チェルシーFC最新フォーメーションと戦術!注目選手・監督もご紹介!【2020-21版】

こんにちは!

今回は、新監督トーマス・トゥヘルになり現在絶好調の新生チェルシーについてみていきたいと思います。

前監督でありクラブのレジェンドであったフランク・ランパードが解任されると新指揮官として招聘されたのは、前PSG監督のトーマス・トゥヘル。

 

トゥヘル体制になってからチェルシーは、公式戦14試合を戦い、10勝4分と無敗を維持しています。

驚くべきはその失点数で、なんと14試合で2失点しかしていません!

 

今ノリに乗っている、ロンドンの蒼きこのチーム、

そんなチェルシーの、チームの特徴と、2020-21最新フォーメーション・戦術、キーマンとなる3選手、現在の監督を見ていきましょう!

 

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チェルシーFC2020-21最新フォーメーションと戦術!注目選手・監督もご紹介!

チェルシーFCの特徴

チェルシーはロンドン、スタンフォード・ブリッジに本拠地を構えます。

余談ですが、筆者もスタンフォード・ブリッジで現地観戦した経験がありますが、満員のスタジアムの迫力はやはり欧州でもトップクラスの熱量を誇っています。

スタンフォード・ブリッジ

 

そんなチェルシーの特徴は、クラブオーナーであるロシア人富豪のロマン・アブラモヴィッチだと思います。

2003年にクラブのオーナーに就任すると、豊富な資金力を活かしてプレミアリーグ有数の強豪クラブとなりました。

毎年、移籍市場で100億円以上を費やし、選手の入れ替わりが激しいのが特徴です。

 

買収、売却どっちをとっても派手でスケールの大きい、ビッククラブを体現をしているようなチームです。

 

ここ最近は、メイソン・マウント、タム・エイブラハム、カラム・ハドソン=オドイなど下部組織出身の優秀なな選手も育ってきており、

クラブの育成方針に転換が見えます。

 

今シーズンは、コロナ禍の中、300億円以上の大補強を行い、チームとしても本気でタイトルを取りにきている姿勢が伺えます。

 

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チェルシーFC2020-21最新フォーメーション

基本フォーメーションは、3-4-3 です。

FW

 ティモ・ヴェルナー

MF 

 カイ・ハヴァーツ、ハキム・シーエシュ

 マルコス・アロンソ、マテオ・コヴァチッチ、エンゴロ・カンテ、リース・ジェームズ

DF

 アントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセン、セサル・アスピリクエタ

GK

 エデゥアールド・メンディー

 

トゥヘル就任以降、基本的には攻撃時3バック、守備時5バックへと可変する3-4-3を採用しています。

 

CBは、クルト・ズマ、リュディガー、クリステンセンがローテンションで起用されており、

右CBのアスピリクエタはチームキャプテンとして、このチームに欠かせない存在となっています。

現在、怪我で離脱中ですが、チアゴ・シウヴァもおり、層の厚さも十分となっています。

 

中盤は、ジョルジーニョ、カンテ、コヴァチッチの組み合わせがあり、特にカンテは今シーズン、出色の活躍を見せています。

 

このチームで鍵を握るのがウィングバックのポジションです。

マルコス・アロンソはランパード政権下では冷遇されていましたが、トゥヘル就任以降、ベン・チルウェルを差し置いて、スタメンを勝ち取っています。

右ウィングバックには、リース・ジェームズもしくはハドソン=オドイが起用されます。

 

インサイドハーフの位置は、熾烈なポジション争いが繰り広げられており、

新加入のハヴァーツ、シーエシュ、マウント、プリシッチ、ヴェルナーと世界トップクラスの陣容となっています。

 

ワントップの位置は、ジルーの起用の場合もあったり、エイブラハムまたはヴェルナーが務めることが多いです。

 

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チェルシーFC2020-21戦術分析

トゥヘル就任以降、失点数はわずかに2!

これは、トゥヘルの戦術ゆえに成り立っています。

ちなみにこの2ゴールの内訳は、オウンゴールとサウサウプトン戦の南野拓実のゴールとなっており、

同じ日本人としては、少し誇らしいですね!

