奪取へ集大成を見せてくれるはずです!
ロメル・ルカク
3+ @Inter pic.twitter.com/YDIdZcHVQc
— R.Lukaku Bolingoli9 (@RomeluLukaku9) September 27, 2020
イタリア、セリエAの名門インテルで不動のCFとして活躍しているルカク。
コンゴ出身で元サッカー選手の父を持ち、190cm 104kgと恵まれた体格を持つ身体能力の高いストライカー!
現役最高とも言われる屈強なフィジカルを持ちつつ、足元の技術にも優れスピードも兼ね備えた万能型センターフォワードです。
利き足は左のレフティー。
ベルギー1部リーグのアンデルレヒトで2008-2009シーズンにプロデビューしたルカクは、なんと2009-2010シーズンに15得点を挙げ、16歳というリーグ史上最年少で得点王になり話題を集めました!
センターフォワードとして総合力が高く、その巨漢を活かしたポストプレーでタメを作ります。
また、周りを活かすプレーやオフザボールでの動きも秀逸!
シュートもうまく決定力も兼ね備え、生粋のストライカーと言えます。
デ・ブライネとのコンビーで今後もいくつものゴールを見せてくれるでしょう!
ユーリ・ティーレマンス
Kkkkkkkk https://t.co/YBLEercnaA
— Portal Youri Tielemans 🇧🇪🦊 (@PortalTielemans) May 7, 2021
岡崎選手も所属していた、プレミアリーグ、レスターシティ所属の24歳。
コンゴにルーツを持ち、ベルギーリーグのアンデルレヒトで15歳でプロデビュー!
ルカクと似た経歴をもつ中盤のプレーメーカーです!
ティーレマンスの特徴は、攻守両面での貢献度にあります。
ボールキープ能力にすぐれ、タメを作り高精度のパスを前線に供給。
ビルドアップやポゼッションに安定感をもたらし、時に強烈なミドルシュートで得点に絡む、ベルギーの将来を担う若手有望株です!
献身的な守備も特徴で、90分間途切れることのないスタミナでピッチを走り回ります!
黄金世代が円熟期を迎える中、今後彼にかかる期待も更に増すことでしょう!
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ベルギー代表監督
ロベルト・マルティネス
📆#OnThisDay in 2016, Roberto Martínez was sacked by Everton after a 3-0 defeat to Sunderland.
🔵Managed; 143 games
✅Won; 61
➖Drew; 39
❌Lost; 43
📊Win %; 42.66% pic.twitter.com/L7tdPrFliX— The Toffee Blues (@EvertonNewsFeed) May 12, 2021
スペイン出身の47歳で、2016年からベルギー代表の指揮を執っています。
非常に緻密な監督として知られており、データやスポーツ科学に基づいた分析を惜しみなく活用する現代的な代表監督です。
またカップ戦等の一発勝負・短期決戦に強く、ビッグクラブでの指導歴こそないですが、2012-2013シーズンにウィガン・アスレティックを指揮しFAカップを制するミラクルを披露!
またエヴァートンではリーグ戦は振るわなかったもののFAカップとリーグカップでベスト4へ導きました。
メディアにも「短期決戦において選手たちを奮起させるレアな能力を持った男」と取り上げられており、前回のワールドカップでもその手腕を大いに発揮し3位という成績を残しました!
最新のニュースでプレミアリーグ、トッテナムがマルティネス監督に興味を示しているそうで、名将モウリーニョの後釜として期待をかけられているとの事。
もしかするとベルギー代表での最後の指揮となるかもしれません!
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まとめ
ユーロ2020に臨むベルギー代表の最新フォーメーションと戦術、注目選手・監督をご紹介しました。
実力を見ても優勝の素質が十分にあるベルギー。
主要国際大会でのタイトル奪取は秒読み段階なはずです!
ゴールデンエイジの集大成としての活躍に期待しましょう(^^)/
>>【関連】ベルギー代表の最新スタメン予想2021!フォーメーションと注目の人気有名選手は?
→ 2021年10月・UEFAネーションズリーグ決勝ラウンドで悲願のタイトル獲得なるか、注目のベルギー代表をご紹介(^^)/
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