こんにちは!
2021年夏の移籍市場で、ボルシア・ドルトムント(BVB)は以前から噂されていたFWジェイドン・サンチョのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が実現しました。
昨シーズン、終盤の連勝でCL圏内になんとか滑り込む形で入ったドルトムントは、
今季チームを立て直すために、マルコ・ローゼをボルシアMGから招へいし、1からチームを作り直している最中です。
欧州屈指の育成力のあるドルトムントにとって、今シーズンも期待のかかる若手選手が台頭し、動きの多い移籍マーケットとなっています。
これからドルトムントがどんなスタメン・フォーメーションで戦っていくのか注目ですね。
そこで本記事では、ドルトムントの最新スタメン、予想フォーメーションを新加入選手の紹介とともに見ていきましょう!
ドルトムントの最新スタメン予想!フォーメーションと新加入注目選手紹介も!【2021-2022シーズン】
ドルトムント最新スタメンはどうなるか予想
GKは、
グレゴール・コベルを予想します。
試合中は非常に集中したプレーで、長距離からのシュートセーブや、PKストップを得意とするGKです。
昨シーズンは、ビュルキとヒッツでローテーションでしたが、その2人に代わり正守護神の座に割って入る存在です。
DFは、
左からゲレイロ、アカンジ、フンメルス、ムニエの並びを予想します。
ゲレイロは複数のポジションをこなせるユーティリティ性と正確なクロスの質を持ちあわせるプレイヤーです。
そこに、アカンジがボールをショートパスで散らす役割を担い、フンメルスがDFラインを統率します。
右SBは補強ポイントでしたが、2021年夏移籍での新選手加入はなく、ムニエが出場することになると予想されます。
昨シーズン終盤は、パフォーマンスのムラが目立ったので、今シーズンは安定したパフォーマンスを期待したいですね。
また、シュルツはドルトムントに加入してから、継続した出場機会を得られてないので勝負の年となるでしょう。
シーズン序盤からCBの怪我が多いため、新加入のポングラチッチやクリバリに出番が回ってくることが多いかもしれません。
MFは、
トップ下にロイス、中盤にレイナ、ベリンガム、アンカーにヴィツェルを予想します。
ドルトムントの象徴的な存在であるロイスは離脱が多いものの、カウンター攻撃には必ずと言っていいほど絡んでくる重要なプレイヤーです。
中盤のレイナ、ベリンガムはともに18歳でまだ経験が浅いものの、ビッグクラブから注目を集める期待の10代です。
レイナはサンチョが着けていた7番を引き継ぎ今シーズンからコンスタントに出場機会が増える見込みです。
また、ベリンガムは運動量の多いプレイヤーで、守備の貢献が多大ですし、
ヴィツェルはアフロヘアが特徴的な選手で、フィジカルがあり守備面で非常にタフな選手です。
ジャンはトルコにルーツをもつドイツ人選手で、当たり負けしないタックルが武器です。CBもでき、ダフートと共に中盤のローテーションには入ってくると予想されます。
なお、アーセナル移籍が噂されていたブラントですが、パスから攻撃を組み立てを見せてくれますが、最後のシュート精度に難ありなので、改善が必要です。
そして、アザールは兄にレアル・マドリードのエデン・アザールをもつウィングの選手です。ドリブルが得意で、常にカウンターの脅威となります。
FWは、
マレンと絶対的なストライカー、ホーランの2トップを予想します。
マレンはセンターフォワードのみならず、左右のウィングとしてもプレーすることが可能で、ゴール前での得点感覚もあって、意外とパススキルが高いのが特徴です。
そして、ホーランは昨シーズンリーグ戦27試合で27ゴールをあげ、
今シーズンも開幕から3ゴールと得点量産の予感を感じさせます。バイエルンのレヴァンドフスキとの得点王争いに注目です。
なお、16歳の神童ムココはレンタル移籍の噂があったものの残留することを決断しました。昨シーズンは途中出場が多く3ゴールにとどまったので、今シーズンはさらなる飛躍に期待したいです。
ドルトムント最新予想フォーメーション①
4-3-1-2
近年は4-3-3が主流で、過去2年ドルトムントでは使われていなかった中盤ダイヤモンド型の新システムです。
選手の距離感が近く、攻撃に移行しやすいことが特徴です。
カウンターの際には、ロイスが前にあがることで前線が3枚となり、流動的な流れで攻撃を仕掛けることができます。
そして、相手が中央に人数をかければ、サイドが空くことになり、ゲレイロがそのスペースを狙います。
攻撃時には、中盤の3枚がボックスに入ることによってエリア内でボールに触れる回数が多くなり、
チャンスの演出を増やすことができます。
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ドルトムント最新予想フォーメーション②
4-3-3
鋭い高速カウンターが武器のドルトムントといえば、昨シーズンも使われていたこのシステムです。
ウィングのロイス、アザールは、幅はとらずにミドルシュートの機会をうかがいます。
中央のホーランを経由して、攻撃を組み立てることが多いので自分で決めきることも、引きつけて周りを生かすこともできるホーランが鍵となりそうです。
なお、中盤の構成は4-3-1-2と同じですが、ホーランの後ろのスペースが空き、そこをカバーするために豊富な運動量が求められます。
押し込んだ形で攻撃が停滞した際には、ムニエ、ゲレイロがオーバーラップし、サイドからクロスをあげることも可能です。
ドルトムント2021-22開幕戦スタメン・フォーメーション
ドルトムントは開幕戦で鎌田、長谷部も先発したフランクフルトと対戦しました。
フォーメーションは4-3-3で、左ロイス、右アザール、中央ホーランの3トップ。
インサイドハーフをベリンガムとレイナが務め、アンカーにダフートを置きました。
左SBシュルツ、フンメルス右ひざの炎しょうで欠場したためヴィツェルがアカンジとCBコンビを組み、コロナ陽性のムニエに代わりパスラックが右SBに入りました。
試合は、ホーランが常にカウンターで脅威になり、2ゴール3アシストと大暴れした結果
