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デンマーク代表のフォーメーションは？注目の有名選手や有望な若手に監督も！

国際大会 デンマーク代表のフォーメーションは？注目の有名選手や有望な若手に監督も！

こんにちは！

いよいよカタールW杯の開幕が迫ってきました。カタールW杯欧州予選を9勝1敗という好成績で終え、歴代最強との呼び声も高いチームがデンマーク代表です。

各ポジションにベテランから期待の若手選手を揃え、5大リーグでプレーする選手を増やしており、EURO 2020では準決勝まで進む快進撃を見せました。

W杯本大会でも大きな期待が持たれているチームであり、優勝候補の一つであると予想するサポーターもいます。

そこで本記事では、デンマーク代表のフォーメーションと、注目の有名選手、有望な若手選手、監督についてまとめてみました！

 

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目次

サッカーデンマーク代表のフォーメーション・スタメン

フォーメーション①：3-4-2-1

2022.9.23 ネーションズリーグ クロアチア 1 – 2 デンマーク

 

デンマークの特出すべき点は洗礼された「チームプレー」であり、限られた活動である代表チームでクラブチームのような規律・連係を見せます。

 

デンマークは、基本的に押し込まれている時間は5枚のブロックを敷き、運動量のある中盤のホイビュア、デラネイが制限を掛けながら守り、カウンターを仕掛けていきます。

 

ボール保持時にはサイドを広く取り、中盤の選手と連係しながらボールを運び、逆サイドにギャップを作りながら一気に展開するボールを入れ、チャンスを作り出します。

 

相手の選手間を広げながら、そのスペースを突いていく戦い方で、被カウンター時は3CBが中央を絞りながらシュートコースを消し、最後の砦であるGKシュマイケルがゴールマウスを守ります。

 

EURO 2020では、初戦でエリクセンのアクシデントがあり、2戦目以降は彼を欠いたチーム事情となっていましたが、大会中にダムスゴーアが台頭したこともあり、準決勝まで進む底力を見せました。

フォーメーション②：4-3-3

2022.9.26 ネーションズリーグ デンマーク 2 – 0 フランス

※A・クリステンセンはバルセロナ所属のCB。R・クリステンセンはリーズ所属のSBです

 

最近のデンマーク代表は3CBを並べるシステムが採用されていますが、3バックと4バックを使い分けており、本大会でもシステムを使い分ける可能性があります。

 

システム上はエリクセンをアンカーの位置で起用していますが、インサイドハーフのホイビュア、デラネイが守備的なタスクを行いながらエリクセンが様々なポジションに顔を出し、デンマークの攻撃のタクトを振るいます。

 

また、アンカーに置くことでエリクセンを起用しつつ、強度の高いプレスを行えることもあり、この試合では見事フランスに完勝を収めています。

 

このため、チームとしての基本は変わりませんが、エリクセンを後方で起用しゲームメイクを任せるか、より高い位置で起用し決定的な仕事をさせるか、試合毎の設定により異なります。

 

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サッカーデンマーク代表の有名選手・注目選手

クリスティアン・エリクセン（MF）

 

年齢：1992年2月14日（30歳）

所属：マンチェスター・ユナイテッド

 

新天地のユナイテッドでは、テン・ハグ監督からの信頼を掴み、主に中盤の深い位置でレギュラーとして起用されています。

 

昨年のEURO 2020のアイルランド戦では、試合中「心停止」というショッキングな出来事がありましたが、現在は経過も良好であり、所属クラブでも代表でもプレーを続けています。

 

エリクセンは精度の高いパスと視野の広さを持ち、攻撃のスイッチ、リズムを作り出すプレーが得意であり、ゲームメイク、チャンスメイクで存在感を見せます。

 

スペースにピンポイントで落とすロングボールや、密集したエリアでも針の穴を通すパスなどで、一発で局面を変えられるプレーができるため、どのチームに所属してもチームメイトからの信頼も厚い選手です。

 

その一方で、90分間プレーできる運動量はありますが、継続したプレスなど、スプリントの部分ではあまり貢献ができないため、

ユナイテッドではブルーノ・フェルナンデス、フレッジといった選手がカバーしています。

 