ランパード政権下では、基本的に4バックだったため、トゥヘルがいかに守備に重点を置いているかわかります。

 

5バックでブロックを形成し、その前にアンカーとして守備職人のカンテを配置します。

5バックにすることにより中央選手間の距離が縮まり、相手選手へのチェックに人数をかけて対応できます。

 

攻撃時には、両ウィングバックがワイドで高い位置を取り、クロスをあげたり、

マルコス・アロンソは空中戦の強さを生かしインナーラップをし、中に合わせる動きも見せます。

 

インサイドハーフの役割は個々の選手によって異なります。

ヴェルナーは、ワントップが降りてきてあけたスペースに飛びだし、ハヴァーツはライン間で受けて前を向きます。

シーエシュは高精度の左足を武器に、逆サイドへのクロスや裏へのパスでチャンスを選出します。

 

その中でもチェルシーで格の違いを見せているのが、メイソン・マウントです。

昨シーズンからレギュラーに定着すると、小刻みなドリブルとテクニカルなパスセンス、インテシティの高いプレーを見せ、

オールラウンダーなプレイヤーへと、今やチェルシーにおいていなくてはならない存在へと成長しました。

 

チェルシーFCの注目選手(キーマンとなる3選手)

ティモ・ヴェルナー

 

今シーズン、ライプツィヒから加入した快速FW

初めて挑む、プレミアリーグの舞台で苦戦中のヴェルナーは、

「自分がもっと点をとっていればランパードは解任されなかった」

などと述べているように責任を感じていいる様子です。

 

快速を生かすために、走り込む裏へのスペースがない場合だと消えてしまうのが課題となっています。

ランパード政権時には、ヴェルナーを生かすための戦術や明確な役割をランパードが与えていないようにも見えたので、

トゥヘルにはぜひとも、ヴェルナーの良さを生かし切るプランが求められると思います。

 

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カイ・ハヴァーツ


5年契約を結んだハヴァーツの移籍金は7100万ポンド(約100億円)

5300万ポンド(約75億円)でライプツィヒから加入したヴェルナーの記録をあっという間に塗り替え、

ドイツ人選手としては史上最高額の移籍金ともにチェルシーへと加入しました。

 

期待感の高さから、シーズン当初はハットトリックを達成し、勢いに乗るかと思われましたが、

ここまで21試合出場で1G2Aと初めて挑むプレミアリーグの舞台で苦しんでいます。

 

純粋なストライカーというよりも、セカンドトップの位置で輝くタイプであり、日本人ではフランクフルトの鎌田大地と似たようなプレースタイルです。

 

ドイツの大器は今後、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

まだまだ21歳と若さ十分なので焦らず成長して欲しいですね。

 

エデゥアールド・メンディー

 

ケパに変わる形でチェルシーの新守護神へと定着したメンディー。

加入前の評判では「なぜ獲得するのか」と実力を疑われていましたが、蓋を開けてみれば圧巻の活躍。

 

ここまで32試合に出場してクリーンシートは脅威の20試合!

セーブ率も78%と初めてのプレミアリーグの舞台で躍動しています。

長い手足を生かしたシュートストップと、読みの鋭さで好セーブを連発。

堅守を誇るチームで欠かせない存在となっています。

 

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チェルシーFC監督

トーマス・トゥヘル

戦術化のドイツ人指揮官。

マインツ時代に指導を受けた岡崎も

「毎週違う練習をやっている。同じメニューだったことは一度もない」

とその練習メニューの豊富さを語っています。

 

自身の代名詞の戦術を持っている監督というよりも、チームに合わせたスタイルを確立し、個々を生かす戦術をとります。

ドルトムント時代や、PSG時代がそうであったように、クラブのフロントとの関係悪化により解任されているため、

同じ二の舞をチェルシーでも踏む可能性は否定できません。

 

トゥヘルには、今シーズンのリーグ戦でのCL出場権確保とCL制覇、さらにはFAカップ制覇という大きな期待がかかることでしょう。

 

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まとめ

以上、新指揮官のもと絶好調のチェルシーについて、最新フォーメーションと戦術、キーマン3選手、監督についてご紹介致しました。

CLでもベスト8に残り、FAカップでも準決勝に進出した新生チェルシー。

新たな監督の元、今シーズンはどこまで飛躍することができるのでしょうか。

 

蒼き魂の戦いにこれからもご注目です!

 

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