ドルトムントが5-2で勝利し、昨シーズンからの連勝記録を8にのばし、クラブレコードタイ記録に並びました。
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ドルトムント新加入注目選手の紹介(2021夏移籍・獲得選手)
ドニエル・マレン
70′ DONNY! Es wäre so verdient…
Weiter, Junge! 👏#BVBTSG 2:1 pic.twitter.com/Gxswcis0d6
— Borussia Dortmund (@BVB) August 27, 2021
注目選手1人目は、
オランダの名門PSVから加入した、ドニエル・マレンです。
移籍金約3000万ユーロ(約39億円)の5年契約で加入しました。
アーセナルの下部組織にも在籍した経験のあるマレンは、
以前から噂されていたドルトムントへの移籍がこの夏、実現する形となりました。
オランダ出身の22歳のFWでPSVでは在籍した3年間で、81試合に出場し40ゴールを挙げる活躍をしています。
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グレゴール・コベル
we got our new hero🧤🦸#Kobel pic.twitter.com/E1lGJ53q8Y
— Borussia Dortmund Supporters Club Mumbai 🖤💛🇮🇳 (@bvbmumbai) August 28, 2021
注目選手2人目は、
日本代表の遠藤航選手も在籍する、シュツットガルトから加入した
グレゴール・コベルです。
移籍金約1500万ユーロ(約20億円)の5年契約で加入しました。
現在、23歳のコベルはスイス出身で、昨シーズンはシュツットガルトでゴールマウスを守り、
33試合に出場し。チームの9位フィニッシュに貢献しチームをけん引しました。
スイス代表ではEURO2020の候補メンバーに選ばれたものの、最終メンバーには惜しくも入ることができませんでした。
マリン・ポングラチッチ
👋 Der #BVB verpflichtet den kroatischen Nationalspieler Marin #Pongracic. Der Innenverteidiger kommt auf Leihbasis vom VfL Wolfsburg für die Saison 2021/22 zu den Schwarzgelben.
— Borussia Dortmund (@BVB) August 31, 2021
注目選手3人目は、
移籍最終日にヴォルフスブルクからシーズンレンタルで加入した
マリン・ポングラチッチです。
クロアチア出身の23歳のDFで、190センチある大型のCBです。
過去にザルツブルク時代では2度のリーグ優勝に貢献していますが、
昨シーズンはヴォルフスブルクで21試合に出場し、2ゴールという成績を残しています。
ヴォルフスブルク時代はブルックス、ラクロワの陰に隠れ主力といえるCBではありませんでしたが、
ドルトムントはザガドゥとフンメルスのケガが多く、計算がたたないため獲得したであろうと考えられます。
ドルトムントで奮起して、サプライズを起こすことを期待しましょう。
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ドルトムント2021-22シーズンの展望
ドルトムントの今シーズンの目標は、やはりリーグ優勝しバイエルンの10連覇を阻止することでしょう。
昨シーズン途中の段階で、今季に向けてマルコ・ローゼ監督を招へいしたことから、今シーズンにかける計画性がうかがえます。
注目選手はアーリン・ホーランです。
昨シーズンは大活躍しCL(UEFAチャンピオンズリーグ)のポジション別最優秀選手にも選ばれました。この選手が何点取るかでドルトムントの順位は大きく変わってくることになります。
今季2021-22のCLグループリーグ組み合わせは、アヤックス、スポルティング、ベシクタシュと同組となり
比較的戦いやすい組に入ったと考えられます。
スポルティング、ベシクタシュとの試合でいかに勝ち点を落とさないようにローテーションしていけるか、
ここが過密日程を戦ううえで、重要になってきそうです。
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ドルトムント2021夏移籍情報(加入・退団)
IN
ドニエル・マレン(PSVより加入)
移籍金約3000万ユーロ(約39億円)の5年契約
マリウス・ヴォルフ(ケルンより加入)
レンタルからの復帰
アブドゥライェ・カマラ(パリ・サンジェルマンより加入)
フリー移籍
マリン・ポングラチッチ(ヴォルフスブルクより加入)
シーズンレンタル
スマイラ・クリバリ(パリ・サンジェルマンユースより加入)
フリー移籍
グレゴール・コベル(シュツットガルトより加入)
移籍金約1500万ユーロ(約20億円)の5年契約
OUT
ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッドへ移籍)
移籍金7300万ポンド(約111億円)の5年契約、1年の延長オプション付き
トーマス・デラネイ(セビージャへ移籍)
移籍金600万ユーロ(約7億7000万円)+ボーナスの4年契約
セルヒオ・ゴメス(アンデルレヒトへ移籍)
フリー移籍の4年契約
レオナルド・バレルディ(マルセイユへ移籍)
移籍金1100万ユーロ+ボーナス
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まとめ
ドルトムントの最新スタメン、予想フォーメーションや新加入選手の紹介、そしてドルトムントの2021-22シーズンの展望についてまとめてみました。
王者バイエルンの牙城を崩すべく、力を示すことができるのか、そして悲願のリーグ優勝達成にも期待がかかります!
立て直しをはかる新生ドルトムントの戦いぶりに注目です(^^)/
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