また、CK・FKでは質の高いボールを配給できるため、長身選手が揃うデンマーク代表にとってセットプレーは大きな武器の一つになります。

 

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アンドレアス・クリステンセン（DF）

 

年齢：1996年4月10日（26歳）

所属：バルセロナ

 

今夏の移籍市場ではバルセロナへと移籍し、レギュラーは獲得できていませんが一定の出場時間を確保しています。

 

クリステンセンはビルドアップ能力に定評のある選手であり、後方からしっかり繋ぐサッカーをするバルセロナにもフィットを見せ、ジェラール・ピケの引退に伴い、W杯後のバルセロナでは出場時間も増えてくると予想されます。

 

守備面では、絶対的な対人守備の強さを持っている訳ではありませんが、予測から危険なスペースを埋めたり、相手にボールが渡る前にカットして攻撃の芽を摘んだりと、頭脳的な守備をします。

 

身長も188cmと比較的高さもあるため空中戦でも強さを見せ、総合的な能力が高くバランスの取れたCBと言えます。

 

デンマーク代表としては、すでに59試合の出場キャップを誇り、最終ラインを統率するディフェンスリーダーとしても期待です。

ピエール・エミール・ホイビュア（MF）

 

年齢：1995年8月5日（27歳）

所属：トッテナム・ホットスパー

 

ホイビュアは185cmと恵まれた体格を活かした対人守備に強く、中盤から潰し屋として相手の攻撃を芽を摘んだり、

ボールホルダーに上手く間合いを詰めながら、パスを出すタイミングで足を伸ばし、セーフティーにパスカットします。

 

スピードはそれほどありませんが、ドリブルを仕掛けてくる相手にも体を預けてフリーにさせず、ミスを誘うプレーで対応します。

 

また、パス精度が高いため、エリクセンより低い位置から組み立てや展開するボールを配給できるほか、体幹を活かして強引にボールを持ち運ぶプレーも見せ、攻撃にアクセントを加えられる選手です。

 

今シーズンは守備的MFながらプレミアリーグでは13試合で3ゴール2アシストを記録しており、チャンスにも絡んでいます。

 

攻守に渡りデンマークとトッテナムの中盤の要となるホイビュアに期待です。

 

サッカーデンマーク代表の期待・有望な若手注目選手

イェスパー・リンドストローム（MF）

 

年齢：2000年2月29日（22歳）

所属：フランクフルト

 

所属するフランクフルトではレギュラーを掴んでおり、今シーズンは公式戦21試合に出場し、8ゴール2アシストと好調を見せています。

 

フランクフルトでは主にシャドーで起用されていますが、過去にはセンターフォワードやウイングでのプレー経験もあり、どのポジションで起用されても高いレベルでプレーできます。

 

リンドストロームは高い足下の技術と柔らかな足首を活かしたプレーが得意で、鋭い切り返しで相手のマークを外したり、

スピードに乗ったまま細かいタッチで相手のリズムを崩して突破し、チャンスメイクへと繋げます。

 

183cmと上背もあるため、相手に体を当てながらプレーエリアを確保したり、テクニックを活かしながらボールキープできるのも強みです。

 

両足を遜色なく使える点もプレーに活かされていますね。

 

デンマーク代表ではまだ定位置を掴めていませんが、今後のデンマークを牽引する選手としてさらなる成長に期待が掛かります。

ミッケル・ダムスゴーア（FW）

 

年齢：2000年7月3日（22歳）

所属：ブレントフォード

 

EURO 2020ではエリクセンのアクシデント後に全ての試合で先発起用され、当時20歳ながら大会2ゴール1アシストを記録し、自身の評価を高めました。

 

今シーズンからはプレミアリーグのブレントフォードでプレーしていますが、主に途中出場での起用が続いています。

 

ダムスゴーアは「デンマークのアザール」と称されることもあり、スピードに乗ったまま足技で相手を交わすプレーや、

対人の場面ではフェイントを織り交ぜて相手の重心を崩し、そこから加速して抜き去りチャンスメイクへと繋げます。

 

また、ボール非保持のシーンでは、相手のマークに付かれないポジションを取りながら、味方からのチャンスボールに斜めに走り合わせるプレーも見せます。

 

EURO 2020ではイングランド相手に強烈な直接FKを決めており、強力な飛び道具も持っている選手です。

 

ヒュルマンド監督からは信頼を掴んでいる選手で、W杯本大会でも多くの時間で起用されるはずです。

 

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アンドレアス・スコフ・オルセン（FW）

 

年齢：1999年12月29日（22歳）

所属：クラブ・ブルージュ

 

チャンピオンズリーグでも好調のクラブ・ブルージュでレギュラーを務め、今シーズンは公式戦20試合に出場し、8ゴール3アシストを記録しています。

 

オルセンは右ウイングでのプレーを得意としており、細かなタッチのドルブルでスルスルと相手エリアへとボールを持ち運び、チャンスへと繋げていきます。

 

利き足の左足から放たれるシュートは多様で、カットインから強力なシュート、コースを狙い澄ましたコントロールシュート、

そしてFKのキッカーとしてもゴールを決めており、右利きのアタッカーが多いデンマーク代表の中でも彼の左足は大きな武器となります。

 

若手選手ながらダムスゴーアと共に、デンマーク代表の前線を支える選手であり、本大会でも活躍が期待されます。

 

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サッカーデンマーク代表の監督

カスパー・ヒュルマンド

 

現在、デンマーク代表を率いているのはカスパー・ヒュルマンドです。

 

現役時代は母国デンマークの3つのクラブでプレーしましたが、膝の怪我に悩まされ、わずか26歳で引退を余儀なくされました。

 

引退直後から母国のクラブ、リンビーのユースチームのコーチを務め、指導者のキャリアをスタートさせると、5年間コーチを務めたのち、ユースチームの監督に昇格し、

トップチームのアシスタントコーチを経て、2006年からリンビーの監督に就任します。

 

2年間監督を務めて退任後、ノアシェランのアシスタントコーチとして働き、2011-12シーズンから監督に就任すると、このシーズンリーグ優勝に導き、3年間監督を務めました。

 

2014-15シーズンからはブンデスリーガのマインツの監督に就任しますが、結果を残せずシーズン途中で解任となります。

 

その後、再びノアシェランの監督に復帰し、2020年8月からはオーゲ・ハレイデ監督の後任としてデンマーク代表監督に就任し、1年延期となったEURO 2020ではチームを準決勝へと導く手腕を見せました。

 

また、大会初戦ではエリクセンの心停止という悲劇に見舞われた中で、選手たちのメンタルケアに努め、チーム一丸となった姿には世界中から応援と称賛の声が上がりました。

 

戦術面では上記の通り、クラブチームのような規律・連係を見せる「チームプレー」が特徴的であり、不運ではありましたが、

エリクセンの一件でチーム全員が同じ方向性を示したこともEURO 2020での躍進に繋がっているはずです。

 

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サッカーデンマーク代表のW杯最高成績

W杯にはこれまで5回出場し、1998年に記録したベスト8が最高成績となっています。

前回のロシアW杯ではベスト16を記録しています。

 

直近10大会の成績

1982年：出場なし
1986年：ベスト16
1990年：出場なし
1994年：出場なし
1998年：ベスト8
2002年：ベスト16
2006年：出場なし
2010年：グループステージ敗退
2014年：出場なし
2018年：ベスト16

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まとめ

デンマーク代表のフォーメーションと、注目の有名選手、有望な若手選手、監督についてまとめてみました！

先日発表された登録メンバー26名中、国内リーグでプレーする選手はわずか2人であり、欧州のトップリーグでプレーする選手を揃え、選手層も厚みを増しています。

ベテラン、中堅、若手選手がバランスよく揃い、上手くチームの循環が行われており、近年の成績を見てもデンマーク史上最強との呼び声も高く、W杯での躍進が期待されています。

無事にエリクセンも復帰し、チームとして大きな成長を遂げたデンマークが期待通りの活躍を見せるのか注目です！

 

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